グループプロパティ設定の [プールマシン使用方法]、[最大稼動台数]、[スケールアウト数] に従ってリソース割り当てを実行します。
グループで稼動中のマシンの中に電源オン可能なものがあれば、該当のマシンを起動し、存在しなければ、プールからマシンを追加します。
以下の操作が対象となります。
[運用] ビュー - [スケールアウト]
ssc scaleout
ポリシーのアクション グループ操作 / スケールアウト マシン追加
順番 |
処理項目 |
処理内容 |
---|---|---|
1 |
[標準] グループ設定情報の取得 |
指定グループに設定されている情報を元に追加するマシンの数を取得します。 |
2 |
[標準] マシン稼動 |
1で取得した数の稼動マシンの追加を実行します。 |
3 |
[標準] リストの作成 |
指定したグループで稼動中のマシンのリストを作成します。 |
4 |
以下の処理を繰り返し、電源オン可能な1つのグループのプールのみに所属しているマシンを探します。 見つかった場合、6の処理に進みます。見つからない場合、5の処理に進みます。 | |
[標準] マシンの選択 |
3で作成したリストから単独のグループプールのみに所属しているマシンを選択します。 | |
[標準] マシンの状態確認 |
選択されたマシンの状態をチェックします。 マシンの状態が、"処理中"、"故障"、"メンテナンス中"、"電源オン"、"異常終了" のいずれにも該当しない場合、操作対象となります。 また、グループのプロパティで設定した最大稼動台数を超える場合、該当のマシンは操作の対象外となります。 | |
5 |
以下の処理を繰り返し、電源オン可能な複数のグループプールに所属するマシンを探します。 見つかった場合、6の処理に進みます。見つからない場合、10の処理に進みます。 | |
[標準] マシンの選択 |
3で作成したリストの中から複数のグループプールに所属しているマシンを選択します。 | |
[標準] マシンの状態確認 |
選択されたマシンの状態をチェックします。 マシンの状態が、"処理中"、"故障"、"メンテナンス中"、"電源オン"、"異常終了" のいずれにも該当しない場合、操作対象となります。 また、グループのプロパティで設定した最大稼動台数を超える場合、該当のマシンは操作の対象外となります。 | |
6 |
[標準] 構成情報の更新 |
マシンのステータスを "処理中" に更新します。 |
7 |
[標準] マシンの起動 |
マシンを起動します。 |
8 |
[標準] 構成情報の更新 |
マシン処理完了ステータスなどを更新します。 |
9 |
処理終了 | |
10 |
[標準] リストの作成 |
指定したグループのプールに存在するマシンのリストを作成します。 |
11 |
[標準] マシンの選択 |
10で作成したリストから1つのグループのプールのみに所属しているマシンを選択します。 |
12 |
[標準] ホスト設定の検索 |
指定したグループに使用可能なホスト設定が存在するかチェックします。 |
13 |
[標準] マシンの状態確認 |
選択されたマシンの状態をチェックします。 マシンの状態が、"処理中"、"故障"、"メンテナンス中"、"異常終了" のいずれにも該当しない場合、操作対象となります。 また、グループのプロパティで設定した最大稼動台数を超える場合、該当のマシンは操作の対象外となります。 |
14 |
以下の処理を繰り返し、グループで稼動可能な複数のグループプールに所属しているマシンを探します。 見つかった場合、18の処理に進みます。見つからない場合、15の処理に進みます。 | |
[標準] マシンの選択 |
10で作成したリストから複数のグループのプールのみに所属しているマシンを選択します。 | |
[標準] ホスト設定の検索 |
指定したグループに使用可能なホストが存在するかどうかチェックします。 | |
[標準] マシンの状態確認 |
選択されたマシンの状態をチェックします。 マシンの状態が、"処理中"、"故障"、"メンテナンス中"、"異常状態" のいずれにも該当しない場合、操作対象となります。 また、グループのプロパティで設定した最大稼動台数を超える場合、該当のマシンは操作の対象外となります。 | |
15 |
[標準] リストの作成 |
指定したグループの中から、"グループプールに有効なマシンがない場合、未使用のマシンの中からマシンを選択する" がグループプロパティに設定され、かつ使用可能なホスト設定が存在するグループのリストを作成します。このとき、グループのプライオリティの高い順に作成します。 また、共通プールに存在するマシンのリストを作成します。 |
16 |
17の処理を繰り返し、グループで稼動可能な共通プールに存在するマシンを探します。 見つかった場合、18の処理に進みます。見つからない場合、ジョブが異常終了します。 | |
17 |
[標準] マシンの状態確認 |
15で作成したリストから、グループ、マシンを選択し、以下のチェックを行います。
また、グループのプロパティで設定した最大稼動台数を超える場合、該当のマシンは操作の対象外となります。 |
18 |
[標準] 構成情報の更新 |
マシンのステータスを "処理中" に更新します。 |
19 |
[論理マシン] 論理マシンの作成 |
論理マシンを作成します。 |
20 |
[論理マシン] マシンプロファイルの同期 |
マシンプロファイルと論理マシンの情報を同期します。 |
21 |
[論理マシン] 構成情報の更新 |
マシンのステータスを "処理中" に更新します。 |
22 |
[論理マシン] 論理マシンをDPMへ登録 |
論理マシンをDPMに登録します。失敗した場合は、ステータスを異常として処理を終了します。 |
23 |
[標準] ホスト設定の割り当て |
グループに定義したホスト設定 (ホスト名、IPアドレスなど) から未使用のものを割り当てます。 |
24 |
[論理マシン] 構築時配布ソフトウェアの配布 |
ホスト設定、モデル、グループに登録されている構築時配布ソフトウェアを配布します。 |
25 |
[Storage] ストレージ (ディスクボリューム) の接続 |
ホスト設定、モデル、グループに定義しているディスクボリュームをマシンに接続します。 OS配布がある場合は、Bootディスクのみ接続します。 |
26 |
[VLAN] VLAN設定 |
マシンを接続しているスイッチポートをVLANに登録します。 |
27 |
[P-Flow] P-Flowの設定 |
PFCにP-Flowの設定を反映します。 |
28 |
[標準] 稼動時配布ソフトウェアの配布 |
マシン、ホスト設定、モデル、グループに登録されている稼動時配布ソフトウェアを配布します。
|
29 |
[Storage] ストレージ (ディスクボリューム) の接続 |
25でBootディスクだけ接続した場合に、データディスクの接続設定がある場合、接続を行います。 その後、ディスクスキャンをサポートしている場合は、ディスクスキャンを実行、サポートしていない場合は、再起動することで接続したディスクの認識を行います。 |
30 |
[標準] マシンの起動 |
マシンを起動します。 |
31 |
[標準] 仮想マシンサーバの設定 |
対象が仮想マシンサーバの場合にグループの設定を反映させます。 |
32 |
[標準] 仮想ネットワークの設定 |
対象が仮想マシンサーバの場合に仮想ネットワークを設定します。 |
33 |
[標準] 稼動時配布ソフトウェアの配布 |
28でOSのみを配布した場合、OS以外の稼動時配布ソフトウェアの配布を行います。 |
34 |
[管理NW] ESMPRO/ServerManagerへ登録 |
マシンをESMPRO/ServerManagerの監視対象へ登録します。 |
35 |
[標準] マシン情報の取得と更新 |
ESMPRO/ServerManagerからマシンのハードウェア情報などを収集し、構成情報データベースに反映します。 |
36 |
[LB] ロードバランサグループへ登録 |
マシンをロードバランサグループの分散ノードに登録します。 |
37 |
[標準] 構成情報の更新 |
マシン処理完了ステータスなどを更新します。 |