9. CLUSTERPRO コマンドリファレンス

本章では、CLUSTERPRO で使用可能なコマンドについて説明します。

本章で説明する項目は以下のとおりです。

9.1. コマンドラインからクラスタを操作する

CLUSTERPRO では、コマンドプロンプトからクラスタを操作するための多様なコマンドが用意されています。クラスタ構築時や Cluster WebUI が使用できない状況の場合などに便利です。

注釈

モニタリソースの異常検出時の設定で回復対象にグループリソース (ディスクリソース、アプリケーションリソース、...) を指定し、モニタリソースが異常を検出した場合の回復動作遷移中 (再活性化 -> フェイルオーバ -> 最終動作) には、以下のコマンドまたは、Cluster WebUI からのクラスタおよびグループへの制御は行わないでください。
- クラスタの停止/サスペンド
- グループの開始/停止/移動
モニタリソース異常による回復動作遷移中に上記の制御を行うと、そのグループの他のグループリソースが停止しないことがあります。
また、モニタリソース異常状態であっても最終動作実行後であれば上記制御を行うことが可能です。

9.2. CLUSTERPRO コマンド一覧

クラスタ構築関連

コマンド

説明

参照

clpcfctrl.exe

Cluster WebUI で作成した構成情報をサーバに配信します。
Cluster WebUI で使用するためにクラスタ構成情報をバックアップします。

9.9.

clplcnsc.exe

本製品の製品版・試用版ライセンスを 管理します。

9.12.

clpcfchk.exe

クラスタ構成情報をチェックします。

9.28.

clpcfconv.bat

クラスタ構成情報ファイルを旧バージョンから現バージョンへ変換します。

9.29.

clpfwctrl.bat

ファイアウォールの規則を追加します。

9.30.

状態表示関連

コマンド

説明

参照

clpstat.exe

クラスタの状態や、設定情報を表示します。

9.3.

clphealthchk.exe

プロセスの健全性を確認します。

9.21.

クラスタ操作関連

コマンド

説明

参照

clpcl.exe

CLUSTERPRO サービスの起動、停止、サスペンド、リジュームなどを実行します。

9.4.

clpdown.exe

CLUSTERPRO サービスを停止し、サーバをシャットダウンします。

9.5.

clpstdn.exe

クラスタ全体で、CLUSTERPRO サービスを停止し、全てのサーバをシャットダウンします。

9.6.

clpgrp.exe

グループの起動、停止、移動を実行します。

9.7.

clptoratio.exe

クラスタ内の全サーバの各種タイムアウト値の延長、表示を行います。

9.10.

clpmonctrl.exe

モニタリソースの制御を行います。

9.15.

clprsc.exe

グループリソースの一時停止/再開を 行います。

9.16.

clprexec.exe

外部監視から CLUSTERPROサーバへ処理実行を要求します。

9.18.

clpbwctrl.exe

クラスタ起動同期待ち処理を制御します。

9.19.

clpregctrl.exe

単一サーバ上で再起動回数の表示/初期化を行います。

9.20.

clpstdncnf.exe

クラスタ外からの操作による OS シャットダウン時の動作を設定します。

9.22.

ログ関連

コマンド

説明

参照

clplogcc.exe

ログ、OS 情報等を収集します。

9.8.

clplogcf.exe

ログレベル、ログ出力ファイルサイズの設定の変更、表示を行います。

9.11.

clpperfc.exe

グループ、モニタリソースに関するクラスタ統計情報を表示します。

9.27.

スクリプト関連

コマンド

説明

参照

clplogcmd.exe

スクリプトリソースのスクリプトに記述し、任意のメッセージを出力先に出力します。

9.14.

重要

インストールディレクトリ配下に本マニュアルに記載していない実行形式ファイルやスクリプトファイルがありますが、CLUSTERPRO 以外からの実行はしないでください。 実行した場合の影響については、サポート対象外とします。

ミラー関連 (Replicator / Replicator DR を使用している場合のみ)

コマンド

説明

参照

clpmdstat.exe

ミラーディスクに関する状態と、設定情報を表示します。

9.13.1.

clpmdctrl.exe

ミラーディスクリソースの活性/非活性、ミラー復帰等を行います。

9.13.2.

clphdstat.exe

ハイブリッドディスクに関する状態と、設定情報を表示します。

9.13.7.

clphdctrl.exe

ハイブリッドディスクリソースの活性/非活性、ミラー復帰等を行います。

9.13.8.

clpvolsz.exe

ミラーリング対象パーティションのサイズを確認・調整します。

9.13.3.

clpvolctrl.exe

リソース未登録ボリュームへのアクセス操作を行います。

9.13.4.

clpkeygen.exe

ミラーデータ通信暗号化の暗号鍵ファイルを生成します。

9.13.5.

clphdsnapshot.exe

ハイブリッドディスクリソースのデータパーティションのスナップショットバックアップを採取する際にアクセス制限等を制御します。

9.13.6.

clpbackup.bat

ミラーリング対象パーティションを、ディスクイメージバックアップ可能な状態にします。

9.13.9.

clprestore.bat

リストアしたミラーディスクイメージを、利用可能な状態にします。

9.13.10.

通報関連 (Alert Serviceを使用している場合のみ)

コマンド

説明

参照

clplamp.exe

ネットワーク警告灯を消灯します

9.17.

データベース静止点関連

コマンド

説明

参照

clpdb2still

DB2の静止点の確保/解放を制御します。

9.23.

clporclstill

Oracleの静止点の確保/解放を制御します。

9.24.

clppsqlstill

PostgreSQLの静止点の確保/解放を制御します。

9.25.

clpmssqlstill

SQL Serverの静止点の確保/解放を制御します。

9.26.

9.3. クラスタの状態を表示する (clpstat コマンド)

クラスタの状態と、設定情報を表示します。

コマンドライン
clpstat -s [--long] [-h <hostname>]
clpstat -g [-h <hostname>]
clpstat -m [-h <hostname>]
clpstat -n [-h <hostname>]
clpstat -f [-h <hostname>]
clpstat -i [--detail] [-h <hostname>]
clpstat --cl [--detail] [-h <hostname>]
clpstat --sv [<srvname>] [--detail] [-h <hostname>]
clpstat --hb [<hbname>] [--detail] [-h <hostname>]
clpstat --fnc [<fncname>] [--detail] [-h <hostname>]
clpstat --svg [<svgname>] [-h <hostname>]
clpstat --grp [<grpname>] [--detail] [-h <hostname>]
clpstat --rsc [<rscname>] [--detail] [-h <hostname>]
clpstat --mon [<monname>] [--detail] [-h <hostname>]
clpstat --xcl [<xclname>] [--detail] [-h <hostname>]
clpstat --local
説明

クラスタの状態や、設定情報を表示します。

オプション
-s
オプションなし

クラスタの状態を表示します。

--long

クラスタ名やリソース名などの名前を最後まで表示します。

-g

クラスタのグループマップを表示します。

-m

各サーバ上での各モニタリソースの状態を表示 します。

-n

各サーバ上での各ハートビートリソースの状態を表示します。

-f

各サーバ上でのフェンシング機能(ネットワークパーティション解決リソースおよび強制停止リソース)の状態を表示します。

-i

クラスタ全体の設定情報を表示します。

--cl

クラスタの設定情報を表示します。Replicator / Replicator DR を使用している場合、ディスク エージェントの情報も表示します。

--sv [<srvname>]

サーバの設定情報を表示します。サーバ名を指定することによって、指定したサーバ情報のみを 表示することができます。

--hb [<hbname>]

ハートビートリソースの設定情報を表示します。ハートビートリソース名を指定することによって、 指定したハートビートリソース情報のみを表示 できます。

--fnc [<fncname>]

フェンシング機能(ネットワークパーティション解決リソースおよび強制停止リソース)の設定情報を表示します。リソース名を指定することによって、指定したネットワークパーティション解決リソースまたは強制停止リソースの情報のみを表示できます。

--svg [svgname]

サーバグループの設定情報を表示します。サーバグループ名を指定することによって、指定した サーバグループ情報のみを表示できます。

--grp [<grpname>]

グループの設定情報を表示します。グループ名を指定することによって、指定したグループ情報 のみを表示できます。

--rsc [<rscname>]

グループリソースの設定情報を表示します。 グループリソース名を指定することによって、指定したグループリソース情報のみを表示できます。

--mon [<monname>]

モニタリソースの設定情報を表示します。モニタ リソース名を指定することによって、指定した モニタリソース情報のみを表示できます。

--xcl [<xclname>]

排他ルールの設定情報を表示します。排他ルール名を指定することによって、指定した排他ルール情報のみを表示できます。

--detail

このオプションを使用することによって、より詳細な設定情報を表示できます。

-h <hostname>

hostname で指定したサーバから情報を取得 します。[-h] オプションを省略した場合は、コマンド実行サーバ (自サーバ) から情報を取得します。

--local
クラスタの状態を表示します。
-s またはオプションなしと同等の情報を表示しますが、他サーバとの通信は行わずコマンド実行サーバ上の情報のみを表示します
戻り値

0

成功

上記以外

異常

備考

設定情報表示オプションは組み合わせによって、様々な形式で情報 表示をすることができます。

表示結果のサーバ名の横に表示される * は、本コマンドを実行したサーバを表します。

注意事項

本コマンドは、Administrator 権限を持つユーザで実行してください。

[-h] オプションのサーバ名は、クラスタ内のサーバ名を指定してください。

オプションを指定しない場合と -s オプションを指定する場合は、クラスタ名やリソース名などの名前が途中までしか出力されません。

表示例

表示例は次のトピックで説明します。

エラーメッセージ

メッセージ

原因/対処法

Log in as administrator.

Administrator 権限を持つユーザで実行してください。

Invalid configuration file. Create valid cluster configuration data.

Cluster WebUI で正しいクラスタ構成情報を作成してください。

Invalid option.

正しいオプションを指定してください。

Could not connect to the server. Check if the cluster service is active.

CLUSTERPRO Information Base サービスが起動しているか確認してください。

Invalid server status.

CLUSTERPRO サービスが起動しているか 確認してください。

Server is not active. Check if the cluster service is active.

CLUSTERPRO サービスが起動しているか 確認してください。

Invalid server name. Specify a valid server name in the cluster.

クラスタ内の正しいサーバ名を指定してください。

Invalid heartbeat resource name. Specify a valid heartbeat resource name in the cluster.

クラスタ内の正しいハートビートリソース名を指定してください。

Invalid network partition resource name. Specify a valid network partition resource name in the cluster.

クラスタ内の正しいネットワークパーティション解決リソース名を指定してください。

Invalid group name. Specify a valid group name in the cluster.

クラスタ内の正しいグループ名を指定してください。

Invalid group resource name. Specify a valid group resource name in the cluster.

クラスタ内の正しいグループリソース名を 指定してください。

Invalid monitor resource name. Specify a valid monitor resource name in the cluster.

クラスタ内の正しいモニタリソース名を指定してください。

Connection was lost. Check if there is a server where the cluster service is stopped in the cluster.

クラスタ内に CLUSTERPRO サービスが停止しているサーバがないか確認してください。

Invalid parameter.

コマンドの引数に指定した値に不正な値が設定されている可能性があります。

Internal communication timeout has occurred in the cluster server. If it occurs frequently, set the longer timeout.

CLUSTERPRO の内部通信でタイムアウトが発生しています。
頻出するようであれば、内部通信タイムアウトを長めに設定してください。

Internal error. Check if memory or OS resources are sufficient.

メモリ不足または、OS のリソース不足が考えられます。確認してください。

The cluster is not created.

クラスタ構成情報を作成し、反映してください。

Could not connect to the server. Internal error. Check if memory or OS resources are sufficient.

メモリ不足または、OS のリソース不足が考えられます。確認してください。

Cluster is stopped. Check if the cluster daemon is active.

CLUSTERPRO デーモンが起動しているか確認してください。

Cluster is suspended. To display the cluster status, use --local option.

クラスタがサスペンド状態です。
クラスタの状態を表示するには、 --localオプションを使用してください。
実行例

クラスタの状態を表示する (-s オプション)

[-s] オプションを指定した場合、または、オプションを指定しない場合の例:

実行例
# clpstat -s
表示例
===================== CLUSTER STATUS ========================
Cluster : cluster
<server>
*server1........... : Online server1
  lankhb1           : Normal LAN Heartbeat
  lankhb2           : Normal LAN Heartbeat
  witnesshb1        : Normal Witness Heartbeat
  pingnp1           : Normal ping resolution
  httpnp1           : Normal http resolution
  forcestop1        : Normal Forced stop
server2 ........... : Online server2
  lankhb1           : Normal LAN Heartbeat
  lankhb2           : Normal LAN Heartbeat
  witnesshb1        : Normal Witness Heartbeat
  pingnp1           : Normal ping resolution
  httpnp1           : Normal http resolution
  forcestop1        : Normal Forced stop

<group>
ManagementGroup     : Online Management Group
  current           : server1
  ManagementIP      : Online 10.0.0.10
failover1.......... : Online failover group1
current             : server1
  fip1              : Online 10.0.0.11
  md1               : Online I:
  script1           : Online script resource1
failover2 ......... : Online failover group2
  current           : server2
  fip2              : Online 10.0.0.12
  md2               : Online J:
  script1           : Online script resource2
<monitor>
fipw1               : Normal fip1
fipw2               : Normal fip2
ipw1                : Normal ip monitor1
mdw1                : Normal md1
mdw2                : Normal md2
===============================================================

各種状態についての説明は、「 各種状態 」で説明します。

グループマップを表示する (-g オプション)

グループマップを表示するには、[clpstat] コマンドに [-g] オプションを指定して実行します。

実行例
# clpstat -g
表示例
================= GROUPMAP INFORMATION =======================
Cluster : cluster
 *server0 : server1
  server1 : server2

---------------------------------------------------------------
server0 [o] : failover1[o] failover2[o]
server1 [o] : failover3[o]
===============================================================
  • 停止しているグループは表示されません。

  • 各種状態についての説明は、「 各種状態 」で説明します。

モニタリソースの状態を表示する (-m オプション)

モニタリソースの状態を表示するには、[clpstat] コマンドに [-m] オプションを指定して実行 します。

実行例
# clpstat -m
表示例
=================== MONITOR RESOURCE STATUS ==================
  Cluster : cluster
   *server0 : server1
    server1 : server2

 Monitor0 [fipw1 : Normal]
---------------------------------------------------------------
  server0 [o] : Online
  server1 [o] : Offline

 Monitor1 [fipw2 : Normal]
---------------------------------------------------------------
  server0 [o] : Offline
  server1 [o] : Online

 Monitor2 [ipw1 : Normal]
---------------------------------------------------------------
  server0 [o] : Online
  server1 [o] : Online

 Monitor3 [mdw1 : Normal]
---------------------------------------------------------------
  server0 [o] : Online
  server1 [o] : Online

 Monitor4 [mdw2 : Normal]
---------------------------------------------------------------
  server0 [o] : Online
  server1 [o] : Online
===============================================================
各種状態についての説明は、「 各種状態 」で説明します。
擬似障害が発生しているモニタリソースの場合、状態の後ろに"(Dummy Failure)"が表示されます。

ハートビートリソースの状態を表示する (-n オプション)

ハートビートリソースの状態を表示するには、[clpstat] コマンドに [-n] オプションを指定して 実行します。

実行例
# clpstat -n
表示例
================== HEARTBEAT RESOURCE STATUS ===================
  Cluster : cluster
   *server0 : server1
    server1 : server2

    HB0 : lankhb1
    HB1 : lankhb2
    HB2 : witnesshb1

    [on server0 : Online]
           HB 0 1 2
-----------------------------------------------------------------
    server0 : o o o
    server1 : o x o

     on server1 : Online]
           HB 0 1 2
-----------------------------------------------------------------
    server0 : o x o
    server1 : o o o
=================================================================

各種状態についての説明は、「 各種状態 」で説明します。

表示例の状態についての説明

上の表示例は、プライオリティが 2 番目のカーネルモード LAN ハートビートリソースが断線した場合の、server0、server1 それぞれのサーバから見た全ハートビートリソースの状態を 表示しています。

カーネルモード LAN ハートビートリソース lankhb1 は両サーバ間で通信不可の状態に なっているので、server0 上では server1 に対して通信不可、server1 上では server0 に対して通信不可になっています。

その他のハートビートリソースは、両サーバともに通信可の状態になっています。

フェンシング機能の状態を表示する (-f オプション)

フェンシング機能(ネットワークパーティション解決リソースおよび強制停止リソース)の状態を表示するには、[clpstat] コマンドに [-f] オプションを指定して実行します。

実行例
# clpstat -f
表示例
======================== FENCING STATUS =========================
  Cluster : cluster
   *server0 : server1
    server1 : server2

    NP0 : disknp1
    NP1 : pingnp1
    NP2 : httpnp1
    FST : forcestop1

    [on server0 : Online]
     NP/FST   0 1 2 F
-----------------------------------------------------------------
    server0 : o o o o
    server1 : o o o -

    [on server1 : Online]
     NP/FST   0 1 2 F
-----------------------------------------------------------------
    server0 : o o o -
    server1 : o o o o
=================================================================

各種状態についての説明は、「 各種状態 」で説明します。

クラスタ設定情報を表示する (clpstat コマンド、--cl オプション)

クラスタの設定情報を表示するには、[clpstat] コマンドに [-i] オプションもしくは、[--cl], [--sv], [--hb], [--fnc], [--svg], [--grp], [--rsc], [--mon] を指定して実行します。また、[--detail] オプションを指定すると、より詳細な情報を表示することができます。

設定情報の各項目についての詳細は本ガイドの「2. パラメータの詳細」を参照してください。

クラスタ構成情報を表示するには、[clpstat] コマンドに [--cl] オプションを指定して実行します。

実行例
# clpstat --cl
表示例
===================== CLUSTER INFORMATION ====================
[クラスタ名: cluster]
コメント : failover cluster
===============================================================

特定のサーバの設定情報のみを表示する (--sv オプション)

指定したサーバのみのクラスタ設定情報を表示したい場合は、[clpstat] コマンドで [--sv] オプションの後に、サーバ名を指定して実行します。詳細を表示したい場合は、[--detail]オプションを指定します。サーバ名を指定しない場合は、全てのサーバのクラスタ構成情報を表示します。

実行例
# clpstat --sv server1
表示例
===================== CLUSTER INFORMATION =====================
[サーバ0 : server1]
コメント                     : server1
仮想化基盤                   : vSphere
製品                         : CLUSTERPRO X 5.2 for Windows
内部バージョン               : 13.20
インストールパス             : C:\Program Files\CLUSTERPRO
================================================================

特定のハートビートリソース情報のみを表示する (--hb オプション)

指定したハートビートリソースのみのクラスタ設定情報を表示したい場合は、[clpstat] コマンドで [--hb] オプションの後に、ハートビートリソース名を指定して実行します。詳細を表示したい場合は、[--detail] オプションを指定します。ハートビートリソース名を指定しない場合は、 全てのハートビートリソースのクラスタ構成情報を表示します。

実行例

カーネルモード LAN ハートビートリソースの場合

# clpstat --hb lankhb1
表示例
==================== CLUSTER INFORMATION =======================
[HB0 : lankhb1]
タイプ                       : lankhb
コメント                     : LAN Heartbeat
=================================================================
ヒント

[--sv] オプションと、[--hb] オプションを同時に用いることによって、次のように表示することもできます。

実行例
# clpstat --sv --hb
表示例
===================== CLUSTER INFORMATION =====================
[サーバ0 :server1]
  コメント                      : server1
  仮想化基盤                    :
  製品                          : CLUSTERPRO X 5.2 for Windows
  内部バージョン                : 13.20
  インストールパス              : C:\Program Files\CLUSTERPRO
 [HB0 : lankhb1]
  タイプ                        : lankhb
  コメント                      : LAN Heartbeat
 [HB1 : lankhb2]
  タイプ                        : lankhb
  コメント                      : LAN Heartbeat
 [HB2 : witnesshb1]
  タイプ                        : witnesshb
  コメント                      : Witness Heartbeat
[サーバ1 :server2]
  コメント                      : server2
  仮想化基盤                    :
  製品                          : CLUSTERPRO X 5.2 for Windows
  内部バージョン                : 13.20
  インストールパス              : C:\Program Files\CLUSTERPRO
 [HB0 : lankhb1]
  タイプ                        : lankhb
  コメント                      : LAN Heartbeat
 [HB1 : lankhb2]
  タイプ                        : lankhb
  コメント                      : LAN Heartbeat
 [HB2 : witnesshb1]
  タイプ                        : witnesshb
  コメント                      : Witness Heartbeat
================================================================

特定のフェンシング機能の情報のみを表示する (--fnc オプション)

指定したフェンシング機能(ネットワークパーティション解決リソースおよび強制停止リソース)のみのクラスタ設定情報を表示したい場合は、[clpstat] コマンドで [--fnc] オプションの後に、ネットワークパーティション解決リソース名または強制停止リソース名を指定して実行します。詳細を表示したい場合は、[--detail] オプションを指定します。ネットワークパーティション名または強制停止リソース名を指定しない場合は、全てのフェンシング機能のクラスタ構成情報を表示します。

実行例

DISK ネットワークパーティション解決リソースの場合

# clpstat --fnc disknp1
表示例
==================== CLUSTER INFORMATION =======================
[NP0 : disknp1]
タイプ                      : disknp
コメント                    : disk resolution
=================================================================
実行例

PING ネットワークパーティション解決リソースの場合

# clpstat --fnc pingnp1
表示例
==================== CLUSTER INFORMATION =======================
[NP0 : pingnp1]
タイプ                      : pingnp
コメント                    : ping resolution
=================================================================
実行例

HTTP ネットワークパーティション解決リソースの場合

# clpstat --fnc httpnp1
表示例
==================== CLUSTER INFORMATION =======================
[NP0 : httpnp1]
タイプ                      : httpnp
コメント                    : http resolution
=================================================================
実行例

多数決ネットワークパーティション解決リソースの場合

# clpstat --fnc majonp1
表示例
==================== CLUSTER INFORMATION =======================
[NP0 : majonp1]
タイプ                       : majonp
コメント                     : majority resolution
================================================================
実行例

強制停止リソースの場合

# clpstat --fnc forcestop1
表示例
==================== CLUSTER INFORMATION =======================
 [FST : forcestop1]
   タイプ               : bmc
   コメント             : Forced stop
=================================================================

特定のサーバグループの情報のみを表示する (--svg オプション)

指定したサーバグループのみのクラスタ設定情報を表示したい場合は、[clpstat] コマンドで [--svg] オプションの後に、サーバグループ名を指定して実行します。サーバグループ名を 指定しない場合は、全てのサーバグループのクラスタ構成情報を表示します。

実行例
# clpstat --svg servergroup1
表示例
===================== CLUSTER INFORMATION =====================
 [サーバグループ0 : servergroup1]
   サーバ0 : server1
   サーバ1 : server2
   サーバ2 : server3
================================================================

特定のグループの情報のみを表示する (--grp オプション)

指定したグループのみのクラスタ設定情報を表示したい場合は、[clpstat] コマンドで [--grp] オプションの後に、グループ名を指定して実行します。詳細を表示したい場合は、[--detail] オプションを指定します。グループ名を指定しない場合は、全てのグループのクラスタ構成情報を表示します。

実行例
# clpstat --grp
表示例
===================== CLUSTER INFORMATION =====================
[グループ0 : ManagementGroup]
  タイプ                        : cluster
  コメント                      :
[グループ1 : failover1]
  タイプ                        : failover
  コメント                      : failover group1
[グループ2 : failover2]
  タイプ                        : failover
  コメント                      : failover group2
[グループ3 : virtualmachine1]
  タイプ                        : virtualmachine
  コメント                      :
=================================================================

特定のグループリソースの情報のみを表示する (--rsc オプション)

指定したグループリソースのみのクラスタ設定情報を表示したい場合は、[clpstat] コマンドで [--rsc] オプションの後に、グループリソースを指定して実行します。詳細を表示したい場合は、[--detail] オプションを指定します。グループリソース名を指定しない場合は、全てのグループリソースのクラスタ構成情報を表示します。

実行例

フローティング IP リソースの場合

# clpstat --rsc fip1
表示例
===================== CLUSTER INFORMATION =====================
 [リソース0 : fip1]
  タイプ                        : fip
  コメント                      : 10.0.0.11
  IPアドレス                    : 10.0.0.11
================================================================
ヒント

[--grp] オプションと、[--rsc] オプションを同時に用いることによって、次のように表示すること もできます。

実行例
# clpstat --grp --rsc
表示例
===================== CLUSTER INFORMATION =====================
 [グループ0 : ManagementGroup]
  タイプ                        : cluster
  コメント                      :
  [リソース0 : ManagementIP]
    タイプ                      : fip
    コメント                    :
    IPアドレス                  : 10.0.0.10
 [グループ1 : failover1]
  タイプ                        : failover
  コメント                      : failover group1
  [リソース0 : fip1]
    タイプ                      : fip
    コメント                    : 10.0.0.11
    IPアドレス                  : 10.0.0.11
  [リソース1 : md1]
    タイプ                      : md
    コメント                    : I:
    ミラーディスク番号          : 1
    ドライブ文字                : I:
    ミラーディスクコネクト      : mdc1
 [グループ2 : failover2]
  タイプ                        : failover
  コメント                      : failover group2
  [リソース0 : fip2]
    タイプ                      : fip
    コメント                    : 10.0.0.12
    IPアドレス                  : 10.0.0.12
  [リソース1 : md2]
    タイプ                      : md
    コメント                    : J:
    ミラーディスク番号          : 2
    ドライブ文字                : J:
    ミラーディスクコネクト      : mdc1
================================================================

特定のモニタリソースの情報のみを表示する (--mon オプション)

指定したモニタリソースのみのクラスタ設定情報を表示したい場合は、[clpstat] コマンドで [--mon] オプションの後に、モニタリソース名を指定して実行します。詳細を表示したい場合は、[--detail] オプションを指定します。モニタリソース名を指定しない場合は、全てのモニタリソースのクラスタ構成情報を表示します。

実行例

フローティング IP 監視リソースの場合

# clpstat --mon fipw1
表示例
===================== CLUSTER INFORMATION =====================
[モニタ0 : fipw1]
タイプ                                 : fipw
コメント                               : fip1
================================================================

特定の排他ルールの情報のみを表示する (--xcl オプション)

指定した排他ルールのみのクラスタ設定情報を表示したい場合は、[clpstat] コマンドで [--xcl] オプションの後に、排他ルール名を指定して実行します。

実行例
# clpstat --xcl excl1
表示例
===================== CLUSTER INFORMATION =====================
[排他ルール0 : excl1]
  排他属性                         : 通常排他
  グループ0                        : failover1
  グループ1                        : failover2
=================================================================

すべてのクラスタ情報を表示する (-i オプション)

[-i] オプションを指定すると、[--cl]、[--sv]、[--hb]、[--fnc]、[--svg]、[--grp]、[--rsc]、[--mon] オプションが全て指定された設定情報を表示することができます。

[--detail] オプションをつけて実行すると、全てのクラスタ設定情報の詳細を表示できます。

このオプションは一度に表示する情報量が多いので、実際に使用する場合は、パイプを用いて [more] コマンドなどを使用して表示させるか、あるいはリダイレクトを用いてファイルに出力 するなどして、参照してください。

実行例
# clpstat -i
ヒント

[-i] オプションの指定はコンソールに全ての情報が表示されます。ある一部の情報を表示したい場合は、[--cl]、[--sv]、[--hb]、[--fnc]、[--svg]、[--grp]、[--rsc]、[--mon] オプションを組み合わせて使うと便利です。たとえば、以下のような使い方もできます。

実行例

サーバ名 server0 の情報と、グループ名 failover1 の情報と、その指定したグループに存在する全てのグループリソースの情報を、詳細に表示したい場合

# clpstat --sv server0 --grp failover1 --rsc --detail

クラスタの状態を表示する (--local オプション)

[--local] オプションを指定すると、他サーバとの通信処理は行わずコマンド実行サーバ上の情報のみを表示することができます。

実行例
# clpstat --local
表示例
===================== CLUSTER STATUS ========================
 Cluster : cluster
   cluster ...... : Start cluster
 <server>
  *server1 ...... : Online server1
    lankhb1       : Normal LAN Heartbeat
    lankhb2       : Normal LAN Heartbeat
    pingnp1       : Normal ping resolution
    forcestop1    : Normal Forced stop
   server2 ...... : Online server2
    lankhb1       : - LAN Heartbeat
    lankhb2       : - LAN Heartbeat
    pingnp1       : - ping resolution
    forcestop1    : - Forced stop
 <group>
  ManagementGroup : Online Management Group
    current       : server1
    ManagementIP  : Online 10.0.0.10
  failover1 ..... : Online failover group1
    current       : server1
    fip1          : Online 10.0.0.11
    md1           : Online I:
    script1       : Online script resource1
  failover2 ..... : - failover group2
    current       : server2
    fip2          : - 10.0.0.12
    md2           : - J:
    script1       : - script resource2
 <monitor>
    fipw1         : Online fip1
    fipw2         : Online fip2
    ipw1          : Online ip monitor1
    mdw1          : Online md1
    mdw2          : Online md2
===============================================================

各種状態についての説明は、「 各種状態 」で説明します。

9.3.1. 各種状態

クラスタ

機能

状態

説明

状態表示 (--local)

Start

起動中

Suspend

サスペンド中

Stop

停止中

Unknown

状態不明

サーバ

機能

状態

説明

状態表示
ハートビートリソース状態表示

Online

起動中

Offline

停止中

Caution

ハートビートリソースが異常

Isolated

保留 (ダウン後再起動)

Online Pending

起動処理中

Offline Pending

停止処理中

Pending

保留 (ネットワークパーティション未解決)

Unknown

状態不明

-

状態不明

グループマップ表示
モニタリソース状態表示

o

起動中

s

保留 (ダウン後再起動)

p

起動処理中、停止処理中、保留
(ネットワークパーティション未解決)

x

停止中

状態不明

ハートビートリソース

機能

状態

説明

状態表示

Normal

正常

Caution

異常 (一部)

Error

異常 (全部)

Unused

未使用

Unknown

状態不明

-

状態不明

ハートビートリソース状態表示

o

通信可

x

通信不可

-

未使用、状態不明

ネットワークパーティション解決リソース および 強制停止リソース

機能

状態

説明

状態表示

Normal

正常

Caution

異常 (一部)

Error

異常 (全部)

Unused

未使用

Unknown

状態不明

-

状態不明

ネットワークパーティション解決
リソース・強制停止リソース
状態表示

o

通信可

x

通信不可

-

未使用、状態不明

グループ

機能

状態

説明

状態表示

Online

起動済

Offline

停止済

Online Pending

起動処理中

Offline Pending

停止処理中

Error

異常

Unknown

状態不明

-

状態不明

グループマップ表示

o

起動済

e

異常

p

起動処理中、停止処理中

グループリソース

機能

状態

説明

状態表示

Online

起動済

Offline

停止済

Online Pending

起動処理中

Offline Pending

停止処理中

Online Failure

起動失敗

Offline Failure

停止失敗

Unknown

状態不明

-

状態不明

モニタリソース

機能

状態

説明

状態表示

Normal

正常

Caution

異常 (一部)

Error

異常 (全部)

Unused

未使用

Unknown

状態不明

Normal (Dummy failure)

正常 (擬似障害)

Caution (Dummy failure)

異常 (一部) (擬似障害)

Error (Dummy failure)

異常 (全部) (擬似障害)

状態表示 (--local)
モニタリソース状態表示

Online

起動済かつ正常

Offline

停止済

Caution

警告

Suspend

一時停止

Online Pending

起動処理中

Offline Pending

停止処理中

Online Failure

異常

Offline Failure

停止失敗

Unused

未使用

Unknown

状態不明

Online (Dummy failure)

起動済 (擬似障害)

Offline (Dummy failure)

停止済 (擬似障害)

Caution (Dummy failure)

警告 (擬似障害)

Suspend (Dummy failure)

一時停止 (擬似障害)

Online Pending (Dummy failure)

起動処理中 (擬似障害)

Offline Pending (Dummy failure)

停止処理中 (擬似障害)

Online Failure (Dummy failure)

起動失敗 (擬似障害)

Offline Failure (Dummy failure)

停止失敗 (擬似障害)

-

状態不明

9.4. クラスタを操作する (clpcl コマンド)

クラスタを操作します。

コマンドライン
clpcl -s [-a] [-h <hostname>]
clpcl -t [-a] [-h <hostname>] [-w <timeout>] [--apito timeout]
clpcl -r [-a] [-h <hostname>] [-w <timeout>] [--apito timeout]
clpcl --return [-h <hostname>]
clpcl --suspend [--force] [-w <timeout>] [--apito timeout]
clpcl --resume
説明

CLUSTERPRO サービスの起動、停止、復帰、サスペンド、 リジュームなどを実行します。

オプション
-s

CLUSTERPRO サービスを起動します。

-t

CLUSTERPRO サービスを停止します。

-r

CLUSTERPRO サービスを再起動します。

--return

保留 (ダウン後再起動) 状態のサーバを正常状態へ復帰します。

--suspend

クラスタ全体をサスペンドします。

--resume

クラスタ全体をリジュームします。

-a

全てのサーバで実行されます。

-h <hostname>

hostname で指定したサーバに処理を要求します。[-h] オプションを省略した場合は、コマンド 実行サーバ (自サーバ) に処理を要求します。

-w <timeout>
[-t]、[-r]、[--suspend] オプションの場合にのみ[clpcl] コマンドが CLUSTERPRO サービスの 停止またはサスペンドの完了を待ち合わせる時間を秒単位で指定します。
Timeout の指定がない場合、無限に待ち合わせを行います。
Timeout に "0" を指定した場合、待ち合わせを行いません。
[-w] オプションを指定しない場合 (デフォルト) は、ハートビートタイムアウト× 2 秒の間、待ち 合わせを行います。
--force

[--suspend] オプションと一緒に用いることで、 クラスタ内のサーバの状態に関わらず強制的に サスペンドを実行します。

--apito timeout
CLUSTERPRO デーモンの停止、再起動、サスペンドを待ち合わせる時間(内部通信タイムアウト)を秒単位で指定します。1-9999 の値が指定できます。
[--apito] オプションを指定しない場合は、3600 秒待ち合わせを行います。
戻り値

0

成功

0 以外

異常

備考

本コマンドを -s または --resume オプションで実行した場合、対象のサーバで処理が開始したタイミングで制御を戻します。

-t または --suspend オプションで実行した場合、処理の完了を待ち合わせてから制御を戻します。

-r オプションで実行した場合、対象のサーバでCLUSTERPROデーモンが一度停止し、起動を開始したタイミングで制御を戻します。

CLUSTERPROデーモンの起動またはリジュームの状況はclpstatコマンドで確認してください。

注意事項

本コマンドは、Administrator 権限を持つユーザで実行してください。

本コマンドはグループの起動処理中、停止処理中に実行できません。

[-h] オプションのサーバ名は、名前解決できるクラスタ内のサーバ名を指定してください。

サスペンドを実行する場合は、クラスタ内の全サーバのCLUSTERPRO サービスが起動した状態で実行してください。[--force] オプションを用いると、クラスタ内に停止しているサーバが 存在する場合でも、強制的にサスペンドを実行します。

クラスタ起動時およびリジューム時、インタコネクトの優先度順でクラスタサーバのIPアドレスに接続し、成功した経路を使用します。

リジュームを実行する場合は、[clpstat] コマンドを用いてクラスタ内に起動しているサーバがないか確認してください。

実行例

例1: 自サーバの CLUSTERPRO サービスを起動させる場合

# clpcl -s
Command succeeded.

例2: server0 から server1 の CLUSTERPRO サービスを起動 させる場合

# clpcl -s -h server1
Start server1 : Command succeeded.

サーバ名指定の場合は、上記のように表示されます。

Start サーバ名 : 実行結果

例3: 全サーバの CLUSTERPRO サービスを起動させる場合

# clpcl -s -a
Start server0 : Command succeeded.
Start server1 : Performed startup processing to the active cluster service.

全サーバ起動の場合は、上記のように表示されます。

Start サーバ名 : 実行結果

例4: 全サーバの CLUSTERPRO サービスを停止させる場合

# clpcl -t -a
Stop server0 : Command succeeded.
Stop server1 : Command succeeded.

全サーバ停止の場合は、上記のように表示されます。

Stop サーバ名 : 実行結果

停止が失敗した場合、過程によってはこのように表示されないことも あります。

各サーバの CLUSTERPRO サービスの停止を待ち合わせします。

エラーメッセージ

メッセージ

原因/対処法

Log in as administrator.

Administrator 権限を持つユーザで実行してください。

Invalid configuration file. Create valid cluster configuration data.

Cluster WebUI で正しいクラスタ構成情報を作成してください。

Invalid option.

正しいオプションを指定してください。

Performed stop processing to the stopped cluster service.

停止している CLUSTERPRO サービスに対して停止処理を実行しました。

Performed startup processing to the active cluster service.

起動している CLUSTERPRO サービスに対して起動処理を実行しました。

Command timeout.

コマンドがタイムアウトしました。

Failed to return the server. Check the status of failed server.

サーバの復帰に失敗しました。処理に失敗したサーバの状態を確認してください。

Could not connect to the server. Check if the cluster service is active.

CLUSTERPRO サービスが起動しているか確認してください。

Could not connect to the data transfer server. Check if the server has started up.

サーバが起動しているか確認してください。

Failed to obtain the list of nodes. Specify a valid server name in the cluster.

クラスタ内の正しいサーバ名を指定してください。

Failed to obtain the service name.

サービス名の取得に失敗しました。

Failed to operate the service.

サービスの制御に失敗しました。

Resumed the cluster service that is not suspended.

サスペンド状態ではない CLUSTERPROサービスに対して、リジューム処理を実行 しました。

Invalid server status.

CLUSTERPRO サービスが起動しているか確認してください。

Server is busy. Check if this command is already run.

既に本コマンドを実行している可能性があります。確認してください。

Server is not active. Check if the cluster service is active.

CLUSTERPRO サービスが起動しているか確認してください。

There is one or more servers of which cluster service is active. If you want to perform resume, check if there is any server whose cluster service is active in the cluster.

リジュームを実行する場合、クラスタ内にCLUSTERPRO サービスが起動しているサーバがないか確認してください。

All servers must be activated. When suspending the server, the cluster service needs to be active on all servers in the cluster.

サスペンドを実行する場合、クラスタ内の全てのサーバで、CLUSTERPRO サービスが起動している必要があります。

Resume the server because there is one or more suspended servers in the cluster.

クラスタ内にサスペンドしているサーバがあるので、リジュームを実行してください。

Invalid server name. Specify a valid server name in the cluster.

クラスタ内の正しいサーバ名を指定してください。

Connection was lost. Check if there is a server where the cluster service is stopped in the cluster.

クラスタ内に CLUSTERPRO サービスが停止しているサーバがないか確認してください。

Invalid parameter.

コマンドの引数に指定した値に不正な値が設定されている可能性があります。

Internal communication timeout has occurred in the cluster server. If it occurs frequently, set the longer timeout.

CLUSTERPRO の内部通信でタイムアウトが発生しています。
頻出するようであれば、内部通信タイムアウトを長めに設定してみてください。

Processing failed on some servers. Check the status of failed servers.

全サーバ指定で停止処理を実行した場合、 処理に失敗したサーバが存在します。
処理に失敗したサーバの状態を確認してください。

Internal error. Check if memory or OS resources are sufficient.

メモリ不足または、OS のリソース不足が考えられます。確認してください。

Failed to shutdown the server.

サーバのシャットダウンまたは、リブートに失敗しました。

Failed to get privilege.

サーバのシャットダウンまたは、リブートをするための特権の取得に失敗しました。

9.5. 指定したサーバをシャットダウンする (clpdown コマンド)

指定したサーバをシャットダウンします。

コマンドライン

clpdown [-r] [-h <hostname> ]

説明

CLUSTERPRO サービスを停止し、サーバをシャットダウンします。

オプション
オプションなし

サーバをシャットダウンします。

-r

サーバを再起動します。

-h <hostname>

hostname で指定したサーバに処理を要求します。[-h] オプションを省略した場合は、コマンド 実行サーバ (自サーバ) に処理を要求します。

戻り値

0

成功

0 以外

異常

備考

本コマンドは、グループ停止処理が完了したタイミングで制御を戻します。

本コマンドは、CLUSTERPRO サービスが停止状態でもサーバをシャットダウンします。

注意事項

本コマンドは、Administrator 権限を持つユーザで実行してください。

本コマンドはグループの起動処理中、停止処理中に実行できません。

本コマンドは、クラスタサスペンド状態では実行しないでください。

[-h] オプションのサーバ名は、クラスタ内のサーバを指定してください。

実行例

例1: 自サーバの CLUSTERPRO サービスを停止し、シャットダウン する場合

clpdown

例2: server0 から server1 をシャットダウンリブートさせる場合

clpdown -r -h server1
エラーメッセージ

クラスタを操作する (clpcl コマンド) 」を参照してください。

9.6. クラスタ全体をシャットダウンする (clpstdn コマンド)

クラスタ全体をシャットダウンします。

コマンドライン

clpstdn [-r] [-h <hostname>]

説明

クラスタ全体で、CLUSTERPRO サービスを停止し、全てのサーバをシャットダウンします。

オプション
オプションなし

クラスタシャットダウンを実行します。

-r

クラスタシャットダウンリブートを実行します。

-h <hostname>

hostname で指定したサーバに処理を要求します。[-h] オプションを省略した場合は、コマンド 実行サーバ (自サーバ) に処理を要求します。

戻り値

0

成功

0 以外

異常

備考

本コマンドは、グループ停止処理が完了したタイミングで制御を戻します。

注意事項

本コマンドは、Administrator 権限を持つユーザで実行してください。

本コマンドはグループの起動処理中、停止処理中に実行できません。

[-h] オプションのサーバ名は、クラスタ内のサーバを指定してください。

コマンドを実行したサーバから通信不能なサーバ (全ての LAN ハートビートリソースが Offline のサーバ) はシャットダウンされません。

実行例

例1: クラスタシャットダウンを行う場合

clpstdn

例2: クラスタシャットダウンリブートを行う場合

clpstdn -r
エラーメッセージ

クラスタを操作する (clpcl コマンド) 」を参照してください。

9.7. グループを操作する (clpgrp コマンド)

グループを操作します。

コマンドライン
clpgrp -s [grpname] [-h <hostname>] [-f] [--apito timeout]
clpgrp -t [grpname] [-h <hostname>] [-f] [--apito timeout]
clpgrp -m [grpname] [-h <hostname>] [-a <hostname>] [--apito timeout]
clpgrp -n <grpname>
説明

グループの起動、停止、移動を実行します。

オプション
-s [grpname]

グループを起動します。グループ名を指定すると、指定されたグループのみ起動します。グループ名の指定がない場合は、全てのグループが起動されます。

-t [grpname]

グループを停止します。グループ名を指定すると、指定されたグループのみ停止します。グループ名の指定がない場合は、全てのグループが停止されます。

-m [grpname]

グループを移動します。グループ名を指定すると、指定されたグループのみ移動します。グループ名の指定がない場合は、全てのグループが移動されます。

-h <hostname>

hostname で指定したサーバに処理を要求します。[-h] オプションを省略した場合は、コマンド 実行サーバ (自サーバ) に処理を要求します。

-a <hostname>

hostname で指定したサーバをグループの移動先サーバとします。[-a] オプションを省略した場合は、グループの移動先はフェイルオーバポリシーに従います。

-f
他サーバで起動しているグループに対して、 [-s] オプションと使うと強制的に処理を要求したサーバで起動します。
[-t] オプションと使うと強制的に停止します。
-n <grpname>

グループの起動済サーバ名を表示します。

--apito <timeout>
グループの起動、停止、移動を待ち合わせる時間(内部通信タイムアウト)を秒単位で指定します。1-9999 の値が指定できます。
[--apito] オプションを指定しない場合は、3600 秒待ち合わせを行います。
戻り値

0

成功

0 以外

異常

注意事項

本コマンドは、Administrator 権限を持つユーザで実行してください。

本コマンドを実行するサーバは CLUSTERPRO サービスが起動 している必要があります。

[-h]、[-a] オプションのサーバ名は、クラスタ内のサーバを指定してください。

[-m] オプションでグループ移動を行った場合、移動先サーバでグループの起動処理を開始した時点で成功(戻り値:0)と判断します。本コマンドが成功していても移動先サーバでリソースの活性に失敗している場合がありますので注意してください。
移動先サーバでのグループ起動処理の結果を戻り値で判断する場合は、下記のコマンドを使用してグループ移動を実行してください。
# clpgrp -s [group_name] [-h hostname] -f

排他属性が「通常排他」に設定されている排他ルールに所属するグループを、[-m] オプションでグループを移動する際は、[-a] オプションで明示的に移動先サーバを指定してください。

[-a]オプション省略時に、移動可能な全てのサーバで、排他属性が「通常排他」に設定されている排他ルールに所属するグループが起動している場合は、グループ移動に失敗します。

実行例

グループ操作の実行を、簡単な状態遷移の例で説明します。

2 台構成のサーバで、グループを 2 つ持っている場合

グループのフェイルオーバポリシー

groupA server1 → server2
groupB server2 → server1
  1. グループが 2 つとも停止している状態。

    2台のサーバと2つのグループ

    図 9.1 clpgrp実行時状態 (1)

  2. server1 で以下のコマンドを実行します。

    # clpgrp -s groupA

    server1 で、groupA が起動します。

    2台のサーバと2つのグループ

    図 9.2 clpgrp実行時状態 (2)

  3. server1 で以下のコマンドを実行します。

    # clpgrp -n groupA
    server1

    コマンドを実行すると、groupA は server1 で起動しているため、「server1」が表示されます。

  4. server2 で以下のコマンドを実行します。

    # clpgrp -s

    現在停止している起動可能な全てのグループが server2 で起動します。

    2台のサーバと2つのグループ

    図 9.3 clpgrp実行時状態 (3)

  5. server1 で以下のコマンドを実行します。

    # clpgrp -m groupA

    groupA は server2 に移動します。

    2台のサーバと2つのグループ

    図 9.4 clpgrp実行時状態 (4)

  6. server1 で以下のコマンドを実行します。

    # clpgrp -t groupA -h server2

    groupA は停止します。

    2台のサーバと2つのグループ

    図 9.5 clpgrp実行時状態 (5)

  7. server1 で以下のコマンドを実行します。

    # clpgrp -t
    Command Succeeded.

    コマンドを実行すると、server1 で動作しているグループは存在しないので、「Command Succeeded.」が表示されます。

  8. server1 で、7 で実行したコマンドに [-f] を付けて実行します。

    # clpgrp -t -f

    server2 で起動していたグループは、強制的に server1 から停止することが できます。

    2台のサーバと2つのグループ

    図 9.6 clpgrp実行時状態 (6)

エラーメッセージ

メッセージ

原因/対処法

Log in as administrator.

Administrator 権限を持つユーザで実行してください。

Invalid configuration data. Create valid cluster configuration data.

Cluster WebUI で正しいクラスタ構成情報を作成してください。

Invalid option.

正しいオプションを指定してください。

Could not connect to the server. Check if the cluster service is active.

CLUSTERPRO サービスが起動しているか確認してください。

Invalid server status. Check if the cluster service is active.

CLUSTERPRO サービスが起動しているか確認してください。

Server is not active. Check if the cluster service is active.

CLUSTERPRO サービスが起動しているか確認してください。

Invalid server name. Specify a valid server name in the cluster.

クラスタ内の正しいサーバ名を指定してください。

Connection was lost. Check if there is a server where the cluster service is stopped in the cluster.

クラスタ内に CLUSTERPRO サービスが停止しているサーバがないか確認してください。

Invalid parameter.

コマンドの引数に指定した値に不正な値が設定されている可能性があります。

Internal communication timeout has occurred in the cluster server. If it occurs frequently, set the longer timeout.

CLUSTERPRO の内部通信でタイムアウトが発生しています。
頻出するようであれば、内部通信タイムアウトを長めに設定してください。

Invalid server. Specify a server that can run and stop the group, or a server that can be a target when you move the group.

グループを起動、停止、移動する先のサーバが不正です。
正しいサーバを指定してください。

Could not start the group. Try it again after the other server is started, or after the Wait Synchronization time is timed out.

他サーバが起動するのを待つか、起動待ち 時間がタイムアウトするのを待って、グループを起動させてください。

No operable group exists in the server.

処理を要求したサーバに処理可能なグループが存在するか確認してください。

The group has already been started on the local server.

Cluster WebUI や、[clpstat] コマンドでグループの状態を確認してください。

The group has already been started on the other server. To start/stop the group on the local server, use -f option.

Cluster WebUI や、[clpstat] コマンドでグループの状態を確認してください。
他サーバで起動しているグループを自サーバで起動/停止させたい場合は、グループの移動を 実行するか、[-f] オプションを加えて実行して ください。

The group has already been stopped.

Cluster WebUI や、[clpstat] コマンドでグループの状態を確認してください。

Failed to start one or more resources. Check the status of group.

Cluster WebUI や、[clpstat] コマンドでグループの状態を確認してください。

Failed to stop one or more resources. Check the status of group.

Cluster WebUI や、[clpstat] コマンドでグループの状態を確認してください。

The group is busy. Try again later.

グループが起動処理中、もしくは停止処理中なので、しばらく待ってから実行してください。

An error occurred on one or more groups. Check the status of group.

Cluster WebUI や、[clpstat] コマンドでグループの状態を確認してください。

Invalid group name. Specify a valid group name in the cluster.

クラスタ内の正しいグループ名を指定してください。

Server is isolated.

サーバが保留 (ダウン後再起動) 状態です。

Some invalid status. Check the status of cluster.

何らかの不正な状態です。クラスタの状態を確認してください。

Log in as administrator.

メモリ不足または、OS のリソース不足が考えられます。確認してください。

Server is not in a condition to start group. Critical monitor error is detected.

Cluster WebUI や、clpstat コマンドでサーバの状態を確認してください。
グループを起動しようとしたサーバで「フェイルオーバ先サーバの除外に使用するモニタリソース」に含まれるモニタの異常が検出されています。

There is no appropriate destination for the group. Critical monitor error is detected.

Cluster WebUI や、clpstat コマンドでサーバの状態を確認してください。
他の全てのサーバで「フェイルオーバ先サーバの除外に使用するモニタリソース」に含まれるモニタの異常が検出されています。

9.8. ログを収集する (clplogcc コマンド)

ログを収集します。

コマンドライン

clplogcc [ [-n targetnode1 -n targetnode2 ......] ] [-t collect_type] [-o path] [--local] [--evt event_type ...]

説明

データ転送サーバに接続し、ログ、OS 情報等を収集します。

オプション
なし

クラスタ内のログを収集します。

-t collect_type

ログ収集パターンを指定します。省略した場合の ログ収集パターンは type1 です。ログ収集タイプについての説明は、次の「 タイプを指定したログの収集 (-t オプション) 」で説明します。

-o path

収集ファイルの出力先を指定します。省略した 場合は、インストールパスの tmp 配下にログが出力されます。

-n targetnode

ログを収集するサーバ名を指定します。この場合は、クラスタ全体のログを収集するのではなく、指定したサーバのみログを収集することができます。

--local
データ転送サーバを経由せずにローカルサーバのログを収集します。
[-n] オプションと同時に指定することはできません。
--evt event_type
収集するイベントログの種類を指定します。
省略した場合は、アプリケーションログ、システムログ、セキュリティログが収集されます。
none を指定すると、イベントログは収集されません。
[--local] オプション指定時のみ有効です。
詳細については、"収集するイベントログの種類の指定 (--evt オプション)"で説明します。
戻り値

0

成功

0 以外

異常

備考

ログファイルは zip で圧縮されているので、zip を解凍可能な アプリケーションを利用して解凍してください。

注意事項

本コマンドは、Administrator 権限を持つユーザで実行してください。

[-n] オプションのサーバ名は、名前解決できるサーバ名を指定して ください。名前解決できない場合は、インタコネクトもしくはパブリックLAN アドレスを指定してください。

本コマンド実行時、インタコネクトの優先度順でクラスタサーバのIPアドレスに接続し、成功した経路を使用します。

本コマンドがタイムアウトした場合は、しばらく待ってから再度実行してください。

実行例

例1: クラスタ内の全てのサーバからログを収集する場合

# clplogcc

please wait, now collecting..

server    status         result
---------------------------------------------
server0   Completion     Normal
server1   Completion     Normal

ログ収集を実行したサーバの実行結果が表示されます。

サーバ名 処理過程 実行結果

実行結果

本コマンドの結果で表示される処理過程は以下になります。

処理過程

説明

Preparing

初期化中

Connecting

サーバ接続中

Compressing

ログファイル圧縮中

Transmitting

ログファイル送信中

Disconnecting

サーバ切断中

Completion

ログ収集完了

実行結果 (サーバ状態) については以下になります。

実行結果(サーバ状態)

説明

Normal

正常終了しました。

Canceled

ユーザによってキャンセルされました。

Invalid Parameters

パラメータ不正です。

Compression Error

圧縮エラーが発生しました。

Communication Error

送信エラーが発生しました。

Timeout

タイムアウトしました。

Busy

サーバがビジー状態です。

No Free Space

ディスクに空き容量がありません。

File I/O Error

ファイル I/O エラーが発生しました。

Unknown Error

その他のエラーによる失敗です。

エラーメッセージ

メッセージ

原因/対処法

Log in as administrator.

Administrator 権限を持つユーザで実行してください。

Invalid option.

正しいオプションを指定してください。

Collect type must be specified 'type1' or 'type2' or 'type3' or 'type4' or 'type5' or 'type6'. Incorrect collection type is specified.

収集タイプの指定が間違っています。

Specifiable number of servers is the max number of servers that can constitute a cluster.

指定可能なサーバ数は、クラスタ構成可能な最大サーバ数です。

Failed to obtain properties.

プロパティの取得に失敗しました。

Failed to obtain the list of nodes. Specify a valid server name in the cluster.

クラスタ内の正しいサーバ名を指定してください。

Invalid server name. Specify a valid server name in the cluster.

クラスタ内の正しいサーバ名を指定してください。

Failed to collect log.

ログ収集が失敗しました。

Server is busy. Check if this command is already run.

既に本コマンドを実行している可能性があります。確認してください。

Internal error. Check if memory or OS resources are sufficient.

メモリ不足または OS のリソース不足が考えられます。確認してください。

9.8.1. タイプを指定したログの収集 (-t オプション)

指定したタイプのログのみを収集したい場合は、[clplogcc] コマンドで [-t] オプションを 指定して実行します。

ログの収集タイプは type1 ~ 6、proactdiag を指定します。

type1

type2

type3

type4

type5

type6

proactdiag

  1. デフォルト収集情報

n/a

n/a

n/a

  1. イベントログ

n/a

n/a

  1. Windowsエラーレポート

n/a

n/a

n/a

  1. ユーザダンプ

n/a

n/a

n/a

n/a

n/a

  1. 診断プログラムレポート

n/a

n/a

n/a

n/a

  1. レジストリ

n/a

n/a

n/a

  1. スクリプト

n/a

n/a

n/a

  1. ESMPRO/AC、ESMPRO/UPSCのログ

n/a

n/a

n/a

n/a

  1. HA ログ

n/a

n/a

n/a

n/a

n/a

n/a

  1. ミラー統計情報

n/a

n/a

n/a

n/a

n/a

  1. クラスタ統計情報

n/a

n/a

n/a

n/a

n/a

  1. システム統計情報

n/a

n/a

  1. プロアクティブ診断ログ

n/a

n/a

n/a

n/a

n/a

n/a

コマンドラインからは以下のように実行します。

実行例:収集タイプ type2 でログ収集を行う場合。

# clplogcc -t type2

オプションを指定しない場合のログ収集タイプは type1 です。

デフォルト収集情報

  • CLUSTERPRO サーバの各モジュールログ

  • CLUSTERPRO サーバの各モジュールの属性情報 (dir)

    • bin 配下

    • cloud 配下

    • alert\bin、webmgr\bin 配下

    • %SystemRoot%system32\drivers 配下

  • CLUSTERPRO のバージョン情報

  • OS 情報

  • アップデートログ

  • ライセンス情報

  • 設定ファイル

  • ポリシーファイル

  • クラウド環境設定ディレクトリ

  • 共有メモリのダンプ

  • CLUSTERPRO の自ノードステータス(clpstat --localの実行結果)

  • ホスト名、ドメイン名情報 (hostname の実行結果)

  • ネットワーク情報 (netstat の実行結果)

  • IPルーティングテーブル情報 (route print の実行結果)

  • プロセス存在状況 (tasklist の実行結果)

  • ipconfig (ipconfig の実行結果)

  • ファイルの共有設定 (net share の実行結果)

  • セッション情報 (net session の実行結果)

  • Windows ファイアウォールの設定 (netsh の実行結果)

  • SNP (Scalable Networking Pack) の設定 (netsh の実行結果)

  • タスクスケジューラの設定 (schtasks の実行結果)

  • VSSのシャドウコピー領域の使用状況 (vssadmin list shadowstorage の実行結果)

  • Cluster WebUI の操作ログ (『メンテナンスガイド』 - 「保守情報」 - 「Cluster WebUI 操作ログ出力機能」を参照)

  • API サービスの操作ログ (『メンテナンスガイド』 - 「保守情報」 - 「API サービス操作ログ出力機能」を参照)

  • AWS 関連の情報

    以下のコマンドの実行結果

    • where aws

    • aws --version

    • aws configure list

    • aws ec2 describe-network-interfaces

    • aws ec2 describe-instance-attribute --attribute disableApiStop

    以下のインスタンスメタデータ

    • ami-id

    • instance-type

    • availability-zone

    • region

  • OCI 関連の情報

    以下のインスタンスメタデータ

    • image

    • shape

    • availabilityDomain

    • region

  • Google Cloud 関連の情報

    以下のインスタンスメタデータ

    • image

    • vmSize

    • zone

  • Azure 関連の情報

    以下のインスタンスメタデータ

    • imageReference

    • location

    • vmSize

    • zone

イベントログ

  • アプリケーションログ (Application.evtx)

  • システムログ (System.evtx)

  • セキュリティログ (Security.evtx)

Windowsエラーレポート

  • ***.wer

ユーザダンプ

  • ***.*dmp

診断プログラムレポート

  • [msinfo32.exe] コマンドの実行結果

レジストリ

  • CLUSTERPRO サーバのレジストリ情報

    • HKLM\SOFTWARE\NEC\CLUSTERPRO\Alert

    • HKLM\SOFTWARE\NEC\CLUSTERPRO\MirrorList

    • HKLM \SOFTWARE\NEC\CLUSTERPRO\RC

    • HKLM \SOFTWARE\NEC\CLUSTERPRO\VCOM

    • diskfltrのレジストリ情報

  • OS のレジストリ情報

    • HKLM\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\Disk

    • HKLM\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\Session Manager\DOS Devices

    • HKLM\SYSTEM\MountedDevices

    • HKLM\SYSTEM\CurrentControlSet\Enum\SCSI

    • HKLM\SYSTEM\CurrentControlSet\Enum\STORAGE

    • HKLM\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\symc8xx

    • HKLM\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\FileSystem

スクリプト

Cluster WebUI で作成されたグループ起動/停止スクリプト

上記以外のユーザ定義スクリプトを指定した場合は、ログ収集の採取情報に含まれないため、別途採取する必要があります。

ESMPRO/AC、ESMPRO/UPSC のログ

[acupslog.exe] コマンドの実行により収集されるファイル

HA ログ

  • システムリソース情報

  • JVM モニタログ

  • システムモニタログ

ミラー統計情報

  • ミラー統計情報

    • perf\disk 配下

クラスタ統計情報

  • クラスタ統計情報

    • perf\cluster 配下

システムリソース統計情報

  • システム統計情報

    • perf\system 配下

プロアクティブ診断ログ

  • 追加ログ採取ツールの実行により収集されるファイル

9.8.2. ログファイルの出力先 (-o オプション)

  • ファイル名は、「サーバ名-log.zip」で保存されます。

  • ログファイルは zip で圧縮されているので、zip を解凍可能な アプリケーションを利用して解凍してください。

[-o] オプションを指定しない場合

インストールパスの tmp 配下にログが出力されます。

[-o] オプションを指定する場合

以下のようにコマンドを実行すると、指定したディレクトリ C:tmp 配下にログが出力されます。

# clplogcc -o C:\tmp

9.8.3. ログ収集サーバ指定 (-n オプション)

[-n] オプションを用いることによって、指定したサーバのみログを収集することができます。

例)クラスタ内の Server1 と Server3 のログを収集する場合

# clplogcc -n Server1 -n Server3
  • 同じクラスタ内のサーバを指定してください。

  • 指定可能なサーバ数は、クラスタ構成可能な最大サーバ数です。

9.8.4. 収集するイベントログの種類の指定 (--evt オプション)

ログ収集で採取される情報に含まれるイベントログの種類を指定することができます。

[--evt] オプションに続けて、収集するイベントログを示す下記のいずれか、または、一つ以上の組み合わせを指定します。

イベントログの種類

指定文字

アプリケーションログ

app

システムログ

sys

セキュリティログ

sec

収集しない

none

例)システムログとセキュリティログを収集する場合

# clplogcc --local --evt sys sec
  • [--local] オプション指定時のみ有効です。

9.8.5. 異常発生時の情報採取

以下の異常発生時に、障害解析のための情報を採取します。

  • クラスタを構成するクラスタサービスが、内部ステータス異常による終了などで異常終了した場合

  • グループリソースの活性異常、非活性異常が発生した場合

  • モニタリソースの監視異常が発生した場合

採取する情報は以下です。

  • クラスタ情報

    • CLUSTERPRO サーバの一部のモジュールログ

  • コマンド実行による情報

    • ホスト名、ドメイン名情報 (hostname の実行結果)

    • ネットワーク情報 (netstat の実行結果)

    • プロセス存在状況 (tasklist の実行結果)

    • ipconfig (ipconfig の実行結果)

    • ファイルの共有設定 (net share の実行結果)

    • セッション情報 (net session の実行結果)

    • ルーティングテーブル情報 (route print の実行結果)

    • サービス情報 (sc query type=service の実行結果)

    • シャドウコピー情報 (vssadmin list shadowstorage の実行結果)

この情報はログ収集のデフォルト収集情報として採取されるため、別途採取する必要はありません。

9.9. クラスタ生成、クラスタ構成情報バックアップを実行する (clpcfctrl コマンド)

9.9.1. クラスタを生成する (clpcfctrl --push)

クラスタ構成情報をサーバに配信します。

コマンドライン

clpcfctrl --push [-w] [-x <path>] [-h <hostname>|<IP>] [-p <portnumber>] [--force] [--nocheck]

説明

Cluster WebUI で作成した構成情報をサーバに配信します。

オプション
--push

配信時に指定します。省略できません。

-x

指定したディレクトリにある構成情報を配信する 場合に指定します。

-w
配信するクラスタ構成情報ファイルの文字コードがSJIS であることを示します。
通常は本オプションを省略可能です。
-h
構成情報を配信するサーバを指定します。
ホスト名または IP アドレスを指定します。
省略時は構成情報にある全サーバに配信します。
-p
データ転送ポートのポート番号を指定します。
省略時は初期値を使用します。
通常は指定の必要はありません。
--force

起動していないサーバが存在する場合でも、強制的にクラスタ構成情報を配信します。

--nocheck

変更をクラスタに反映させるために必要な操作のチェックを行わずに配信します。配信した構成情報をクラスタに反映させるためには必要に応じた操作を手動で実行する必要があります。

戻り値

0

成功

0以外

異常

備考

Cluster WebUIでエクスポートしたクラスタ構成情報ファイルを、clpcfctrl --push コマンドでクラスタサーバーへ配信するには以下の手順に従ってください。

  1. Cluster WebUIを起動し、[設定モード]に切り替えます。

  2. 必要に応じて、Cluster WebUIからクラスタ構成を変更します。

  3. Cluster WebUIから、[設定のエクスポート]を選択し、任意のフォルダへクラスタ構成情報ファイル(zip形式)を保存します。

  4. Cluster WebUIのエクスポートしたクラスタ構成情報ファイル(zip形式)を、クラスタサーバーから参照可能な任意のフォルダに展開します。

  5. クラスタ内のいずれかのクラスタサーバーのコマンドプロンプトから、clpcfctrl --push を実行します。

注意事項

本コマンドは Administrator 権限をもつユーザで実行してください。

本コマンド実行時、インタコネクトの優先度順でクラスタサーバのIPアドレスに接続し、成功した経路を使用します。

クラスタから一部サーバを削除した構成情報をアップロードする際は、削除するサーバの CLUSTERPRO サーバをアンインストールしてください。

クラスタ構成情報配信時に、現在のクラスタ構成情報と配信予定の クラスタ構成情報を比較します。

--nocheck オプションは保守手順などの特別な用途においてのみ使用します。通常の操作では使用しないでください。

構成内容に変更がある場合は、以下のメッセージが出力されます。メッセージの指示に従い、クラスタ操作/グループ操作を行ってから、再度本コマンドを実行してください。

メッセージ

対処法

Please stop CLUSTERPRO Server.

サーバを停止してください。

Please suspend CLUSTERPRO Server.

サーバをサスペンドしてください。

Please stop the following groups.

設定を変更したグループを停止してください。

Reboot of a cluster is necessary to reflect setting.

設定を反映するには、クラスタシャットダウン・リブートを実行してください。

To apply the changes you made, restart the CLUSTERPRO Web Alert service.

設定を反映するには、CLUSTERPRO Web Alert サービスを再起動してください。

To apply the changes you made, restart the CLUSTERPRO Manager service.

設定を反映するには、CLUSTERPRO Manager サービスを再起動してください。

To apply the changes you made, restart the CLUSTERPRO Information Base service.

設定を反映するには、CLUSTERPRO Information Base サービスを再起動してください。

To apply the changes you made, restart the CLUSTERPRO API service.

設定を反映するには、CLUSTERPRO API サービスを再起動してください。

To apply the changes you made, restart the CLUSTERPRO Node Manager service.

設定を反映するには、CLUSTERPRO Node Manager サービスを再起動してください。

Start of a cluster is necessary to reflect setting.

初回クラスタ構築時のメッセージです。
クラスタ開始を実行してください。
実行例

例1: Cluster WebUI を使用してファイルシステム上に保存した構成情報を配信する場合

# clpcfctrl --push -x C:\tmp\config
file delivery to server 10.0.0.11 success.
file delivery to server 10.0.0.12 success.

Command succeeded.(code:0)

例2: Cluster WebUI を使用してファイルシステム上に保存した構成情報を指定サーバに配信する場合

# clpcfctrl --push -x C:\tmp\config -h 10.0.0.11
Command succeeded.(code:0)
エラーメッセージ

メッセージ

原因/対処法

Command succeeded.

コマンドは成功しました。

Log in as administrator.

Administrator ユーザで実行してください。

This command is already run.

本コマンドはすでに起動されています。

Invalid option.

オプションが不正です。
オプションを確認してください。

Invalid mode. Check if --push or --pull option is specified.

[--push] を指定しているか確認してください。

The target directory does not exist.

指定されたディレクトリが存在しません。指定されたディレクトリが正しいか確認してください。

Invalid host name. Server specified by -h option is not included in the configuration data

[-h] で指定したサーバが構成情報に含まれていません。指定したサーバ名または IP アドレスが正しいか確認してください。

Invalid type of file.

構成情報の文字コードが正しいか確認してください。

Failed to initialize the xml library. Check if memory or OS resources are sufficient.
または
Failed to load the configuration file. Check if memory or OS resources are sufficient.
または
Failed to change the configuration file. Check if memory or OS resources are sufficient.

メモリ不足または OS のリソース不足が考えられます。確認してください。

Failed to load the all.pol file. Reinstall the cluster.

CLUSTERPRO サーバを再インストールしてください。

Failed to load the cfctrl.pol file. Reinstall the cluster.

CLUSTERPRO サーバを再インストールしてください。

Failed to get the install path. Reinstall the cluster.

CLUSTERPRO サーバを再インストールしてください。

Failed to get the list of group.

グループ一覧の取得に失敗しました。

Failed to get the list of resource.

リソースの一覧の取得に失敗しました。

Failed to initialize the trncl library. Check if memory or OS resources are sufficient.

メモリ不足または OS のリソース不足が考えられます。確認してください。

Failed to connect to trnsv. Check if the other server is active.

サーバとの接続に失敗しました。他のサーバが起動しているか確認してください。

Failed to get the list of node. Check if the server name or ip addresses are correct.

構成情報のサーバ名と IP アドレスが正しく設定されているか確認してください。

File delivery failed. Failed to deliver the configuration data. Check if the other server is active and run the command again.

構成情報の配信に失敗しました。他のサーバが起動しているか確認してください。
サーバ起動後、再度コマンドを実行してください。

Multi file delivery failed. Failed to deliver the configuration data. Check if the other server is active and run the command again.

構成情報の配信に失敗しました。他のサーバが起動しているか確認してください。
サーバ起動後、再度コマンドを実行してください。

Failed to deliver the configuration data. Check if the other server is active and run the command again.

構成情報の配信に失敗しました。他のサーバが起動しているか確認してください。
サーバ起動後、再度コマンドを実行してください。

Failed to upload the configuration file. Check if the other server is active and run the command again.

構成情報の配信に失敗しました。他のサーバが起動しているか確認してください。

Failed to get the collect size.

収集ファイルのサイズの取得に失敗しました。他のサーバが起動しているか確認してください。

Failed to collect the file.

ファイル収集に失敗しました。他のサーバが起動しているか確認してください。

Canceled to deliver the configuration file since it failed to connect to one or more server. If you want to deliver the configuration file to servers that can be connected, run the command again with "--force" option.

構成情報の配信を中止しました。接続に失敗 したサーバがあります。もし接続可能なサーバ のみ構成情報を配信したい場合は、[--force] オプションを用いて再度コマンドを実行して ください。

The directory "work" is not found. Reinstall the cluster.

CLUSTERPRO サーバを再インストールしてください。

Failed to make a working directory.

メモリ不足または OS のリソース不足が考えられます。確認してください。

The directory does not exist.
または
This is not a directory.
または
The source file does not exist.
または
The source file is a directory.
または
The source directory does not exist.
または
The source file is not a directory.

クラスタ構成情報のパスが正しいか確認してください。

Failed to change the character code set (EUC to SJIS).
または
Failed to change the character code set (SJIS to EUC).

メモリ不足または OS のリソース不足が考えられます。確認してください。

Failed to allocate memory.
または
Failed to change the directory.
または
Failed to make a directory.
または
Failed to remove the directory.
または
Failed to remove the file.

メモリ不足または OS のリソース不足が考えられます。確認してください。

Failed to open the file.

クラスタ構成情報のパスが正しいか確認してください。

Failed to read the file.
または
Failed to copy the file.
または
Failed to create the mutex.
または
Internal error. Check if memory or OS resources are sufficient.

メモリ不足または OS のリソース不足が考えられます。確認してください。

Failed to check server property. Check if the server name or ip addresses are correct.

構成情報のサーバ名と IP アドレスが正しく設定されているか確認してください。

Please stop the following resources.

設定を変更したリソースを停止してください。

Failed to get server status.

サーバ状態の取得に失敗しました。サーバは正常状態であるかどうか確認してください。

target does not exist.

指定されたディレクトリが存在しません。指定されたディレクトリが正しいか確認してください。

connect to server succeeded.

サーバとの接続に成功しました。

connect to server failed.

サーバとの接続に失敗しました。サーバが起動しているか確認してください。

connect to server failed. (please retry later)

サーバとの接続に失敗しました。サーバが起動しているか確認してください。後で再度試してください。

clp.conf delivered.

構成情報は既に転送しました。

To apply the changes you made, reboot the cluster.

構成情報を反映するために、クラスタを再起動してください。

To apply the changes you made, start the cluster service.

構成情報を反映するために、クラスタを起動してください。

Failed to deliver the configuration file.Check if the other server is active and run the command again.

構成情報の転送に失敗しました。他のサーバが起動しているか確認してください。サーバが起動した後、再度コマンドを実行してください。

Failed to apply the setting due to ongoing mirror recovery. After the mirror recovery is completed, execute the command again.

ミラー復帰中のため設定の反映ができません。ミラー復帰が完了した後に再度コマンドを実行してください。

9.9.2. クラスタ構成情報をバックアップする (clpcfctrl --pull)

クラスタ構成情報をバックアップします。

コマンドライン

clpcfctrl --pull [-w] [-x <path>] [-h <hostname>|<IP>] [-p <portnumber>]

説明

Cluster WebUI で使用するためにクラスタ構成情報をバックアップします。

オプション
--pull
バックアップ時に指定します。
省略できません。
-x

指定したディレクトリに構成情報をバックアップします。

-w

構成情報を文字コード SJIS で保存します。

-h
バックアップ元サーバを指定します。
ホスト名または IP アドレスを指定します。
省略時はコマンド実行サーバの構成情報を 使用します。
-p
データ転送ポートのポート番号を指定します。
省略時は初期値を使用します。通常は指定の 必要はありません。
戻り値

0

成功

0 以外

異常

備考

clpcfctrl --pull コマンドで取得したクラスタ構成情報ファイルを、Cluster WebUI でクラスタサーバーへ配信するには以下の手順に従ってください。

  1. clpcfctrl --pull コマンドを実行し、任意のフォルダへクラスタ構成情報ファイルを保存します。

    1. の clp.conf と scripts を選択し、zip 形式で圧縮したファイルを作成します (ファイル名は任意)。

  2. Cluster WebUI の設定モードから [設定のインポート] をクリックし、保存したファイル (zip 形式) を読み込みます。

  3. 必要に応じて、Cluster WebUI からクラスタ構成を変更し、[設定の反映] をクリックする。

注意事項

本コマンドは Administrator 権限を持つユーザで実行してください。

本コマンド実行時、インタコネクトの優先度順でクラスタサーバのIPアドレスに接続し、成功した経路を使用します。

実行例

例1: 構成情報を指定ディレクトリにバックアップする場合

# clpcfctrl --pull -x C:\tmp\config
Command succeeded.(code:0)

例2: 指定サーバの構成情報を指定ディレクトリにバックアップする場合

# clpcfctrl --pull -x C:\tmp\config -h 10.0.0.11
Command succeeded.(code:0)
エラーメッセージ

メッセージ

原因/対処法

Log in as administrator.

Administrator ユーザで実行してください。

This command is already run.

すでに起動されています。

Invalid option.

オプションが不正です。
オプションを確認してください。

Invalid mode. Check if --push or --pull option is specified.

[--pull] を指定しているか確認してください。

Failed to initialize the xml library. Check if memory or OS resources are sufficient.
または
Failed to load the configuration file. Check if memory or OS resources are sufficient.
または
Failed to change the configuration file. Check if memory or OS resources are sufficient.

メモリ不足または OS のリソース不足が考えられます。確認してください。

Failed to load the all.pol file. Reinstall the cluster.

CLUSTERPRO サーバを再インストールしてください。

Failed to load the cfctrl.pol file. Reinstall the cluster.

CLUSTERPRO サーバを再インストールしてください。

Failed to get the install path. Reinstall the cluster.

CLUSTERPRO サーバを再インストールしてください。

Failed to initialize the trncl library. Check if memory or OS resources are sufficient.

メモリ不足または OS のリソース不足が考えられます。確認してください。

Failed to connect to trnsv. Check if the other server is active.

サーバとの接続に失敗しました。他のサーバが起動しているか確認してください。

The directory "work" is not found. Reinstall the cluster.

CLUSTERPRO サーバを再インストールしてください。

Failed to make a working directory.
または
The directory does not exist.
または
This is not a directory.
または
This is not a directory.
または
This is not a directory.
または
The source file does not exist.
または
The source file is a directory.
または
The source directory does not exist.
または
The source file is not a directory.
または
Failed to change the character code set (EUC to SJIS).
または
Failed to change the character code set (SJIS to EUC).

メモリ不足または OS のリソース不足が考えられます。確認してください。

Failed to allocate memory.
または
Failed to change the directory.
または
Failed to make a directory.
または
Failed to remove the directory.
または
Failed to remove the file.
または
Failed to open the file.
または
Failed to read he file.
または
Failed to write the file.
または
Failed to copy the file.
または
Failed to create the mutex.
または
Internal error. Check if memory or OS resources are sufficient.

メモリ不足または OS のリソース不足が考えられます。確認してください。

9.10. タイムアウトを一時調整する (clptoratio コマンド)

現在のタイムアウト倍率の延長、表示を行います。

コマンドライン
clptoratio -r <ratio> -t <time>
clptoratio -i
clptoratio -s
説明

クラスタ内の全サーバで以下の各種タイムアウト値を一時的に延長 や、現在のタイムアウト倍率を表示します。

  • モニタリソース

  • ハートビートリソース

  • ディスクエージェント

  • アラート同期サービス

  • WebManager サービス

ただし、以下は対応していません。

  • カーネルモード LAN ハートビートリソース

オプション
-r ratio
タイムアウト倍率を指定します。1 以上の整数値で設定してください。最大タイムアウト倍率は10000 倍です。
「1」を指定した場合、[-i] オプションと同様に、変更したタイムアウト倍率を元に戻すことができます。
-t time
延長期間を指定します。
分m、時間h、日d が指定できます。最大延長期間は 30 日です。
例)2m、3h、4d
-i

変更したタイムアウト倍率を元に戻します。

-s

現在のタイムアウト倍率を参照します。

戻り値

0

成功

0 以外

異常

備考

クラスタシャットダウンを実行すると、設定したタイムアウト倍率は無効になります。クラスタ内のサーバが 1 台でもシャットダウンされていなければ、設定したタイムアウト倍率、延長期間は保たれます。

[-s] オプションで参照できるのは、現在のタイムアウト倍率のみです。延長期間の残り時間などは参照できません。

状態表示コマンドを用いて、元のタイムアウト値を参照できます。

ハートビートタイムアウト

# clpstat --cl --detail

モニタリソースタイムアウト

# clpstat --mon モニタリソース名 --detail
注意事項

本コマンドは、Administrator 権限を持つユーザで実行してください。

クラスタ内の全サーバの CLUSTERPRO サービスが起動した状態で実行してください。

タイムアウト倍率を設定する場合、延長期間の指定は必ず行って ください。しかし、タイムアウト倍率指定に「1」を指定した場合は、延長期間を指定することはできません。

延長期間指定に、「2m3h」などの組み合わせはできません。

倍率延長期間内にサーバを再起動すると、延長期間を過ぎてもタイムアウト倍率が元に戻りません。この場合、タイムアウト倍率を元に戻すには clptoratio -i コマンドを実施してください。

本コマンドは、強制停止リソースの各種タイムアウト値には対応していません。

実行例

例1: タイムアウト倍率を3日間2倍にする場合

# clptoratio -r 2 -t 3d

例2: タイムアウト倍率を元に戻す場合

# clptoratio -i

例3: 現在のタイムアウト倍率を参照する場合

# clptoratio -s
present toratio : 2

現在のタイムアウト倍率は 2 で設定されていることが分かります。

エラーメッセージ

メッセージ

原因/対処法

Log in as administrator.

Administrator 権限を持つユーザで実行してください。

Invalid configuration file. Create valid cluster configuration data.

Cluster WebUI で正しいクラスタ構成情報を作成してください。

Invalid option.

正しいオプションを指定してください。

Specify a number in a valid range.

正しい範囲で数字を指定してください。

Specify a correct number.

正しい数字で指定してください。

Scale factor must be specified by integer value of 1 or more.

倍率は 1 以上の整数値で指定してください。

Specify scale factor in a range less than the maximum scale factor.

最大倍率を超えない範囲で倍率を指定してください。

Set the correct extension period. Ex) 2m, 3h, 4d

正しい延長期間の設定をしてください。

Set the extension period in a range less than the maximum extension period.

最大延長期間を超えない範囲で延長期間を設定してください。

Could not connect to the server. Check if the cluster service is active.

CLUSTERPRO サービスが起動しているか確認してください。

Server is not active. Check if the cluster service is active.

CLUSTERPRO サービスが起動しているか確認してください。

Connection was lost. Check if there is a server where the cluster service is stopped in the cluster.

クラスタ内に CLUSTERPRO サービスが停止しているサーバがないか確認してください。

Invalid parameter.

コマンドの引数に指定した値に不正な値が設定されている可能性があります。

Internal communication timeout has occurred in the cluster server. If it occurs frequently, set the longer timeout.

CLUSTERPRO の内部通信でタイムアウトが発生しています。
頻出するようであれば、内部通信タイムアウトを長めに設定してください。

Processing failed on some servers. Check the status of failed servers.

処理に失敗したサーバが存在します。
クラスタ内のサーバの状態を確認してください。クラスタ内の全てのサーバが起動した状態で実行してください。

Internal error. Check if memory or OS resources are sufficient.

メモリ不足または OS のリソース不足が考えられます。確認してください。

9.11. ログレベル/サイズを変更する (clplogcfコマンド)

ログレベル、ログ出力ファイルサイズの設定の変更、表示を行います。

コマンドライン

clplogcf -t <type> -l <level> -s <size>

説明

ログレベル、ログ出力ファイルサイズの設定を変更します。

現在の設定値を表示します。

オプション
-t
設定を変更するモジュールタイプを指定します。
指定可能なタイプには、オプション指定なしで実行した際に出力される情報(TYPE列)を参照してください。
-l
ログレベルを指定します。
指定可能なログレベルは以下のいずれかです。
1、2、4、8、16、32
数値が大きいほど詳細なログが出力されます。
-s
ログを出力するファイルのサイズを指定します。
単位は byte です。
なし

現在設定されている全情報を表示します。

戻り値

0

成功

0 以外

異常

備考

CLUSTERPRO が出力するログは、各タイプで 2 つのログファイルを使用します。このため [-s] で指定したサイズの 2 倍のディスク 容量が必要です。

注意事項

本コマンドは Administrator 権限をもつユーザで実行してください。

本コマンドの実行には CLUSTERPRO Event サービスが動作 している必要があります。

設定変更は、本コマンドを実行したサーバのみで有効となります。
また、サーバを再起動すると設定は元に戻ります。
以下のハイブリッドディスク関連モジュールの設定を表示/変更する場合は、対応するミラーディスク関連モジュールのモジュールタイプを指定する必要があります。
詳細は「-tオプションに指定可能なタイプ」の表を参照してください。
  • clphd.dll

  • clphdctrl.exe

  • clphdstat.exe

  • clphdw.dll

実行例

例1: pm のログレベルを変更する場合

# clplogcf -t pm -l 8

例2: pm のログレベル、ログファイルサイズを参照する場合

# clplogcf -t pm
TYPE, LEVEL, SIZE
pm, 8, 1000000

例3: 現在の設定値を表示する場合

# clplogcf
TYPE, LEVEL, SIZE
trnsv, 4, 1000000
xml, 4, 1000000
logcf, 4, 1000000
エラーメッセージ

メッセージ

原因/対処法

Log in as administrator.

Administrator ユーザで実行してください。

Invalid option.

オプションが不正です。オプションを確認してください。

Failed to change configuration. Check if the event service is running.

CLUSTERPRO Event サービスが起動されていない可能性があります。

Invalid level.

指定したレベルが不正です。

Invalid size.

指定したサイズが不正です。

Failed to initialize the xml library. Check if memory or OS resources are sufficient.

メモリ不足または OS のリソース不足が考えられます。確認してください。

Failed to print current configuration. Check if the event service is running.

CLUSTERPRO Event サービスが起動されていない可能性があります。

9.12. ライセンスを管理する (clplcnsc コマンド)

ライセンスの管理を行います。

コマンドライン
clplcnsc -i [licensefile…]
clplcnsc -l [-a]
clplcnsc -d serialno [-q]
clplcnsc -d -t [-q]
clplcnsc -d -a [-q]
clplcnsc --distribute
clplcnsc --reregister licensefile...
説明

本製品の製品版・試用版ライセンスの登録、参照、削除を行います。

オプション
-i [licensefile…]

ライセンスファイルを指定すると、そのファイルよりライセンス情報を取得し、登録します。ライセンスファイルは複数指定することができます。ワイルドカードの指定も可能です。指定しなければ、対話形式によりライセンス情報を入力し登録します。

-l [-a]

登録されているライセンスを参照します。表示する項目を以下に示します。

項目名

説明

Serial No

シリアルナンバー (製品版のみ)

User name

ユーザ名 (試用版のみ)

Key

ライセンスキー

Licensed Number of CPU

ライセンス許諾数(CPU単位)

Licensed Number of Computers

ライセンス許諾数(ノード単位)

Start date

有効期間開始日 1 2

End date

有効期間終了日 1 2

Status

ライセンスの状態

状態

説明

valid

有効

invalid

無効

unknown

不明

inactive

有効期間開始前 1 2

expired

有効期間終了後 1 2

1(1,2,3,4)

期限付きライセンスの場合に表示します。

2(1,2,3,4)

試用版ライセンスの場合に表示します。

-a オプションを指定しない場合は、ライセンスの状態が invalid, unknown, expired であるライセンスは表示しません。

-a オプションを指定した場合は、ライセンスの状態に関わらず、全てのライセンスを表示します。

-d <param>

param

serialno

指定したシリアルナンバーのライセンスを削除します。

-t

登録されている全ての試用版ライセンスを削除します。

-a

登録されている全てのライセンスを削除します。

-q

ライセンスを削除する時の確認メッセージを表示せずに削除します。-dオプションと一緒に指定してください。

--distribute

ライセンスファイルをクラスタ内のサーバに配信します。通常、このオプションでコマンドを実行する必要はありません。

--reregister licensefile…

期限付きライセンスを使用している環境で、クラスタ内の一部のサーバのみ再インストールする場合に使用するオプションとなります。通常、このオプションは使用しません。

戻り値

0

正常終了

1

キャンセル

2

正常終了 (ライセンス非同期状態)

※ ライセンス登録時、クラスタ内でライセンスの同期が失敗したことを意味します。

この状態での対処方法は、『インストール&設定ガイド』の「トラブルシューティング」の「ライセンス関連」を参照してください。

3

初期化エラー

5

オプション不正

8

その他内部エラー

実行例
  • 登録

    • 対話形式

      # clplcnsc -i

    製品版、製品版(期限付き)

    製品区分選択

    Selection of License Version
      1. Product Version
      2. Trial Version
      e. Exit
    Select License Version. [1, 2, or e (default:1)] ...
    

    シリアルナンバー入力

    Enter serial number [ Ex. XXXXXXXX000000 ] ...
    

    ライセンスキー入力

    Enter license key
    [ Ex. XXXXXXXX-XXXXXXXX-XXXXXXXX-XXXXXXXX] ...
    

    試用版

    製品区分選択

    Selection of License Version
      1. Product Version
      2. Trial Version
      e. Exit
    Select License Version. [1, 2, or e (default:1)] ...
    

    ユーザ名入力

    Enter user name [ 1 to 63byte ] ...
    

    ライセンスキー入力

    Enter license key
    [ Ex. XXXXXXXX-XXXXXXXX-XXXXXXXX-XXXXXXXX] ...
    
    • ライセンスファイル指定

      # clplcnsc -i /tmp/cpulcns.key
  • 参照

    # clplcnsc -l

製品版

< CLUSTERPRO X <PRODUCT> >
Seq... 1
    Serial No..... AAAAAAAA000001
    Key..... A1234567-B1234567-C1234567-D1234567
    Licensed Number of CPU... 2
    Status... valid
Seq... 2
    Serial No..... AAAAAAAA000002
    Key..... E1234567-F1234567-G1234567-H1234567
    Licensed Number of Computers... 1
    Status... valid

製品版(期限付き)

< CLUSTERPRO X <PRODUCT> >
Seq... 1
    Serial No..... AAAAAAAA000001
    Key..... A1234567-B1234567-C1234567-D1234567
    Start date..... 2018/01/01
    End date...... 2018/01/31
    Status........... valid
Seq... 2
    Serial No..... AAAAAAAA000002
    Key..... E1234567-F1234567-G1234567-H1234567
    Status........... inactive

試用版

< CLUSTERPRO X <TRIAL> >
Seq... 1
    Key..... A1234567-B1234567-C1234567-D1234567
    User name... NEC
    Start date..... 2018/01/01
    End date...... 2018/02/28
    Status........... valid
  • 削除

    # clplcnsc -d AAAAAAAA000001 -q
  • 削除

    # clplcnsc -d -t -q
  • 削除

    # clplcnsc -d -a

削除確認

Are you sure to remove the license? [y/n] ...
注意事項

本コマンドは、Administrator 権限を持つユーザで実行してください。

ライセンス登録時はライセンス同期を行うため、データ転送サーバの起動、クラスタ生成が行われていることを確認してください。

ライセンス同期する際、インタコネクトの優先度順でクラスタサーバのIPアドレスに接続し、成功した経路を使用します。

ライセンス削除時は、本コマンドを実行したサーバ上のライセンス情報のみが削除されます。他のサーバ上のライセンス情報は削除されません。クラスタ内のライセンス情報を全て削除する場合は、全てのサーバで本コマンドを実行してください。

また、-d オプション利用時に -aオプションを併用した場合、全ての試用版ライセンスおよび製品版ライセンスが削除されます。試用版ライセンスのみ削除する場合は -t オプションを併用してください。製品版ライセンスも含めて削除してしまった場合は製品版ライセンスの再登録をしてください。

ライセンス参照時は、あるライセンスに複数のライセンスが包含されている場合、それぞれ個別に表示されます。

ダウンしているサーバが存在する場合、本コマンドの実行に時間がかかる場合がありますが、動作上の問題はありません。

エラーメッセージ

メッセージ

原因/対処法

Processed license num
(success: %d, error: %d).
処理したライセンス数(成功: %d, 失敗: %d)
失敗が 0 でない場合は、何らかの理由でライセンス処理が失敗しています。
ライセンス情報が正しいか確認してください。

Command succeeded.

コマンドは成功しました。

Command failed.

コマンドは失敗しました。

Command succeeded. But the license was not applied to all the servers in the cluster because there are one or more servers that are not started up.

クラスタ内にダウンしているサーバが存在します。クラスタ内の全サーバでクラスタ生成手順を実行してください。クラスタ生成手順については、『インストール&設定ガイド』の「CLUSTERPRO をインストールする」を参照してください。

Log in as administrator.

Administrator 権限を持つユーザで実行してください。

Invalid cluster configuration data. Check the cluster configuration information.

クラスタ構成情報が不正です。Cluster WebUI でクラスタ構成情報を確認してください。

Initialization error. Check if memory or OS resources are sufficient.

メモリ不足または OS のリソース不足が考えられます。確認してください。

The command is already run.

コマンドは、既に実行されています。

The license is not registered.

ライセンスが未登録状態です。

Could not opened the license file. Check if the license file exists on the specified path.
または
Could not read the license file. Check if the license file exists on the specified path.

ライセンスファイルへの I/O ができません。ライセンスファイルが指定されたパスに存在するか確認してください。

The field format of the license file is invalid. The license file may be corrupted. Check the destination from where the file is sent.

ライセンスファイルのフィールド形式が不正です。ライセンスファイルが壊れている可能性があります。ファイルの送付元に確認してください。

The cluster configuration data may be invalid or not registered.

クラスタ構成情報が不正または、未登録状態が考えられます。確認してください。

Failed to terminate the library. Check if memory or OS resources are sufficient.

メモリ不足または OS のリソース不足が考えられます。確認してください。

Failed to register the license. Check if the entered license information is correct.
または
Failed to open the license. Check if the entered license information is correct.

入力したライセンス情報が正しいか確認してください。

Failed to remove the license.

ライセンスの削除に失敗しました。パラメータ誤り、メモリ不足、または OS のリソース不足が考えられます。確認してください。

This license is already registered.

このライセンスはすでに登録されています。
登録されているライセンスを確認してください。

This license is already activated.

このライセンスはすでに使用されています。
登録されているライセンスを確認してください。

This license is unavailable for this product.

このライセンスはこの製品では使用できません。
ライセンスを確認してください。

The maximum number of licenses was reached.

登録可能なライセンスの最大数に達しました。
期限切れのライセンスを削除してください。

Internal error. Check if memory or OS resources are sufficient.

メモリ不足または OS のリソース不足が考えられます。確認してください。

9.14. メッセージを出力する (clplogcmdコマンド)

指定したメッセージをアラートログに登録するコマンドです。

コマンドライン

clplogcmd -m message [--alert] [--mail] [-i ID] [-l level]

注釈

通常、クラスタの構築や運用ではこのコマンドの実行は不要です。スクリプトリソースの スクリプトに記述して使用するコマンドです。

説明

スクリプトリソースのスクリプトに記述し、任意のメッセージを出力先に出力します。

メッセージは以下の形式で出力されます。

[ID] message

オプション
-m message
出力するメッセージを指定します。 省略できません。メッセージ の最大サイズは 498 バイトです。
メッセージには英語、数字、記号 14 が使用可能です。
--alert
alert、mailの中から出力先を指定します (複数指定可能です)。
このパラメータは省略可能です。省略時にはalert が出力先になります。
--mail

出力先についての詳細は『メンテナンスガイド』の「保守情報」の「CLUSTERPRO のディレクトリ構成」を参照してください。

-i ID
イベント ID を指定します。
このパラメータは省略可能です。省略時には IDに 1 が設定されます。
-l level
出力するアラートのレベルです。
ERR、WARN、INFOのいずれかを指定します。このレベルによって Cluster WebUI でのアラートログのアイコンを指定します。
このパラメータは省略可能です。省略時にはlevel に INFO が設定されます。
詳細はオンラインマニュアルを参照してください。
14

メッセージに記号を含む場合の注意点は以下のとおりです。

"" で囲む必要がある記号
& | < >
(例 "&" をメッセージに指定すると、 & が出力されます。)
\ を前につける必要がある記号
\
(例 \\ をメッセージに指定すると、 \ が出力されます。)

メッセージ にスペースを含む場合、"" で囲む必要があります。

戻り値

0

成功

0 以外

異常

注意事項

本コマンドは、Administrator 権限を持つユーザで実行してください。

[-i] オプションの仕様は Linux 版とは異なります。Windows 版ではアラートに出力されるイベント ID は固定で、変更することは出来ません。

実行例

例1: メッセージ、イベントID、レベルを指定する場合

スクリプトリソースのスクリプトに下記を記述した場合、アラートログにメッセージを出力します。

clplogcmd -m test1 -i 100 -l ERR

例2: メッセージ、出力先、イベント ID、レベルを指定する場合 (出力先 mail)

スクリプトリソースのスクリプトに下記を記述した場合、Cluster WebUI のクラスタプロパティで設定したメールアドレスにメッセージが送信されます。メールアドレスの設定についての詳細は本ガイドの「2. パラメータの詳細」 - 「クラスタプロパティ」 - 「アラートサービスタブ」を参照してください。

clplogcmd -m test2 --mail -i 100 -l ERR

mail の送信先には、下記の内容のメールが送信されます。

Message:test2
Type:ogcmd
ID: 100
Host: server1
Date: 2019/04/10 10:00:00

9.15. モニタリソースを制御する (clpmonctrl コマンド)

モニタリソースの制御を行います。

コマンドライン
clpmonctrl -s [-h <hostname>] [-m resource name] [-w wait time]
clpmonctrl -r [-h <hostname>] [-m resource name] [-w wait time]
clpmonctrl -c [-m resource name]
clpmonctrl -v [-m resource name]
clpmonctrl -e [-h <hostname>] -m resource_name
clpmonctrl -n [-h <hostname>] [-m resource_name]

注釈

-cおよび-vは、単一サーバ上でモニタリソースの制御を行うため、制御を行う全サーバ上で実行する必要があります。

クラスタ内の全サーバ上のモニタリソースの一時停止/再開を行う場合には、Cluster WebUI から実行されることを推奨します。

[フェイルオーバ回数のカウント単位] の設定が "クラスタ" の場合、-c, --clear オプションを一部のサーバでのみ実行すると、サーバ間で回復動作の回数カウンタが不整合となり、その後の回復動作が適切に行われない場合がありますので注意してください。

説明

モニタリソースの一時停止/再開、または回復動作の 回数カウンタの表示/リセット、障害検証機能の有効/無効を行います。

オプション
-s, --suspend

監視を一時停止します。

-r, --resume

監視を再開します。

-c, --clear

回復動作の回数カウンタをリセットします。

-v, --view

回復動作の回数カウンタを表示します。

-e

障害検証機能を有効にします。必ず-mオプションで監視リソース名を指定してください。

-n

障害検証機能を無効にします。-mオプションで監視リソース名を指定した場合は、そのリソースのみが対象となります。-mオプションを省略した場合は、全監視リソースが対象となります。

-m, --monitor
制御するモニタリソースを指定します。
省略可能で、省略時は全てのモニタリソースに対して 制御を行います。
-w, --wait
モニタリソース単位で監視制御を待合わせます。(秒)
省略可能で、省略時は 5 秒が設定されます。
-h

hostname で指定したサーバに処理を要求します。[-h] オプションを省略した場合は、コマンド 実行サーバ (自サーバ) に処理を要求します。-cおよび-vの場合は指定できません。

戻り値

0

正常終了

1

実行権限不正

2

オプション不正

3

初期化エラー

4

クラスタ構成情報不正

5

モニタリソース未登録

6

指定モニタリソース不正

10

クラスタ未起動状態

11

CLUSTERPRO サービスサスペンド状態

12

クラスタ同期待ち状態

90

監視制御待ちタイムアウト

128

二重起動

200

サーバ接続エラー

201

ステータス不正

202

サーバ名不正

255

その他内部エラー

実行例

例1: 全モニタリソースを一時停止する場合

# clpmonctrl -s
Command succeeded.

例2: 全モニタリソースを再開する場合

# clpmonctrl -r
Command succeeded.
備考

既に一時停止状態にあるモニタリソースに一時停止を行った場合や既に起動済状態にあるモニタリソースに再開を行った場合は、本コマンドはエラー終了し、モニタリソース状態は変更しません。

注意事項

本コマンドは、Administrator 権限を持つユーザで実行してください。

モニタリソースの状態は、状態表示コマンドまたは Cluster WebUI で 確認してください。

[clpstat] コマンドまたは、Cluster WebUI でモニタリソースの状態が "起動済" または、 "一時停止" であることを確認後、実行してください。

モニタリソースの回復動作が下記のように設定されている場合、-vオプションで表示される "FinalAction Count" には 「最終動作前スクリプト」の実行回数が表示されます。

  • 最終動作前にスクリプトを実行する: 有効

  • 最終動作: "何もしない"

エラーメッセージ

メッセージ

原因/対処

Command succeeded.

コマンドは成功しました。

You are not authorized to run the command. Log in as Administrator.

コマンドの実行権がありません。
Administrator 権限を持つユーザで実行してください。

Initialization error. Check if memory or OS resources are sufficient.

メモリ不足または OS のリソース不足が考えられます。確認してください。

Invalid cluster configuration data. Check the cluster configuration information.

クラスタ構成情報が不正です。Cluster WebUI でクラスタ構成情報を確認してください。

Monitor resource is not registered.

モニタリソースが登録されていません。

Specified monitor resource is not registered. Check the cluster configuration information.

指定されたモニタリソースは、登録されていません。
Cluster WebUI でクラスタ構成情報を確認してください。

The cluster has been stopped. Check the active status of the cluster service by using the command such as ps command.

クラスタは、停止状態です。管理ツールの[サービス] で CLUSTERPRO Server サービスの起動状態を確認してください。

The cluster has been suspended. The cluster service has been suspended. Check activation status of the cluster service by using a command such as the ps command.

CLUSTERPRO サービスは、サスペンド状態です。管理ツールの [サービス] でCLUSTERPRO Server サービスの起動状態を確認してください。

Waiting for synchronization of the cluster... The cluster is waiting for synchronization. Wait for a while and try again.

クラスタは、同期待ち状態です。
クラスタ同期待ち完了後、度実行してください。

Monitor %1 was unregistered, ignored. The specified monitor resources %1is not registered, but continues processing. Check the cluster configuration data.

指定されたモニタリソース中に登録されて いないモニタリソースがありますが、無視して 処理を継続します。
Cluster WebUI でクラスタ構成情報を確認してください。
%1 :モニタリソース名

The command is already executed. Check the execution state by using the "ps" command or some other command.

コマンドは、既に実行されています。タスクマネージャなどで実行状態を確認してください。

Internal error. Check if memory or OS resources are sufficient.

メモリ不足または OS のリソース不足が考えられます。確認してください。

Could not connect to the server.
Check if the cluster service is active.

クラスタサービスが起動しているか確認してください。

Some invalid status.
Check the status of cluster.

何らかの不正な状態です。クラスタの状態を確認してください。

Invalid server name. Specify a valid server name in the cluster.

クラスタ内の正しいサーバ名を指定してください。

-m オプションに指定可能なモニタリソースタイプ

タイプ

監視の一時停止/再開

回復動作の
回数カウンタ/リセット
障害検証機能の
有効化/無効化

appliw

diskw

fipw

ipw

mdw

n/a

miiw

mtw

regsyncw

sdw

servicew

vcomw

vipw

n/a

cifsw

hdw

n/a

hdtw

genw

mrw

n/a

db2w

ftpw

httpw

imap4w

odbcw

oraclew

pop3w

psqlw

smtpw

sqlserverw

tuxw

userw

wasw

wlsw

otxw

jraw

sraw

psrw

psw

ddnsw

n/a

n/a

awsazw

awsdnsw

awseipw

awssipw

awsvipw

azurednsw

azurelbw

azureppw

gcdnsw

gclbw

gcvipw

oclbw

ocvipw

9.16. グループリソースを制御する (clprscコマンド)

グループリソースの制御を行います。

コマンドライン
clprsc -s resource_name [-h hostname] [-f] [--apito timeout]
clprsc -t resource_name [-h hostname] [-f] [--apito timeout]
clprsc -n resource_name
clprsc -v resource_name
説明

グループリソースを起動/停止します。

オプション
-s

グループリソースを起動します。

-t

グループリソースを停止します。

-h
hostname で指定されたサーバに処理を要求します。
[-h] オプションを省略した場合は、以下のサーバへ処理を要求します。
- グループが停止済の場合、コマンド実行サーバ (自サーバ)
- グループが起動済の場合、グループが起動しているサーバ
-f
グループリソース起動時は、指定したグループリソースが依存する全グループリソースを起動します。
グループリソース停止時は、指定したグループリソースに依存している全グループリソースを停止します。
-n

グループリソースの起動済サーバを表示します。

--apito
グループリソースの起動、停止を待ち合わせる時間(内部通信タイムアウト)を秒単位で指定します。1-9999 の値が指定できます。
[--apito] オプションを指定しない場合は、3600 秒待ち合わせを行います。
-v

グループリソースのフェイルオーバ回数カウンタを表示します。

戻り値

0

正常終了

0 以外

異常終了

実行例

グループリソース構成

# clpstat
========== CLUSTER STATUS ==========
Cluster : cluster
<server>
   *server1 : Online
      lankhb1 : Normal
      lankhb2 : Normal
      pingnp1 : Normal
   server2 : Online
      lankhb1 : Normal
      lankhb2 : Normal
      pingnp1 : Normal
<group>
    ManagementGroup : Online
      current : server1
      ManagementIP : Online
    failover1 : Online
      current : server1
      fip1 : Online
      md1 : Online
      script1 : Online
    failover2 : Online
      current : server2
      fip2 : Online
      md2 : Online
      script1 : Online
<monitor>
    fipw1 : Normal
    fipw2 : Normal
    ipw1 : Normal
    mdw1 : Normal
    mdw2 : Normal
=========================================

例1: グループ failover1 のリソース fip1 を停止する場合

# clprsc -t fip1
Command succeeded.
#clpstat
========== CLUSTER STATUS ==========
<省略>
<group>
    ManagementGroup : Online
     current : server1
     ManagementIP : Online
    failover1 : Online
     current : server1
     fip1 : Offline
     md1 : Online
     script1 : Online
    failover2 : Online
     current : server2
     fip2 : Online
     md2 : Online
     script1 : Online
<省略>

例2:グループ failover1 のリソース fip1 を起動する場合

# clprsc -s fip1
Command succeeded.
#clpstat
========== CLUSTER STATUS ==========
<省略>
<group>
    ManagementGroup : Online
     current : server1
     ManagementIP : Online
    failover1 : Online
     current : server1
     fip1 : Online
     md1 : Online
     script1 : Online
    failover2 : Online
     current : server2
     fip2 : Online
     md2 : Online
     script1 : Online
<省略>
注意事項

本コマンドは、Administrator 権限を持つユーザで実行してください。

グループリソースの状態は、状態表示コマンドまたは Cluster WebUI で確認してください。

グループ内に起動済グループリソースがある場合は、停止済グループリソースを異なるサーバで起動することはできません。

エラーメッセージ

メッセージ

原因/対処

Log in as Administrator.

Administrator 権限を持つユーザで実行してください。

Invalid cluster configuration data. Check the cluster configuration information.

クラスタ構成情報が不正です。Cluster WebUI でクラスタ構成情報を確認してください。

Invalid option.

正しいオプションを指定してください。

Could not connect server. Check if the cluster service is active.

CLUSTERPRO サービスが起動しているか確認してください。

Invalid server status. Check if the cluster service is active.

CLUSTERPRO サービスが起動しているか確認してください。

Server is not active. Check if the cluster service is active.

CLUSTERPRO サービスが起動しているか確認してください。

Invalid server name. Specify a valid server name in the cluster.

クラスタ内の正しいサーバ名を指定してください。

Connection was lost. Check if there is a server where the cluster service is stopped in the cluster.

クラスタ内に CLUSTERPRO サービスが停止しているサーバがないか確認してください。

Internal communication timeout has occurred in the cluster server. If it occurs frequently, set the longer timeout.

CLUSTERPRO の内部通信でタイムアウトが発生しています。
頻出するようであれば、内部通信タイムアウトを長めに設定してください。

The group resource is busy. Try again later.

グループリソースが起動処理中、もしくは停止処理中のため、しばらく待ってから実行してください。

An error occurred on group resource. Check the status of group resource.

Cluster WebUI や、[clpstat] コマンドでグループリソースの状態を確認してください。

Could not start the group resource. Try it again after the other server is started, or after the Wait Synchronization time is timed out.

他サーバが起動するのを待つか、起動待ち時間が タイムアウトするのを待って、グループリソースを起動させてください。

No operable group resource exists in the server.

処理を要求したサーバに処理可能なグループリソースが存在するか確認してください。

The group resource has already been started on the local server.

Cluster WebUI や、[clpstat] コマンドでグループリソースの状態を確認してください。

The group resource has already been started on the other server. To start the group resource on the local server, stop the group resource.

Cluster WebUI や、[clpstat] コマンドでグループリソースの状態を確認してください。
グループリソースをローカルサーバで起動するには、グループを停止してください。

The group resource has already been stopped.

Cluster WebUI や、[clpstat] コマンドでグループリソースの状態を確認してください。

Failed to start group resource. Check the status of group resource.

Cluster WebUI や、[clpstat] コマンドでグループリソースの状態を確認してください。

Failed to stop resource. Check the status of group resource.

Cluster WebUI や、[clpstat] コマンドでグループリソースの状態を確認してください。

Depending resource is not offline. Check the status of resource.

依存しているグループリソースの状態が停止済で ないため、グループリソースを停止できません。依存しているグループリソースを停止するか、[-f] オプ ションを指定してください。

Depending resource is not online. Check the status of resource.

依存しているグループリソースの状態が起動済で ないため、グループリソースを起動できません。依存しているグループリソースを起動するか、[-f] オプションを指定してください。

Invalid group resource name. Specify a valid group resource name in the cluster.

グループリソースが登録されていません。

Server is isolated.

サーバが保留 (ダウン後再起動) 状態です。

Internal error. Check if memory or OS resources are sufficient.

メモリ不足または OS のリソース不足が考えられます。確認してください。

Server is not in a condition to start resource. Critical monitor error is detected.

Cluster WebUI や、clpstat コマンドでグループリソースの状態を確認してください。
グループリソースを起動しようとしたサーバで「フェイルオーバ先サーバの除外に使用するモニタリソース」に含まれるモニタの異常が検出されています。

9.17. ネットワーク警告灯を消灯する (clplampコマンド)

ネットワーク警告灯を消灯します。

コマンドライン

clplamp -h host_name

説明

指定したサーバ用のネットワーク警告灯を消灯します。

音声ファイルの再生を設定していた場合、音声ファイルの再生を停止します。

オプション
-h host_name

消灯したいネットワーク警告灯のサーバを指定します。

設定必須。

戻り値

0

正常終了

0 以外

異常終了

実行例

例1: server1 に対応する警告灯の消灯、音声警告の停止を行う場合

# clplamp -h server1
Command succeeded.
注意事項

本コマンドは、Administrator 権限を持つユーザで実行してください。

9.18. クラスタサーバに処理を要求する (clprexec コマンド)

サーバへ処理実行を要求します。

コマンドライン
clprexec --failover {[group_name] | [-r resource_name]} -h IP [-w timeout] [-p port_number] [-o logfile_path]
clprexec --script script_file -h IP [-p port_number] [-w timeout] [-o logfile_path]
clprexec --notice {[mrw_name] | [-k category[. keyword]]} -h IP [-p port_number] [-w timeout] [-o logfile_path]
clprexec --clear {[mrw_name] | [-k category[. keyword]]} -h IP [-p port_number] [-w timeout] [-o logfile_path]
説明

指定した処理実行要求を他クラスタのサーバに発行します。

オプション
--failover
グループフェイルオーバ要求を行います。[group_name] にはグループ名を指定してください。
グループ名を省略する場合は、[-r] オプションによりグループに属するリソース名を指定してください。
--script script_name
スクリプト実行要求を行います。
[script_name] には、実行するスクリプト (バッチファイルや実行可能ファイル等) のファイル名を 指定します。
スクリプトは [-h] で指定した各サーバのCLUSTERPRO インストールディレクトリ配下のwork\rexec ディレクトリ配下に作成しておく必要があります。
--notice
CLUSTERPRO サーバへ異常発生通知を行います。
[mrw_name] には外部連携監視リソース名を指定してください。
モニタリソース名を省略する場合、[-k] オプションで外部連携監視リソースのカテゴリ、キーワードを指定してください。
--clear
外部連携監視リソースのステータスを "異常" から"正常" へ変更する要求を行います。
[mrw_name] には外部連携監視リソース名を指定してください。
モニタリソース名を省略する場合、[-k] オプションで外部連携監視リソースの監視タイプ、監視対象を指定してください。
-h IP Address
処理要求発行先の CLUSTERPRO サーバの IPアドレスを指定してください。
カンマ区切りで複数指定可能、指定可能な IPアドレス数は 32 個です。
※ 本オプションを省略する場合、処理要求発行先は自サーバになります。
-r resource_name

[--failover] オプションを指定する場合に、処理要求の対象となるグループに属するリソース名を指定します。

-k category[.keyword]
[--notice] または [--clear] オプションを指定する場合、[category] に外部連携監視リソースに設定しているカテゴリを指定してください。
外部連携監視リソースのキーワードを指定する場合は、[category] のあとにピリオド区切りで指定してください。
-p port_number
ポート番号を指定します。
[port_number] に処理要求発行先サーバに設定されているデータ転送ポート番号を指定してください。
本オプションを省略した場合、デフォルト 29002 を使用します。
-o logfile_path
[logfile_path] には、本コマンドの詳細ログを出力するファイル [path] を指定します。
ファイルにはコマンド 1 回分のログが保存されます。
※ CLUSTERPRO がインストールされていないサーバで本オプションを指定しない場合、標準出力のみとなります。
-w timeout
コマンドのタイムアウトを指定します。指定しない場合は、デフォルト 180 秒です。
5~999 まで指定可能です。
戻り値

0

正常終了

0 以外

異常終了

注意事項

[clprexec] コマンドを使って異常発生通知を発行する場合、CLUSTERPRO サーバ側で実行させたい異常時動作を設定した外部連携監視リソースを登録/起動しておく必要があります。

-h オプションで指定する IP アドレスを持つサーバは、下記の条件を満たす必要があります。
= CLUSTERPRO X 3.0 以降がインストールされていること
= CLUSTERPRO が起動していること
( --script オプション以外の場合)
= mrw が設定/起動されていること
( --notice, --clear オプションの場合)

[クライアント IP アドレスによって接続を制御する] が有効の場合、[clprexec] コマンドを実行する装置の IP アドレスを追加しておく必要があります。

[クライアント IP アドレスによって接続を制御する] は、本ガイドの「2. パラメータの詳細」 - 「クラスタプロパティ」 - 「WebManager タブ」を参照してください。

実行例

例1: CLUSTERPRO サーバ1(10.0.0.1) に対して、グループ failover1 のフェイルオーバ要求を発行する場合

# clprexec --failover failover1 -h 10.0.0.1 -p 29002

例2: CLUSTERPROサーバ1(10.0.0.1) に対して、グループリソース(exec1) が属するグループのフェイルオーバ要求を発行する場合

# clprexec --failover -r exec1 -h 10.0.0.1

例3: CLUSTERPROサーバ1(10.0.0.1) に対して、スクリプト(script1.bat) 実行要求を発行する場合

# clprexec --script script1.bat -h 10.0.0.1

例4: CLUSTERPROサーバ1(10.0.0.1) に対して異常発生通知を発行する

※ mrw1の設定 監視タイプ:earthquake、監視対象:scale3

  • 外部連携監視リソース名を指定する場合

    # clprexec --notice mrw1 -h 10.0.0.1 -w 30 -o /tmp/clprexec/ clprexec.log
  • 外部連携監視リソースに設定されている監視タイプと監視対象を指定する場合

    # clprexec --notice -h 10.0.0.1 -k earthquake.scale3 -w 30 -o /tmp/clprexec/clprexec.log

例5: CLUSTERPRO サーバ1(10.0.0.1) に対して mrw1 のモニタステータス変更要求を発行する

※ mrw1の設定 監視タイプ:earthquake、監視対象:scale3

  • 外部連携監視リソース名を指定する場合

    # clprexec --clear mrw1 -h 10.0.0.1
  • 外部連携監視リソースに設定されている監視タイプと監視対象を指定する場合

    # clprexec --clear -h 10.0.0.1 -k earthquake.scale3
エラーメッセージ

メッセージ

原因/対処

Success

-

Invalid option.

コマンドの引数を確認してください。

Could not connect to the data transfer servers. Check if the servers have started up.

指定した IP アドレスが正しいかまたは IP アドレスを持つサーバが起動しているか確認してください。

Could not connect to all data transfer server.

指定した IP アドレスが正しいかまたは IP アドレスを持つサーバが起動しているか確認してください。

Command timeout.

指定した IP アドレスを持つサーバで処理が完了しているか確認してください。

All servers are busy.Check if this command is already run.

既に本コマンドが実行されている可能性があります。確認してください。

Group (%s) is offline.

処理を要求したサーバで、グループが起動しているか確認してください。

Group that specified resource(%s) belongs to is offline.

処理を要求したサーバで、指定したリソースを含む グループが起動しているか確認してください。

Specified script(%s) does not exist.

指定したスクリプトが存在しません。

%s %s : Specified resource(%s) is not exist.

指定したリソースもしくは監視リソースが存在しません。

%s %s : Specified resource(Category:%s, Keyword:%s) is not exist.

指定したリソースもしくは監視リソースが存在しません。

Specified group(%s) does not exist.

指定したグループが存在しません。

This server is not permitted to execute clprexec.

Cluster WebUI 接続制限のクライアント IP アドレス一覧にコマンドを実行するサーバの IP アドレスが 登録されているか確認してください。

%s failed in execute.

要求発行先の CLUSTERPRO サーバの状態を 確認してください。

9.19. クラスタ起動同期待ち処理を制御する (clpbwctrl コマンド)

クラスタ起動同期待ち処理を制御します。

コマンドライン
clpbwctrl -c
clpbwctrl --np [on|off]
clpbwctrl -h

注釈

--npオプションは、単一サーバ上で制御を行うため、制御を行う全サーバ上で実行する必要があります。

説明
クラスタ内の全サーバのクラスタサービスが停止している状態からサーバを起動したときに発生する、クラスタ起動同期待ち時間をスキップします。
単一サーバ上でクラスタ起動時にネットワークパーティション解決処理を行うか行わないかを指定します。
オプション
-c,--cancel

クラスタ起動同期待ち処理をキャンセルします。

--np [on|off]
クラスタ起動時にネットワークパーティション解決処理を行うか行わないかを指定します。onを指定するとネットワークパーティション解決処理を行います。offを指定すると行いません。既定ではonが指定されています。
[on|off]は省略可能です。省略した場合、現在の設定を表示します。
-h,--help

Usageを表示

戻り値

0

正常終了

0以外

異常終了

注意事項

本コマンドは、Administrator 権限を持つユーザで実行してください。

実行例

クラスタ起動同期待ち処理をキャンセルする場合

#clpbwctrl -c
Command succeeded.

クラスタ起動時にネットワークパーティション解決処理を行わない場合

#clpbwctrl --np off
Command succeeded.

#clpbwctrl --np
Resolve network partition on startup : off
エラーメッセージ

メッセージ

原因/対処

Log in as Administrator.

Administrator 権限を持つユーザで実行してください。

Invalid option.

コマンドラインオプションが不正です。
正しいオプションを指定してください。

Cluster service has already been started.

すでにクラスタは起動しています。
起動同期待ち状態ではありません

The cluster is not waiting for synchronization.

起動同期待ち処理中ではありませんでした。
クラスタサービスが停止している等の原因が考えられます。

Command Timeout.

コマンドの実行がタイムアウトしました。

Internal error.

内部エラーが発生しました

9.20. 再起動回数を制御する (clpregctrlコマンド)

再起動回数制限の制御を行います。

コマンドライン
clpregctrl --get
clpregctrl -g
clpregctrl --clear -t type -r registry
clpregctrl -c -t type -r registry

注釈

本コマンドは、単一サーバ上で再起動回数制限の制御を行うため、制御を行う全 サーバ上で実行する必要があります。

説明

単一サーバ上で再起動回数の表示/初期化を行います。

オプション
-g, --get

再起動回数情報を表示します。

-c, --clear

再起動回数を初期化します。

-t type

再起動回数を初期化するタイプを指定します。指定可能なタイプは [rc] または [rm] です。

-r registry

レジストリ名を指定します。指定可能なレジストリ名は[haltcount] です。

戻り値

0

正常終了

1

実行権限不正

2

二重起動

3

オプション不正

4

クラスタ構成情報不正

10~17

内部エラー

20~22

再起動回数情報取得失敗

90

メモリアロケート失敗

実行例

再起動回数情報表示

# clpregctrl -g

**************************
-------------------------
type : rc
registry : haltcount
comment : halt count
kind : int
value : 0
default : 0
-------------------------
type : rm
registry : haltcount
comment : halt count
kind : int
value : 3
default : 0

**************************
success.(code:0)
#

例1、2は、再起動回数を初期化します。

再起動回数はサーバごとに記録されるため、実際に再起動回数を制御するサーバで本コマンドを実行してください。

例1:グループリソース異常による再起動回数を初期化する場合

# clpregctrl -c -t rc -r haltcount
success.(code:0)
#

例2:モニタリソース異常による再起動回数を初期化する場合

# clpregctrl -c -t rm -r haltcount
success.(code:0)
#
備考

再起動回数制限に関しては本ガイドの「3. グループリソースの詳細」 - 「グループとは?」 - 「再起動回数制限について」を参照してください。

注意事項

本コマンドは、Administrator 権限を持つユーザで実行してください。

エラーメッセージ

メッセージ

原因/対処

Command succeeded.

コマンドは成功しました。

Log in as Administrator.

コマンドの実行権がありません。Administrator 権限を持つユーザで実行してください。

The command is already executed.

コマンドは、既に実行されています。

Invalid option.

オプションが不正です。

Internal error. Check if memory or OS resources are sufficient.

メモリ不足または OS のリソース不足が考えられます。確認してください。

9.21. プロセスの健全性を確認する (clphealthchk コマンド)

プロセスの健全性を確認します。

コマンドライン

clphealthchk [ -t pm | -t rc | -t rm | -t nm | -h]

注釈

本コマンドは、単一サーバ上でプロセスの健全性を確認します。健全性を確認したいサーバ上で実行する必要があります。

説明

単一サーバ上でのプロセスの健全性を確認します。

オプション
なし

clppm/clprc/clprm/clpnm の健全性を確認します。

-t <process>

process

pm

clppm の健全性を確認します。

rc

clprc の健全性を確認します。

rm

clprm の健全性を確認します。

nm

clpnm の健全性を確認します。

-h

Usageを出力します。

戻り値

0

正常終了

1

実行権限不正

2

二重起動

3

初期化エラー

4

オプション不正

10

プロセスストール監視機能未設定

11

クラスタ未起動状態(クラスタ起動待ち合わせ中、クラスタ停止処理中を含む)

12

クラスタサスペンド状態

100

健全性情報が一定時間更新されていないプロセスが存在する
-t オプション指定時は、指定プロセスの健全性情報が一定時間更新されていない

255

その他内部エラー

実行例

例1: 健全な場合

# clphealthchk
pm OK
rc OK
rm OK
nm OK

例2: clprc がストールしている場合

# clphealthchk
pm OK
rc NG
rm OK
nm OK

# clphealthchk -t rc
rc NG

例3: クラスタが停止している場合

# clphealthchk
The cluster has been stopped
備考

クラスタが停止している場合や、サスペンドしている場合にはプロセスは停止しています。

注意事項

本コマンドは、Administrator 権限を持つユーザで実行してください。

エラーメッセージ

メッセージ

原因/対処

Log in as Administrator.

コマンドの実行権がありません。Administrator 権限を持つユーザで実行してください。

Initialization error. Check if memory or OS resources are sufficient.

メモリ不足または OS のリソース不足が考えられます。確認してください。

Invalid option.

正しいオプションを指定してください。

The function of process stall monitor is disabled.

プロセスストール監視機能が有効ではありません。

The cluster has been stopped.

クラスタは停止状態です。

The cluster has been suspended.

クラスタはサスペンド状態です。

This command is already run.

本コマンドはすでに起動されています。

Internal error. Check if memory or OS resources are sufficient.

メモリ不足または OS のリソース不足が考えられます。確認してください。

9.22. クラスタ外からの操作による OS シャットダウン時の動作を設定する (clpstdncnf コマンド)

クラスタ外からの操作による OS シャットダウン時の動作を設定します。

コマンドライン
clpstdncnf -e [time]
clpstdncnf -d
clpstdncnf -v

注釈

本コマンドは、単一サーバ上での、クラスタ外からの操作による OS シャットダウン時の動作を設定します。設定を行いたい全てのサーバで実行する必要があります。

説明

単一サーバ上での、クラスタ外からの操作による OS シャットダウン時の動作を設定します。

オプション
-e [time]
OS シャットダウンが実行された際に、time で指定した時間だけ、クラスタサービスの停止を待ち合わせるようになります。
time には、分単位で1-1440 の値が指定できます。
初回実行時は必ず time を指定してください。
2 回目以降は time の指定を省略可能です。省略した場合は、現在の設定値を使用します。
-d

OS シャットダウンが実行された際に、クラスタサービスの停止を待ち合わせないようになります。

-v

設定内容を確認します。

戻り値

0

正常終了

0以外

異常終了

注意事項

本コマンドは、Administrator 権限を持つユーザで実行してください。

クラウド環境などの仮想化環境において、仮想化基盤側からゲスト OS のシャットダウンを実行した場合、ゲスト OS のシャットダウンに時間を要すると、仮想化基盤側から強制的に仮想マシンの電源を停止することがあります。

実行例

例1: クラスタサービスの停止を最大で 30 分待ち合わせる場合

# clpstdncnf -e 30
Command succeeded.

# clpstdncnf -v
Mode : wait
Timeout : 30 min

例2: クラスタサービスの停止を待ち合わせない場合

# clpstdncnf -d
Command succeeded.

# clpstdncnf -v
Mode : no wait
Timeout : 30 min

9.23. DB2の静止点を制御する (clpdb2still コマンド)

DB2の静止点の制御を行います。

コマンドライン
clpdb2still -d databasename -u username -s
clpdb2still -d databasename -u username -r
説明

DB2の静止点の確保/解放を制御します。

オプション
-d databasename

静止点制御の対象となるデータベース名を指定します。

-u username

静止点制御を実行するユーザ名を指定します。

-s

静止点の確保を行います。

-r

静止点の解放を行います。

戻り値

0

成功

2

コマンドオプション不正

4

-u オプションに指定したユーザの認証エラー

5

静止点確保失敗

6

静止点解放失敗

99

内部エラー

注意事項

本コマンドは、Administrator 権限を持つユーザで実行してください。

-u オプションに指定するユーザの名前とパスワードは事前にCLUSTERPROの設定モードで、クラスタの [プロパティ] → [アカウント]タブから設定しておく必要があります。

-u オプションに指定するユーザには、DB2のSET WRITEコマンドを実行できる権限が必要です。

実行例
# clpdb2still -d sample -u db2admin -s

    データベース接続情報

データベース・サーバー = DB2/NT64 11.1.0
SQL 許可 ID = DB2ADMIN
ローカル・データベース別名 = SAMPLE
DB20000I SET WRITE コマンドが正常に完了しました。
DB20000I SQL コマンドが正常に完了しました。
DB20000I SQL DISCONNECT コマンドが正常に完了しました。
Command succeed.
# clpdb2still -d sample -u db2admin -r

データベース接続情報
データベース・サーバー = DB2/NT64 11.1.0
SQL 許可 ID = DB2ADMIN
ローカル・データベース別名 = SAMPLE
DB20000I SET WRITE コマンドが正常に完了しました。
DB20000I SQL コマンドが正常に完了しました。
DB20000I SQL DISCONNECT コマンドが正常に完了しました。
Command succeed.
エラーメッセージ

メッセージ

原因/対処法

Invalid command option.

コマンドオプションが不正です。
コマンドオプションを確認してください。

Username or password is not correct.

ユーザ認証で失敗しました。
ユーザー名及びパスワード確認してください。

Suspend database failed.

静止点確保で失敗しました。
db2 コマンドのエラーメッセージが出力されている場合は、エラー内容に応じた対処をしてください。

Resume database failed.

静止点解放で失敗しました。
db2 コマンドのエラーメッセージが出力されている場合は、エラー内容に応じた対処をしてください。

Internal error.

内部エラーが発生しました。

9.24. Oracleの静止点を制御する (clporclstill コマンド)

Oracleの静止点の制御を行います。

コマンドライン
clporclstill -d connectionstring [-u username] -s
clporclstill -d connectionstring -r
説明

Oracleの静止点の確保/解放を制御します。

オプション
-d connectionstring

静止点制御の対象となるデータベースへの接続文字列を指定します。

-u username

静止点制御を実行するデータベースユーザ名を指定します。-s オプションを指定した場合のみ指定可能です。省略した場合はOS認証が使用されます。

-s

静止点の確保を行います。

-r

静止点の解放を行います。

戻り値

0

成功

2

コマンドオプション不正

3

DB接続エラー

4

ユーザ認証エラー

5

静止点確保失敗

6

静止点解放失敗

99

内部エラー

注意事項

本コマンドは、Administrator 権限を持つユーザで実行してください。

-u オプションを指定せずOS認証を使用する場合、本コマンドを実行するユーザはOracleの管理者権限を得るためにORA_DBAグループに所属している必要があります。

-u オプションに指定するユーザの名前とパスワードは事前にCLUSTERPROの設定モードにおいて、クラスタの [プロパティ] → [アカウント]タブで登録しておく必要があります。

-u オプションに指定するユーザにはOracleの管理者権限が必要です。

-s オプションで静止点確保コマンドを実行して静止点確保に成功した場合、その静止点確保コマンドは常駐したまま制御を戻しません。別プロセスにて -r オプションで静止点開放コマンドを実行することにより、常駐していた静止点確保コマンドが終了して制御が戻ります。

本コマンドを実行する場合、事前にOracleをARCHIVELOGモードに設定しておく必要があります。

本コマンドを使用して静止点確保を行った状態で取得したOracleのデータファイルはバックアップモードになっています。データファイルをリストアして利用する場合はOracle上でバックアップモードを解除する必要があります。

実行例
# clporclstill -d orcl -u oracle -s
Command succeed.
# clporclstill -d orcl -r
Command succeed.
エラーメッセージ

メッセージ

原因/対処法

Invalid command option.

コマンドオプションが不正です。
コマンドオプションを確認してください。

Cannot connect to database.

データーベースに接続できません。
データーベース名及びデータベースの状態を確認してください。

Username or password is not correct.

ユーザ認証で失敗しました。
ユーザー名及びパスワード確認してください。

Suspend database failed.

静止点確保で失敗しました。
ユーザ権限及びデータベースの設定を確認してください。

Resume database failed.

静止点解放で失敗しました。
ユーザ権限及びデータベースの設定を確認してください。

Internal error.

内部エラーが発生しました。

9.25. PostgreSQLの静止点を制御する (clppsqlstill コマンド)

PostgreSQLの静止点の制御を行います。

コマンドライン
clppsqlstill -d databasename -u username -s
clppsqlstill -d databasename -r
説明

PostgreSQLの静止点の確保/解放を制御します。

オプション
-d databasename

静止点制御の対象となるデータベース名を指定します。

-u username

静止点制御を実行するデータベースユーザ名を指定します。

-s

静止点の確保を行います。

-r

静止点の解放を行います。

戻り値

0

成功

2

コマンドオプション不正

3

DB接続エラー

4

-u オプションに指定したユーザの認証エラー

5

静止点確保失敗

6

静止点解放失敗

99

内部エラー

注意事項

本コマンドは、Administrator 権限を持つユーザで実行してください。PostgreSQLに接続するポート番号がデフォルトの5432と異なる場合は環境変数PQPORTにポート番号を設定してください。

-u オプションに指定するユーザにはPostgreSQLのスーパーユーザー権限が必要です。

本コマンドを実行する場合、事前にPostgreSQLのWALアーカイブを有効にしておく必要があります。

-s オプションで静止点確保コマンドを実行して静止点確保に成功した場合、その静止点確保コマンドは常駐したまま制御を戻しません。別プロセスにて -r オプションで静止点開放コマンドを実行することにより、常駐していた静止点確保コマンドが終了して制御が戻ります。

実行例
# clppsqlstill -d postgres -u postgres-s
Command succeeded.
# clppsqlstill -d postgres -r
Command succeeded.
エラーメッセージ

メッセージ

原因/対処法

Invalid command option.

コマンドオプションが不正です。
コマンドオプションを確認してください。

Cannot connect to database.

データーベースに接続できません。
データーベース名及びデータベースの状態を確認してください。

Username or password is not correct.

ユーザ認証で失敗しました。
ユーザー名及びパスワード確認してください。

Suspend database failed.

静止点確保で失敗しました。
ユーザ権限及びデータベースの設定を確認してください。

Resume database failed.

静止点解放で失敗しました。
ユーザ権限及びデータベースの設定を確認してください。

Internal error.

内部エラーが発生しました。

9.26. SQL Serverの静止点を制御する (clpmssqlstill コマンド)

SQL Serverの静止点の制御を行います。

コマンドライン
clpmssqlstill -d databasename [-u username] -s
clpmssqlstill -d databasename -r
説明

SQL Serverの静止点の確保/解放を制御します。

オプション
-d databasename

静止点制御の対象となるデータベース名を指定します。

-u username

静止点制御を実行するデータベースユーザ名を指定します。-s オプションを指定した場合のみ指定可能です。省略した場合はOS認証が使用されます。

-s

静止点の確保を行います。

-r

静止点の解放を行います。

戻り値

0

成功

2

コマンドオプション不正

3

DB接続エラー

4

ユーザ認証エラー

5

静止点確保失敗

6

静止点解放失敗

99

内部エラー

注意事項

本コマンドは、Administrator 権限を持つユーザで実行してください。

-u オプションを指定せずOS認証を使用する場合、本コマンドを実行するユーザはSQL Serverの管理者権限を持っている必要があります。

-u オプションに指定するユーザの名前とパスワードは事前にCLUSTERPROの設定モードにおいて、クラスタの [プロパティ] → [アカウント]タブで登録しておく必要があります。

-u オプションに指定するユーザにはSQL ServerのBACKUP DATABASEステートメントを実行できる権限が必要です。

-s オプションで静止点確保コマンドを実行して静止点確保に成功した場合、その静止点確保コマンドは常駐したまま制御を戻しません。別プロセスにて -r オプションで静止点開放コマンドを実行することにより、常駐していた静止点確保コマンドが終了して制御が戻ります。

実行例
# clpmssqlstill -d userdb -u sa -s
Command succeeded.
# clpmssqlstill -d userdb -r
Command succeeded.
エラーメッセージ

メッセージ

原因/対処法

Invalid command option.

コマンドオプションが不正です。
コマンドオプションを確認してください。

Cannot connect to database.

データーベースに接続できません。
データーベース名及びデータベースの状態を確認してください。

Username or password is not correct.

ユーザ認証で失敗しました。
ユーザー名及びパスワード確認してください。

Suspend database failed.

静止点確保で失敗しました。
ユーザ権限及びデータベースの設定を確認してください。

Resume database failed.

静止点解放で失敗しました。
ユーザ権限及びデータベースの設定を確認してください。

Internal error.

内部エラーが発生しました。

9.27. クラスタ統計情報を表示する(clpperfc コマンド)

クラスタ統計情報を表示します。

コマンドライン
clpperfc --starttime -g group_name
clpperfc --stoptime -g group_name
clpperfc -g [group_name]
clpperfc -m monitor_name
説明

グループの起動、停止時間の中央値(ミリ秒)を表示します。

モニタリソースの監視処理時間(ミリ秒)を表示します。

オプション
--starttime -g group_name

グループの起動時間の中央値を表示します。

--stoptime -g group_name

グループの停止時間の中央値を表示します。

-g [group_name]

グループの起動、停止時間の中央値を表示します。

groupnameを省略した場合は、全グループの起動、停止時間の中央値を表示します。

-m monitor_name

直近のモニタリソースの監視処理時間を表示します。

戻り値

0

正常終了

1

コマンドオプション不正

2

ユーザ認証エラー

3

構成情報ロードエラー

4

構成情報ロードエラー

5

初期化エラー

6

内部エラー

7

内部通信初期化エラー

8

内部通信接続エラー

9

内部通信処理エラー

10

対象グループチェックエラー

12

タイムアウトエラー

実行例

グループの起動時間の中央値を表示する場合

# clpperfc --starttime -g failover1
200

特定グループの起動、停止時間の中央値を表示する場合

# clpperfc -g failover1
            start time    stop time
failover1          200          150

モニタリソースの監視処理時間を表示する場合

# clpperfc -m monitor1
100
備考

本コマンドで出力する時間の単位はミリ秒です。

有効なグループの起動時間、停止時間が取得できなかった場合は - が表示されます。

有効なモニタリソースの監視時間が取得できなかった場合は 0 が表示されます。

注意事項

本コマンドは、Administrator 権限を持つユーザで実行してください。

エラーメッセージ

メッセージ

原因/対処

Log in as Administrator.

Administrator 権限を持つユーザで実行してください。

Invalid option.

コマンドオプションが不正です。コマンドオプションを確認してください。

Command timeout.

コマンドの実行がタイムアウトしました。

Internal error.

メモリ不足またはOSのリソース不足が考えられます。確認してください。

9.28. クラスタ構成情報をチェックする (clpcfchk コマンド)

クラスタ構成情報をチェックします。

コマンドライン
clpcfchk -o path [-i conf_path]
説明

クラスタ構成情報を基に設定値の妥当性を確認します。

オプション
-o path

チェック結果を保存するディレクトリを指定します。

-i conf_path

チェックする構成情報を保存したディレクトリを指定します。

省略した場合は、反映済みの構成情報をチェックします。

戻り値

0

正常終了

0以外

エラー終了

実行例

反映済みの構成情報をチェックする場合

# clpcfchk -o /tmp
server1 : PASS
server2 : PASS

保存した構成情報をチェックする場合

# clpcfchk -o /tmp -i /tmp/config
server1 : PASS
server2 : FAIL
実行結果

本コマンドの結果で表示されるチェック結果 (総合結果)は以下になります。

チェック結果(総合結果)

説明

PASS

問題がありません。

FAIL

問題があります。
チェック結果を確認してください。
備考

各サーバの総合結果のみを表示します。

注意事項

本コマンドは、Administrator 権限を持つユーザで実行してください。

Cluster WebUI でエクスポートした構成情報をチェックする場合、事前に解凍してください。

エラーメッセージ

メッセージ

原因/対処

Log in as Administrator.

Administrator 権限を持つユーザで実行してください。

Invalid option.

正しいオプションを指定してください。

Could not opened the configuration file. Check if the configuration file exists on the specified path.

指定されたパスが存在しません。正しいパスを指定してください。

Server is busy. Check if this command is already run.

本コマンドはすでに起動されています。

Failed to obtain properties.

プロパティの取得に失敗しました。

Failed to check validation.

クラスタ構成チェックに失敗しました。

Internal error. Check if memory or OS resources are sufficient.

メモリ不足またはOSのリソース不足が考えられます。確認してください。

9.29. クラスタ構成情報ファイルを変換する (clpcfconv コマンド)

クラスタ構成情報ファイルの変換を行います。

コマンドライン
clpcfconv -i <input-path> [-o <output-path>]
説明

クラスタ構成情報ファイルを旧バージョンから現バージョンへ変換します。

オプション
-i <input-path>

旧バージョンの構成情報ファイルが存在するディレクトリを指定します。

-o <output-path>
変換後の構成情報ファイルを出力するディレクトリを指定します。
本オプションを省略した場合、カレントディレクトリに変換後の構成情報ファイルが出力されます。
戻り値

0

正常終了

0以外

異常終了

注意事項

本コマンドは、Administrator 権限を持つユーザで実行してください。

本コマンドは、クラスタ構成情報ファイルのうち、clp.conf のみを変換します。

本コマンドは、<インストール先ディレクトリ>\etc 直下では実行できません。

本コマンドは、CLUSTERPRO X 3.3 for Windows(内部バージョン 11.35)より古いバージョンで作成したクラスタ構成情報ファイルには対応していません。

CLUSTERPRO X 5.0 for Windows より古いバージョンでクラスタパスワード方式のパスワードを設定していた場合、本コマンドでクラスタ構成情報ファイルを変換するとパスワードがクリアされます。
変換後のクラスタ構成情報を反映後、Cluster WebUI を使用してパスワードを再設定してください。
パスワードの設定方法は、本ガイドの「2. パラメータの詳細」 - 「クラスタプロパティ」 - 「WebManager タブ」を参照してください。
実行例

変換が成功した場合

# clpcfconv -i C:\temp\config_x430 -o C:\temp\config_new
Command succeeded.

変換が成功し、パスワードがクリアされた場合

# clpcfconv -i C:\temp\config_x430 -o C:\temp\config_new
Command succeeded.

Password for Operation has been initialized.
Password for Reference has been initialized.
Please set the password again by using Cluster WebUI.
エラーメッセージ

メッセージ

原因/対処

Command succeeded.

コマンドは成功しました。

Password for Operation has been initialized.

クラスタパスワード方式の操作用パスワードをクリアしました。

Password for Reference has been initialized.

クラスタパスワード方式の参照用パスワードをクリアしました。

Please set the password again by using Cluster WebUI.

Cluster WebUI を使用してクリアされたパスワードを再設定してください。

Log in as administrator.

Administrator 権限を持つユーザで実行してください。

Failed to get etc directory path.

正しくインストールされていないか、実行権限がない可能性があります。

Not available in this directory.

<インストール先ディレクトリ>\etc 直下では実行できません。
カレントディレクトリを <インストール先ディレクトリ>\etc 以外に変更してください。

Could not opened the configuration file. Check if the configuration file exists on the specified path.

-i オプションで指定したパスにクラスタ構成情報ファイル(clp.conf)が存在しません。
クラスタ構成情報ファイルが指定されたパスに存在するか確認してください。

The specified output-path does not exist.

-o オプションで指定したパスが存在しません。
正しいパスを指定してください。

Invalid configuration file.

クラスタ構成情報ファイルが不正です。
クラスタ構成情報ファイルを確認してください。

The version of this configuration data file is not supported. Convert it with Builder for offline use (internal version 11.35), then retry.

本コマンドがサポートしていないバージョンのクラスタ構成情報ファイルです。
内部バージョン 11.35 のオフライン版 Builder で変換後、もう一度実行してください。

%1 : Command failed. code:%2

コマンド %1 が失敗しました。
コマンドの戻り値(%2)、または、このエラーメッセージの直前に表示されたエラーメッセージを確認してください。

Command failed.

このコマンドが失敗しました。
このエラーメッセージの直前に表示されたエラーメッセージを確認してください。

9.30. ファイアウォールの規則を追加する (clpfwctrl コマンド)

CLUSTERPRO で使用するサーバのファイアウォールの「受信の規則」を追加、削除します。

コマンドライン
clpfwctrl --add [--profile public | private | domain]
clpfwctrl --remove
clpfwctrl --help
説明

注釈

本コマンドは サーバのファイアウォールを有効にしている場合に実行してください。

注釈

本コマンドは、単一サーバ上での、ファイアウォールの「受信の規則」を追加、削除します。追加、削除を行いたい全てのサーバで実行する必要があります。

注釈

本コマンドは CLUSTERPRO インストール直後と構成情報反映直後に実行してください。

CLUSTERPROで使用するポート番号にアクセスできるようにするため、ファイアウォールの「受信の規則」を追加します。また、追加した「受信の規則」を削除します。
本コマンドで設定するポート番号、プロトコルの詳細については『スタートアップガイド』 - 「注意制限事項」 - 「CLUSTERPRO インストール前」 -「通信ポート番号」を参照してください。
「受信の規則」にCLUSTERPROで使用する規則を以下のグループ名と名前で追加します。既に同じグループ名が追加されている場合は、一度削除を行った後、追加を行います。グループ名の変更はしないでください。
  • グループ名

    • CLUSTERPRO

  • 名前

    • CLUSTERPRO (TCP-In)

    • CLUSTERPRO (UDP-In)

    • CLUSTERPRO (ICMPv4-In)

    • CLUSTERPRO (ICMPv6-In)

オプション
--add [--profile public | private | domain]

ファイアウォールの「受信の規則」を追加します。プロファイル名を指定すると、指定したプロファイルを追加します。 プロファイル名の指定がない場合は、「すべて」を指定します。

--remove

追加したファイアウォールの「受信の規則」の削除をします。

--help

Usageを表示します。

戻り値

0

成功

0 以外

異常

注意事項
本コマンドは Administrator 権限をもつユーザで実行してください。
本コマンドは「送信の規則」については追加を行いません。必要であれば別途追加をしてください。
JVM監視リソースを1度でも登録すると、本コマンドはJVM監視リソースの管理ポート番号を必ず許可します。
実行例

プロファイルに「すべて」を指定して「受信の規則」を追加する場合

# clpfwctrl.bat --add
Command succeeded.
実行例

プロファイルに「ドメイン」と「プライベート」を指定して「受信の規則」を追加する場合

# clpfwctrl.bat --profile domain private
Command succeeded.
実行例

追加した「受信の規則」を削除をする場合

# clpfwctrl.bat --remove
Command succeeded.
エラーメッセージ

メッセージ

原因/対処法

Log in as Administrator.

Administrator 権限を持つユーザで実行してください。

Invalid option.

正しいオプションを指定してください。

Log directory is not found.

正しくインストールされていないか、実行権限がない可能性があります。

Failed to register rule(CLUSTERPRO). Invalid port.

構成情報に不正なポート番号が設定されています。構成情報を確認してください。

Unsupported environment.

サポート対象外のOSです。

Could not read xmlpath. Check if xmlpath exists on the specified path. (%1)

xml パスが構成情報に存在するか確認してください。
%1 :xml パス

Could not opened the configuration file. Check if the configuration file exists on the specified path. (%1)

構成情報が存在するか確認してください。
%1 :xml パス

Could not read type. Check if type exists on the policy file. (%1)

ポリシーファイルが存在しているか確認してください。
%1 :xml パス

not exist xmlpath. (%1)

xml パスが構成情報に存在するか確認してください。
%1 :xml パス

Failed to obtain properties. (%1)

xml パスが構成情報に存在するか確認してください。
%1 :xml パス

Not exist java install path. (%1)

Java インストールパスが存在するか確認してください。
%1 :Java インストールパス

Internal error. Check if memory or OS resources are sufficient. (%1)

メモリ不足またはOSのリソース不足が考えられます。確認してください。
%1 :xml パス