ポリシーアクションとは、SigmaSystemCenterのポリシー制御により、監視機能で検出されたイベントに対する処置として、自動実行されるアクションのことです。ポリシーアクションの定義は、関連付けるイベントと一緒にポリシー規則の設定で行います。
ポリシー規則では、ポリシーアクションを最大で30まで設定することができます。複数を設定した場合、基本的に設定順に上からポリシーアクションが実行されます。実行条件の指定により、先に実行済みのポリシーアクションの実行結果により実行可否が判断されるように指定することも可能です。「 2.2.4. 複数アクションのフロー制御 」 を参照してください。
各標準ポリシーでは、ポリシーアクションは、想定される管理対象の環境や運用内容に適するように設定されています。
ポリシーアクションは、以下の表のように、実行対象の範囲や実行内容の違いにより、複数種類のグループに分けられます。
分類 |
詳細 |
該当アクション |
説明 |
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通報 |
- |
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イベントの情報や実行したポリシーアクションの情報について、指定の通報先へのメール通報やイベントログへの書き込みを行います。 |
マシン設定 |
- |
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イベントが発生したSigmaSystemCenter上の管理対象マシンのステータス情報変更や管理対象マシンの状態の確認を行います。 デバイス用のポリシーでも関連する稼動マシン(1台のみ)に対するアクションとして設定可能です。 |
管理対象マシンのプロビジョニング |
マシン操作 |
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イベントが発生した管理対象マシンへのプロビジョニングを行います。 デバイス用のポリシーでは、以下のようにプロビジョニングを行います。
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グループ操作 |
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イベントが発生したグループ内の任意、または特定の管理対象マシンへのプロビジョニングを行います。 | |
VMS 操作 |
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イベントが発生した仮想マシンサーバのプロビジョニングや、イベントが発生した仮想マシンサーバ上の特定仮想マシンのVM移動を行います。 デバイス用のポリシーでも関連する稼動マシン(1台のみ)に対するアクションとして設定可能です。 | |
管理対象デバイス |
デバイス操作 |
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イベントが発生した管理対象デバイスへの対処を行います。 |
ローカルスクリプト実行 |
- |
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指定のローカルスクリプトの実行を行います。 |
アクションのフロー制御 |
- |
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アクション実行待機や実行結果のリセットを行います。 |
各ポリシーアクションの説明については、「SigmaSystemCenter リファレンスガイドデータ編」の「1.4. ポリシーのアクション一覧」を参照してください。