SigmaSystemCenterからネットワーク装置(物理スイッチと物理ロードバランサ)に対して、VLANとロードバランサの制御を行うためには、ネットワーク装置とNetvisorProとSigmaSystemCenterに対して、以下の作業を実施しておく必要があります。
ネットワーク装置
NetvisorProから接続し制御できるように、外部から接続可能な状態にしておく必要があります。SigmaSystemCenterとNetvisorProから接続できるようにネットワークを構成します。
ネットワーク装置の電源を起動し、外部から接続して制御できる状態にします。
ログインのパスワードを初期設定から変更が必要な場合は、変更を行います。
また、NetvisorProが装置情報を取得できるように、SNMPの設定をしておく必要があります。
NetvisorPro
ネットワーク装置を登録する
NetvisorProの自動発見の機能を利用して、ネットワーク装置を登録します。
自動発見の機能を利用する前に動作モードを定義モードに変更しておく必要があります。
また、NetvisorProが装置情報を取得できるように、NetvisorProと装置との間でSNMP通信ができるようにしておく必要があります。
自動発見以外の機能を使用して登録した場合は、装置の登録後に明示的に装置情報の更新を行う必要があります。
装置情報が正しく取得されていない場合、SigmaSystemCenterはNetvisorProに登録されているネットワーク装置をスイッチやロードバランサとして認識できない場合や、ネットワーク制御がエラーになる場合があります。
ネットワーク装置へのログインの設定を行う
装置に接続できるようにログイン設定を行います。設定後、設定が正しいかどうかNetvisorProのテスト機能を使用して接続の確認を行ってください。
SigmaSystemCenter
サブシステム "WebSAM NetvisorPro" を登録する
NetvisorPro経由でネットワーク装置を管理するためには、サブシステム "WebSAM NetvisorPro" の登録が必要です。
ネットワーク装置を登録する
[リソース]ビュー上で[スイッチ登録]または[LB登録]の操作を実行し、対象のネットワーク装置を登録することで、ネットワーク装置の利用が可能な状態となります。