Differential Cloneの利用において、作成した仮想マシンのイメージの管理作業は重要です。
仮想マシン作成直後はマスタVMと仮想マシンの差が少ないためOS差分容量は小さいですが、仮想マシンを使用するうちに肥大化していき、仮想マシンの性能などに影響が発生します。そのため、差分容量が小さくなるように定期的に初期状態に戻す作業を行う必要があります。
SigmaSystemCenter では、再構成(Revert)を利用することで、上記の作業を実施することができます。OSのスケジュール機能とsscコマンドの組み合わせで、定期的に再構成(Revert)を実行することも可能です。
拡張ディスクについては、初期状態に戻さず、データを維持するように動作します。また、UUIDの情報も変更されず維持されるため、再構成(Revert)後も同一マシンとして管理することができます。
関連情報: スマートグループを活用した再構成 (Revert) 方法については、「1.7.1 スマートグループを活用した再構成 (Revert) の実施」を参照してください。