リソースプールで管理可能なリソースは次の表のとおりです。
分類 | リソースの種別 | 説明 |
---|---|---|
CPU | CPU | 仮想マシンに割り当てるCPUのリソース量を周波数の単位で扱います。リソースプールに所属する仮想マシンサーバに搭載されたCPUのスペックによって全体の容量が決定されます。 |
vCPU | 仮想マシンに割り当てるvCPUの数です。リソースプール作成時に指定したvCPUの単位によって全体の容量が決定されます。 | |
メモリ | メモリ | 仮想マシンに割り当てるメモリの容量です。リソースプールに所属する仮想マシンサーバのメモリサイズの合計が全体の容量となります。 |
ストレージ | データストア | 仮想マシンに割り当てる仮想ディスクの作成先として使用するデータストアを管理します。リソースプールに所属する仮想マシンサーバが接続するVM作成先データストアの容量と使用率上限(%)により全体の容量が決定されます。 タグが設定されたデータストアが存在する場合は、タグごとの集計値も合わせて管理することができます。 |
LUN | 仮想マシンに割り当てるRDMタイプの仮想ディスクの実体として使用するLUNを管理します。リソースプールに所属する仮想マシンサーバが接続するRDM用途のLUNの数が全体の容量となります。 タグが設定されたLUNが存在する場合は、タグごとの集計値も合わせて管理することができます。 | |
ネットワーク | ポートグループ | リソースプールを構成する仮想マシンサーバ上で使用可能なポートグループを管理します。ポートグループは仮想マシンサーバ上で使用可能な仮想ネットワークで、論理ネットワークを構成する要素の1つです。ポートグループ一覧ではポートグループの設定から論理ネットワークを作成することができます。 |
論理ネットワーク | 仮想マシンが接続する論理ネットワークを表示します。 | |
その他 | VM数 | リソースプールからリソースを割り当てた仮想マシンの数を管理します。リソースプールに所属する仮想マシンサーバが接続するVM作成先データストアのVM数上限により全体の容量が決定されます。 |
上記リソースに関する情報を、次の3つの画面で確認することができます。
ルートリソースプール
リソースプールのすべてのリソースの情報を確認することができます。実消費リソースの情報は、リソースプールに所属する仮想マシンサーバやデータストアの状況を確認することができるため、主にリソースプール全体の管理目的で使用します。
ルートリソースプールの情報は、仮想マシンサーバのグループの[リソースプール]タブで表示されます。利用するためには、仮想マシンサーバのグループに対して、リソースプールを作成する必要があります。リソースプールが割り当てられたテナント/カテゴリのリソースプール一覧([リソースプール]タブ)から表示することもできます。
ルートリソースプールでは、以下のリソースの情報を確認することができます。
VM数
CPU
vCPU
メモリ
データストア
LUN
ポートグループ
サブリソースプール
仮想マシンを構成するリソースの情報や、作成可能VM数が表示されます。仮想マシンの作成の際に仮想マシンの作成に必要となるリソースが利用可能かどうか確認するなど、サブリソースプールの使用状況の確認のために利用します。
サブリソースプールは、ルートリソースプールのサブリソースプール一覧からサブリソースプールをクリックし、表示します。または、リソースプールが割り当てられたテナント/カテゴリ/グループ/モデルの[リソースプール]タブ上のリソースプール一覧からサブリソースプールをクリックし、表示します。
以下のリソースの情報を確認することができます。
VM数
vCPU
メモリ
データストア
LUN
作成可能VM数
リソースプールが割り当てられたテナント/カテゴリ/グループ/モデル
仮想マシンを構成する主なリソースであるvCPU、メモリ、データストアや、作成可能VM数が表示されます。リソースプールの使用状況の確認などのために利用します。
リソースプールが割り当てられたテナント/カテゴリの[リソースプール]タブで情報が表示されます。
以下のリソースの情報を確認することができます。
vCPU
メモリ
データストア
作成可能VM数
論理ネットワーク
次に各リソースの詳細について説明します。