VMware vSphere上に構築されたRed Hat OpenShift Container Platform(OpenShift)の環境をSigmaSystemCenterで管理する場合の構成について説明します。
本環境では、SigmaSystemCenter、vCenter Serverの管理サーバと管理対象の仮想マシンサーバ/仮想マシン群、および、各仮想マシンをコンテナクラスタのノードとするOpenShiftで構成されます。
SigmaSystemCenterは、VMwareの仮想環境を管理するため、VMware環境を管理するvCenter Serverの管理サーバに接続できるようにする必要があります。後述の図では、SigmaSystemCenterの管理サーバが動作する物理サーバ上にあるvCenter Server Appliance(VCSA)に接続する構成としています。
また、SigmaSystemCenterはOpenShiftを制御するためにOpenShiftのクラスタ上で動作するWorload Managerに接続する必要があります。そのため、SigmaSystemCenter管理サーバからOpenShiftのクラスタを構成するノードにネットワークを介して、接続できるようにする必要があります。
なお、コンテナ管理用にWorload Managerを使用しない場合は、OpenShiftのクラスタ上で動作するapiserverに接続できるようにする必要があります。
コンテナ管理用にWorload Managerを使用しない場合は、ンテナクラスタ環境のトポロジやタイムライン表示機能を利用することができません。