1.2.3. Message Router 用の設定

Message Routerの設定ファイルは次のディレクトリ配下に格納されます。

/opt/nec/pf/ice/msgrouter_core/conf/

設定ファイルの大部分はICE Coreのcore_config.jsonと同じですので、ここではMessage Router固有の設定項目を説明します。それ以外の設定項目の詳細は機能ガイド - ICE Coreを参照してください。

• core_config.json

amqp.server.protcol

AMQPブローカー（RabbitMQ）に接続する際のプロトコルです。”amqp”を指定します。

amqp.server.host

AMQPブローカー（RabbitMQ）のホスト名を指定します。

amqp.server.port

AMQPブローカー（RabbitMQ）のポート番号を指定します。標準のポート番号は5672です。

amqp.server.user

AMQPブローカー（RabbitMQ）の認証ユーザ名を指定します。

amqp.server.password

AMQPブローカー（RabbitMQ）のパスワードを指定します。

amqp.connect_option.interval

AMQPブローカー（RabbitMQ）との接続を試行する間隔（ミリ秒）です。

初回起動時にAMQPブローカーと接続できなかった場合や、AMQPブローカーとの接続が切れた場合は、この時間の間隔で再接続を試行します。

mongodb.url

MongoDBに接続するためのURLを指定します。

(例：localhost, 22403ポート, データベース名 rawdata に接続する場合)
mongodb://localhost:22403/rawdata
(例：localhost, 22403ポート, データベース名 rawdata , ユーザ/パスワード iotuser/iotuserに接続する場合)
mongodb://iotuser:iotuser@localhost:22403/rawdata