ボリューム最適作成機能は、以下の基準により、ディスクボリュームを作成するストレージプールを選択します。
選択基準 |
作成先ストレージプールの選択方法 |
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ディスクアレイ |
指定したディスクアレイに所属するストレージプールを候補とします。 指定がない場合は、すべての管理中ディスクアレイに所属するストレージプールを候補とします。 |
ストレージプールタグ |
指定したタグを持つストレージプールを候補とします。 タグを複数指定している場合は、すべてのタグを持つストレージプールを候補とします。 |
ストレージプール空き容量 |
作成するディスクボリュームのサイズ以上の空き容量があるストレージプールを候補とします。 ディスクボリューム作成後に、指定された最低空き容量(※1)が確保可能なストレージプールのみを候補とします。 |
優先度 |
指定された優先度判定ルール(※2)に基づいて、各ストレージプールの優先度を判定し、優先度の高いストレージプールを候補とします。 |
ストレージプールステータス |
ストレージプールのステータス判定ルール(※3)に基づいて、各ストレージプールのハードウェアステータスを判定し、候補とします。 |
(※1) ディスクボリューム作成後のストレージプール最低空き容量は以下のレジストリ値によって設定します。
キー : HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Wow6432Node\NEC\PVM\Engine
値 (型) : BindDiskVolume_PoolCapacitySurplus (REG_DWORD)
既定値は100 (単位はMB)
(※2) ストレージプールの優先度判定ルールは以下のレジストリ値によって設定します。
キー : HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Wow6432Node\\NEC\PVM\Engine
値 (型) : BindDiskVolume_Algorithm (REG_DWORD)
1 : 空き容量が大きいストレージプールを優先 (既定値)
2 : 空き容量が指定サイズに近いストレージプールを優先
(※3) ストレージプールのステータス(ハードウェアステータス)判定ルールは以下のレジストリ値によって設定します。
キー : HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Wow6432Node\\NEC\PVM\Engine
値 (型) : BindDiskVolume_PoolStateSelection (REG_DWORD)
0 : ストレージプールのステータス判定ルールを適用しない
1 : 正常なストレージプールのみ選択する (既定値)
2 : 正常、または、一部故障のストレージプールを選択する