ブート順位変更シナリオは、UEFIブートに対応した装置で、PXEブートを行うNICのブート順位を先頭に設定するシナリオです
UEFIブートに対応した装置でリストアやディスク複製OSインストール、障害発生時のN+1リカバリを実行すると、PXEブートを行うNICのブート順位が下がり、PXEブートが無効になる場合があります。
このようなケースでは、リストアやディスク複製OSインストール、障害発生時のN+1リカバリ後に対象マシンのOSが起動した時にブート順位変更シナリオを実行してください。
ブート順位変更シナリオを実行すると、ブート順位を元に戻し、PXEブートを有効に戻すことができます。
ブート順位が変更される条件およびブート順位変更方法についての詳細は、以下をご確認ください。
「https://jpn.nec.com/websam/deploymentmanager/list_souchi/DPM_UEFIBootOrder.pdf」
ブート順位変更シナリオは、アプリケーション/パッチ配布の機能を利用するため、変更対象の管理対象マシンは既に構築済みで、DPMクライアントが動作している必要があります。
ブート順位の変更には、以下のBuilt-inシナリオが利用可能です。Windows用とLinux用の2つがあります。
System_WindowsChgBootOrder
System_LinuxChgBootOrder
ブート順位変更シナリオの使用方法の詳細は「DeploymentManager リファレンスガイド Webコンソール編」を参照してください。