(1)リソース割り当て/マスタマシン登録/スケールアウト
プール上にある管理対象マシンを運用グループのホストへリソース割り当て操作を行うと、操作対象となった管理対象マシンに対して、ホストとして業務で利用できるように一連のプロビジョニング処理が行われます。このとき、ロードバランサ制御もプロビジョニングの処理の1つとして実行されます。マスタマシン登録/スケールアウトも、リソース割り当てと同様のロードバランサ制御が実行されます。
ロードバランサ制御では、リソース割り当て対象のホストのIPアドレスをリアルサーバとしてロードバランサに登録する処理が行われます。
制御対象となるロードバランサ/マシンや制御内容については、事前に[運用]ビューや[リソース]ビュー上で下記の設定をしておく必要があります。下記の設定がない場合は、ロードバランサ制御は実行されません。
[運用]ビュー
ロードバランサ制御を行うロードバランサグループの指定
リアルサーバとしてロードバランサに登録するホストのIPアドレスの指定
[リソース]ビュー
制御対象のロードバランサの登録
ロードバランサグループの登録
(2)割り当て解除/スケールイン
稼動中の運用グループのホストに対して割り当て解除操作を行うと、操作対象となった管理対象マシンに対して、業務から外すための一連のプロビジョニング処理が行われます。このとき、ロードバランサ制御もプロビジョニングの処理の1つとして実行されます。スケールインも、割り当て解除と同様のロードバランサ制御が実行されます。割り当て解除時、マシンを解体しないを選択した場合でも、ロードバランサ制御は実行されます。
ロードバランサ制御では、割り当て解除対象のホストのIPアドレスで登録されているリアルサーバをロードバランサから登録解除する処理が行われます。
制御対象となるロードバランサ/マシンや制御内容については、事前に[運用]ビューや[リソース]ビュー上で下記の設定をしておく必要があります。下記の設定がない場合は、ロードバランサ制御は実行されません。
[運用]ビュー
ロードバランサ制御を行うロードバランサグループの指定
ロードバランサからリアルサーバの登録を解除するホストのIPアドレスの指定
[リソース]ビュー
制御対象のロードバランサの登録
ロードバランサグループの登録
(3)置換
稼動中の運用グループのホストに対して置換操作を行うと、利用中の管理対象マシンから予備機としてプール上で待機している管理対象マシンに使用マシンリソースを切り替えるための一連のプロビジョニング処理が行われます。このとき、ロードバランサ制御もプロビジョニングの処理の1つとして実行されます。
ロードバランサ制御では、対象のホストのIPアドレスで登録されているリアルサーバをロードバランサから登録解除する処理がいったん行われます。次に、対象のホストの同IPアドレスをロードバランサに再度登録する処理が行われます。
制御対象となるロードバランサ/マシンや制御内容については、事前に[運用]ビューや[リソース]ビュー上で下記の設定をしておく必要があります。下記の設定がない場合は、ロードバランサ制御は実行されません。
[運用]ビュー
ロードバランサ制御を行うロードバランサグループの指定
リアルサーバとしてロードバランサに登録するホストのIPアドレスの指定
[リソース]ビュー
制御対象のロードバランサの登録
ロードバランサグループの登録
(4)用途変更
稼動中の運用グループのホストから別の運用グループのホストへ用途変更操作を行うと、操作対象となった管理対象マシンに対して、稼動する運用グループを変更するための一連のプロビジョニング処理が行われます。このとき、ロードバランサ制御もプロビジョニングの処理の1つとして実行されます。
ロードバランサ制御では、移動元ホストのIPアドレスで登録されているリアルサーバをロードバランサから登録解除する処理がいったん行われます。次に、移動先ホストのIPアドレスをリアルサーバとしてロードバランサに登録する処理が行われます。
制御対象となるロードバランサ/マシンや制御内容については、事前に[運用]ビューや[リソース]ビュー上で下記の設定をしておく必要があります。下記の設定がない場合は、ロードバランサ制御は実行されません。
[運用]ビュー
ロードバランサ制御を行うロードバランサグループの指定
リアルサーバとしてロードバランサに登録するホストのIPアドレスの指定
[リソース]ビュー
制御対象のロードバランサの登録
ロードバランサグループの登録