VNXでは、管理対象マシンとディスクアレイ間の通信パスを管理する方法を複数提供しています。通信パスの管理方法の指定は、フェイルオーバー・モードと呼ばれます。
SigmaSystemCenterは、VNXのディスクアレイ上のディスクボリュームの接続の制御を行う際、ディスクボリュームの接続に関する設定の1つとして、フェイルオーバー・モードの指定を行います。
フェイルオーバー・モードは、既定では4で動作しますが、以下のレジストリを追加することで変更可能です。
EMC社は4を推奨しています。
レジストリキー:HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Wow6432Node\NEC\PVM\Provider\Storage\Clarix 値:failovermode(DWORD) 設定可能な値 0~4(レジストリキー/値がない場合や範囲外の指定の場合、4で動作)
各指定値の意味や効果について、VNXのマニュアルや公開資料を十分に確認の上、変更を行ってください。