1. はじめに¶
本書は、『CLUSTERPRO X for Windows SAP NetWeaverシステム構築ガイド』に記載されているクラスタシステムの構築と、動作手順の例を説明するものです。
1.1. 対象読者と目的¶
1.3. 本書の表記規則¶
本書では、注意すべき事項、重要な事項および関連情報を以下のように表記します。
注釈
この表記は、重要ではあるがデータ損失やシステムおよび機器の損傷には関連しない情報を表します。
重要
この表記は、データ損失やシステムおよび機器の損傷を回避するために必要な情報を表します。
参考
この表記は、参照先の情報の場所を表します。
また、本書では以下の表記法を使用します。
表記 |
使用方法 |
例 |
---|---|---|
[ ] 角かっこ |
コマンド名の前後
画面に表示される語 (ダイアログボックス、メニューなど) の前後
|
[スタート] をクリックします。
[プロパティ] ダイアログ ボックス
|
コマンドライン中の [ ] 角かっこ |
かっこ内の値の指定が省略可能であることを示します。 |
|
モノスペースフォント |
パス名、コマンド ライン、システムからの出力 (メッセージ、プロンプトなど)、ディレクトリ、ファイル名、関数、パラメータ |
|
太字 |
ユーザが実際にコマンドプロンプトから入力する値を示します。 |
以下を入力します。
clpcl -s -a
|
|
ユーザが有効な値に置き換えて入力する項目 |
|
本書の図では、CLUSTERPROを表すために このアイコンを使用します。
1.4. CLUSTERPRO マニュアル体系(内部バージョン 11.3x/12.0x の場合)¶
CLUSTERPROのマニュアルは、以下の4つに分類されます。各ガイドのタイトルと役割を以下に示します。
『CLUSTERPRO X スタートアップガイド』 (Getting Started Guide)
すべてのユーザを対象読者とし、製品概要、動作環境、アップデート情報、既知の問題などについて記載します。
『CLUSTERPRO X インストール&設定ガイド』 (Install and Configuration Guide)
CLUSTERPRO を使用したクラスタシステムの導入を行うシステムエンジニアと、クラスタシステム導入後の保守・運用を行うシステム管理者を対象読者とし、CLUSTERPRO を使用したクラスタシステム導入から運用開始前までに必須の事項について説明します。実際にクラスタシステムを導入する際の順番に則して、CLUSTERPRO を使用したクラスタシステムの設計方法、CLUSTERPRO のインストールと設定手順、設定後の確認、運用開始前の評価方法について説明します。
『CLUSTERPRO X リファレンスガイド』 (Reference Guide)
管理者を対象とし、CLUSTERPRO の運用手順、各モジュールの機能説明、メンテナンス関連情報およびトラブルシューティング情報等を記載します。『インストール&設定ガイド』を補完する役割を持ちます。
『CLUSTERPRO X 統合WebManager 管理者ガイド』 (Integrated WebManager Administrator's Guide)
CLUSTERPRO を使用したクラスタシステムを CLUSTERPRO 統合WebManager で管理するシステム管理者、および統合WebManager の導入を行うシステムエンジニアを対象読者とし、統合WebManager を使用したクラスタシステム導入時に必須の事項について、実際の手順に則して詳細を説明します。
1.5. CLUSTERPRO マニュアル体系(内部バージョン 12.1x 以降の場合)¶
CLUSTERPRO のマニュアルは、以下の 5 つに分類されます。各ガイドのタイトルと役割を以下に示します。
『CLUSTERPRO X スタートアップガイド』 (Getting Started Guide)
すべてのユーザを対象読者とし、製品概要、動作環境、アップデート情報、既知の問題などについて記載します。
『CLUSTERPRO X インストール&設定ガイド』 (Install and Configuration Guide)
CLUSTERPRO を使用したクラスタシステムの導入を行うシステムエンジニアと、クラスタシステム導入後の保守・運用を行うシステム管理者を対象読者とし、CLUSTERPRO を使用したクラスタシステム導入から運用開始前までに必須の事項について説明します。実際にクラスタシステムを導入する際の順番に則して、CLUSTERPRO を使用したクラスタシステムの設計方法、CLUSTERPRO のインストールと設定手順、設定後の確認、運用開始前の評価方法について説明します。
『CLUSTERPRO X リファレンスガイド』 (Reference Guide)
管理者、および CLUSTERPRO を使用したクラスタシステムの導入を行うシステムエンジニアを対象とし、CLUSTERPRO の運用手順、各モジュールの機能説明およびトラブルシューティング情報等を記載します。『インストール&設定ガイド』を補完する役割を持ちます。
『CLUSTERPRO X メンテナンスガイド』 (Maintenance Guide)
管理者、および CLUSTERPRO を使用したクラスタシステム導入後の保守・運用を行うシステム管理者を対象読者とし、CLUSTERPRO のメンテナンス関連情報を記載します。
1.7. 本書で用いる用語¶
本書で用いる用語について説明します。
- 本製品
CLUSTERPRO X for Windows SAP NetWeaver
- システム構築ガイド
CLUSTERPRO X for Windows SAP NetWeaver システム構築ガイド
- 設定例
CLUSTERPRO X for Windows SAP NetWeaver設定例
- 連携コネクタ
本製品に同梱するSAPと連携するコネクタ
- SAP NW
SAP NetWeaver の略
- ASCS
ABAP SAP Central Servicesの略
- ERS
Enqueue Replication Serverの略
- PAS
Primary Application Serverの略
- AAS
Additional Application Serverの略
- DA
Diagnostics Agentの略
- Exclusive
ASCS/ERSインスタンス排他制御用フェイルオーバグループ
- ENSA
Standalone Enqueue Serverの略
- ENSA2
Standalone Enqueue Server 2 の略
2. 構成例¶
2.1. SAP NW環境設定例¶
この章で使用する用語を以下に示します。
- SID
SAP System ID
- DASID
Diagnostics Agent SAP System ID
- SAP_NEC_GlobalAdmin
- SAP NWで自動作成されるアカウントです。例:SAP_<SID>_GlobalAdmin
- SAP_DAA_GlobalAdmin
- SAP NWで自動作成されるアカウントです。例:SAP_<DASID>_GlobalAdmin
- SAP_LocalAdmin
SAP NWで自動作成されるアカウントです。
- SAP_NEC_LocalAdmin
- SAP NW で自動作成されるアカウントです。例:SAP_<SID>_LocalAdmin
- SAP_DAA_LocalAdmin
- SAP NW で自動作成されるアカウントです。例:SAP_<DASID>_LocalAdmin
2.1.2. フローティングIP¶
本書での、ホスト名、IPアドレスを以下に示します。
フローティングIPは外部のシステムから活性ノードに接続する際に使用します。
Node#1 |
Node#2 |
||
---|---|---|---|
ホスト名 |
sap1 |
sap2 |
|
インタコネクトIP |
192.168.10.11/24 10.0.0.1/24 |
192.168.10.12/24 10.0.0.2/24 |
|
フローティングIP |
managesv |
192.168.10.100/24 (WebManager/Cluster WebUI用) |
|
SAPNEC |
192.168.10.103/24 (ASCS用) |
||
ERSSV |
192.168.10.104/24 (ENSA2を利用する場合のみ必要) |
以下はENSAを利用する場合の構成例です。
WebManager用フローティングIP(FIP) |
192.168.10.100/24 |
ASCS用フローティングIP(FIP) |
192.168.10.103/24 |
NIC1-1(eth0)IPアドレス |
192.168.10.11/24 |
NIC1-2(eth1)IPアドレス |
10.0.0.1/24 |
NIC2-1(eth0)IPアドレス |
192.168.10.12/24 |
NIC2-2(eth1)IPアドレス |
10.0.0.2/24 |
2.1.3. OSの設定例¶
本書での設定例を以下に示します。(Windows Server 2012)
hostsノード追加
> %windir%\System32\Drivers\Etc\hosts
192.168.10.103 SAPNEC192.168.10.104 ERSSV # ENSA2を利用する場合のみ必要共有ディスクドライブレター
Drive Letter
S:
Owned by Cluster Group
ASCS
ファイル共有
共有名
パス
アクセス許可
CIFSリソース
sapmnt
S:\usr\sap
アクセス権限:フルコントロールAdministratorsSAP_LocalAdminSAP_NEC_GlobalAdminNTFSパーミッションAdministratorsSAP_LocalAdminSAP_NEC_GlobalAdminNode#1
saploc
C:\usr\sap
アクセス権限:フルコントロールAdministrators (SAP1\Administrators
)SAP_LocalAdmin (SAP1\SAP_LocalAdmin
)NTFSパーミッションAdministrators (SAP1\Administrators
)SAP_LocalAdmin (SAP1\SAP_LocalAdmin
)SAP_DAA_GlobalAdmin (SAP1\SAP_DAA_GlobalAdmin
)SAP_NEC_GlobalAdminNode#2
saploc
C:\usr\sap
アクセス権限:フルコントロールAdministrators (SAP2\Administrators
)SAP_LocalAdmin (SAP2\SAP_LocalAdmin
)NTFSパーミッションAdministrators (SAP2\Administrators
)SAP_LocalAdmin (SAP2\SAP_LocalAdmin
)SAP_DAA_GlobalAdmin (SAP2\SAP_DAA_GlobalAdmin
)SAP_NEC_GlobalAdmin共有ディスク上のフォルダ
パス
アクセス許可
S:\usr\sap\<SID>
NTFSパーミッションSAP_LocalAdminSAP_NEC_LocalAdminSAP_NEC_GlobalAdminS:\usr\sap\<SID>\SYS\global\security
NTFSパーミッションSAP_NEC_LocalAdminSAP_NEC_GlobalAdminシンボリックリンク(Node#1 / Node#2)
書式
mklink /d <localdisk>:\usr\sap\<SID>\SYS \\<sapglobalhost>\sapmnt\<SID>\SYS
本書の設定例
mklink /d C:\usr\sap\NEC\SYS \\SAPNEC\sapmnt\NEC\SYS
書式
mklink /d <localdisk>:\usr\sap\trans \\<trans_dir_host>\sapmnt\trans
本書の設定例
mklink /d C:\usr\sap\trans \\SAPNEC\sapmnt\trans
2.1.4. SAP NW設定例¶
本書でのSAP NWの「ホスト名」「インスタンス名」「インスタンス番号」などの設定例を、以下に示します。
ホスト名 |
フローティングIP |
説明 |
---|---|---|
managesv |
192.168.10.100 |
CLUSTERPRO Managementグループ用 |
SAPNEC |
192.168.10.103 |
ASCS用 |
ERSSV |
192.168.10.104 |
ENSA2を利用する場合のみ必要 |
インスタンス |
設定パラメータ |
設定値 |
---|---|---|
SAP NW |
SID |
NEC |
ASCS |
インスタンス番号 |
10 |
インスタンス名 |
ASCS10 |
|
ホスト名 |
SAPNEC |
|
ERS1(ENSAを利用する場合) |
インスタンス番号 |
21 |
インスタンス名 |
ERS21 |
|
ERS2(ENSAを利用する場合) |
インスタンス番号 |
22 |
インスタンス名 |
ERS22 |
|
ERS(ENSA2を利用する場合) |
インスタンス番号 |
21 |
インスタンス名 |
ERS21 |
|
PAS |
インスタンス番号 |
31 |
インスタンス名 |
DVEBMGS31 |
|
AAS |
インスタンス番号 |
32 |
インスタンス名 |
D32 |
|
DA1 |
インスタンス番号 |
97 |
インスタンス名 |
SMDA97 |
|
DA2 |
インスタンス番号 |
96 |
インスタンス名 |
SMDA96 |
2.2. CLUSTERPROの設定¶
2.2.1. CLUSTERPRO設定例¶
本書でのCLUSTERPROの設定値例を以下に示します。
なお、いくつかの設定パラメータについては、ENSAとENSA2のどちらを使用するかによって設定値が変化します。
以下の表は、SAP NWのクラスタ環境を作成するための設定値となります。
2.2.1.1. フェイルオーバグループの設定例¶
クラスタ構成
設定パラメータ
設定値
クラスタ名
Cluster
サーバ数
2
フェイルオーバグループ数
ENSAの構成にする場合:12ENSA2の構成にする場合:11設定パラメータ
設定値
ハートビートリソース
KLANハートビート数
2
Node#1(マスタサーバ)
サーバ名
sap1
インタコネクトのIPアドレス(カーネルモード、優先度1)
192.168.10.11
インタコネクトのIPアドレス(カーネルモード、優先度2)
10.0.0.1
Node#2
サーバ名
sap2
インタコネクトのIPアドレス(カーネルモード、優先度1)
192.168.10.12
インタコネクトのIPアドレス(カーネルモード、優先度2)
10.0.0.2
NP解決
種別
Ping
ターゲット
192.168.10.10
1個目のグループ(WebManager/Cluster WebUI用)
設定パラメータ
設定値
タイプ
フェイルオーバ
グループ名
Management Group
起動サーバ
全てのサーバでフェイルオーバ可能
グループリソース数
1
設定パラメータ
設定値
1つ目のグループリソース
タイプ
フローティングIPリソース
グループリソース名
Management IP
IPアドレス
192.168.10.100
Ping 実行
オン
2個目のグループ(ASCS用)
設定パラメータ
設定値
タイプ
フェイルオーバ
グループ名
ASCS-Group
起動サーバ
全てのサーバでフェイルオーバ可能
グループ起動属性
自動起動
フェイルオーバ属性
自動フェイルオーバ起動可能なサーバ設定に従うフェイルバック属性
手動フェイルバック
フェイルオーバ排他属性
通常排他
起動待ち合わせ
なし
停止待ち合わせ
ERS1-Group(ENSA利用の場合)ERS-Group(ENSA2利用の場合)PAS-GroupERS2-Group(ENSA利用の場合)AAS-Groupクラスタ停止時に対象グループの停止を待ち合わせるサーバ停止時に対象グループの停止を待ち合わせるグループリソース数
5
設定パラメータ
設定値
1つ目のグループリソース深度 0
タイプ
floating ip resource
依存関係
既定の依存関係に従う
グループリソース名
fip-ASCS
活性異常検出時の復旧動作
活性リトライしきい値 0フェイルオーバ先サーバ 最高プライオリティサーバフェイルオーバしきい値 サーバ数何もしない(次のリソースを活性しない)非活性異常検出時の復旧動作
非活性リトライしきい値 0クラスタサービス停止とOSシャットダウンIPアドレス
192.168.10.103
Ping 実行
オン
2つ目のグループリソース深度 1
タイプ
ディスクリソース
グループリソース名
sd-ASCS
依存関係
既定の依存関係に従う
活性異常検出時の復旧動作
活性リトライしきい値 0フェイルオーバ先サーバ 最高プライオリティサーバフェイルオーバしきい値 サーバ数何もしない(次のリソースを活性しない)非活性異常検出時の復旧動作
非活性リトライしきい値 0クラスタサービス停止とOSシャットダウンドライブレター
S:
実行可能サーバ
sap1sap23つ目のグループリソース深度 1
タイプ
CIFSリソース
グループリソース名
cifs-ASCS
依存関係
sd-ASCS
活性異常検出時の復旧動作
活性リトライしきい値 0フェイルオーバ先サーバ 最高プライオリティサーバフェイルオーバしきい値 サーバ数何もしない(次のリソースを活性しない)非活性異常検出時の復旧動作
非活性リトライしきい値 0クラスタサービス停止とOSシャットダウンドライブ共有設定の自動保存を行う
オフ
共有名
sapmnt
フォルダ
S:\usr\sap
コメント
SAPがシステム<SID>のシステム固有情報にアクセスする際に使用する
キャッシュを可能にする
オン
キャッシュ 設定
手動キャッシュ
ユーザ数制限
無制限
アクセス許可
Administrators フルコントロールSAP_NEC_GlobalAdmin フルコントロールSAP_LocalAdmin フルコントロール4つ目のグループリソース深度 2
タイプ
スクリプトリソース
グループリソース名
script-ASCS-SAP-instance_NEC_10
依存関係
既定の依存関係に従う
活性異常検出時の復旧動作
活性リトライしきい値 0フェイルオーバ先サーバ 最高プライオリティサーバフェイルオーバしきい値 サーバ数何もしない(次のリソースを活性しない)非活性異常検出時の復旧動作
非活性リトライしきい値 0クラスタサービス停止とOSシャットダウン詳細
スクリプト一覧開始スクリプト:start.bat停止スクリプト:stop.batユーザスクリプト:setting.batユーザスクリプト:ascs-post-handler.bat[開始]タイプ
同期
[開始]タイムアウト
1800秒
正常な戻り値
0
[終了]タイプ
同期
[終了]タイムアウト
1800秒
正常な戻り値
0
デスクトップとの対話を許可する
オフ
5つ目のグループリソース深度 2
タイプ
スクリプトリソース
グループリソース名
script-ASCS-SAP-service_NEC_10
依存関係
既定の依存関係に従う
活性異常検出時の復旧動作
活性リトライしきい値 0フェイルオーバ先サーバ 最高プライオリティサーバフェイルオーバしきい値 サーバ数何もしない(次のリソースを活性しない)非活性異常検出時の復旧動作
非活性リトライしきい値 0クラスタサービス停止とOSシャットダウン詳細
スクリプト一覧開始スクリプト:start.bat停止スクリプト:stop.batユーザスクリプト:setting.bat[開始]タイプ
同期
[開始]タイムアウト
1800秒
正常な戻り値
0
[終了]タイプ
同期
[終了]タイムアウト
1800秒
正常な戻り値
0
デスクトップとの対話を許可する
オフ
3個目のグループ(ENSA利用時のERS1用)(ENSA2利用時は作成不要)
設定パラメータ
設定値
タイプ
フェイルオーバ
グループ名
ERS1-Group
起動サーバ
sap1
グループ起動属性
手動起動
フェイルオーバ属性
自動フェイルオーバ起動可能なサーバ設定に従うフェイルバック属性
自動フェイルバック
フェイルオーバ排他属性
排他なし
起動待ち合わせ
ASCS-Group
停止待ち合わせ
-クラスタ停止時に対象グループの停止を待ち合わせるグループリソース数
2
設定パラメータ
設定値
1つ目のグループリソース深度 0
タイプ
スクリプトリソース
グループリソース名
script-ERS1-SAP-instance_NEC_21
依存関係
既定の依存関係に従う
活性異常検出時の復旧動作
活性リトライしきい値 0フェイルオーバ先サーバ 安定動作サーバフェイルオーバしきい値 サーバ数何もしない(次のリソースを活性しない)非活性異常検出時の復旧動作
非活性リトライしきい値 0クラスタサービス停止とOSシャットダウン詳細
スクリプト一覧開始スクリプト:start.bat停止スクリプト:stop.batユーザスクリプト:setting.batユーザスクリプトexclusive-control.bat[開始]タイプ
同期
[開始]タイムアウト
1800秒
正常な戻り値
0
[終了]タイプ
同期
[終了]タイムアウト
1800秒
正常な戻り値
0
デスクトップとの対話を許可する
オフ
2つ目のグループリソース深度 0
タイプ
スクリプトリソース
グループリソース名
script-ERS1-SAP-service_NEC_21
依存関係
既定の依存関係に従う
活性異常検出時の復旧動作
活性リトライしきい値 0フェイルオーバ先サーバ 安定動作サーバフェイルオーバしきい値 サーバ数何もしない(次のリソースを活性しない)非活性異常検出時の復旧動作
非活性リトライしきい値 0クラスタサービス停止とOSシャットダウン詳細
スクリプト一覧開始スクリプト:start.bat停止スクリプト:stop.batユーザスクリプト:setting.bat[開始]タイプ
同期
[開始]タイムアウト
1800秒
正常な戻り値
0
[終了]タイプ
同期
[終了]タイムアウト
1800秒
正常な戻り値
0
デスクトップとの対話を許可する
オフ
3個目のグループ(ENSA2利用時のERS用)(ENSA利用時は作成不要)
設定パラメータ
設定値
タイプ
フェイルオーバ
グループ名
ERS-Group
起動サーバ
sap2sap1グループ起動属性
自動起動
フェイルオーバ属性
自動フェイルオーバ起動可能なサーバ設定に従うフェイルバック属性
自動フェイルバック
フェイルオーバ排他属性
排他なし
起動待ち合わせ
ASCS-Group
停止待ち合わせ
-クラスタ停止時に対象グループの停止を待ち合わせるグループリソース数
4
設定パラメータ
設定値
1つ目のグループリソース深度 0タイプ
フローティングIPリソース
依存関係
既定の依存関係に従う
グループリソース名
ERSSV
IPアドレス
192.168.10.104
2つ目のグループリソース深度 1
タイプ
スクリプトリソース
グループリソース名
script-check-ENSA2
依存関係
既定の依存関係に従う
活性異常検出時の復旧動作
活性リトライしきい値 0フェイルオーバしきい値 1グループ停止非活性異常検出時の復旧動作
非活性リトライしきい値 0クラスタサービス停止とOSシャットダウン詳細
スクリプト一覧開始スクリプト:start.bat3つ目のグループリソース深度 2
タイプ
スクリプトリソース
グループリソース名
script-ERS-SAP-instance_NEC_21
依存関係
exec-check-ENSA2
活性異常検出時の復旧動作
活性リトライしきい値 0フェイルオーバしきい値 1何もしない(次のリソースを活性しない)非活性異常検出時の復旧動作
非活性リトライしきい値 0クラスタサービス停止とOSシャットダウン詳細
スクリプト一覧開始スクリプト:start.bat停止スクリプト:stop.batユーザスクリプト:setting.batスクリプトの設定方法は「2.3.1.1. サンプルスクリプトの使用方法」を参照してください。4つ目のグループリソース深度 2
タイプ
スクリプトリソース
グループリソース名
script-ERS-SAP-service_NEC_21
依存関係
既定の依存関係に従う
活性異常検出時の復旧動作
活性リトライしきい値 0フェイルオーバしきい値 1何もしない(次のリソースを活性しない)非活性異常検出時の復旧動作
非活性リトライしきい値 0クラスタサービス停止とOSシャットダウン詳細
スクリプト一覧開始スクリプト:start.bat停止スクリプト:stop.batユーザスクリプト:setting.batスクリプトの設定方法は「2.3.1.1. サンプルスクリプトの使用方法」を参照してください。4個目のグループ(PAS用)
設定パラメータ
設定値
タイプ
フェイルオーバ
グループ名
PAS-Group
起動サーバ
sap1
グループ起動属性
自動起動
フェイルオーバ属性
自動フェイルオーバ起動可能なサーバ設定に従うフェイルバック属性
自動フェイルバック
フェイルオーバ排他属性
排他なし
起動待ち合わせ
ASCS-Group
停止待ち合わせ
-クラスタ停止時に対象グループの停止を待ち合わせるサーバ停止時に対象グループの停止を待ち合わせるグループリソース数
2
設定パラメータ
設定値
1つ目のグループリソース深度 0
タイプ
スクリプトリソース
グループリソース名
script-PAS-SAP-instance_NEC_31
依存関係
既定の依存関係に従う
活性異常検出時の復旧動作
活性リトライしきい値 0フェイルオーバ先サーバ 安定動作サーバフェイルオーバしきい値 サーバ数何もしない(次のリソースを活性しない)非活性異常検出時の復旧動作
非活性リトライしきい値 0クラスタサービス停止とOSシャットダウン詳細
スクリプト一覧開始スクリプト:start.bat停止スクリプト:stop.batユーザスクリプト:setting.bat[開始]タイプ
同期
[開始]タイムアウト
1800秒
正常な戻り値
0
[終了]タイプ
同期
[終了]タイムアウト
1800秒
正常な戻り値
0
デスクトップとの対話を許可する
オフ
2つ目のグループリソース深度 0
タイプ
スクリプトリソース
グループリソース名
script-PAS-SAP-service_NEC_31
依存関係
既定の依存関係に従う
活性異常検出時の復旧動作
活性リトライしきい値 0フェイルオーバ先サーバ 安定動作サーバフェイルオーバしきい値 サーバ数何もしない(次のリソースを活性しない)非活性異常検出時の復旧動作
非活性リトライしきい値 0クラスタサービス停止とOSシャットダウン詳細
スクリプト一覧開始スクリプト:start.bat停止スクリプト:stop.batユーザスクリプト:setting.bat[開始]タイプ
同期
[開始]タイムアウト
1800秒
正常な戻り値
0
[終了]タイプ
同期
[終了]タイムアウト
1800秒
正常な戻り値
0
デスクトップとの対話を許可する
オフ
5個目のグループ(ENSA利用時のERS2用)(ENSA2利用時は作成不要)
設定パラメータ
設定値
タイプ
フェイルオーバ
グループ名
ERS2-Group
起動サーバ
sap2
グループ起動属性
手動起動
フェイルオーバ属性
自動フェイルオーバ起動可能なサーバ設定に従うフェイルバック属性
自動フェイルバック
フェイルオーバ排他属性
排他なし
起動待ち合わせ
ASCS-Group
停止待ち合わせ
-クラスタ停止時に対象グループの停止を待ち合わせるグループリソース数
2
設定パラメータ
設定値
1つ目のグループリソース深度 0
タイプ
スクリプトリソース
グループリソース名
script-ERS2-SAP-instance_NEC_22
依存関係
既定の依存関係に従う
活性異常検出時の復旧動作
活性リトライしきい値 0フェイルオーバ先サーバ 安定動作サーバフェイルオーバしきい値 サーバ数何もしない(次のリソースを活性しない)非活性異常検出時の復旧動作
非活性リトライしきい値 0クラスタサービス停止とOSシャットダウン詳細
スクリプト一覧開始スクリプト:start.bat停止スクリプト:stop.batユーザスクリプト:setting.batユーザスクリプト:exclusive-control.bat[開始]タイプ
同期
[開始]タイムアウト
1800秒
正常な戻り値
0
[終了]タイプ
同期
[終了]タイムアウト
1800秒
正常な戻り値
0
デスクトップとの対話を許可する
オフ
2つ目のグループリソース深度 0
タイプ
スクリプトリソース
グループリソース名
script-ERS2-SAP-service_NEC_22
依存関係
既定の依存関係に従う
活性異常検出時の復旧動作
活性リトライしきい値 0フェイルオーバ先サーバ 安定動作サーバフェイルオーバしきい値 サーバ数何もしない(次のリソースを活性しない)非活性異常検出時の復旧動作
非活性リトライしきい値 0クラスタサービス停止とOSシャットダウン詳細
スクリプト一覧開始スクリプト:start.bat停止スクリプト:stop.batユーザスクリプト:setting.bat[開始]タイプ
同期
[開始]タイムアウト
1800秒
正常な戻り値
0
[終了]タイプ
同期
[終了]タイムアウト
1800秒
正常な戻り値
0
デスクトップとの対話を許可する
オフ
6個目のグループ(AAS用)
設定パラメータ
設定値
タイプ
フェイルオーバ
グループ名
AAS-Group
起動サーバ
sap2
グループ起動属性
自動起動
フェイルオーバ属性
自動フェイルオーバ起動可能なサーバ設定に従うフェイルバック属性
自動フェイルバック
フェイルオーバ排他属性
排他なし
起動待ち合わせ
ASCS-Group
停止待ち合わせ
-クラスタ停止時に対象グループの停止を待ち合わせるサーバ停止時に対象グループの停止を待ち合わせるグループリソース数
2
設定パラメータ
設定値
1つ目のグループリソース深度 0
タイプ
スクリプトリソース
グループリソース名
script-AAS-SAP-instance_NEC_32
依存関係
既定の依存関係に従う
活性異常検出時の復旧動作
活性リトライしきい値 0フェイルオーバ先サーバ 安定動作サーバフェイルオーバしきい値 サーバ数何もしない(次のリソースを活性しない)非活性異常検出時の復旧動作
非活性リトライしきい値 0クラスタサービス停止とOSシャットダウン詳細
スクリプト一覧開始スクリプト:start.bat停止スクリプト:stop.batユーザスクリプト:setting.bat[開始]タイプ
同期
[開始]タイムアウト
1800秒
正常な戻り値
0
[終了]タイプ
同期
[終了]タイムアウト
1800秒
正常な戻り値
0
デスクトップとの対話を許可する
オフ
2つ目のグループリソース深度 0
タイプ
スクリプトリソース
グループリソース名
script-AAS-SAP-service_NEC_32
依存関係
既定の依存関係に従う
活性異常検出時の復旧動作
活性リトライしきい値 0フェイルオーバ先サーバ 安定動作サーバフェイルオーバしきい値 サーバ数何もしない(次のリソースを活性しない)非活性異常検出時の復旧動作
非活性リトライしきい値 0クラスタサービス停止とOSシャットダウン詳細
スクリプト一覧開始スクリプト:start.bat停止スクリプト:stop.batユーザスクリプト:setting.bat[開始]タイプ
同期
[開始]タイムアウト
1800秒
正常な戻り値
0
[終了]タイプ
同期
[終了]タイムアウト
1800秒
正常な戻り値
0
デスクトップとの対話を許可する
オフ
7個目のグループ(DA1用)
設定パラメータ
設定値
タイプ
フェイルオーバ
グループ名
DA1-Group
起動サーバ
sap1
グループ起動属性
自動起動
フェイルオーバ属性
自動フェイルオーバ起動可能なサーバ設定に従うフェイルバック属性
自動フェイルバック
フェイルオーバ排他属性
排他なし
起動待ち合わせ
-
停止待ち合わせ
-クラスタ停止時に対象グループの停止を待ち合わせるグループリソース数
2
設定パラメータ
設定値
1つ目のグループリソース深度 0
タイプ
スクリプトリソース
グループリソース名
script-DA1-instance_DAA_97
依存関係
既定の依存関係に従う
活性異常検出時の復旧動作
活性リトライしきい値 0フェイルオーバ先サーバ 安定動作サーバフェイルオーバしきい値 サーバ数何もしない(次のリソースを活性しない)非活性異常検出時の復旧動作
非活性リトライしきい値 0クラスタサービス停止とOSシャットダウン詳細
スクリプト一覧開始スクリプト:start.bat停止スクリプト:stop.batユーザスクリプト:setting.bat[開始]タイプ
同期
[開始]タイムアウト
1800秒
正常な戻り値
0
[終了]タイプ
同期
[終了]タイムアウト
1800秒
正常な戻り値
0
デスクトップとの対話を許可する
オフ
2つ目のグループリソース深度 0
タイプ
スクリプトリソース
グループリソース名
script-DA1-service_DAA_97
依存関係
既定の依存関係に従う
活性異常検出時の復旧動作
活性リトライしきい値 0フェイルオーバしきい値 サーバ数何もしない(次のリソースを活性しない)非活性異常検出時の復旧動作
非活性リトライしきい値 0クラスタサービス停止とOSシャットダウン詳細
スクリプト一覧開始スクリプト:start.bat停止スクリプト:stop.batユーザスクリプト:setting.bat[開始]タイプ
同期
[開始]タイムアウト
1800秒
正常な戻り値
0
[終了]タイプ
同期
[終了]タイムアウト
1800秒
正常な戻り値
0
デスクトップとの対話を許可する
オフ
8個目のグループ(DA2用)
設定パラメータ
設定値
タイプ
フェイルオーバ
グループ名
DA2-Group
起動サーバ
sap2
グループ起動属性
自動起動
フェイルオーバ属性
自動フェイルオーバ起動可能なサーバ設定に従うフェイルバック属性
自動フェイルバック
フェイルオーバ排他属性
排他なし
起動待ち合わせ
-
停止待ち合わせ
-クラスタ停止時に対象グループの停止を待ち合わせるグループリソース数
2
設定パラメータ
設定値
1つ目のグループリソース深度 0
タイプ
スクリプトリソース
グループリソース名
script-DA2-instance_DAA_96
依存関係
既定の依存関係に従う
活性異常検出時の復旧動作
活性リトライしきい値 0フェイルオーバ先サーバ 安定動作サーバフェイルオーバしきい値 サーバ数何もしない(次のリソースを活性しない)非活性異常検出時の復旧動作
非活性リトライしきい値 0クラスタサービス停止とOSシャットダウン詳細
スクリプト一覧開始スクリプト:start.bat停止スクリプト:stop.batユーザスクリプト:setting.bat[開始]タイプ
同期
[開始]タイムアウト
1800秒
正常な戻り値
0
[終了]タイプ
同期
[終了]タイムアウト
1800秒
正常な戻り値
0
デスクトップとの対話を許可する
オフ
2つ目のグループリソース深度 0
タイプ
スクリプトリソース
グループリソース名
script-DA2-service_DAA_96
依存関係
既定の依存関係に従う
活性異常検出時の復旧動作
活性リトライしきい値 0フェイルオーバしきい値 サーバ数何もしない(次のリソースを活性しない)非活性異常検出時の復旧動作
非活性リトライしきい値 0クラスタサービス停止とOSシャットダウン詳細
スクリプト一覧開始スクリプト:start.bat停止スクリプト:stop.batユーザスクリプト:setting.bat[開始]タイプ
同期
[開始]タイムアウト
1800秒
正常な戻り値
0
[終了]タイプ
同期
[終了]タイムアウト
1800秒
正常な戻り値
0
デスクトップとの対話を許可する
オフ
9個目のグループ(hostexec1用)
設定パラメータ
設定値
タイプ
フェイルオーバ
グループ名
hostexec1-Group
起動サーバ
sap1
グループ起動属性
自動起動
フェイルオーバ属性
自動フェイルオーバ起動可能なサーバ設定に従うフェイルバック属性
自動フェイルバック
フェイルオーバ排他属性
排他なし
起動待ち合わせ
-
停止待ち合わせ
-クラスタ停止時に対象グループの停止を待ち合わせるグループリソース数
1
設定パラメータ
設定値
1つ目のグループリソース深度 0
タイプ
スクリプトリソース
グループリソース名
script-hostexec1
依存関係
既定の依存関係に従う
活性異常検出時の復旧動作
活性リトライしきい値 0フェイルオーバしきい値 サーバ数何もしない(次のリソースを活性しない)非活性異常検出時の復旧動作
非活性リトライしきい値 0クラスタサービス停止とOSシャットダウン詳細
スクリプト一覧開始スクリプト:start.bat停止スクリプト:stop.batユーザスクリプト:setting.bat[開始]タイプ
同期
[開始]タイムアウト
1800秒
正常な戻り値
0
[終了]タイプ
同期
[終了]タイムアウト
1800秒
正常な戻り値
0
デスクトップとの対話を許可する
オフ
10個目のグループ(hostexec2用)
設定パラメータ
設定値
タイプ
フェイルオーバ
グループ名
hostexec2-Group
起動サーバ
sap2
グループ起動属性
自動起動
フェイルオーバ属性
自動フェイルオーバ起動可能なサーバ設定に従うフェイルバック属性
自動フェイルバック
フェイルオーバ排他属性
排他なし
起動待ち合わせ
-
停止待ち合わせ
-クラスタ停止時に対象グループの停止を待ち合わせるグループリソース数
1
設定パラメータ
設定値
1つ目のグループリソース深度 0
タイプ
スクリプトリソース
グループリソース名
script-hostexec2
依存関係
既定の依存関係に従う
活性異常検出時の復旧動作
活性リトライしきい値 0フェイルオーバしきい値 サーバ数何もしない(次のリソースを活性しない)非活性異常検出時の復旧動作
非活性リトライしきい値 0クラスタサービス停止とOSシャットダウン詳細
スクリプト一覧開始スクリプト:start.bat停止スクリプト:stop.batユーザスクリプト:setting.bat[開始]タイプ
同期
[開始]タイムアウト
1800秒
正常な戻り値
0
[終了]タイプ
同期
[終了]タイムアウト
1800秒
正常な戻り値
0
デスクトップとの対話を許可する
オフ
11個目のグループ(Exclusive1用)
設定パラメータ
設定値
タイプ
フェイルオーバ
グループ名
Exclusive-Group1
起動サーバ
sap1
グループ起動属性
自動起動
フェイルオーバ属性
自動フェイルオーバ起動可能なサーバ設定に従うフェイルバック属性
自動フェイルバック
フェイルオーバ排他属性
通常排他
起動待ち合わせ
-
停止待ち合わせ
-クラスタ停止時に対象グループの停止を待ち合わせるグループリソース数
0
12個目のグループ(Exclusive2用)
設定パラメータ
設定値
タイプ
フェイルオーバ
グループ名
Exclusive-Group2
起動サーバ
sap2
グループ起動属性
自動起動
フェイルオーバ属性
自動フェイルオーバ起動可能なサーバ設定に従うフェイルバック属性
自動フェイルバック
フェイルオーバ排他属性
通常排他
起動待ち合わせ
-
停止待ち合わせ
-クラスタ停止時に対象グループの停止を待ち合わせるグループリソース数
0
2.2.1.2. モニタリソースの設定例¶
1個目のモニタリソース(フローティングIPリソース用)
設定パラメータ
設定値
タイプ
fipw(フローティングIP監視)
モニタリソース名
fipw1
インターバル
60秒
タイムアウト
60秒
リトライ回数
1回
監視開始待ち時間
0秒
監視タイミング
活性時対象リソース:Management IPNIC Link Up/Downを監視する
オン
回復動作
カスタム設定
回復対象
Management IP
回復スクリプト実行回数
0回
最大再活性回数
3回
最終動作
何もしない
2個目のモニタリソース(フローティングIPリソース用)
設定パラメータ
設定値
タイプ
fipw(フローティングIP監視)
モニタリソース名
fipw2
インターバル
60秒
タイムアウト
60秒
リトライ回数
1回
監視開始待ち時間
0秒
監視タイミング
活性時対象リソース:fip-ASCSNIC Link Up/Downを監視する
オン
回復動作
カスタム設定
回復対象
fip-ASCS
回復スクリプト実行回数
0回
最大再活性回数
3回
最終動作
何もしない
3個目のモニタリソース(ディスクリソース用)
設定パラメータ
設定値
タイプ
sdw(ディスクTUR監視リソース)
モニタリソース名
sdw1
インターバル
30秒
タイムアウト
300秒
リトライ回数
1回
監視開始待ち時間
0秒
監視タイミング
常時
対象リソース
sd-ASCS
回復動作
カスタム設定
回復対象
sd-ASCS
回復スクリプト実行回数
0回
最大再活性回数
0回
フェイルオーバ先サーバ
最高プライオリティサーバ
最大フェイルオーバ回数
サーバ数に合わせる
最終動作
何もしない
4個目のモニタリソース(CIFSリソース用)
設定パラメータ
設定値
タイプ
cifsw(CIFS監視リソース)
モニタリソース名
cifsw1
インターバル
60秒
タイムアウト
60秒
リトライ回数
1回
監視開始待ち時間
0秒
監視タイミング
活性時対象リソース:cifs-ASCSアクセスチェック
しない
対象リソース
cifs-ASCS
回復動作
カスタム設定
回復対象
cifs-ASCS
回復スクリプト実行回数
0回
最大再活性回数
3回
フェイルオーバ先サーバ
最高プライオリティサーバ
最大フェイルオーバ回数
サーバ数に合わせる
最終動作
何もしない
5個目のモニタリソース(ASCS instance ENQ用)
設定パラメータ
設定値
タイプ
カスタム監視
モニタリソース名
genw-ASCS-instance-ENQ
インターバル
30秒
タイムアウト
120秒
リトライ回数
2回
監視開始待ち時間
30秒
監視タイミング
活性時対象リソース:script-ASCS-SAP-instance_NEC_10この製品で作成したスクリプト
genw.bat
監視タイプ
同期
正常な戻り値
0
回復動作
カスタム設定
回復対象
script-ASCS-SAP-instance_NEC_10
回復スクリプト実行回数
0回
最大再活性回数
0回
フェイルオーバ先サーバ
最高プライオリティサーバ
最大フェイルオーバ回数
サーバ数に合わせる
最終動作
クラスタサービス停止とOSシャットダウン
6個目のモニタリソース(ASCS instance MSG用)
設定パラメータ
設定値
タイプ
カスタム監視
モニタリソース名
genw-ASCS-instance-MSG
インターバル
30秒
タイムアウト
120秒
リトライ回数
2回
監視開始待ち時間
30秒
監視タイミング
活性時対象リソース:script-ASCS-SAP-instance_NEC_10この製品で作成したスクリプト
genw.bat
監視タイプ
同期
正常な戻り値
0
回復動作
カスタム設定
回復対象
script-ASCS-SAP-instance_NEC_10
回復スクリプト実行回数
0回
最大再活性回数
0回
フェイルオーバ先サーバ
最高プライオリティサーバ
最大フェイルオーバ回数
サーバ数に合わせる
最終動作
何もしない
7個目のモニタリソース(ASCS service用)
設定パラメータ
設定値
タイプ
カスタム監視
モニタリソース名
genw-ASCS-service
インターバル
15秒
タイムアウト
60秒
リトライ回数
1回
監視開始待ち時間
30秒
監視タイミング
活性時対象リソース:script-ASCS-SAP-service_NEC_10この製品で作成したスクリプト
genw.bat
監視タイプ
同期
正常な戻り値
0
回復動作
カスタム設定
回復対象
script-ASCS-SAP-service_NEC_10
回復スクリプト実行回数
0回
最大再活性回数
3回
最大フェイルオーバ回数
1回
最終動作
何もしない
8個目のモニタリソース(ENSA利用時のERS1 instance用、またはENSA2利用時のERS instance用)
設定パラメータ
設定値
タイプ
カスタム監視
モニタリソース名
ENSAの構成にする場合:genw-ERS1-instance
ENSA2の構成にする場合:genw-ERS-instance
インターバル
30秒
タイムアウト
120秒
リトライ回数
2回
監視開始待ち時間
30秒
監視タイミング
ENSAの構成にする場合:活性時, 対象リソース:script-ERS1-SAP-instance_NEC_21ENSA2の構成にする場合:活性時, 対象リソース:script-ERS-SAP-instance_NEC_21
この製品で作成したスクリプト
genw.bat
監視タイプ
同期
正常な戻り値
0
回復動作
カスタム設定
回復対象
ENSAの構成にする場合:script-ERS1-SAP-instance_NEC_21
ENSA2の構成にする場合:script-ERS-SAP-instance_NEC_21
回復スクリプト実行回数
ENSAの構成にする場合:1回
ENSA2の構成にする場合:0回
最大再活性回数
ENSAの構成にする場合:0回
ENSA2の構成にする場合:3回
最大フェイルオーバ回数
ENSAの構成にする場合:0回
ENSA2の構成にする場合:1回
最終動作前にスクリプトを実行する
オン
最終動作
何もしない
この製品で作成したスクリプト[回復スクリプト]
preaction.bat
タイムアウト [回復スクリプト]
600秒
9個目のモニタリソース(ENSA利用時のERS1 service用、またはENSA2利用時のERS service用)
設定パラメータ
設定値
タイプ
カスタム監視
モニタリソース名
ENSAの構成にする場合:genw-ERS1-service
ENSA2の構成にする場合:genw-ERS-service
インターバル
15秒
タイムアウト
60秒
リトライ回数
1回
監視開始待ち時間
30秒
監視タイミング
ENSAの構成にする場合:活性時, 対象リソース:script-ERS1-SAP-service_NEC_21
ENSA2の構成にする場合:活性時, 対象リソース:script-ERS-SAP-service_NEC_21
この製品で作成したスクリプト
genw.bat
監視タイプ
同期
正常な戻り値
0
回復動作
カスタム設定
回復対象
ENSAの構成にする場合:script-ERS1-SAP-service_NEC_21
ENSA2の構成にする場合:script-ERS-SAP-service_NEC_21
回復スクリプト実行回数
0回
最大再活性回数
3回
最大フェイルオーバ回数
ENSAの構成にする場合:0回
ENSA2の構成にする場合:1回
最終動作
何もしない
10個目のモニタリソース(ENSA利用時のERS2 instance用)(ENSA2利用時は作成不要)
設定パラメータ
設定値
タイプ
カスタム監視
モニタリソース名
genw-ERS2-instance
インターバル
30秒
タイムアウト
120秒
リトライ回数
2回
監視開始待ち時間
30秒
監視タイミング
活性時対象リソース:script-ERS2-SAP-instance_NEC_22この製品で作成したスクリプト
genw.bat
監視タイプ
同期
正常な戻り値
0
回復動作
カスタム設定
回復対象
script-ERS2-SAP-instance_NEC_22
回復スクリプト実行回数
1回
最大再活性回数
0回
最大フェイルオーバ回数
0回
最終動作前にスクリプトを実行する
オン
最終動作
何もしない
この製品で作成したスクリプト[回復スクリプト]
preaction.bat
タイムアウト [回復スクリプト]
600秒
11個目のモニタリソース(ENSA利用時のERS2 service用)(ENSA2利用時は作成不要)
設定パラメータ
設定値
タイプ
カスタム監視
モニタリソース名
genw-ERS2-service
インターバル
15秒
タイムアウト
60秒
リトライ回数
1回
監視開始待ち時間
30秒
監視タイミング
活性時対象リソース:script-ERS2-SAP-service_NEC_22この製品で作成したスクリプト
genw.bat
監視タイプ
同期
正常な戻り値
0
回復動作
カスタム設定
回復対象
script-ERS2-SAP-service_NEC_22
回復スクリプト実行回数
0回
最大再活性回数
3回
最大フェイルオーバ回数
0回
最終動作
何もしない
12個目のモニタリソース(PAS instance-DISP用)
タイプ
カスタム監視
モニタリソース名
genw-PAS-instance-DISP
インターバル
30秒
タイムアウト
120秒
リトライ回数
2回
監視開始待ち時間
30秒
監視タイミング
活性時対象リソース:script-PAS-SAP-instance_NEC_31この製品で作成したスクリプト
genw.bat
監視タイプ
同期
正常な戻り値
0
回復動作
カスタム設定
回復対象
script-PAS-SAP-instance_NEC_31
回復スクリプト実行回数
0回
最大再活性回数
3回
最大フェイルオーバ回数
0回
最終動作
何もしない
13個目のモニタリソース(PAS instance-IGS用)
設定パラメータ
設定値
タイプ
カスタム監視
モニタリソース名
genw-PAS-instance-IGS
インターバル
30秒
タイムアウト
120秒
リトライ回数
2回
監視開始待ち時間
30秒
監視タイミング
活性時対象リソース:script-PAS-SAP-instance_NEC_31この製品で作成したスクリプト
genw.bat
監視タイプ
同期
正常な戻り値
0
回復動作
カスタム設定
回復対象
script-PAS-SAP-instance_NEC_31
回復スクリプト実行回数
0回
最大再活性回数
3回
最大フェイルオーバ回数
0回
最終動作
何もしない
14個目のモニタリソース(PAS service用)
設定パラメータ
設定値
タイプ
カスタム監視
モニタリソース名
genw-PAS-service
インターバル
15秒
タイムアウト
60秒
リトライ回数
1回
監視開始待ち時間
30秒
監視タイミング
活性時対象リソース:script-PAS-SAP-service_NEC_31この製品で作成したスクリプト
genw.bat
監視タイプ
同期
正常な戻り値
0
回復動作
カスタム設定
回復対象
script-PAS-SAP-service_NEC_31
回復スクリプト実行回数
0回
最大再活性回数
3回
最大フェイルオーバ回数
0回
最終動作
何もしない
15個目のモニタリソース(AAS instance-DISP用)
設定パラメータ
設定値
タイプ
カスタム監視
モニタリソース名
genw-AAS-instance-DISP
インターバル
30秒
タイムアウト
120秒
リトライ回数
2回
監視開始待ち時間
30秒
監視タイミング
活性時対象リソース:script-AAS-SAP-instance_NEC_32この製品で作成したスクリプト
genw.bat
監視タイプ
同期
正常な戻り値
0
回復動作
カスタム設定
回復対象
script-AAS-SAP-instance_NEC_32
回復スクリプト実行回数
0回
最大再活性回数
3回
最大フェイルオーバ回数
0回
最終動作
何もしない
16個目のモニタリソース(AAS instance-IGS用)
設定パラメータ
設定値
タイプ
カスタム監視
モニタリソース名
genw-AAS-instance-IGS
インターバル
30秒
タイムアウト
120秒
リトライ回数
2回
監視開始待ち時間
30秒
監視タイミング
活性時対象リソース:script-AAS-SAP-instance_NEC_32この製品で作成したスクリプト
genw.bat
監視タイプ
同期
正常な戻り値
0
回復動作
カスタム設定
回復対象
script-AAS-SAP-instance_NEC_32
回復スクリプト実行回数
0回
最大再活性回数
3回
最大フェイルオーバ回数
0回
最終動作
何もしない
17個目のモニタリソース(AAS service用)
設定パラメータ
設定値
タイプ
カスタム監視
モニタリソース名
genw-AAS-service
インターバル
15秒
タイムアウト
60秒
リトライ回数
1回
監視開始待ち時間
30秒
監視タイミング
活性時対象リソース:script-AAS-SAP-service_NEC_32この製品で作成したスクリプト
genw.bat
監視タイプ
同期
正常な戻り値
0
回復動作
カスタム設定
回復対象
script-AAS-SAP-service_NEC_32
回復スクリプト実行回数
0回
最大再活性回数
3回
最大フェイルオーバ回数
0回
最終動作
何もしない
18個目のモニタリソース(DA1 instance用)
設定パラメータ
設定値
タイプ
カスタム監視
モニタリソース名
genw-DA1-instance
インターバル
30秒
タイムアウト
120秒
リトライ回数
2回
監視開始待ち時間
30秒
監視タイミング
活性時対象リソース:script-DA1-instance_DAA_97この製品で作成したスクリプト
genw.bat
監視タイプ
同期
正常な戻り値
0
回復動作
カスタム設定
回復対象
script-DA1-instance_DAA_97
回復スクリプト実行回数
0回
最大再活性回数
3回
最大フェイルオーバ回数
0回
最終動作
何もしない
19個目のモニタリソース(DA1 service用)
設定パラメータ
設定値
タイプ
カスタム監視
モニタリソース名
genw-DA1-service
インターバル
15秒
タイムアウト
60秒
リトライ回数
1回
監視開始待ち時間
30秒
監視タイミング
活性時対象リソース:script-DA1-service_DAA_97この製品で作成したスクリプト
genw.bat
監視タイプ
同期
正常な戻り値
0
回復動作
カスタム設定
回復対象
script-DA1-service_DAA_97
回復スクリプト実行回数
0回
最大再活性回数
3回
最大フェイルオーバ回数
0回
最終動作
何もしない
20個目のモニタリソース(DA2 instance用)
設定パラメータ
設定値
タイプ
カスタム監視
モニタリソース名
genw-DA2-instance
インターバル
30秒
タイムアウト
120秒
リトライ回数
2回
監視開始待ち時間
30秒
監視タイミング
活性時対象リソース:script-DA2-instance_DAA_96この製品で作成したスクリプト
genw.bat
監視タイプ
同期
正常な戻り値
0
回復動作
カスタム設定
回復対象
script-DA2-instance_DAA_96
回復スクリプト実行回数
0回
最大再活性回数
3回
最大フェイルオーバ回数
0回
最終動作
何もしない
21個目のモニタリソース(DA2 service用)
設定パラメータ
設定値
タイプ
カスタム監視
モニタリソース名
genw-DA2-service
インターバル
15秒
タイムアウト
120秒
リトライ回数
1回
監視開始待ち時間
30秒
監視タイミング
活性時対象リソース:script-DA2-service_DAA_96この製品で作成したスクリプト
genw.bat
監視タイプ
同期
正常な戻り値
0
回復動作
カスタム設定
回復対象
script-DA2-service_DAA_96
回復スクリプト実行回数
0回
最大再活性回数
3回
最大フェイルオーバ回数
0回
最終動作
何もしない
22個目のモニタリソース(hostexec1用)
設定パラメータ
設定値
タイプ
カスタム監視
モニタリソース名
genw-HostExec1
インターバル
30秒
タイムアウト
120秒
リトライ回数
1回
監視開始待ち時間
30秒
監視タイミング
活性時対象リソース:script-HostExec1この製品で作成したスクリプト
genw.bat
監視タイプ
同期
正常な戻り値
0
回復動作
カスタム設定
回復対象
script-HostExec1
回復スクリプト実行回数
0回
最大再活性回数
3回
最大フェイルオーバ回数
0回
最終動作
何もしない
23個目のモニタリソース(hostexec2用)
設定パラメータ
設定値
タイプ
カスタム監視
モニタリソース名
genw-HostExec2
インターバル
30秒
タイムアウト
120秒
リトライ回数
1回
監視開始待ち時間
30秒
監視タイミング
活性時対象リソース:script-HostExec2この製品で作成したスクリプト
genw.bat
監視タイプ
同期
正常な戻り値
0
回復動作
カスタム設定
回復対象
script-HostExec2
回復スクリプト実行回数
0回
最大再活性回数
3回
最大フェイルオーバ回数
0回
最終動作
何もしない
24個目のモニタリソース(ENSA2を使用する場合のみ必要)
設定パラメータ
設定値
タイプ
カスタム監視
モニタリソース名
genw-check-ENSA2
インターバル
30秒
タイムアウト
30秒
リトライ回数
0回
監視開始待ち時間
5秒
監視タイミング
活性時対象リソース:script-ASCS-SAP-instance_NEC_10この製品で作成したスクリプト
genw.bat
監視タイプ
同期
正常な戻り値
0
回復動作
カスタム設定
回復対象
ERS-Group
回復スクリプト実行回数
0回
最大再活性回数
0回
最大フェイルオーバ回数
1回(ノード数 - 1)
最終動作
グループ停止
2.3. サンプルスクリプト¶
この章で使用する用語を以下に示します。
- SID
SAP System ID
- DASID
Diagnostics Agent SAP System ID
- INAME
インスタンス名
- start.bat
スクリプトリソース開始用のサンプルスクリプト
- stop.bat
スクリプトリソース停止用のサンプルスクリプト
- setting.bat
start.bat / stop.bat の設定スクリプト
- ascs-post-handler.bat
ASCS instanceのスクリプトリソース用のユーザスクリプト
- exclusive-control.bat
ERS instanceのスクリプトリソース用のユーザスクリプト
- genw.bat
カスタム監視リソースのサンプルスクリプト
- ers-mon-preaction.bat
ERS instanceのカスタム監視リソース用の回復スクリプト
連携コネクタとサンプルスクリプトは、インストールメディアの以下に格納しています。
<media>:\Windows\\<Version of CLUSTERPRO>\\common\tools\x64\clp_shi_connector.zip
zipファイルを任意のフォルダに解凍して下さい。zipファイルのファイル構成は『SAP NetWeaverシステム構築ガイド』-「連携コネクタのインストール」を参照してください。
各構成において必要なサンプルスクリプトのファイルは以下のとおりです。
リソース/モニタ |
フォルダ名 |
ファイル名 |
ENSA |
ENSA2 |
---|---|---|---|---|
スクリプトリソース |
SAP-ASCS-instance |
ascs_post_handler.bat |
✓ |
|
setting.bat |
✓ |
✓ |
||
start.bat |
✓ |
✓ |
||
stop.bat |
✓ |
✓ |
||
SAP-ERS-instance |
exclusive_control.bat |
✓ |
||
setting.bat |
✓ |
✓ |
||
start.bat |
✓ |
✓ |
||
stop.bat |
✓ |
✓ |
||
check_ensa2.bat |
✓ |
|||
SAP-HostExec |
setting.bat |
✓ |
✓ |
|
start.bat |
✓ |
✓ |
||
stop.bat |
✓ |
✓ |
||
SAP-Instance |
setting.bat |
✓ |
✓ |
|
start.bat |
✓ |
✓ |
||
stop.bat |
✓ |
✓ |
||
SAP-Service |
setting.bat |
✓ |
✓ |
|
start.bat |
✓ |
✓ |
||
stop.bat |
✓ |
✓ |
||
カスタム監視 |
- |
ers_mon_preaction.bat |
✓ |
|
- |
genw_instance.bat |
✓ |
✓ |
|
- |
genw_service.bat |
✓ |
✓ |
|
- |
genw_HostExec.bat |
✓ |
✓ |
|
- |
check_ensa2.bat |
✓ |
2.3.1. スクリプトリソース¶
メディアに同梱されている以下のサンプルスクリプトをスクリプトリソースに設定します。
サンプルスクリプトを以下に示します。
フォルダ名 |
ファイル名 |
用途 |
---|---|---|
SAP-ASCS-instance |
ascs-post-handler.bat |
ASCS/ERS排他制御用 |
setting.bat |
スクリプト設定ファイル |
|
start.bat |
ASCSインスタンス開始用 |
|
stop.bat |
ASCSインスタンス停止用 |
|
SAP-ERS-instance |
exclusive-control.bat |
ASCS/ERS排他制御用 |
setting.bat |
スクリプト設定ファイル |
|
start.bat |
ERSインスタンス開始用 |
|
stop.bat |
ERSインスタンス停止用 |
|
check_ensa2.bat |
ENSA2を使用する場合のASCS/ERS排他制御用 |
|
SAP-HostExec |
setting.bat |
スクリプト設定ファイル |
start.bat |
SapHostExec開始用 |
|
stop.bat |
SapHostExec停止用 |
|
SAP-Instance |
setting.bat |
スクリプト設定ファイル |
start.bat |
インスタンス開始用 |
|
stop.bat |
インスタンス停止用 |
|
SAP-Service |
setting.bat |
スクリプト設定ファイル |
start.bat |
インスタンスサービス開始用 |
|
stop.bat |
インスタンスサービス停止用 |
WebManager(内部バージョン 11.3x/12.0x の場合)やCluster WebUI(内部バージョン 12.1x 以降の場合)でスクリプトの追加・置換機能を利用して、各サンプルスクリプトをスクリプトリソースに適用します。
詳細については、以下のドキュメントを参照してください。
各バージョンにおける変更点は以下のとおりです。
フォルダ名 |
ファイル名 |
CLUSTERPRO内部バージョン
11.3x/12.0.x
|
CLUSTERPRO内部バージョン
12.1x以降
|
---|---|---|---|
SAP-ASCS-instance |
ascs-post-handler.bat |
SAP NetWeaver のアプリケーションサーバとしての機能に影響を与えないため、以下の場合でも正常終了としています。
- ASCSインスタンス起動後、別ノード上のERSインスタンスを起動すべきところで、起動可能なERSインスタンスが見つからなかった場合や何らかの理由で起動に失敗した場合。
|
正常終了しますが、アラートにエラーメッセージを出力します。 |
SAP-ERS-instance |
exclusive-control.bat |
SAP NetWeaver のアプリケーションサーバとしての機能に影響を与えないため、以下の場合でも正常終了としています。
- ERSインスタンスに対応するスクリプトリソースの起動/停止後、同ノード上の排他制御用フェイルオーバグループであるExclusive-Groupを停止/起動すべきところで、Exclusive-Groupの停止/起動が何らかの理由で失敗した場合。
|
正常終了しますが、アラートにエラーメッセージを出力します。 |
SAP-ERS-instance |
check_ensa2.bat |
- |
ENSA2を使用する場合に使用します。ERSインスタンスの起動前に同一ノード上でASCS用フェイルオーバグループが起動しているか確認し、起動している場合は活性失敗とします。 |
SAP-HostExec |
start.bat |
SAP NetWeaver のアプリケーションサーバとしての機能に影響を与えないため、以下の場合でも正常終了としています。
- SAP Host Agent が何らかの理由で起動に失敗した場合。
hostexec のプロセスの異常終了を saphostexec コマンドの返却値で判定します。
|
左記の場合のサンプルスクリプトの終了値を clp_shi_connector.conf の STRICT_RETVAL パラメータで指定します。『SAP NetWeaverシステム構築ガイド』-「設定項目」も参照してください。
hostexec のプロセスの異常終了を saphostexec コマンドの出力結果で判定します。検出精度が向上しています。
|
SAP-HostExec |
stop.bat |
SAP NW のアプリケーションサーバとしての機能に影響を与えないため、以下の場合でも正常終了としています。
- SAP Host Agent が何らかの理由で停止に失敗した場合。
|
左記の場合のサンプルスクリプトの終了値を clp_shi_connector.conf の STRICT_RETVAL パラメータで指定します。『SAP NetWeaverシステム構築ガイド』-「設定項目」も参照してください。 |
SAP-Service |
start.bat |
AWS環境においてCIFSリソースにより共有フォルダを公開している場合、フェイルオーバ先のノードでASCSサービスの起動が失敗する場合があります。 |
ASCSインスタンスサービス起動前に共有フォルダが参照可能になるまで待ち合わせます(最大setting.bat中の「TIMEOUT」パラメータ秒)。 |
SAP-Service |
stop.bat |
インスタンスサービスの停止完了を待ち合わせません。 |
インスタンスサービスの停止完了を待ち合わせます。 |
2.3.1.1. サンプルスクリプトの使用方法¶
フェイルオーバグループ: ASCS-Group
スクリプトリソース: script-ASCS-SAP-service_NEC_10
setting.batの変数 「INSTANCE_RESOURCE_NAME」を『SAP NetWeaverシステム構築ガイド』-「ASCSリソースの設定」で設定したリソース名に修正してください。「SID」を『SAP NetWeaverシステム構築ガイド』-「ASCSインスタンスをインストール(Node#1)」で設定したSIDに修正してください。「INAME」を『SAP NetWeaverシステム構築ガイド』-「ASCSインスタンスをインストール(Node#1)」で設定したASCSのインスタンス名に修正してください。「PATH」について、本書は、Sドライブに設定していますが、構成に応じたドライブレターを設定してください。「TIMEOUT」を、ASCSインスタンス用グループリソースの起動・停止に必要な時間(秒)に修正します。「TIMEOUT」はスクリプト内の1回当りの待ち合わせ処理(例.スクリプト内で実行している sapcontrol コマンドの待ち合わせ処理)で使用する時間です。そのため、スクリプト内で待ち合わせ処理が複数回存在すると最大で「TIMEOUT」×待ち合わせ処理回数の時間待ち合わせることになります。スクリプトリソースの[開始 タイムアウト]、[終了 タイムアウト]も考慮してください。「DELAY」は、「TIMEOUT」までの間、設定値(秒)ごとに起動・停止したかを確認します。「ASCS_INSTANCE_HOST_NAME」をASCSインスタンスのホスト名に修正してください。本書での例
set INSTANCE_RESOURCE_NAME=script-ASCS-SAP-instance_NEC_10 set SID=NEC set INAME=ASCS10 set PATH=%PATH%; S:\usr\sap\%SID%\%INAME%\exe set TIMEOUT=600 set DELAY=5 set ASCS_INSTANCE_HOST_NAME=SAPNEC
注釈
ASCSインスタンス用グループリソースの起動・停止に必要な時間は、DELAYを1に設定した状態で該当グループリソースの起動・停止を実行し、WebManager(内部バージョン 11.3x/12.0x の場合)やCluster WebUI(内部バージョン 12.1x以降の場合)のアラートを参照することにより確認可能です。
フェイルオーバグループ: PAS-Group
スクリプトリソース: script-PAS-SAP-instance_NEC_31
setting.batの変数「SID」を『SAP NetWeaverシステム構築ガイド』-「PASインスタンスのインストール(Node#1)」で設定したSIDに修正してください。「INAME」を『SAP NetWeaverシステム構築ガイド』-「PASインスタンスのインストール(Node#1)」で設定したPASのインスタンス名に修正してください。本書での例
set SID=NEC set INAME=DVEBMGS31
スクリプトリソース: script-PAS-SAP-service_NEC_31
setting.batの変数 「INSTANCE_RESOURCE_NAME」を『SAP NetWeaverシステム構築ガイド』-「PASリソースの設定」で設定したリソース名に修正してください。「SID」を『SAP NetWeaverシステム構築ガイド』-「PASインスタンスのインストール(Node#1)」で設定したSIDに修正してください。「INAME」を『SAP NetWeaverシステム構築ガイド』-「PASインスタンスのインストール(Node#1)」で設定したPASのインスタンス名に修正してください。「TIMEOUT」を、PASインスタンス用グループリソースの起動・停止に必要な時間(秒)に修正します。「TIMEOUT」はスクリプト内の1回当りの待ち合わせ処理(例.スクリプト内で実行している sapcontrol コマンドの待ち合わせ処理)で使用する時間です。そのため、スクリプト内で待ち合わせ処理が複数回存在すると最大で「TIMEOUT」×待ち合わせ処理回数の時間待ち合わせることになります。スクリプトリソースの[開始 タイムアウト]、[終了 タイムアウト]も考慮してください。「DELAY」は、「TIMEOUT」までの間、設定値(秒)ごとに起動・停止したかを確認します。「ASCS_INSTANCE_HOST_NAME」の設定は不要です。本書での例
set INSTANCE_RESOURCE_NAME=script-PAS-SAP-instance_NEC_31 set SID=NEC set INAME=DVEBMGS31 set TIMEOUT=600 set DELAY=5 set ASCS_INSTANCE_HOST_NAME=
注釈
PASインスタンス用グループリソースの起動・停止に必要な時間は、DELAYを1に設定した状態で該当グループリソースの起動・停止を実行し、WebManager(内部バージョン 11.3x/12.0x の場合)やCluster WebUI(内部バージョン 12.1x以降の場合)のアラートを参照することにより確認可能です。
フェイルオーバグループ: AAS-Group
スクリプトリソース: script-AAS-SAP-instance_NEC_32
setting.batの変数「SID」を『SAP NetWeaverシステム構築ガイド』-「AASインスタンスのインストール(Node#2)」で設定したSIDに修正してください。「INAME」を『SAP NetWeaverシステム構築ガイド』-「AASインスタンスのインストール(Node#2)」で設定したAASのインスタンス名に修正してください。本書での例set SID=NEC set INAME=D32
スクリプトリソース: script-AAS-SAP-service_NEC_32
setting.batの変数 「INSTANCE_RESOURCE_NAME」を『SAP NetWeaverシステム構築ガイド』-「AASリソースの設定」で設定したリソース名に修正してください。「SID」を『SAP NetWeaverシステム構築ガイド』-「AASインスタンスのインストール(Node#2)」で設定したSIDに修正してください。「INAME」を『SAP NetWeaverシステム構築ガイド』-「AASインスタンスのインストール(Node#2)」で設定したAASのインスタンス名に修正してください。「TIMEOUT」を、AASインスタンス用グループリソースの起動・停止に必要な時間(秒)に修正します。「TIMEOUT」はスクリプト内の1回当りの待ち合わせ処理(例.スクリプト内で実行している sapcontrol コマンドの待ち合わせ処理)で使用する時間です。そのため、スクリプト内で待ち合わせ処理が複数回存在すると最大で「TIMEOUT」×待ち合わせ処理回数の時間待ち合わせることになります。スクリプトリソースの[開始 タイムアウト]、[終了 タイムアウト]も考慮してください。「DELAY」は、「TIMEOUT」までの間、設定値(秒)ごとに起動・停止したかを確認します。「ASCS_INSTANCE_HOST_NAME」の設定は不要です。本書での例
set INSTANCE_RESOURCE_NAME=script-AAS-SAP-instance_NEC_32 set SID=NEC set INAME=D32 set TIMEOUT=600 set DELAY=5 set ASCS_INSTANCE_HOST_NAME=
注釈
AASインスタンス用グループリソースの起動・停止に必要な時間は、DELAYを1に設定した状態で該当グループリソースの起動・停止を実行し、WebManager(内部バージョン 11.3x/12.0x の場合)やCluster WebUI(内部バージョン 12.1x以降の場合)のアラートを参照することにより確認可能です。
フェイルオーバグループ: DA1-Group
スクリプトリソース: script-DA1-instance_NEC_97
setting.batの変数「SID」を『SAP NetWeaverシステム構築ガイド』-「DAインスタンスのインストール(Node#1およびNode#2)」で設定したSIDに修正してください。「INAME」を『SAP NetWeaverシステム構築ガイド』-「DAインスタンスのインストール(Node#1およびNode#2)」で設定したDA1のインスタンス名に修正してください。本書での例
set SID=DAA set INAME=SMDA97
スクリプトリソース: script-DA1-service_NEC_97
setting.batの変数 「INSTANCE_RESOURCE_NAME」を『SAP NetWeaverシステム構築ガイド』-「DA1 (Node#1)リソースの設定」で設定したリソース名に修正してください。「SID」を『SAP NetWeaverシステム構築ガイド』-「DAインスタンスのインストール(Node#1およびNode#2)」で設定したSIDに修正してください。「INAME」を『SAP NetWeaverシステム構築ガイド』-「DAインスタンスのインストール(Node#1およびNode#2)」で設定したインスタンス名に修正してください。「TIMEOUT」を、DA1インスタンス用グループリソースの起動・停止に必要な時間(秒)に修正します。「TIMEOUT」はスクリプト内の1回当りの待ち合わせ処理(例.スクリプト内で実行している sapcontrol コマンドの待ち合わせ処理)で使用する時間です。そのため、スクリプト内で待ち合わせ処理が複数回存在すると最大で「TIMEOUT」×待ち合わせ処理回数の時間待ち合わせることになります。スクリプトリソースの[開始 タイムアウト]、[終了 タイムアウト]も考慮してください。「DELAY」は、「TIMEOUT」までの間、設定値(秒)ごとに起動・停止したかを確認します。「ASCS_INSTANCE_HOST_NAME」の設定は不要です。本書での例
set INSTANCE_RESOURCE_NAME=script-DA1-instance_DAA_97 set SID=DAA set INAME=SMDA97 set TIMEOUT=600 set DELAY=5 set ASCS_INSTANCE_HOST_NAME=
注釈
DA1インスタンス用グループリソースの起動・停止に必要な時間は、DELAYを1に設定した状態で該当グループリソースの起動・停止を実行し、WebManager(内部バージョン 11.3x/12.0x の場合)やCluster WebUI(内部バージョン 12.1x以降の場合)のアラートを参照することにより確認可能です。
フェイルオーバグループ: DA2-Group
スクリプトリソース: script-DA2-instance_NEC_96
setting.batの変数「SID」を『SAP NetWeaverシステム構築ガイド』-「DAインスタンスのインストール(Node#1およびNode#2)」で設定したSIDに修正してください。「INAME」を『SAP NetWeaverシステム構築ガイド』-「DAインスタンスのインストール(Node#1およびNode#2)」で設定したDA2のインスタンス名に修正してください。本書での例
set SID=DAA set INAME=SMDA96
スクリプトリソース: script-DA2-service_NEC_96
setting.batの変数 「INSTANCE_RESOURCE_NAME」を『SAP NetWeaverシステム構築ガイド』-「DA2 (Node#2)リソースの設定」で設定したリソース名に修正してください。「SID」を『SAP NetWeaverシステム構築ガイド』-「DAインスタンスのインストール(Node#1およびNode#2)」で設定したSIDに修正してください。「INAME」を『SAP NetWeaverシステム構築ガイド』-「DAインスタンスのインストール(Node#1およびNode#2)」で設定したインスタンス名に修正してください。「TIMEOUT」を、DA2インスタンス用グループリソースの起動・停止に必要な時間(秒)に修正します。「TIMEOUT」はスクリプト内の1回当りの待ち合わせ処理(例.スクリプト内で実行している sapcontrol コマンドの待ち合わせ処理)で使用する時間です。そのため、スクリプト内で待ち合わせ処理が複数回存在すると最大で「TIMEOUT」×待ち合わせ処理回数の時間待ち合わせることになります。スクリプトリソースの[開始 タイムアウト]、[終了 タイムアウト]も考慮してください。「DELAY」は、「TIMEOUT」までの間、設定値(秒)ごとに起動・停止したかを確認します。「ASCS_INSTANCE_HOST_NAME」の設定は不要です。本書での例
set INSTANCE_RESOURCE_NAME=script-DA2-instance_DAA_96 set SID=DAA set INAME=SMDA96 set TIMEOUT=600 set DELAY=5 set ASCS_INSTANCE_HOST_NAME=
注釈
DA2インスタンス用グループリソースの起動・停止に必要な時間は、DELAYを1に設定した状態で該当グループリソースの起動・停止を実行し、WebManager(内部バージョン 11.3x/12.0x の場合)やCluster WebUI(内部バージョン 12.1x以降の場合)のアラートを参照することにより確認可能です。
フェイルオーバグループ: hostexec1-Group
スクリプトリソース: script-hostexec1
setting.batの編集は必要ありません。既定のサービス名は、「SAPHostExec」です。
フェイルオーバグループ: hostexec2-Group
スクリプトリソース: script-hostexec2
上記、script-hostexec1と同様の設定をします。
2.3.1.1.1. サンプルスクリプトの使用方法(ENSAを利用する場合のみ)¶
フェイルオーバグループ: ASCS-Group
スクリプトリソース: script-ASCS-SAP-instance_NEC_10
setting.batの変数「SID」を『SAP NetWeaverシステム構築ガイド』-「ASCSインスタンスをインストール(Node#1)」で設定したSIDに修正してください。「SAP_ERS_INO」を『SAP NetWeaverシステム構築ガイド』-「ERSインスタンスのインストール(Node#1 / Node#2)」で設定したERS1インスタンス、ERS2インスタンスのINOを並べたものに修正してください。区切り文字は半角空白としてください。「INAME」を『SAP NetWeaverシステム構築ガイド』-「ASCSインスタンスをインストール(Node#1)」で設定したASCSのインスタンス名に修正してください。本書での例
set SID=NEC set SAP_ERS_INO=21 22 set INAME=ASCS10
注釈
ERSインスタンス制御用フェイルオーバグループが全て停止している状態でASCSインスタンスの手動起動または手動フェイルオーバを行うと、ERSインスタンス制御用フェイルオーバグループが自動的に起動します。ERSインスタンス制御用フェイルオーバグループの自動起動を抑制するには、ASCSインスタンス用スクリプト設定ファイル(setting.bat)の「ENABLED」の値を0に変更し、WebManager(内部バージョン 11.3x/12.0x の場合)やCluster WebUI(内部バージョン 12.1x以降の場合)から設定を反映した後に、ASCSインスタンスの手動起動や手動フェイルオーバを実施してください。
フェイルオーバグループ: ERS1-Group
スクリプトリソース: script-ERS1-SAP-instance_NEC_21
setting.batの変数「SID」を『SAP NetWeaverシステム構築ガイド』-「ERSインスタンスのインストール(Node#1 / Node#2)」で設定したSIDに修正してください。「SAP_ERS_INO」を『SAP NetWeaverシステム構築ガイド』-「ERSインスタンスのインストール(Node#1 / Node#2)」で設定したERS1インスタンス、ERS2インスタンスのINOを並べたものに修正してください。区切り文字は半角空白としてください。「INAME」を『SAP NetWeaverシステム構築ガイド』-「ERSインスタンスのインストール(Node#1 / Node#2)」で設定したERS1のインスタンス名に修正してください。「EXCLUSIVE_GROUP」を『SAP NetWeaverシステム構築ガイド』-「フェイルオーバグループの作成」で設定した、排他制御用フェイルオーバグループで共通のフェイルオーバグループ名に修正して下さい。「APS」を同じノードで実行されているASのインスタンス番号に修正してください。値が適切でない場合、ASCS-Group のフェイルオーバ後に sapcontrol -function GetSystemInstanceList の結果が不正になる可能性があります。本書での例
set SID=NEC set SAP_ERS_INO=21 22 set INAME=ERS21 set EXCLUSIVE_GROUP=Exclusive-Group set APS=31
スクリプトリソース: script-ERS1-SAP-service_NEC_21
setting.batの変数 「INSTANCE_RESOURCE_NAME」を『SAP NetWeaverシステム構築ガイド』-「ERS1 (Node#1)リソースの設定(ENSA を利用する場合のみ)」で設定したリソース名に修正してください。「SID」を『SAP NetWeaverシステム構築ガイド』-「ERSインスタンスのインストール(Node#1 / Node#2)」で設定したSIDに修正してください。「INAME」を『SAP NetWeaverシステム構築ガイド』-「ERSインスタンスのインストール(Node#1 / Node#2)」で設定したERS1のインスタンス名に修正してください。「TIMEOUT」を、ERS1インスタンス用グループリソースの起動・停止に必要な時間(秒)に修正します。「TIMEOUT」はサンプルスクリプト内の1回当りの待ち合わせ処理(例.サンプルスクリプト内で実行している sapcontrol コマンドの待ち合わせ処理)で使用する時間です。そのため、サンプルスクリプト内で待ち合わせ処理が複数回存在すると最大で「TIMEOUT」×待ち合わせ処理回数の時間待ち合わせることになります。スクリプトリソースの[開始 タイムアウト]、[終了 タイムアウト]も考慮してください。「DELAY」は、「TIMEOUT」までの間、設定値(秒)ごとに起動・停止したかを確認します。「ASCS_INSTANCE_HOST_NAME」の設定は不要です。本書での例
set INSTANCE_RESOURCE_NAME=script-ERS1-SAP-instance_NEC_21 set SID=NEC set INAME=ERS21 set TIMEOUT=600 set DELAY=5 set ASCS_INSTANCE_HOST_NAME=
注釈
ERS1インスタンス用グループリソースの起動・停止に必要な時間は、DELAYを1に設定した状態で該当グループリソースの起動・停止を実行し、WebManager(内部バージョン 11.3x/12.0x の場合)やCluster WebUI(内部バージョン 12.1x以降の場合)のアラートを参照することにより確認可能です。
フェイルオーバグループ: ERS2-Group
スクリプトリソース: script-ERS2-SAP-instance_NEC_22
setting.batの変数「SID」を『SAP NetWeaverシステム構築ガイド』-「ERSインスタンスのインストール(Node#1 / Node#2)」で設定したSIDに修正してください。「SAP_ERS_INO」を『SAP NetWeaverシステム構築ガイド』-「ERSインスタンスのインストール(Node#1 / Node#2)」で設定したERS1インスタンス、ERS2インスタンスのINOを並べたものに修正してください。区切り文字は半角空白としてください。「INAME」を『SAP NetWeaverシステム構築ガイド』-「ERSインスタンスのインストール(Node#1 / Node#2)」で設定したERS2のインスタンス名に修正してください。「EXCLUSIVE_GROUP」を『SAP NetWeaverシステム構築ガイド』-「フェイルオーバグループの作成」で設定した、排他制御用フェイルオーバグループで共通のフェイルオーバグループ名に修正して下さい。「APS」を同じノードで実行されているASのインスタンス番号に修正してください。値が適切でない場合、ASCS-Group のフェイルオーバ後に sapcontrol -function GetSystemInstanceList の結果が不正になる可能性があります。本書での例
set SID=NEC set SAP_ERS_INO=21 22 set INAME=ERS22 set EXCLUSIVE_GROUP=Exclusive-Group set APS=32
スクリプトリソース: script-ERS2-SAP-service_NEC_22
setting.batの変数 「INSTANCE_RESOURCE_NAME」を『SAP NetWeaverシステム構築ガイド』-「ERS2 (Node#2)リソースの設定(ENSA を利用する場合のみ)」で設定したリソース名に修正してください。「SID」を『SAP NetWeaverシステム構築ガイド』-「ERSインスタンスのインストール(Node#1 / Node#2)」で設定したSIDに修正してください。「INAME」を『SAP NetWeaverシステム構築ガイド』-「ERSインスタンスのインストール(Node#1 / Node#2)」で設定したERS2のインスタンス名に修正してください。「TIMEOUT」を、ERS2インスタンス用グループリソースの起動・停止に必要な時間(秒)に修正します。「TIMEOUT」はサンプルスクリプト内の1回当りの待ち合わせ処理(例.サンプルスクリプト内で実行している sapcontrol コマンドの待ち合わせ処理)で使用する時間です。そのため、サンプルスクリプト内で待ち合わせ処理が複数回存在すると最大で「TIMEOUT」×待ち合わせ処理回数の時間待ち合わせることになります。スクリプトリソースの[開始 タイムアウト]、[終了 タイムアウト]も考慮してください。「DELAY」は、「TIMEOUT」までの間、設定値(秒)ごとに起動・停止したかを確認します。「ASCS_INSTANCE_HOST_NAME」の設定は不要です。本書での例
set INSTANCE_RESOURCE_NAME=script-ERS2-SAP-instance_NEC_22 set SID=NEC set INAME=ERS22 set TIMEOUT=600 set DELAY=5 set ASCS_INSTANCE_HOST_NAME=
注釈
ERS2インスタンス用グループリソースの起動・停止に必要な時間は、DELAYを1に設定した状態で該当グループリソースの起動・停止を実行し、WebManager(内部バージョン 11.3x/12.0x の場合)やCluster WebUI(内部バージョン 12.1x以降の場合)のアラートを参照することにより確認可能です。
2.3.1.1.2. サンプルスクリプトの使用方法(ENSA2を利用する場合のみ)¶
フェイルオーバグループ: ASCS-Group
スクリプトリソース: script-ASCS-SAP-instance_NEC_10
setting.batの変数「SID」を『SAP NetWeaverシステム構築ガイド』-「ASCSインスタンスをインストール(Node#1)」で設定したSIDに修正してください。「SAP_ERS_INO」を『SAP NetWeaverシステム構築ガイド』-「ERSインスタンスのインストール(Node#1 / Node#2)」で設定したERSインスタンスのINOに修正してください。「INAME」を『SAP NetWeaverシステム構築ガイド』-「ASCSインスタンスをインストール(Node#1)」で設定したASCSのインスタンス名に修正してください。本書での例
set SID=NEC set SAP_ERS_INO=21 set INAME=ASCS10
フェイルオーバグループ: ERS-Group
スクリプトリソース: script-check-ENSA2
check_ensa2.batの<ASCS_GROUP>をASCS用フェイルオーバグループ名に、<ERS_GROUP>をERS用フェイルオーバグループ名に修正してください。
本書での例
ASCS-Group ERS-Group
スクリプトリソース: script-ERS-SAP-instance_NEC_21
setting.batの変数「SID」を『SAP NetWeaverシステム構築ガイド』-「ERSインスタンスのインストール(Node#1 / Node#2)」で設定したSIDに修正してください。「SAP_ERS_INO」を『SAP NetWeaverシステム構築ガイド』-「ERSインスタンスのインストール(Node#1 / Node#2)」で設定したERSインスタンスのINOに修正してください。「INAME」を『SAP NetWeaverシステム構築ガイド』-「ERSインスタンスのインストール(Node#1 / Node#2)」で設定したERSのインスタンス名に修正してください。「APS」を同じノードで実行されているASのインスタンス番号に修正してください。値が適切でない場合、ASCS-Group のフェイルオーバ後に sapcontrol -function GetSystemInstanceList の結果が不正になる可能性があります。本書での例
set SID=NEC set SAP_ERS_INO=21 set INAME=ERS21 set APS=31 32
スクリプトリソース: script-ERS-SAP-service_NEC_21
setting.batの変数 「INSTANCE_RESOURCE_NAME」を『SAP NetWeaverシステム構築ガイド』-「ERSリソースの設定(ENSA2を利用する場合)」で設定したリソース名に修正してください。「SID」を『SAP NetWeaverシステム構築ガイド』-「ERSインスタンスのインストール(Node#1 / Node#2)」で設定したSIDに修正してください。「INAME」を『SAP NetWeaverシステム構築ガイド』-「ERSインスタンスのインストール(Node#1 / Node#2)」で設定したERSのインスタンス名に修正してください。「TIMEOUT」を、ERSインスタンス用グループリソースの起動・停止に必要な時間(秒)に修正します。「TIMEOUT」はサンプルスクリプト内の1回当りの待ち合わせ処理(例.サンプルスクリプト内で実行している sapcontrol コマンドの待ち合わせ処理)で使用する時間です。そのため、サンプルスクリプト内で待ち合わせ処理が複数回存在すると最大で「TIMEOUT」×待ち合わせ処理回数の時間待ち合わせることになります。スクリプトリソースの[開始 タイムアウト]、[終了 タイムアウト]も考慮してください。「DELAY」は、「TIMEOUT」までの間、設定値(秒)ごとに起動・停止したかを確認します。「ASCS_INSTANCE_HOST_NAME」の設定は不要です。本書での例
set INSTANCE_RESOURCE_NAME=script-ERS-SAP-instance_NEC_21 set SID=NEC set INAME=ERS21 set TIMEOUT=600 set DELAY=5 set ASCS_INSTANCE_HOST_NAME=
注釈
ERS1インスタンス用グループリソースの起動・停止に必要な時間は、DELAYを1に設定した状態で該当グループリソースの起動・停止を実行し、WebManager(内部バージョン 11.3x/12.0x の場合)やCluster WebUI(内部バージョン 12.1x以降の場合)のアラートを参照することにより確認可能です。
2.3.2. カスタム監視リソース¶
メディアに同梱されている以下のサンプルスクリプトをカスタムモニタに設定します。
ファイル名 |
用途 |
---|---|
check_ensa2.bat |
ENSA2を使用する場合のASCS/ERS排他制御用 |
ers-mon-preaction.bat |
ERSインスタンス監視の回復動作用サンプルスクリプト |
genw-SAP-HostExec.bat |
SapHostExec監視用 |
genw-SAP-instance.bat |
インスタンス監視用 |
genw-SAP-service.bat |
インスタンスサービス監視用 |
WebManager(内部バージョン 11.3x/12.0x の場合)やCluster WebUI(内部バージョン 12.1x 以降の場合)でスクリプト置換機能を利用して、各サンプルスクリプトをカスタム監視リソースに適用します。
詳細については、以下のドキュメントを参照してください。
WebManager(内部バージョン 11.3x/12.0x の場合)やCluster WebUI(内部バージョン 12.1x 以降の場合)で回復スクリプト置換機能を利用して、ERSインスタンス監視の回復動作用サンプルスクリプトをERSインスタンス監視リソースに適用します。
詳細については、以下のドキュメントをご覧ください。
内部バージョン 11.3x/12.0x の場合:
『リファレンスガイド』「モニタリソースの設定を表示/変更する(モニタリソース共通)」
内部バージョン 12.1x 以降の場合:
各バージョンにおける変更点は以下のとおりです。
ファイル名 |
CLUSTERPRO内部バージョン 11.3x/12.0x |
CLUSTERPRO内部バージョン 12.1x以降 |
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check_ensa2.bat |
- |
ENSA2を使用する場合、ASCS用とERS用のフェイルオーバグループが同一ノード上で起動している場合に監視異常とします。 |
ers-mon-preaction.bat |
SAP NW のアプリケーションサーバとしての機能に影響を与えないため、以下の場合でも正常終了としています。
- SAP NetWeaver の仕様として、ASCSインスタンスのフェイルオーバ後にフェイルオーバノード上のERSインスタンスは停止が必要。 このERSインスタンスの停止を検知後、回復動作としてASCSインスタンスのフェイルオーバ先とは異なる別ノード上のERSインスタンスを起動する際に、起動可能なERSインスタンスが見つからなかった場合や何らかの理由で起動に失敗した場合。
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左記の場合のサンプルスクリプトの終了値を clp_shi_connector.conf の STRICT_RETVAL パラメータで指定します。『SAP NetWeaverシステム構築ガイド』-「設定項目」も参照してください。 |
genw-SAP-HostExec.bat |
SAP Host Agent のプロセスの異常終了を saphostexec コマンドの返却値で判定します。 |
SAP Host Agent のプロセスの異常終了を saphostexec コマンドの出力結果で判定します。検出精度が向上しています。 |
genw-SAP-instance.bat |
各インスタンスを構成するプロセスの状態を sapcontrol -function GetProcessList で確認し、その結果がすべてGREENになっていない場合に監視異常とします。
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各インスタンスを構成するプロセスの状態を sapcontrol -function GetProcessList で確認し、その結果がすべてGREENになっていない場合もしくはGREENまたはYELLOWになっていない場合に監視異常とします。
どの場合に監視異常とするかはclp_shi_connector.conf の YELLOW_AS_ERROR パラメータで指定します。『SAP NetWeaverシステム構築ガイド』-「設定項目」も参照してください。
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2.3.2.1. サンプルスクリプトの使用方法¶
カスタム監視リソース: genw-ASCS-instance-ENQ
変数「SID」を『SAP NetWeaverシステム構築ガイド』-「ASCSインスタンスをインストール(Node#1)」で設定したSIDに修正してください。「INAME」を『SAP NetWeaverシステム構築ガイド』-「ASCSインスタンスをインストール(Node#1)」で設定したASCSのインスタンス名に修正してください。「PATH」について、本書は、Sドライブに設定していますが、構成に応じたドライブレターを設定してください。「TARGET」はENSAを利用する場合はenserver.EXE、ENSA2を利用する場合はenq_server.EXEに設定してください。本書での例
set SID=NEC set INAME=ASCS10 set PATH=%PATH%;S:\usr\sap\%SID%\%INAME%\exe set TARGET=enserver.EXE
カスタム監視リソース: genw-ASCS-instance-MSG
変数「SID」を『SAP NetWeaverシステム構築ガイド』-「ASCSインスタンスをインストール(Node#1)」で設定したSIDに修正してください。「INAME」を『SAP NetWeaverシステム構築ガイド』-「ASCSインスタンスをインストール(Node#1)」で設定したASCSのインスタンス名に修正してください。「PATH」について、本書は、Sドライブに設定していますが、構成に応じたドライブレターを設定してください。「TARGET」をmsg_server.EXEに設定してください。本書での例
set SID=NEC set INAME=ASCS10 set PATH=%PATH%;S:\usr\sap\%SID%\%INAME%\exe set TARGET=msg_server.EXE
カスタム監視リソース: genw-ERS1-instance(ENSAを利用する場合)
変数「SID」を『SAP NetWeaverシステム構築ガイド』-「ERSインスタンスのインストール(Node#1 / Node#2)」で設定したSIDに修正してください。「INAME」を『SAP NetWeaverシステム構築ガイド』-「ERSインスタンスのインストール(Node#1 / Node#2)」で設定したERS1のインスタンス名に修正してください。「TARGET」をenrepserver.EXEに修正してください。本書での例
set SID=NEC set INAME=ERS21 set TARGET=enrepserver.EXE
カスタム監視リソース: genw-ERS2-instance(ENSAを利用する場合)
変数「SID」を『SAP NetWeaverシステム構築ガイド』-「ERSインスタンスのインストール(Node#1 / Node#2)」で設定したSIDに修正してください。「INAME」を『SAP NetWeaverシステム構築ガイド』-「ERSインスタンスのインストール(Node#1 / Node#2)」で設定したERS2のインスタンス名に修正してください。「TARGET」をenrepserver.EXEに修正してください。本書での例
set SID=NEC set INAME=ERS22 set TARGET=enrepserver.EXE
カスタム監視リソース: genw-ERS-instance(ENSA2を利用する場合)
変数「SID」を『SAP NetWeaverシステム構築ガイド』-「ERSインスタンスのインストール(Node#1 / Node#2)」で設定したSIDに修正してください。「INAME」を『SAP NetWeaverシステム構築ガイド』-「ERSインスタンスのインストール(Node#1 / Node#2)」で設定したERSのインスタンス名に修正してください。「TARGET」をenq_replicator.EXEに修正してください。本書での例
set SID=NEC set INAME=ERS21 set TARGET=enq_replicator.EXE
カスタム監視リソース: genw-PAS-instance-DISP
変数「SID」を『SAP NetWeaverシステム構築ガイド』-「PASインスタンスのインストール(Node#1)」で設定したSIDに修正してください。「INAME」を『SAP NetWeaverシステム構築ガイド』-「PASインスタンスのインストール(Node#1)」で設定したPASのインスタンス名に修正してください。「TARGET」をdisp+work.EXEに修正してください。本書での例
set SID=NEC set INAME=DVEBMGS31 set TARGET=disp+work.EXE
カスタム監視リソース: genw-PAS-instance-IGS
変数「SID」を『SAP NetWeaverシステム構築ガイド』-「PASインスタンスのインストール(Node#1)」で設定したSIDに修正してください。「INAME」を『SAP NetWeaverシステム構築ガイド』-「PASインスタンスのインストール(Node#1)」で設定したPASのインスタンス名に修正してください。「TARGET」をigswd.EXEに修正してください。本書での例
set SID=NEC set INAME=DVEBMGS31 set TARGET=igswd.EXE
カスタム監視リソース: genw-AAS-instance-DISP
変数「SID」を『SAP NetWeaverシステム構築ガイド』-「AASインスタンスのインストール(Node#2)」で設定したSIDに修正してください。「INAME」を『SAP NetWeaverシステム構築ガイド』-「AASインスタンスのインストール(Node#2)」で設定したAASのインスタンス名に修正してください。「TARGET」をdisp+work.EXEに修正してください。本書での例
set SID=NEC set INAME=D32 set TARGET=disp+work.EXE
カスタム監視リソース: genw-AAS-instance-IGS
変数「SID」を『SAP NetWeaverシステム構築ガイド』-「AASインスタンスのインストール(Node#2)」で設定したSIDに修正してください。「INAME」を『SAP NetWeaverシステム構築ガイド』-「AASインスタンスのインストール(Node#2)」で設定したAASのインスタンス名に修正してください。「TARGET」をigswd.EXEに修正してください。本書での例
set SID=NEC set INAME=D32 set TARGET=igswd.EXE
カスタム監視リソース: genw-DA1-instance
「SID」を『SAP NetWeaverシステム構築ガイド』-「DAインスタンスのインストール(Node#1およびNode#2)」で設定したSIDに修正してください。「INAME」を『SAP NetWeaverシステム構築ガイド』-「DAインスタンスのインストール(Node#1およびNode#2)」で設定したDA1のインスタンス名に修正してください。「TARGET」をjstart.EXEに修正してください。本書での例
set SID=DAA set INAME=SMDA97 set TARGET=jstart.EXE
カスタム監視リソース: genw-DA2-instance
変数「SID」を『SAP NetWeaverシステム構築ガイド』-「DAインスタンスのインストール(Node#1およびNode#2)」で設定したSIDに修正してください。「INAME」を『SAP NetWeaverシステム構築ガイド』-「DAインスタンスのインストール(Node#1およびNode#2)」で設定したDA2のインスタンス名に修正してください。「TARGET」をjstart.EXEに修正してください。本書での例
set SID=DAA set INAME=SMDA96 set TARGET=jstart.EXE
カスタム監視リソース: genw-ASCS-service
変数「SID」を『SAP NetWeaverシステム構築ガイド』-「ASCSインスタンスをインストール(Node#1)」で設定したSIDに修正してください。「INAME」を『SAP NetWeaverシステム構築ガイド』-「ASCSインスタンスをインストール(Node#1)」で設定したASCSのインスタンス名に修正してください。「PATH」について、本書は、Sドライブに設定していますが、構成に応じたドライブレターを設定してください。本書での例
set SID=NEC set INAME=ASCS10 set PATH=%PATH%;S:\usr\sap\%SID%\%INAME%\exe
カスタム監視リソース: genw-ERS1-service(ENSAを利用する場合)
変数「SID」を『SAP NetWeaverシステム構築ガイド』-「ERSインスタンスのインストール(Node#1 / Node#2)」で設定したSIDに修正してください。「INAME」を『SAP NetWeaverシステム構築ガイド』-「ERSインスタンスのインストール(Node#1 / Node#2)」で設定したERS1のインスタンス名に修正してください。本書での例
set SID=NEC set INAME=ERS21
カスタム監視リソース: genw-ERS2-service(ENSAを利用する場合)
変数「SID」を『SAP NetWeaverシステム構築ガイド』-「ERSインスタンスのインストール(Node#1 / Node#2)」で設定したSIDに修正してください。「INAME」を『SAP NetWeaverシステム構築ガイド』-「ERSインスタンスのインストール(Node#1 / Node#2)」で設定したERS2のインスタンス名に修正してください。本書での例
set SID=NEC set INAME=ERS22
カスタム監視リソース: genw-ERS-service(ENSA2を利用する場合)
変数「SID」を『SAP NetWeaverシステム構築ガイド』-「ERSインスタンスのインストール(Node#1 / Node#2)」で設定したSIDに修正してください。「INAME」を『SAP NetWeaverシステム構築ガイド』-「ERSインスタンスのインストール(Node#1 / Node#2)」で設定したERSのインスタンス名に修正してください。本書での例
set SID=NEC set INAME=ERS21
カスタム監視リソース: genw-PAS-service
変数「SID」を『SAP NetWeaverシステム構築ガイド』-「PASインスタンスのインストール(Node#1)」で設定したSIDに修正してください。「INAME」を『SAP NetWeaverシステム構築ガイド』-「PASインスタンスのインストール(Node#1)」で設定したPASのインスタンス名に修正してください。本書での例
set SID=NEC set INAME=DVEBMGS31
カスタム監視リソース: genw-AAS-service
変数「SID」を『SAP NetWeaverシステム構築ガイド』-「AASインスタンスのインストール(Node#2)」で設定したSIDに修正してください。「INAME」を『SAP NetWeaverシステム構築ガイド』-「AASインスタンスのインストール(Node#2)」で設定したAASのインスタンス名に修正してください。本書での例
set SID=NEC set INAME=D32
カスタム監視リソース: genw-DA1-service
変数「SID」を『SAP NetWeaverシステム構築ガイド』-「DAインスタンスのインストール(Node#1およびNode#2)」で設定したSIDに修正してください。「INAME」を『SAP NetWeaverシステム構築ガイド』-「DAインスタンスのインストール(Node#1およびNode#2)」で設定したDA1のインスタンス名に修正してください。本書での例
set SID=DAA set INAME=SMDA97
カスタム監視リソース: genw-DA2-service
変数「SID」を『SAP NetWeaverシステム構築ガイド』-「DAインスタンスのインストール(Node#1およびNode#2)」で設定したSIDに修正してください。「INAME」を『SAP NetWeaverシステム構築ガイド』-「DAインスタンスのインストール(Node#1およびNode#2)」で設定したDA2のインスタンス名に修正してください。本書での例
set SID=DAA set INAME=SMDA96
カスタム監視リソース: genw-hostexec1
カスタム監視リソース: genw-hostexec2
SAPHOSTEXECについては、SAP NW既定のパスのまま使用します。
カスタム監視リソース: genw-check-ENSA2(ENSA2を利用する場合)
「check_ensa2.bat」の内容をgenw.batに貼付して、check_ensa2.batの<ASCS_GROUP>をASCS用フェイルオーバグループ名に、<ERS_GROUP>をERS用フェイルオーバグループ名に修正してください。本書での例
ASCS-Group ERS-Group
2.3.2.2. 回復動作用サンプルスクリプトの使用方法(ENSAを利用する場合のみ)¶
ENSAを利用する場合は、以下で説明する回復動作用サンプルスクリプトの設定が必要です。
カスタム監視リソース: genw-ERS1-instance
変数「SID」を『SAP NetWeaverシステム構築ガイド』-「ERSインスタンスのインストール(Node#1 / Node#2)」で設定したSIDに修正してください。「SAP_ASCS_INO」を『SAP NetWeaverシステム構築ガイド』-「ASCSインスタンスをインストール(Node#1)」で設定したASCSインスタンスのINOに修正してください。「SAP_ERS_INO」を『SAP NetWeaverシステム構築ガイド』-「ERSインスタンスのインストール(Node#1 / Node#2)」で設定したERS1インスタンス、ERS2インスタンスのINOを並べたものに修正してください。区切り文字は半角空白としてください。本書での例
set SID=NEC set SAP_ASCS_INO=10 set SAP_ERS_INO=21 22
カスタム監視リソース: genw-ERS2-instance
「SID」を『SAP NetWeaverシステム構築ガイド』-「ERSインスタンスのインストール(Node#1 / Node#2)」で設定したSIDに修正してください。「SAP_ASCS_INO」を『SAP NetWeaverシステム構築ガイド』-「ASCSインスタンスをインストール(Node#1)」で設定したASCSインスタンスのINOに修正してください。「SAP_ERS_INO」を『SAP NetWeaverシステム構築ガイド』-「ERSインスタンスのインストール(Node#1 / Node#2)」で設定したERS1インスタンス、ERS2インスタンスのINOを並べたものに修正してください。区切り文字は半角空白としてください。本書での例
set SID=NEC set SAP_ASCS_INO=10 set SAP_ERS_INO=21 22