NEC


2.6.11. マシンの保守操作(ssc maintenance machine)

指定マシンに対して保守操作を行います。

[構文]

ssc maintenance machine Operation <-name MachineName | -fullpath FullPath | -uuid UUID | -mac MAC>

[引数/オプション]

Operation

(必須)

操作内容を指定します。

 poweron: 電源オンします。

 poweroff: 強制オフします。

 reset: リセットします。

 powercycle: パワーサイクルを実行します。

 dump: ダンプを実行します。

 ledon: LEDを点灯します。

 ledoff: LEDを消灯します。

 acpishutdown: ACPIシャットダウンを実行します。

-name MachineName |

-fullpath FullPath |

-uuid UUID |

-mac MAC

設定する対象を指定します。

-name、-fullpath、-uuid、-macは、いずれか1つを指定する必要があります。

 -name: マシンの名称を指定します。

 -fullpath: 対象マシンまでのパスを指定します。

  ・各ビューのマシンまでのパス

  ・ビュータイプを省略した場合、[リソース] ビューのパスとして扱われます。

  ・パスの指定については、「1.7. Path、および GroupPath指定について」を参照してください。

 -uuid: マシンのUUIDを指定します。

  ・UUIDの入力構文: dddddddd-dddd-dddd-dddd-dddddddddddd

   ※ d:0-9、a-f、またはA-F

 -mac: マシンのプライマリMACアドレスを指定します。

  ・MACアドレスの入力構文: xx:xx:xx:xx:xx:xx、またはxx-xx-xx-xx-xx-xx

   ※ x:0-9、a-f、またはA-F

[注]

本コマンドでは、マシンの種別により、できる操作が異なります。詳細は、以下の表に記載します。

種別

poweron

poweroff

reset

powercycle

dump

ledon

ledoff

acpishutdown

物理マシン

(仮想マシンサーバも含む)

仮想マシン

×

×

×

×

物理マシン (仮想マシンサーバも含む) を操作する場合、OOBのアカウントを事前に設定してください。

稼動マシンに対して電源操作を行う場合は、メンテナンスモードをOnにしてください。

[構文例]

 指定マシンに対して電源オン (マシン名指定)
 >ssc maintenance machine poweron -name machine1
 指定マシンに対して強制オフ ([リソース] ビューパス指定)
 >ssc maintenance machine poweroff -fullpath resource:/Group1/machine1
 指定マシンに対してリセット ([仮想] ビューパス指定)
 >ssc maintenance machine reset -fullpath virtual:/VC1/DataCenter/ESXi1
 指定マシンに対してパワーサイクル ([運用] ビューパス指定)
 >ssc maintenance machine powercycle -fullpath operation:/Category/Group/host1
 指定マシンに対してダンプ (ビュー指定なしのパス指定)
 >ssc maintenance machine dump -fullpath Group1/machine1
 指定マシンに対してLEDの点灯 (UUID指定)
 >ssc maintenance machine ledon -uuid 00B9771D-29BB-DB11-8001-003013B8F50D
 指定マシンに対してLEDの消灯 (MACアドレス指定)
 >ssc maintenance machine ledoff -mac 00:31:13:B8:F6:1D
 指定マシンに対してACPIシャットダウン (マシン名指定)
 >ssc maintenance machine acpishutdown -name machine1