NEC Cloud IaaS環境をSigmaSystemCenterで管理する場合の初期作業の一例を説明します。
以下の手順は、NEC Cloud IaaSのサーバを管理可能な状態にするまでの作業の流れを説明しています。
詳細な手順については、インストレーションガイドやコンフィグレーションガイド、NEC Cloud IaaSの各種ガイド、および設計書を参照してください。
NEC Cloud IaaS環境の準備
NEC Cloud IaaS上にサーバ、仮想LAN、監視設定を構成し、利用可能な状態にする。
APIでアクセスするユーザを作成し、NEC Cloud IaaSポータルからテナントIDを確認する。
(テナントID:TenantID、ユーザID:UserID、パスワード:NciPswdとする。)
NEC Cloud IaaSのAPIエンドポイント情報、およびクライアント証明書を取得する。
管理サーバにOS/SigmaSystemCenter等のインストール、初期設定を行う
管理サーバにWindowsをインストールする。
IIS、ASP.NETをインストールし、その後SigmaSystemCenterをインストールする。
管理サーバにNEC Cloud IaaSのクライアント証明書を配置する。
SigmaSystemCenterのライセンス、サブシステム追加を行う
SigmaSystemCenterのライセンス登録後、PVMServiceを再起動する。
サブシステム: NEC Cloud IaaSを、URLにAPIエンドポイントアドレス、アカウントにTenantID/UserID、パスワードにNciPswdを指定して追加する。
複数リージョンを管理する場合、リージョン毎に登録を行う。
ポリシーをPolicyの名前で作成する。
NEC Cloud IaaSのマシンを登録
[リソース]ビュー上でグループRGroupを作成する。
Rgroupに[マシン登録]でNEC Cloud IaaSのサーバを登録する。
パブリッククラウドの運用グループの作成
[運用]ビュー上で、パブリッククラウド用のグループGroupを作成する。
OS種別は管理するNEC Cloud IaaSのサーバ上で動作するOS種別を指定する。
ポリシーには、Policyを設定する。
運用グループにホスト設定を追加
[運用]ビュー上で、グループGroupにホストCloudServerを作成する。
マスタマシン登録の実行
ホストCloudServerに対し、NEC Cloud IaaSのサーバをマスタマシン登録で割り当て、稼動状態にする。