バックアップシナリオにファイル世代管理数の設定を行うことで、イメージファイルを指定数+1分の複数の世代で管理することが可能になります。
世代管理を行う場合、バックアップ・リストアシナリオを、次のように設定して利用します。
バックアップシナリオ
ファイル世代管理数で指定した数に1を加えた数の世代が管理されます。ファイル世代管理数が1以上の場合、バックアップされるイメージファイルのファイル名は、指定イメージファイル名に実行日時が付加された名前となるため、バックアップごとに異なるイメージファイルにバックアップされます。
バックアップされるイメージファイルの数がファイル世代管理数の指定+1を超える場合、最も古い日時にバックアップされたイメージファイルが自動的に削除されます。
リストアシナリオ
イメージファイル名は、バックアップシナリオで設定したファイル名を指定します。バックアップ実行日時が付加されていないファイル名を指定した場合、最後にバックアップされた最新のイメージファイルがリストアで使用されます。
ファイル名を明示的に指定して、リストアすることも可能です。
次の図は、SigmaSystemCenterで運用グループのホスト設定ごとにOSを管理するために、ホスト設定ごとにバックアップ・リストアシナリオを作成した場合の利用イメージです。