NEC


8.1.2. Windows ファイアウォールの設定

SSCが管理対象と通信できるように、Windows ファイアウォールに接続を許可する設定を行います。SSCのインストーラでは、Windows ファイアウォールに最低限の接続許可設定を行いますが、管理内容によっては設定を追加しておく必要があります。

今回、仮想マシンの死活監視のために、Windows ファイアウォールの設定を追加します。

死活監視(Ping 監視)のために、ICMP Echo Replyを受信できるようにします。

「セキュリティが強化された Windows ファイアウォール」画面の[受信の規則]をクリックして、規則の一覧を表示します。[操作]メニューから、[新しい規則]をクリックします。

「新規の受信の規則ウィザード」ダイアログが開いたら、各ステップで次のように規則を作成します。

完了後、[受信の規則]の一覧に、[名前]が"SystemProvisioning(ICMPv4)"、[プロトコル]が"ICMPv4"の規則が追加されたことを確認します。

図 セキュリティが強化された Windows ファイアウォール(SystemProvisioning(ICMPv4))

以上の設定が完了したら、管理サーバを再起動してください。