リソース割り当てなどディスクボリュームの接続制御が伴う操作を行った後、ディスクボリュームの管理対象マシンへの接続の状況をWebコンソールで確認することができます。
以下の2通りの方法で確認することができます。
[運用]ビューにおけるホスト設定の[ストレージ]タブ
ホスト単位でディスクボリュームの接続状況を確認することができます。
[リソース]ビューのディスクボリューム一覧、接続先一覧
ディスクボリューム単位で接続の状態や接続先のホストの情報を確認することができます。
各画面の詳細について、説明します。
(1)ホスト設定の[ストレージ]タブ
以下の情報が表示されます。
ディスクボリュームの接続状況
指定のディスクボリュームとの接続が正常かを確認することができます。次の状況の場合、異常状態として表示されます。
LUNが指定と異なる値が割り当てられている(FC/iSCSI SAN環境のみ)。
公開先ホストのIPアドレスの設定が指定と異なる(NAS環境のみ)。
指定のディスクボリュームが接続状態になっていない。
使用中のLUN/IPアドレスの情報
ディスクボリュームに割り当てられたLUN/IPアドレスの情報を確認します。実際に割り当てられたLUN/IPアドレスと定義上のLUN/IPアドレスが異なる場合、本画面で差異を確認することができます。
SigmaSystemCenter以外のツールを使用して接続が行われたディスクボリュームについても、接続状況を確認することができます。
まず、SigmaSystemCenterで収集の操作を実行し、SigmaSystemCenter以外のツールを使用して接続を行ったディスクボリュームの情報を取り込みます。収集操作後、SigmaSystemCenter上に設定がないディスクボリュームは、編集不可のディスクボリュームとして表示されます。編集不可のため、設定を変更することはできません。SigmaSystemCenterの設定として管理したい場合は、同一内容の設定を新規設定として追加する必要があります。設定を追加した後は、SigmaSystemCenterのディスクボリュームの接続制御の対象となります。
(2)ディスクボリューム一覧、接続先一覧
ディスクアレイ配下の各ディスクボリュームの接続状況を確認できるディスクボリューム一覧と、各ディスクボリュームの接続先の情報を確認することができる接続先一覧の2つの画面があります。
ディスクボリューム一覧
ディスクボリューム一覧では、使用状況の情報でグループプロパティ/モデルプロパティ/ホスト設定で接続の定義が行われたディスクボリュームの接続状況を確認することができます。接続されている場合は、"使用中"と表示されます。
なお、グループプロパティ/モデルプロパティ/ホスト設定にディスクボリュームの接続の定義を行われず、ssc assign diskvolumeコマンドで接続が行われたディスクボリュームは、実際は接続されていても、接続状況は"未使用"と表示されますので、注意してください。
接続先一覧
ディスクボリューム単位で接続先のマシンの情報を確認することができます。