ポートベースVLANは、スイッチのポートを単位にVLANのグループを構成する方式です。ホストからポートを経由してスイッチに入力されたフレームは、スイッチ内でポートに割り当てられたVLAN のフレームとして扱われます。ポートベースVLANでは、マシンとスイッチのポート間の関係が1対1とシンプルになるため、スイッチに接続されたマシンのVLANを管理しやすいメリットがあります。
指定された1つのVLANのみのフレームを送受信できるポートのことを、一般的にアクセスポートと呼びます。アクセスポートからマシンへの接続はアクセスリンクと呼びます。アクセスリンクは、1つのVLANにしか属しません。