以降の項では、マシンの構成変更 (稼動、作成、削除、置換、移動、用途変更など) について、具体的な処理内容について説明します。
各処理項目で使用される記号は、以下があります。
[標準] : VLAN、ストレージなど使用環境に関わらず、必ず処理する項目です。
[Storage] : ストレージを管理する場合に処理する項目です。
[VLAN] : VLANを管理する場合に処理する項目です。
[LB] : ロードバランサを管理する場合に処理する項目です。
[管理NW] : マシンの管理ネットワークが設定されている場合のみ行われる処理です。
[論理マシン] : 論理マシンを操作する場合に処理する項目です。
[P-Flow] : PFCを管理する場合に処理する項目です。
また、SystemProvisioningでは、マシン構成変更や構成変更の際に行う処理を実行する際に、アクションシーケンスを実行します。アクションシーケンスとは、構成変更など一連の動作を定義したもので、SystemProvisioningでは実行中のアクションシーケンスの1つ1つをJobとして管理します。
アクションシーケンスの詳細については、「SigmaSystemCenter リファレンスガイド データ編」の「付録E アクションシーケンスの種類」を参照してください。
マシン稼動時にDPMへマシンを登録する場合、DPM上に指定グループが存在しなければ自動で作成します。しかし、DPMに登録できるグループ数の上限は1,000であるため、それを超えた場合、DPMへのマシン登録が失敗します。上限値は、DPMサーバをインストールしたサーバに下記レジストリを追加することで変更できます。
レジストリキー:HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Wow6432Node\NEC\DeploymentManager
値の名前 : GroupValue
データタイプ : DWORD