NEC


5.1. サブシステムの登録

SSCの[管理]ビューを開き(画面右上の[管理]をクリック)、画面左側のツリービューにある[サブシステム]をクリックすると、「サブシステム一覧」画面が表示されます。

画面右下の[設定]メニューにある[サブシステム追加]をクリックすると、「サブシステム追加」画面が表示されますので、[サブシステム種類]ドロップダウンリストで"VMware vCenter Server"を選択します。

残りの項目は、以下のように設定します。

上記の項目を入力したら、[OK]をクリックしてください。

図 VMware vCenter Serverのサブシステムの登録

VMware vCenter Serverのサブシステムの登録を行うと、VMware vCenter Serverと一緒に、そのvCenter Serverで管理しているESXi、およびESXi上で動作する仮想マシンが、自動的に検出/登録されます。

注:

[マシンを運用グループへ自動登録する]のチェックをオンにしてサブシステム登録を行うと、SSCの全ビューへの登録の処理が行われるため、しばらく時間がかかります。

登録の処理完了後に、「サブシステム一覧」画面の[操作]メニューで[画面更新]をクリックすると、登録されたESXiがサブシステム一覧に表示されます(表示されていない場合は、少し時間を置いて再度[画面更新]をクリックしてみてください)。

図 「サブシステム一覧」画面

もっともESXiが検出されただけでは、仮想マシンの再起動(Failover)などの一部の操作をSSCから実行することができません。

そこで、VMware ESXiの root パスワードを設定します。

[管理]ビューの画面左側のツリービューにある[環境設定]をクリックし、[仮想リソース]タブで、以下の値を設定します。

ヒント:

上記の「環境設定」の[仮想リソース]タブのパスワードの設定は、検出した3台のESXiのパスワードが共通の場合に使用します。各ESXiで異なるパスワードを設定する必要がある場合は、前述の「サブシステム一覧」画面の各ESXiの行の右端にある[編集]アイコンをクリックし、「サブシステム編集」画面で個別にパスワードを設定してください。

図 ESXiのパスワード設定