OSやアプリケーションのインストールなどで使用する光学ドライブの設定です。設定により、仮想マシンの光学ドライブの追加、削除を行うことができます。
XenServerでは、光学ドライブを利用できません。
光学ドライブにマウントする媒体は、データストア上のISOイメージのファイル名を指定して行います。使用するISOイメージファイルは、対象の仮想マシンが動作する仮想マシンサーバのデータストア上に格納しておく必要があります。VMwareの場合、格納先がデータストア配下の任意のフォルダであるISOイメージもマウント対象として利用可能です。Hyper-Vの場合、データストア直下か、そのデータストア直下の名前が"ISO"のフォルダにあるISOイメージのみが利用可能です。KVMの場合、データストア直下にあるISOファイルのみ利用できます。サブフォルダにあるISOイメージは利用できません。
既定では、「仮想マシンエージェント for Hypervisor」のISOイメージファイルが利用可能です。「仮想マシンエージェント for Hypervisor」は、VMware Tools(VMware)/統合サービス(Hyper-V) のインストーラが収録されたISOイメージで、光学ドライブ管理とVM編集の操作のときに指定可能です。
光学ドライブの設定は、以下の操作を実行するときに行います。マシンプロファイルに光学ドライブの設定はありません。光学ドライブを追加し、光学ドライブにISOイメージファイルを指定すると、仮想マシンにISOイメージがマウントされ、仮想マシン上で利用できるようになります。光学ドライブの削除や、光学ドライブ「設定なし」にした場合は、仮想マシンからISOイメージがアンマウントされます。
新規リソース割り当て時に[OSを手動でインストールする]を選択した場合
光学ドライブ管理
VM編集
VM作成(テンプレート指定なし)
追加可能な光学ドライブの数は最大で4までです。Hyper-Vの場合、3までです。光学ドライブで使用可能なコントローラはIDE0、IDE1のみのため、システムディスク、拡張ディスクで既にIDE0、IDE1が使用されている場合は、追加可能な数は前記の上限より減ります。コントローラの説明については、「4.3.9. 拡張ディスクの設定」を参照してください。