マシンプロファイルの定義はグループ、モデル、ホストの各階層で行うことができます。
各階層間の関係は、下位層の定義が優先されるようになっています。また、各階層で定義を行うかどうかをCPU、メモリ、ネットワーク、システムディスク、拡張ディスクの各デバイス別に設定することができます。
各階層、各デバイス別に定義した結果として、仮想マシン作成時にどのようなマシンプロファイルの定義で仮想マシンが作成されるかは、ホストのマシンプロファイルの設定で確認することができます。
グループ
配下のモデルやホストで個別に定義していない場合は仮想マシン作成の際グループのマシンプロファイルの定義が使用されます。モデルやホストでのデフォルト設定として、グループの設定が使用されます。グループにテンプレートを設定している場合は、テンプレートの設定がグループのデフォルト設定となります。
グループではなく下位のモデルでテンプレートが割り当てられている場合、テンプレート設定はグループのデフォルト値となりません。この場合は、テンプレートが割り当てられているモデル設定の情報を引用すると、簡易に設定を行うことができます。
モデル
ホスト設定で個別のホストにマシンプロファイルが定義されていない場合、仮想マシン作成時に指定されたモデルの設定が作成される仮想マシンのマシンプロファイルとして使用されます。ホストやグループのマシンプロファイル設定画面では、指定モデルの設定をデフォルト設定として引用することができます。 モデル設定のデフォルトはグループ、または、テンプレートの設定値です。グループとテンプレートの両方の設定がある場合は、グループの設定値がデフォルトになります。
ホスト
個別のホストに対して、マシンプロファイルを定義します。ホスト設定で定義した設定値は必ず仮想マシンのマシンプロファイルとして使用されます。ホストで設定が定義されていない場合は、仮想マシン作成時に選択されたモデルのマシンプロファイルの定義が使用されます。モデルを選択しない場合や選択されたモデルに定義がない場合は上位のグループまたはテンプレートの定義が使用されます。グループとテンプレートの両方に定義がある場合はグループの定義が使用されます。
システムディスクや拡張ディスクに既存ディスクを指定する場合は、ホスト単位に設定する必要があります。
各階層で定義がない場合
使用されているテンプレート上の各デバイスの設定が仮想マシン作成の際に参照されます。