NetApp(NAS)のストレージ制御に関する概念は下記の図の通りです。
ディスクボリューム接続制御は、NetApp(NAS)では「NFS Exports」と呼んでいます。 NetApp(NAS)において、「NFS Exports」とは、「/etc/exports」ファイルにNFSクライアント情報とVolume情報を登録する制御です。
この「NFS Exports」の制御により、管理対象マシンからVolumeへのアクセスがNetAppから許可され、管理対象マシンはVolumeにアクセスできるようになります。
「/etc/exports」ファイルとは、ファイルシステムのアクセスコントロールリストで、どのファイルシステムを NFS クライアントにエクスポート (export) してよいか、という情報を保持するファイルです。
SigmaSystemCenterでは、ホスト設定上で設定したホスト名、またはIPアドレスとディスボリューム情報でアクセスコントロールを行います。
接続制御の際、ディスクアレイに接続して制御を行うため、Data ONTAPのIPアドレス、アカウントの接続情報が必要です。