死活監視

仮想マシンサーバの稼動状況、管理サーバと仮想マシンサーバ間の接続監視

VMSアクセス不可、ターゲットアクセス不可

イベント通知、別仮想マシンサーバへの仮想マシンの退避

• 監視対象の環境により、監視方法が異なる。環境によっては、監視のための設定が必要。

• 障害のイベントの対応は、基本的な標準ポリシーで定義されている。

• 「 2.5. 死活監視 」 参照。

BMC死活監視

仮想マシンサーバのBMCへの接続監視

ターゲットアクセス不可

イベント通知

• OOB管理の設定が必要。

• 専用の標準ポリシー「標準ポリシー(稼働マシンBMC死活)」から作成したポリシー追加が必要。

• 「 2.5.6. BMC死活監視 」 参照。

ハードウェア監視

BMCの利用による仮想マシンサーバのHW状態の監視

HW予兆：ファン/冷却装置異常、ファン/冷却装置異常(復旧不能)、HW予兆：電圧異常、電圧異常(復旧不能)、HW予兆：電源装置異常、HW予兆：冷却水漏れ、HW予兆：筺体温度異常、筺体温度異常(復旧不能)、CPU温度異常、CPU障害、CPU縮退障害、メモリ障害、メモリ縮退障害

イベント通知、別仮想マシンサーバへの仮想マシンの退避

• OOB管理かESMPRO/ServerManager経由の監視の方法がある。監視対象の環境によりどちらかを使用する。監視のための設定が必要。

• 障害のイベントの対応は、基本的な標準ポリシーで定義されている。

• 「 2.6. ハードウェア監視 」 参照。

SystemMonitorによる性能監視

VM最適配置における仮想マシンサーバの負荷状態の監視、収集性能データの閾値監視

高負荷検出(SysmonPerf)、低負荷検出(SysmonPerf)、CPU高負荷、メモリ不足、性能情報と監視種類の組み合わせのイベント(ポリシーに追加の定義が必要)

VM最適配置による負荷分散、省電力、イベント通知

• SystemMonitor性能監視をインストールする必要がある。

• 運用グループ/モデルで[性能監視]タブの設定が必要。

• 閾値監視の設定は、VM最適配置用以外の監視は監視プロファイル設定で閾値監視の設定追加が必要。

• 一部の負荷障害について、標準ポリシーに定義されている。標準ポリシーで定義されていない性能情報の閾値超過イベントについて、ポリシー規則の追加が必要。

• 「 2.7.3. SystemMonitor性能監視の概要 - 性能履歴情報の収集、蓄積、閲覧、閾値監視 」 参照。

ストレージパス監視

仮想マシンサーバとストレージ間の接続監視

ストレージパス接続切断、ストレージパス冗長性低下、ストレージパス冗長性喪失、ストレージパス間欠障害(ストレージパス間欠障害は追加の定義が必要)

イベント通知、別仮想マシンサーバへの仮想マシンの退避

• 監視対象がVMware(vCenter Server管理)のESXiの場合、専用の標準ポリシー「ストレージパス障害用ポリシー」から作成したポリシー追加により監視が可能。

• 「 2.8.1. ストレージパス監視 」 参照。

ネットワークパス監視

仮想マシンサーバと外部ネットワーク機器間の接続監視

ネットワークパス接続切断、ネットワークパス冗長性低下

(それぞれポリシーに追加の定義が必要)

イベント通知、別仮想マシンサーバへの仮想マシンの退避

• 監視対象がVMware(vCenter Server管理)のESXiの場合、イベントに対応するポリシー規則の追加により監視が可能。

• 「 2.8.2. ネットワークパス監視 」 参照。

vSAN監視

vSAN環境の構成に関する監視

ハードディスク障害

イベント通知

• 監視対象がvSAN環境上のVMware(vCenter Server管理)のESXiの場合、専用の標準ポリシー「vSAN障害用ポリシー」、「vSAN予兆障害用ポリシー」から作成したポリシー追加により監視が可能となる。

• 「 2.8.4. vSAN環境の監視 」 参照。

UPS監視

停電などUPSに関連する障害の監視

UPS停電

UPSに接続する全マシンのシャットダウン

• ESMPRO/AutomaticRunningControllerが必要。監視の概要は、「 2.8.5. UPSの監視の連携について 」 参照。

• UPSの登録や標準ポリシー「標準ポリシー (UPS)」から作成したポリシーのUPSへの設定で利用が可能となる。「 1.2.10. [リソース]ビューへの登録 - UPS(ESMPRO/AutomaticRunningController管理) 」 参照。