スイッチとは、LANケーブル用の複数の差し込み口(ポート)を備えた複数のマシンやネットワーク装置間の接続を行うためのネットワーク装置です。
SigmaSystemCenterでは、VLANやポートグループの制御対象として管理することができます。SigmaSystemCenterは、以下の種類のスイッチを扱うことができます。
物理スイッチ
仮想スイッチ
分散スイッチ(分散仮想スイッチ)
VLAN制御の対象となる物理スイッチは、NetvisorProが持つSigmaSystemCenter連携(NetworkProvisioning)機能のVLAN設定に対応している必要があります。
物理スイッチの機種によって動作仕様に差異があります。本書では、SigmaSystemCenterの機能レベルでの説明のみを記載しています。個別の装置の詳細については、各装置の説明書を参照してください。
仮想スイッチ、分散スイッチは、各仮想化基盤製品で実現されます。機能的には、物理スイッチと同様の機能が提供されます。SigmaSystemCenterは、VMware/Hyper-Vの仮想スイッチに対して、各仮想化基盤製品の機能を利用して制御を行うことができます。分散スイッチについては、VMwareでのみに利用可能です。