管理対象の仮想マシンをグループで稼動します。
テナント、カテゴリ、グループ、モデルのいずれかで、DPMサーバを設定しないと、リソース割り当てを行っても、稼動時配布ソフトウェアの配布は行われません。作成された仮想マシンは、ソフトウェアは配布されずにグループで稼動状態になります。
この状態の仮想マシンにソフトウェアを配布するには、DPMへのマシン登録作業を行った後、ソフトウェアの再配布などを実行してください。
仮想マシンのゲストOSがWindows Vistaの場合、リソース割り当て / スケールアウト時の固有情報反映は1回に制限されています。リソース割り当て / スケールアウトを実施した仮想マシンを、再度、グループで稼動させる場合は、マスタマシン登録を利用してください。
グループ、モデルのソフトウェア設定に登録されているテンプレートのタイプがDisk Clone (スタンドアロンESXi / Hyper-V / Xen / KVMで作成)、およびDifferential Clone (スタンドアロンESXi / Hyper-V / Xen / KVMで作成) の場合はリソース割り当てを行うことはできません。
グループ、モデルのソフトウェア設定に登録されているテンプレートのタイプがHW Profile Clone (スタンドアロンESXi / Hyper-Vで作成) の場合は、使用するリストアシナリオの実行動作設定で、「シナリオ開始時に対象マシンのOSを再起動する」を指定する必要があります。
詳細については、「DeploymentManagerリファレンスガイド Webコンソール編」の「3.13.5 「オプション」タブ」を参照してください。また、電源オンの仮想マシンに対して実行する場合、以前に稼動していた同じホスト設定でなければリソース割り当てが失敗します。仮想マシンの電源をオフにするか、同じホスト設定に対してリソース割り当てを行ってください。
以下の操作が対象となります。
[運用] ビュー - [アクション] メニュー - [リソース割り当て] - [自動選択]
[運用] ビュー - [アクション] メニュー - [リソース割り当て] - [手動選択] - [グループプールから]
[運用] ビュー - [アクション] メニュー - [リソース割り当て] - [手動選択] - [共通プールから]
pvmutl add
pvmutl addspecname
ssc assign machine
順番 | 処理項目 | 処理内容 |
---|---|---|
1 | [標準] 指定マシンの稼動確認 | 指定したマシンが他のグループで稼動していないことをチェックします。 |
2 | [標準] ホスト設定の検索 |
|
3 | [標準] マシンの状態確認 | 指定したマシンの状態が "処理中" でないことを確認します。 |
4 | [標準] 構成情報の更新 | マシンのステータスを "処理中" に更新します。 |
5 | [標準] ホスト設定の割り当て | グループに定義したホスト設定 (ホスト名、IPアドレスなど) から指定したものを割り当てます。 |
6 | (vCenter Serverから管理しているESX / ESXi 上の仮想マシンのみ) [標準] マシンの固有情報反映 | マシンの固有情報反映 (ホスト名、IPアドレスなど) を行います。マシンの電源状態がオンの場合は、一度シャットダウンが行われてから実行されます。 |
7 | [標準] DPMへのマシン登録 | テナント、カテゴリ、グループ、モデルのいずれかにDPMへのマシン登録情報が設定されている場合は、追加したマシンをDPMに登録します。失敗した場合はステータスを異常として処理を終了します。 |
8 | [標準] アカウント情報の登録 | ホストプロファイルに設定された[OSの操作]の指定があるアカウントを、マシンのアカウント情報にIBタイプのアカウントとして登録します。 |
9 | [標準] 稼動時配布ソフトウェアの配布 | マシン、ホスト設定、モデル、グループに登録されている稼動時配布ソフトウェアを配布します。 |
10 | [標準] マシンの起動 | マシンを起動します。 |
11 | [LB] ロードバランサグループへ登録 | マシンをロードバランサグループの分散ノードに登録します。 |
12 | [標準] 構成情報の更新 | マシンの処理完了ステータスなどを更新します。 |
13 | [標準] サービス設定の更新 | ホストプロファイルに設定された起動時実行サービス設定の情報をもとにマシンのサービス設定を更新します。 |
順番 | 処理項目 | 処理内容 |
---|---|---|
1 | [標準] リストの作成 | 指定したグループのプールにいるマシンのリストを作成します。 |
2 | 以下の処理を繰り返し、グループで稼動可能な1つのグループのプールのみに所属しているマシンを探します。 見つかった場合、6の処理に進みます。見つからない場合、3の処理に進みます。 | |
[標準] マシンの選択 | 1で作成したリストから1つのグループのプールのみに所属しているマシンを選択します。 | |
[標準] ホスト設定の検索 |
| |
[標準] マシンの状態確認 | 選択されたマシンの状態をチェックします。 マシンの状態が、"処理中"、"故障"、"メンテナンス中" のいずれにも該当しない場合、操作対象となります。 | |
3 | 以下の処理を繰り返し、グループで稼動可能な複数のグループプールに所属しているマシンを探します。 見つかった場合、6の処理に進みます。見つからない場合、4の処理に進みます。 | |
[標準] マシンの選択 | 1で作成したリストから複数のグループプールに所属しているマシンを選択します。 | |
[標準] ホスト設定の検索 |
| |
[標準] マシンの状態確認 | 選択されたマシンの状態をチェックします。 マシンの状態が、"処理中"、"故障"、"メンテナンス中" のいずれにも該当しない場合、操作対象となります。 | |
4 | [標準] リスト作成 | 指定したグループの中から、"グループプールに有効なマシンがない場合、未使用のマシンの中からマシンを選択する" が設定され、かつ使用可能なホスト設定が存在するグループのリストを作成します。このとき、グループのプライオリティの高い順に作成します。 また、共通プールに存在するマシンのリストを作成します。 |
5 | 以下の処理を繰り返し、グループで稼動可能な共通プールに存在するマシンを探します。 見つかった場合、6の処理に進みます。見つからない場合、ジョブが異常終了します。 | |
[標準] マシンの状態確認 | 4で作成したリストから、グループ、マシンを選択し、以下のチェックを行います。
| |
6 | [標準] 構成情報の更新 | マシンのステータスを "処理中" に更新します。 |
7 | [標準] ホスト設定の割り当て | グループに定義したホスト設定 (ホスト名、IPアドレスなど) から指定したものをマシンに割り当てます。 |
8 | [標準] マシンの割り当て | グループプロパティ設定の [プールマシン使用方法] に従って、プールから仮想マシンを選択します。 |
9 | (vCenter Serverから管理しているESX / ESXi上の仮想マシンのみ) [標準] マシンの固有情報反映 | マシンの固有情報反映 (ホスト名、IPアドレスなど) を行います。マシンの電源状態がオンの場合は、一度シャットダウンが行われてから実行されます。 |
10 | [標準] DPMへのマシン登録 | テナント、カテゴリ、グループ、モデルのいずれかにDPMへのマシン登録情報が設定されている場合は、追加したマシンをDPMに登録します。失敗した場合は、ステータスを異常として処理を終了します。 |
11 | [標準] アカウント情報の登録 | ホストプロファイルに設定された[OSの操作]の指定があるアカウントを、マシンのアカウント情報にIBタイプのアカウントとして登録します。 |
12 | [標準] 稼動時配布ソフトウェアの配布 | マシン、ホスト設定、グループに登録されている稼動時配布ソフトウェアを配布します。 |
13 | [標準] マシンの起動 | マシンを起動します。 |
14 | [LB] ロードバランサグループへ登録 | マシンをロードバランサグループの分散ノードに登録します。 |
15 | [標準] 構成情報の更新 | マシンの処理完了ステータスなどを更新します。 |
16 | [標準] サービス設定の更新 | ホストプロファイルに設定された起動時実行サービス設定の情報をもとにマシンのサービス設定を更新します。 |