ロール(リソース)の設定が有効となるリソースは、以下のとおりです。ロール(リソース)を直接割り当てたリソース以外のリソースに対しても、ロールの設定は有効となります。
ロールが割り当てられたリソース
ロールが割り当てられたリソースの配下のリソース
リソースの権限設定に子リソースへ設定を引き継ぐ指定がある場合、ロール(リソース)が割り当てられたリソースの配下のリソースに対しても、ロール(リソース)の設定内容が有効となります。子リソースへ設定を引き継ぐ指定は、デフォルトで有効な状態となっています。なお、[運用]ビューのプール上のマシンリソースに対して、[運用]ビューのカテゴリ、テナント、グループに割り当てたロールの設定は有効になりません。プールでの操作について権限設定を行いたい場合は、[リソース]ビューか[仮想]ビューでマシンリソースにロールが割り当てられるようにしてください。
ロールが有効なマシンリソースの他ビュー上の同一リソース
ロール(リソース)が有効となるマシンリソースと同一のリソースが他ビュー上にもある場合、他ビュー上のリソースについても、ロール(リソース)の設定内容が有効となります。たとえば、[リソース]ビューのグループに対してロール(リソース)を割り当てたとき、グループ配下のマシンリソースが仮想マシンの場合、[仮想]ビュー上の該当する仮想マシンのリソースについても、[リソース]ビュー上のグループに対して割り当てたロール(リソース)の設定内容が有効となります。
上記の動作により、次の図のように、ロール(リソース)を、[運用]ビューのカテゴリ、テナント、グループに対して割り当てることで、[リソース]ビュー、[仮想]ビュー上の操作についても、同一のロールで権限設定を行うことができます。