SigmaSystemCenterでは、配下の製品・コンポーネントを経由して、管理対象となるマシン、ストレージ、ネットワーク、ソフトウェアのリソースの情報から、管理対象の障害や性能の情報まで、多岐にわたる情報を収集して構成情報データベースに登録する機能を有しています。
本節では、リソースやステータス情報の収集機能について説明します。障害や性能情報の収集については、「2.4. SigmaSystemCenterの監視機能」、「2.7. 性能監視」を参照してください。
リソースやステータス情報の収集機能の主な用途は、次の2つです。
新規に管理対象のリソースの情報をSigmaSystemCenterに登録する。
管理対象の構成や状態の変更をSigmaSystemCenterに反映する。
上記の新規登録のケースで、以下のリソースは、収集を実行した後に明示的に管理対象として登録する操作が別途必要です。
マシン
物理マシン(ブートコンフィグ(vIO)運用でない場合)とパブリッククラウドマシンは、収集実行後に、[マシン登録]で[リソース]ビューに手動で登録する必要があります。
仮想マシンサーバ、仮想マシンについては、収集時に[仮想]ビューと[リソース]ビューに自動登録されるため、登録の操作は必要ありません。
マシンの登録の詳細については、「1.2.1. [リソース]ビューと[仮想]ビューへの登録 - 概要」を参照してください。
ディスクアレイ、ディスクボリューム
一部種類のストレージについてはサブシステム登録時に登録されるものもあります。
ストレージ関連の登録の詳細については、「6.2. ストレージ管理を行うためのシステム構成」を参照してください。
ネットワーク機器
一部種類のネットワーク機器についてはサブシステム登録時に登録されるものもあります。
ネットワーク関連の登録の詳細については、「5.3. ネットワークの管理を行うためのシステム構成」を参照してください。
リソースやステータス情報の収集するための操作はリソースの種類や対象の範囲別に多数あります。収集の操作の詳細について、後述の「1.13.1. 対象範囲別の収集操作一覧」を参照してください。