NEC


2.9.2. ホストの編集(ssc update host)

ホストの設定内容を編集、または更新します。

[構文]

ssc update host GroupName HostName [-name NewHostName] [-product ProductKey] [-tag TagName] [-changegroup DestinationGroupName] [-p Password] [-priority n] [-emergency <on | off | opened>] [-evacuationpolicy <open | keep>] [-autostartup <on | off>]

[引数/オプション]

GroupName

(必須)

編集、更新するホストが存在するグループを指定します。

グループまでのパスを指定します。

テナント、カテゴリ、モデルは、指定することはできません。

(例: テナント/カテゴリ/グループ)

HostName

(必須)

編集、更新するホスト名を指定します。

[-name NewHostName]

HostNameの設定内容をNewHostNameに更新します。

[-product ProductKey]

プロダクトキーを更新します。

グループのOS種別が以下の場合に、更新することができます。

Windows Client

Windows Server

[-tag TagName]

タグを更新します。

[-changegroup DestinationGroupName]

グループ間移動 (仮想マシンメンテナンス) を行います。

このオプションは、仮想マシンのみ指定することができます。

HostNameの移動先グループを指定します。

グループで稼動している仮想マシンのホストを別のグループに移動させるために、ホストの設定内容を更新します。

モデルまでのパスを指定します。

ホストは、稼動状態 (リソース割り当て済み) である必要があります。

他のオプションと同時に指定することはできません。

(例:テナント/カテゴリ/グループ/モデル、グループ/モデル)

[-p Password]

ホストに設定されている管理者パスワードを使用する場合のパスワードを指定します。

[-priority n]

ホストの優先度を設定します。

"n" には、"1"(最高) から "5"(最低) までの優先度の値を指定して下さい。

[-emergency <on | off | opened>]

非常用ホストを設定します。

 on : 非常用ホストの設定を有効にします。

 off : 非常用ホストの設定を無効にします。

 opened : 非常用ホストの設定を有効にし、開封済にします。

[-evacuationpolicy <open | keep>]

VM退避時の非常用ホスト利用ポリシーを設定します。

 open : 非常用ホストを開封します。

 keep : 非常用ホストを開封しません。

[-autostartup <on | off>]

ホストに割り当てられている仮想マシンに対して、仮想マシンサーバの起動に連動して自動的に起動を行うかどうかを設定します。

このオプションは、仮想マシンのみ指定することができます。

 on : 自動起動を有効にします。

 off : 自動起動を無効にします。

-name、-product、-tag、-changegroup、-p、-priority、-emergency、-evacuationpolicy、-autostartup のうち、いずれか1つは必ず指定する必要があります。

[注]

[構文例]

 >ssc update host Category1/Group-01 Host-001 -name Host-A01
 >ssc update host Category1/Group-01 Host-002
 -product xxxxx-xxxxx-xxxxx-xxxxx-xxxxx
 >ssc update host Category1/Group-01 Host-003 -tag tag001
 >ssc update host Category1/Group-01 Host-003 -p xxxxxx
 >ssc update host Category1/Group-01 Host-003
 -changegroup Category1/Group-02/Mode-0201