通常、Built-inのマスタマシンセットアップシナリオを利用して同様の作業を実行することができるため、実施する必要はありませんが、手動作業は以下の通りです。対象のOSがLinuxの場合は、「1.4.10. LinuxRepSetUpについて」を参照してください。
マスタマシン(マスタVM)上で下記を行います。
Administrator アカウントを有効にし、Administrator アカウントにログオンした状態で以下の作業を行ってください。
ワークグループに参加します。
DPMのSysprepモジュールをコピーします。
SigmaSystemCenterの媒体にある\DPM\TOOLS\ExpressSysprep\Windows\Copy-ExpressSysprep.vbsを実行し、DPMのSysprep用モジュールをマスタマシンのc:\Sysprep(システムドライブがc:の場合)にコピーします。
Sysprepフォルダ上のExpress-Server.iniを設定します。
ServerIPはDPM管理サーバのIPアドレス、FTUnicastPortは、DPM管理サーバ側のFTUnicastPortの設定と同じポート番号を記載します。
FTUnicastPortの既定値は26508ですが、DPM管理サーバ側で<インストールフォルダ>\PXE\Images\Port.iniにあるFTUnicastPortの設定を変更している場合は、記述を変更してください。
なお、SigmaSystemCenter3.0以前のバージョンからDPM管理サーバをアップグレードした場合、DPM管理サーバ側の設定値は56023となるため、設定変更が必要です。