Full Cloneでは、マスタVMから作成した各仮想化基盤製品の標準テンプレートを元に、仮想マシンが作成されます。
各仮想化基盤製品の標準テンプレートは、SigmaSystemCenterに取り込んで利用することができます。
Full Cloneで作成した仮想マシンは、標準テンプレートのイメージがそのままコピーされたものです。
Full Cloneは、VMware、XenServerで利用することができますが、ホスト名、IPアドレスなどのゲストOSの固有情報設定機能はVMwareのみで利用できます。
VMwareにおけるゲストOSへの固有情報の設定は、vCenter Serverを利用して行われます。
XenServerは仮想マシン作成後にホスト名、IPアドレスなどの情報を手動で変更する必要があります。
Full Cloneで仮想マシンを作成する手順については、「1.4.13. イメージ展開の利用例-Full Clone、Disk Clone、Differential Clone (vCenter Server) -」を参照してください。