SigmaSystemCenterは、Red Hat OpenShift Container Platform(OpenShift)の管理のため、ocコマンドの設定ファイルの接続情報を使用して、OpenShiftに接続を行います。
ocコマンドは、OpenShiftクラスタを運用管理する際に利用するコマンドラインインターフェースです。
次の図のように、ocコマンドは、configファイルの情報を使用して、OpenShiftクラスタ上で動作するAPI Serverにアクセスして、OpenShiftの様々な運用処理を行います。
SigmaSystemCenterは、ocコマンドで使用されているconfigファイルの情報を使用して、OpenShiftに接続を行います。configファイルの情報を使用するために、ocコマンドが使用しているconfigファイルを<SigmaSystemCenterのインストールディレクト>\confフォルダ下にコピーする必要があります。
また、OpenShiftのサブシステム追加時に、configファイルに定義されている接続情報(接続先のクラスタ、名前空間、接続に使用するユーザ)のコンテキストを指定する必要があります。