1. はじめに

1.1. 対象読者と目的

『CLUSTERPRO X SingleServerSafe インストールガイド』は、CLUSTERPRO X SingleServerSafeを使用したシステムの導入を行うシステムエンジニアと、システム導入後の保守・運用を行うシステム管理者を対象読者とし、CLUSTERPRO X SingleServerSafeのインストール作業の手順について説明します。

1.2. 本書の構成

1.3. 本書で記述される用語

本書で説明する CLUSTERPRO X SingleServerSafe は、クラスタリングソフトウェアであるCLUSTERPRO X との操作性などにおける親和性を高めるために、共通の画面・コマンドを使用しています。そのため、一部、クラスタとしての用語が使用されています。

以下ように用語の意味を解釈して本書を読み進めてください。

クラスタ、クラスタシステム

CLUSTERPRO X SingleServerSafe を導入した単サーバのシステム

クラスタシャットダウン/リブート

CLUSTERPRO X SingleServerSafe を導入したシステムのシャットダウン、リブート

クラスタリソース

CLUSTERPRO X SingleServerSafe で使用されるリソース

クラスタオブジェクト

CLUSTERPRO X SingleServerSafe で使用される各種リソースのオブジェクト

フェイルオーバグループ

CLUSTERPRO X SingleServerSafe で使用されるグループリソース(アプリケーション、サービスなど)をまとめたグループ

1.4. CLUSTERPRO X SingleServerSafe マニュアル体系

CLUSTERPRO X SingleServerSafeのマニュアルは、以下の 3 つに分類されます。各ガイドのタイトルと役割を以下に示します。

『CLUSTERPRO X SingleServerSafe for Windows インストールガイド』 (Installation Guide)

CLUSTERPRO X SingleServerSafe を使用したシステムの導入を行うシステムエンジニアを対象読者とし、CLUSTERPRO X SingleServerSafe のインストール作業の手順について説明します。

CLUSTERPRO X SingleServerSafe for Windows 設定ガイド』 (Configuration Guide)

CLUSTERPRO X SingleServerSafe を使用したシステムの導入を行うシステムエンジニアと、システム導入後の保守・運用を行うシステム管理者を対象読者とし、CLUSTERPRO X SingleServerSafe の構築作業の手順について説明します。

CLUSTERPRO X SingleServerSafe for Windows 操作ガイド』 (Operation Guide)

CLUSTERPRO X SingleServerSafe を使用したシステム導入後の保守・運用を行うシステム管理者を対象読者とし、CLUSTERPRO X SingleServerSafe の操作方法について説明します。

1.5. 本書の表記規則

本書では、注意すべき事項、重要な事項および関連情報を以下のように表記します。

注釈

この表記は、重要ではあるがデータ損失やシステムおよび機器の損傷には関連しない情報を表します。

重要

この表記は、データ損失やシステムおよび機器の損傷を回避するために必要な情報を表します。

参考

この表記は、参照先の情報の場所を表します。

また、本書では以下の表記法を使用します。

表記

使用方法

[ ] 角かっこ

コマンド名の前後
画面に表示される語 (ダイアログボックス、メニューなど) の前後
[スタート] をクリックします。
[プロパティ] ダイアログ ボックス

コマンドライン中の [ ] 角かっこ

かっこ内の値の指定が省略可能であることを示します。

clpstat -s [-h host_name]

モノスペースフォント

パス名、コマンド ライン、システムからの出力 (メッセージ、プロンプトなど)、ディレクトリ、ファイル名、関数、パラメータ

C:\Program Files\CLUSTERPRO

太字

ユーザが実際にコマンドプロンプトから入力する値を示します。

以下を入力します。
clpcl -s -a

斜体

ユーザが有効な値に置き換えて入力する項目

clpstat -s [-h host_name]

CLUSTERPRO X SingleServerSafe 本書の図では、CLUSTERPRO X SingleServerSafe を表すために このアイコンを使用します。

1.6. 最新情報の入手先

最新の製品情報については、以下の Web サイトを参照してください。

https://jpn.nec.com/clusterpro/

2. CLUSTERPRO X SingleServerSafe について

本章では、CLUSTERPRO X SingleServerSafe の機能や要件について説明します。

本章で説明する項目は以下の通りです。

2.1. CLUSTERPRO X SingleServerSafe とは?

CLUSTERPRO X SingleServerSafe は、サーバにセットアップすることで、サーバ上のアプリケーションやハードウェアの障害を検出し、障害発生時には、アプリケーションの再起動やサーバの再起動を自動的に実行することで、サーバの可用性を向上させる製品です。

  1. アプリケーションで障害発生

    アプリケーションが動作しているサーバ

    図 2.1 障害発生

    アプリケーションが動作しているサーバ

    図 2.2 障害復旧(アプリケーション再起動)

  2. ハードウェア障害発生

    サーバおよび内部のハードウェア

    図 2.3 障害発生

    サーバおよび内部のハードウェア

    図 2.4 障害復旧(サーバ再起動)

2.1.1. CLUSTERPRO X SingleServerSafe のソフトウェア構成

CLUSTERPRO X SingleServerSafe は、以下の2 つのソフトウェアで構成されています。

  1. CLUSTERPRO Server (Main module)
    CLUSTERPRO X SingleServerSafe のメインモジュールです。サーバにインストールします。
  2. Cluster WebUI
    CLUSTERPRO X SingleServerSafe の構成情報の作成や運用管理を行うための管理ツールです。ユーザインターフェースとして Web ブラウザを利用します。
サーバおよび管理PC

図 2.5 ソフトウェア構成

2.2. CLUSTERPRO X SingleServerSafeの動作環境を確認する

以下に動作環境一覧を示しますので、使用するマシンごとに、動作環境を確認してください。

  • CLUSTERPRO Server

    対象機種

    下記のOSが動作可能なPC

    対応OS

    Windows Server 2016 Standard
    Windows Server 2016 Datacenter
    Windows Server 2019 Standard
    Windows Server 2019 Datacenter
    Windows Server 2022 Standard
    Windows Server 2022 Datacenter

    メモリサイズ

    ユーザモード 384MB 1
    カーネルモード 32MB

    ディスクサイズ

    インストール時 100MB
    運用時最大 5.0GB
    1

    オプション類を除く

  • Cluster WebUI

    動作確認済みブラウザ

    Firefox
    Google Chrome
    Microsoft Edge (Chromium)

    メモリサイズ

    ユーザモード 500MB

    ディスクサイズ

    50MB

注釈

タブレットやスマートフォンなどのモバイルデバイスには対応していません。

2.2.1. SNMP 連携機能の動作環境

SNMP 連携機能の動作確認を行った OS を下記に提示します。

x86_64 版

OS

備考

Windows Server 2016

2.2.2. JVM 監視の動作環境

JVM監視を使用する場合には、Java 実行環境が必要です。

Java(TM) Runtime Environment

Version 8.0 Update 11 (1.8.0_11) 以降

Java(TM) Runtime Environment

Version 9.0 (9.0.1) 以降

Java(TM) SE Development Kit

Version 11.0 (11.0.5) 以降

Java(TM) SE Development Kit

Version 17.0 (17.0.2) 以降

2.2.3. システム監視、プロセスリソース監視及びシステムリソース情報を収集する機能の動作環境

System Resource Agent を使用するには、Microsoft .NET Framework の実行環境が必要です。
Microsoft .NET Framework 4.6.2 以上
Microsoft .NET Framework 4.6.2 日本語 Language Pack 以上

注釈

Windows Server 2016 以降のOSでは、.NET Framework 4.6.2 以降のバージョンがプレインストールされています(プレインストールされている .NET Framework のバージョンは、OSにより異なります)。

2.2.4. 暗号化を有効にする場合の動作環境

CLUSTERPRO のコンポーネントで通信の暗号化を有効にする場合には、以下のソフトウェアが必要です。

ソフトウェア

Version

備考

OpenSSL

1.1.1 (1.1.1a~)
3.0 (3.0.0~)
3.1 (3.1.0~)

上記のソフトウェアを使用した、通信の暗号化をサポートするコンポーネントは、以下の通りです。

  • Cluster WebUI

  • RESTful API

  • FTP 監視リソース

  • メール通報機能

2.3. インストール前のサーバ環境の確認・準備

実際にハードウェアの設置を行った後に、以下を確認してください。

2.3.1. ネットワーク設定を確認する (必須)

ipconfigコマンドやpingコマンドを使用してネットワークの状態を確認してください。

  • IPアドレス

  • ホスト名

2.3.2. ファイアウォールの設定を確認する (必須)

CLUSTERPRO X SingleServerSafe は、デフォルトで以下のポート番号を使用します。このポート番号についてCluster WebUI で変更が可能です。これらのポート番号には、CLUSTERPRO X SingleServerSafe 以外のプログラムからアクセスしないようにしてください。また、ファイアウォールの設定を行う場合には、CLUSTERPRO X SingleServerSafeが下記のポート番号にアクセスできるようにしてください。

CLUSTERPRO X SingleServerSafe インストール後に clpfwctrl コマンドでファイアウォールの設定を行うことができます。詳細は『CLUSTERPRO X SingleServerSafe for Windows 操作ガイド』 - 「CLUSTERPRO X SingleServerSafe コマンドリファレンス」 - 「ファイアウォールの規則を追加する (clpfwctrl コマンド)」を参照してください。また、clpfwctrl コマンドで設定を行うポートについては、以下の表の clpfwctrl 欄に ✓ が記載されているポートと「ICMPv4」、「ICMPv6」のプロトコルとなります。
  • [自サーバ間内部処理]

    From

    To

    備考

    clpfwctrl

    サーバ

    自動割り当て

    サーバ

    29001/TCP

    内部通信

    サーバ

    自動割り当て

    サーバ

    29002/TCP

    データ転送

    サーバ

    自動割り当て

    サーバ

    29003/UDP

    アラート同期

    サーバ

    自動割り当て

    サーバ

    29008/TCP

    クラスタ情報管理

    サーバ

    自動割り当て

    サーバ

    29010/TCP

    Restful API 内部通信

    サーバ

    29106/UDP

    サーバ

    29106/UDP

    ハートビート(カーネルモード)

  • [サーバ・クライアント間]

    From

    To

    備考

    clpfwctrl

    Restful API クライアント

    自動割り当て

    サーバ

    29009/TCP

    http通信

  • [サーバ・Cluster WebUI間]

    From

    To

    備考

    clpfwctrl

    Cluster WebUI

    自動割り当て

    サーバ

    29003/TCP

    http通信

  • [その他]

    From

    To

    備考

    clpfwctrl

    サーバ

    自動割り当て

    サーバ

    Cluster WebUI で設定した管理ポート番号

    JVM監視リソース

    サーバ

    自動割り当て

    監視先

    Cluster WebUI で設定した接続ポート番号

    JVM監視リソース

注釈

自動割り当てでは、その時点で使用されていないポート番号が割り当てられます。

OS が管理している通信ポート番号の自動割り当ての範囲が CLUSTERPRO X SingleServerSafe が使用する通信ポート番号と重複する場合があります。
重複している場合は、CLUSTERPRO X SingleServerSafe が使用するポート番号を変更するか、または OS が管理している通信ポート番号の自動割り当ての範囲を変更してください。
OS が管理している通信ポート番号の自動割り当ての範囲の確認方法および範囲の変更方法は、『CLUSTERPRO Xスタートアップガイド』を参照してください。

2.3.3. パワーセービング機能をオフにする (必須)

CLUSTERPRO X SingleServerSafe 環境では、パワーセービング (スタンバイやハイバネーション) は使用できません。この機能は、必ずオフに設定してください。

2.3.4. OpenSSLをセットアップする(任意)

以下の機能にて、OpenSSLを使用した暗号化通信を行うことが可能です。

  • Cluster WebUI

  • Witnessハービート

  • HTTP ネットワークパーティション解決リソース

  • メール通報

Cluster WebUIでOpenSSLを使用する場合は、証明書ファイルと秘密鍵ファイルを用意してください。

用意したファイルは、Cluster WebUI 設定モードの 『CLUSTERPRO X SingleServerSafe for Windows 設定ガイド』 - 「その他の設定の詳細」 - 「クラスタプロパティ」 - 「暗号化タブ」 の設定で使用します。

3. CLUSTERPRO X SingleServerSafeをインストールする

本章では、CLUSTERPRO X SingleServerSafe のインストール手順について説明します。CLUSTERPRO X SingleServerSafe のインストールには、CLUSTERPRO SingleServerSafe のメインモジュールである CLUSTERPRO Server をインストールします。

本章で説明する項目は以下のとおりです。

3.1. CLUSTERPRO Serverのインストール

システムを構築するサーバマシンに、CLUSTERPRO X SingleServerSafe のメインモジュールである CLUSTERPRO Server をインストールします。
インストール時にはライセンス登録が要求されます。必要なライセンスファイルまたはライセンスシートを用意しておきます。

3.1.1. CLUSTERPRO X SingleServerSafeを新規にインストールするには

以下の手順に従って、CLUSTERPRO X SingleServerSafeをインストールします。

注釈

Administrator権限を持つアカウントでインストールしてください。

注釈

インストールすると、Windowsのメディアセンス機能(LANケーブル抜け等によるリンクダウン発生時にIPアドレスを非活性にする機能)が無効になります。

注釈

Windows SNMP Service がインストールされている場合、CLUSTERPRO Server のインストールによりSNMP 連携機能が自動で設定されます。しかし、インストールされていない場合は設定されません。
CLUSTERPRO Server インストール後に設定するには「 3.1.3. SNMP 連携機能を手動で設定するには 」を参照してください。
  1. インストール DVD-ROMをDVD-ROMドライブに入れます。

  2. メニュー画面が表示されたらCLUSTERPRO® SingleServerSafe for Windowsを選択します。

    注釈

    メニュー画面が自動で起動しない場合は、DVD-ROMのルートフォルダにあるmenu.exeをダブルクリックします。

  3. CLUSTERPRO® X SingleServerSafe 5.2 for Windowsを選択します。

  4. [CLUSTERPRO SingleServerSafe Setup へようこそ] が表示されます。[次へ] をクリックします。

  5. [インストール先の選択] が表示されます。変更する場合は [参照] をクリックしてディレクトリを指定します。[次へ] をクリックします。

  6. [インストール準備の完了] が表示されます。[インストール] をクリックしてインストールを開始します。

  7. インストールが終了すると、[通信ポート番号設定] 画面が表示されます。通常は、既定値のまま [次へ] をクリックします。

    注釈

    ここで設定したポート番号は構成情報の作成時に再度設定を行う必要があります。ポート番号の設定の詳細は『設定ガイド』の「その他の設定の詳細」の「クラスタプロパティ」を参照してください。

  8. [ライセンスマネージャ] が表示されます。 [登録] をクリックしてライセンスを登録します。登録手順の詳細は本ガイドの「6. 補足事項」の「6.2.1. ライセンス ファイルを指定してライセンスを登録するには」を参照してください。

  9. [終了] をクリックして、ライセンスマネージャを終了します。

  10. [InstallShield Wizard の完了] が表示されます。再起動するかの確認画面が表示されるので、再起動を選択し [完了] をクリックします。直ちにサーバが再起動されます。

3.1.2. CLUSTERPRO X SingleServerSafeを新規にサイレントモードでインストールするには

サイレントモードとは、インストーラ実行時にダイアログを表示してユーザからの応答を受けることなく、自動的にインストールを行う方式です。 インストール先のフォルダやインストールオプションがすべてのサーバマシンで同じである場合には、この機能を使用すると便利です。 この機能を使用すると、ユーザのインストール時の手間が軽減されるとともに、誤った指定によるインストールミスを防ぐことができます。
以下の手順に従って、クラスタを構成する各サーバにCLUSTERPRO X SingleServerSafeをインストールします。

注釈

Administrator権限を持つアカウントでインストールしてください。

注釈

インストールすると、Windowsのメディアセンス機能(LANケーブル抜け等によるリンクダウン発生時にIPアドレスを非活性にする機能)が無効になります。

注釈

Windows SNMP Service がインストールされている場合、CLUSTERPRO Server のインストールによりSNMP 連携機能が自動で設定されます。しかし、インストールされていない場合は設定されません。
CLUSTERPRO Server インストール後に設定するには「 3.1.3. SNMP 連携機能を手動で設定するには 」を参照してください。

<事前準備>

インストール先のフォルダ(既定値は、"C:\Program Files\CLUSTERPRO SSS")を変更する場合は、事前に応答ファイルを作成します。以下の手順で応答ファイルを作成してください。

  1. 応答ファイルをインストールDVD-ROMからサーバからアクセス可能な場所へコピーします。
    インストールDVD-ROM内の
    Windows\5.2\common\server\x64\response\setup_sss_inst_jp.iss
    をコピーします。
  2. 応答ファイル(setup_inst_jp.iss)をテキストエディタで開き、szDirの行に書かれたフォルダを変更します。

    Count=4
    Dlg1={8493CDB6-144B-4330-B945-1F2123FADD3A}-SdAskDestPath-0
    Dlg2={8493CDB6-144B-4330-B945-1F2123FADD3A}-SdStartCopy2-0
    Dlg3={8493CDB6-144B-4330-B945-1F2123FADD3A}-SdFinishReboot-0
    [{8493CDB6-144B-4330-B945-1F2123FADD3A}-SdWelcome-0]
    Result=1
    [{8493CDB6-144B-4330-B945-1F2123FADD3A}-SdAskDestPath-0]
    szDir=C:\Program Files\CLUSTERPRO SSS
    Result=1
    

    <インストール手順>

  1. コマンドプロンプトから下記のコマンドを実行し、セットアップを起動します。
    # "<silent-install.batのパス>\silent-install.bat" <応答ファイルのパス>
    <silent-install.batのパス>は、インストールDVD-ROM内の Windows\5.2\common\server\x64\silent-install.bat
    ※ 既定値( "C:\Program Files\CLUSTERPRO SSS" )でインストールする場合、<応答 ファイルのパス>は省略してください。
  2. サーバを再起動します。

  3. コマンドプロンプトから下記のコマンドを実行し、ライセンスを登録します。
    # "<インストール先のフォルダ>\bin\clplcnsc.exe" -i <ライセンスファイルのパス>

3.1.3. SNMP 連携機能を手動で設定するには

注釈

SNMP トラップ送信機能のみを使う場合は、本手順は必要ありません。

SNMP による情報取得要求に対応するためには、別途 Windows SNMP Service およびSNMP 連携機能の登録が必要です。
通常、CLUSTERPRO Server インストール時にWindows SNMP Service が存在する場合はSNMP 連携機能が自動で登録されますが、存在しない場合は登録されません。
このような場合、以下の手順に従って、手動で登録を行ってください。

注釈

設定は Administrator 権限を持つアカウントで実行してください。

  1. Windows SNMP Service をインストールします。

  2. Windows SNMP Serviceを停止します。

  3. Windows SNMP Service にCLUSTERPRO の SNMP 連携機能を登録します。
    1. レジストリエディタを起動します。

    2. 以下のキーを開きます。

      HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\SNMP
      \Parameters\ExtensionAgents
    3. 開いたキーに以下の内容で文字列値を作成します。

      値の名前 :mgtmib
      値の種類 :REG_SZ
      値のデータ :
      SOFTWARENEC\CLUSTERPRO\SnmpAgent\mgtmib\CurrentVersion
    4. レジストリエディタを終了します。

  4. クラスタが起動中の場合、Cluster WebUI または clpcl コマンドでクラスタのサスペンド・リジュームを実行します。

  5. Windows SNMP Serviceを起動します。

注釈

SNMP 通信に必要な設定は Windows SNMP Service 側で行います。

4. CLUSTERPRO X SingleServerSafeをバージョンアップ/アンインストール/再インストール/アップグレードする

本章では、CLUSTERPRO X SingleServerSafeのバージョンアップ、アンインストール、再インストール、CLUSTERPRO Xへのアップグレードの各手順について説明します。

本章で説明する項目は以下のとおりです。

4.1. CLUSTERPRO X SingleServerSafeのバージョンアップ

旧バージョンのCLUSTERPRO X SingleServerSafe を新バージョンのCLUSTERPRO X SingleServerSafeにバージョンアップします。

4.1.1. 旧バージョンのCLUSTERPRO X SingleServerSafeからバージョンアップするには

まず、以下の注意事項をご確認ください。

  • 本バージョンアップ手順は CLUSTERPRO X SingleServerSafe 3.3 for Windows の内部バージョン 11.35 以降より可能です。

  • CLUSTERPRO X SingleServerSafe 4.2 for Windows 以降、CLUSTERPRO が使用するポート番号が追加されました。CLUSTERPRO X SingleServerSafe 4.1 for Windows 以前のバージョンからバージョンアップする場合、事前に必要なポート番号にアクセスできるようにしてください。 CLUSTERPRO が使用するポート番号は、「2.3.2. ファイアウォールの設定を確認する (必須)」を参照してください。

  • CLUSTERPRO X SingleServerSafe は Administrator 権限を持つアカウントでバージョンアップしてください。

参考

同一メジャーバージョン間のアップデート手順は、『アップデート手順書』を参照してください。

以下、CLUSTERPRO X SingleServerSafe 3.3/4.x for Windows からバージョンアップする場合の手順について説明します。

  1. サーバの状態、および全リソースの状態が正常状態であることを Cluster WebUI、WebManager またはコマンドから確認してください。

  2. 構成情報をバックアップします。構成情報は作成時に Cluster WebUI、Builder で保存する他に、clpcfctrl コマンドでバックアップを作成することもできます。 詳細は『操作ガイド』 - 「CLUSTERPRO X SingleServerSafe コマンドリファレンス」 - 「構成情報の反映、バックアップを実行する (clpcfctrl コマンド)」 - 「構成情報をバックアップする (clpcfctrl --pull)」を参照してください。

  3. バージョンアップするサーバでCLUSTERPRO X SingleServerSafe をアンインストールします。アンインストール手順の詳細は、「 4.2.1. CLUSTERPRO Serverのアンインストール 」を参照してください。

  4. バージョンアップするサーバでCLUSTERPRO X SingleServerSafe を新規にインストールします。新規インストール手順の詳細は、「3. CLUSTERPRO X SingleServerSafeをインストールする」の「3.1. CLUSTERPRO Serverのインストール」を参照してください。

  5. 新規インストールしたサーバで構成情報変換コマンドを実行します。

    1. 構成情報変換コマンドを実行する作業ディレクトリ(例: C:\tmp 等) に移動します。

    2. 移動した作業ディレクトリ配下に、手順 2. でバックアップした構成情報をコピーして配置します。
      clp.conf および scripts ディレクトリを配置してください。

      注釈

      Cluster WebUI でバックアップした場合、構成情報は zip 圧縮されています。
      zip を解凍すると clp.conf および scripts ディレクトリが展開されます。
    3. 以下のコマンドを実行し、構成情報を変換します。

      # clpcfconv.bat -i .
    4. 作業ディレクトリ配下にある構成情報(clp.conf) と scripts ディレクトリを zip で圧縮します。

      注釈

      zipファイルを展開するとclp.confファイルとscriptsディレクトリが解凍されるよう配置してください。

  6. Cluster WebUI の設定モードを開き、「設定のインポート」をクリックします。
    手順 5. で生成した構成情報(zip) をインポートしてください。
  7. 手動で構成情報の変更が必要な項目を更新します。

    • 7.2.2. 機能削除一覧」を参照し、対処列に記載がある機能を使用している場合は、対処列の記載に従い構成情報を変更してください。

    • クラスタパスワード方式のパスワードを設定していた場合、パスワードがクリアされています。
      Cluster WebUI を使用してパスワードを再設定してください。
      パスワードの設定方法は、『設定ガイド』の「その他の設定の詳細」 - 「クラスタプロパティ」 - 「WebManager タブ」を参照してください
  8. Cluster WebUI の「設定の反映」をクリックして構成情報を反映します。

  9. Cluster WebUI の操作モードを開き、クラスタを開始します。

  10. 以上でCLUSTERPRO X SingleServerSafeのバージョンアップは完了です。Cluster WebUI またはclpstatコマンドで、正常に動作していることを確認してください。

4.2. CLUSTERPRO X SingleServerSafeのアンインストール

4.2.1. CLUSTERPRO Serverのアンインストール

注釈

アンインストールは、必ず Administrator権限を持つユーザで実行してください。

以下の手順に従って、CLUSTERPRO Serverをアンインストールします。

  1. サービスのスタートアップの種類を手動起動に変更します。

    clpsvcctrl.bat --disable -a
    
  2. サーバを再起動します。

  3. OSの [コントロールパネル] → [プログラムと機能] を選択し、プログラムのアンインストールまたは変更画面を起動します。

  4. CLUSTERPRO SingleServerSafe を選択し、[アンインストール]をクリックします。

  5. アンインストールの確認メッセージが表示されるので[はい]を選択します。[いいえ]を選択した場合、アンインストールは中止されます。

  6. SNMPサービスが開始している場合、以下のようにSNMPサービス停止の確認メッセージが表示されますので[はい]を選択します。[いいえ]を選択した場合、アンインストールは中止されます。

  7. メディアセンス(TCP/IP断線検出)機能をCLUSTERPROサーバインストール前の状態に戻すかの確認メッセージが表示されます。CLUSTERPROサーバインストール前の状態に戻す場合は[はい]を選択してください。[いいえ]を選択した場合、メディアセンス機能が無効な状態のままCLUSTERPRO Server がアンインストールされます。

  8. [CLUSTERPRO SingleServerSafe Setup]ダイアログにアンインストールの終了メッセージが表示され、[完了]をクリックします。

  9. コンピュータの再起動の確認メッセージが表示されます。必要に応じて、今すぐ再起動するかを選択し[完了]をクリックしてください。CLUSTERPRO Serverのアンインストールが完了します。

4.3. CLUSTERPRO X SingleServerSafeの再インストール

4.3.1. CLUSTERPRO X SingleServerSafeの再インストール

CLUSTERPRO X SingleServerSafe を再インストールする場合、Cluster WebUI で作成した構成情報(構成変更を行った場合は最新の構成情報) が必要です。

構成変更後には、必ず最新の構成情報を保存してください。構成情報は作成時にCluster WebUI で保存する他に、clpcfctrl コマンドでバックアップを作成することもできます。詳細は『操作ガイド』 - 「CLUSTERPRO X SingleServerSafe コマンドリファレンス」 - 「構成情報の反映、バックアップを実行する (clpcfctrl コマンド)」 - 「構成情報をバックアップする (clpcfctrl --pull)」を参照してください。

以下の手順に従って、CLUSTERPRO X SingleServerSafeを再インストールします。

  1. 構成情報をバックアップします。

  2. CLUSTERPRO X SingleServerSafeをアンインストールします。
    OSを再インストールする場合、CLUSTERPRO Server のアンインストールは不要ですが、以前にCLUSTERPRO Server をインストールしていたフォルダに再インストールする場合、インストールフォルダ配下のファイルを削除する必要があります。
  3. アンインストールが完了したらOSをシャットダウンします。

  4. CLUSTERPRO X SingleServerSafe をインストールし、必要に応じてライセンスを登録します。インストールが完了したらOSをシャットダウンします。

  5. 構成情報をサーバに反映します。
    バックアップした構成情報をCluster WebUI で読み込み、アップロードにより反映します。Cluster WebUI の操作方法は、『設定ガイド』の「構成情報を作成する」の「構成情報を反映する」を参照してください。

4.4. CLUSTERPRO X へのアップグレード

CLUSTERPRO X SingleServerSafe をCLUSTERPRO X へアップグレードする場合、Cluster WebUI で作成した構成情報(構成変更を行った場合は最新の構成情報) を移行することができます。

この場合、アップグレードを開始する前に、最新の構成情報を保存してください。構成情報は作成時にCluster WebUI で保存する他に、clpcfctrl コマンドでバックアップを作成することもできます。詳細は『操作ガイド』 - 「CLUSTERPRO X SingleServerSafe コマンドリファレンス」 - 「構成情報の反映、バックアップを実行する (clpcfctrl コマンド)」 - 「構成情報をバックアップする (clpcfctrl --pull)」を参照してください。

以下の手順に従って、CLUSTERPRO X SingleServerSafe を CLUSTERPRO X にアップグレードします。

  1. 構成情報をバックアップします。

  2. アップグレードするサーバでCLUSTERPRO X SingleServerSafe をアンインストールします。アンインストール手順の詳細は、「 4.2.1. CLUSTERPRO Serverのアンインストール 」を参照してください。

  3. アンインストールが完了したらOSをシャットダウンします。

  4. CLUSTERPRO X をインストールし、CLUSTERPRO X の環境を構築します。ここで、バックアップした構成情報を利用することができます。CLUSTERPRO Xの構築手順については、CLUSTERPRO X のマニュアルを参照してください。

    注釈

    CLUSTERPRO X にはライセンス登録時に、以下のライセンスを登録します。
    • CLUSTERPRO X SingleServerSafe (2CPUライセンス)

    • CLUSTERPRO X SingleServerSafe アップグレードライセンス
    これらのライセンスは CLUSTERPRO X (2CPUライセンス) として使用することが可能です。

5. 最新バージョン情報

本章では、CLUSTERPRO X SingleServerSafe の最新情報について説明します。新しいリリースで強化された点、改善された点などをご紹介します。

本章で説明する項目は以下の通りです。

5.1. CLUSTERPRO X SingleServerSafeとマニュアルの対応一覧

本ガイドでは下記のバージョンのCLUSTERPRO X SingleServerSafeを前提に説明してあります。CLUSTERPRO X SingleServerSafeのバージョンとマニュアルの版数に注意してください。

CLUSTERPRO X SingleServerSafe の内部バージョン

マニュアル

版数

備考

13.21

インストールガイド

第 3 版

設定ガイド

第 2 版

操作ガイド

第 2 版

5.2. 機能強化

各バージョンにおいて以下の機能強化を実施しています。

項番

内部バージョン

機能強化項目

1

13.00

Windows Server 2022 に対応しました。

2

13.00

メジャーバージョンアップに伴い、いくつかの機能を削除しました。詳細は機能削除一覧を参照してください。

3

13.00

グループリソースの活性・非活性異常検出時およびモニタリソースの異常検出時の最終動作によるサーバ再起動の回数がリセットされたときに、アラートログで通知するようにしました。

4

13.00

ファイアウォールの規則を追加するコマンド clpfwctrl を追加しました。

5

13.00

モニタ異常検出時の回復動作等でOSシャットダウンを伴う動作を一括してOSリブートに変更する機能を追加しました。

6

13.00

グループ間の起動および停止待ち合わせ処理に関するアラートメッセージを改善しました。

7

13.00

clpstatの設定情報の表示オプションで、リソース起動属性の設定値を表示できるようにしました。

8

13.00

clpcl/clpstdnコマンドで、自サーバがクラスタ停止状態でも-hオプションを指定できるようにしました。

9

13.00

実IPアドレス以外で Cluster WebUI に接続して設定モードに切替えた時に警告メッセージを出力するようになりました。

10

13.00

Cluster WebUI の設定モードでグループリソースを登録している状態でグループの削除が行えるようになりました。

11

13.00

Cluster WebUI で通信タイムアウトが発生した際のエラーメッセージの内容を変更しました。

12

13.00

Cluster WebUI の設定モードで登録したグループ、グループリソース、モニタリソースを複製できる機能を追加しました。

13

13.00

Cluster WebUI の設定モードで登録したグループリソースを別のグループへ移動できる機能を追加しました。

14

13.00

Cluster WebUI の設定モードの [グループのプロパティ] のグループリソース一覧から設定を変更できるようになりました。

15

13.00

Cluster WebUI の設定モードの [モニタ共通のプロパティ] のモニタリソース一覧から設定を変更できるようになりました。

16

13.00

Cluster WebUI の設定モードでグループリソース非活性時の依存関係が表示されるようになりました。

17

13.00

Cluster WebUI の設定モードでグループリソース活性時および非活性時の依存関係図を表示する機能を追加しました。

18

13.00

Cluster WebUI のステータス画面でグループリソース/モニタリソースのタイプやリソース名で表示を絞り込む機能を追加しました。

19

13.00

Cluster WebUI のオンラインマニュアルが、CLUSTERPRO X SingleServerSafe に対応しました。

20

13.00

WebManager サービスで通信方式に HTTPS を使用した場合、証明書ファイルとして中間証明書を使用できるようになりました。

21

13.00

クラスタ構成情報ファイルを旧バージョンから現バージョンへ変換するコマンド clpcfconv を追加しました。

22

13.00

OS起動時にクラスタサービスの起動を遅延させる機能を追加しました。

23

13.00

Cluster WebUI のクラスタ構成情報チェックのエラー結果において、対処法などの詳細を表示できるようになりました。

24

13.00

clpcfsetコマンドのcreateオプション指定時にOS種別を指定できるようにしました。

25

13.00

clpcfsetコマンドにdelオプションを追加し、クラスタ構成情報からリソースやパラメータを削除する機能を追加しました。

26

13.00

clpcfsetコマンドのインターフェースを強化したclpcfadm.pyコマンドを追加しました。

27

13.00

AWS DNSリソースの起動完了タイミングをレコードセットがAWS Route53へ伝搬されたことを確認してから起動するように変更しました。

28

13.00

AWS DNS監視リソースの監視開始待ち時間の既定値を300秒に変更しました。

29

13.00

clpstatコマンドが二重起動可能となりました。

30

13.00

Node Managerサービスを追加しました

31

13.00

ハートビート統計情報機能を追加しました。

32

13.00

HTTP監視リソースがDigest認証に対応しました。

33

13.00

FTP監視リソースでFTPSを利用するFTPサーバを監視できるようになりました。

34

13.00

システム監視リソースを複数登録できるようになりました。

35

13.00

プロセスリソース監視リソースを複数登録できるようになりました。

36

13.00

プロセスリソース監視リソースで特定のプロセスのみを監視対象とする機能を追加しました。

37

13.00

サービス監視リソース単体で任意のサービスの監視が行えるようになりました。

38

13.02

JVM監視リソースが Apache Tomcat 10.0 に対応しました。

39

13.10

CVE-2022-34824~34825 の脆弱性に対応し、インストール時にインストール先フォルダのアクセス権を適切に設定する機能を追加しました。

40

13.10

メール通報機能が SMTPS および STARTTLS に対応しました。

41

13.10

ログファイルを保存する期間を設定できるようになりました。

42

13.10

クラスタ構成情報チェック機能のチェック項目を拡充しました。

43

13.10

カスタム監視リソースに、設定されたスクリプトの戻り値を警告とする機能を追加しました。

44

13.10

SQL Server 監視リソースが SQL Server 2022 に対応しました。

45

13.10

PostgreSQL 監視リソースが PostgreSQL 15.1 に対応しました。

46

13.10

AWS 関連機能で実行しているAWS CLI やインスタンスメタデータへのアクセスに環境変数を指定する機能を Cluster WebUI から設定できるようになりました。

47

13.10

AWS 関連機能で実行しているAWS CLI にコマンドラインオプションを指定する機能を追加しました。

48

13.10

JVM監視リソースが WebSAM SVF PDF Enterprise 10.1 に対応しました。

49

13.10

JVM監視リソースが WebSAM RDE SUITE 10.1 に対応しました。

50

13.10

JVM監視リソースが WebSAM SVF Connect SUITE Standard 10.1 に対応しました。

51

13.10

プロセスリソース統計情報を出力する機能を追加しました。

52

13.10

HTTP監視リソースがクライアント認証に対応しました。

53

13.10

FTP監視リソースが OpenSSL3.0 に対応しました。

54

13.10

JVM監視リソースで、運用ログにリトライ回数に関する情報を出力するようになりました。

55

13.10

JVM監視リソースが Java17 に対応しました。

56

13.10

JVM監視リソースが Java7 非対応になりました。

57

13.10

clpcfadm.py コマンドに変更前のクラスタ構成情報のバックアップファイルを作成するオプションを追加しました。

58

13.10

Cluster WebUI および clplogcc コマンドでプロアクティブ診断用のログを採取できるようになりました。

59

13.10

Cluster WebUI の操作ログを Cluster WebUI で表示できるようになりました。

60

13.10

Cluster WebUI が OpenSSL 3.0 に対応しました。

61

13.10

Cluster WebUI の HTTPS 接続において TLS 1.1 を無効化しました。

62

13.10

Cluster WebUI のステータス画面にクラスタの動作が無効化されている設定の一覧を表示する機能を追加しました。

63

13.10

Cluster WebUI の設定モードで、以下の項目を表示/非表示にする機能およびソートする機能を追加しました。
- [グループのプロパティ] のグループリソース一覧
- [モニタ共通のプロパティ] のモニタリソース一覧

64

13.10

クラスタプロパティの [接続可能なクライアント台数] の名称を [同時接続セッション数] に変更し、下限値を変更しました。

65

13.10

Cluster WebUI のアラートログの [受信日時] はデフォルトで非表示になりました。

66

13.10

Cluster WebUI のステータス画面の [マネージャ再起動] ボタンの説明を 「WebManagerサービス再起動」 に変更しました。

67

13.10

Cluster WebUI の設定モードから [グループの複製] をおこなう際、グループリソース個別の依存関係も複製できるようになりました。

68

13.10

Cluster WebUI にて、カスタム監視リソースの [監視タイプ] に非同期を設定した際の設定不備をガードするようにしました。

69

13.11

RESTful API が OpenSSL 3.0 に対応しました。

70

13.12

以下の機能が OpenSSL 3.1 に対応しました。
- Cluster WebUI
- RESTful API
- ミラーディスクリソース
- ハイブリッドディスクリソース
- FTP 監視リソース
- メール通報

71

13.20

グループリソース、モニタリソース、強制停止リソースの異常検出時に調査用のログファイルを採取し、Cluster WebUI のアラートログからダウンロードできるようになりました。

72

13.20

停止待ち合わせの対象グループが停止に失敗した際に、停止待ち時間まで待ち合わせないようにしました。

73

13.20

HTTP 監視リソースについて、HTTP/1.1 を強制されるような環境に対応しました。

74

13.20

POP3 監視リソースの認証方式に POP3S を追加しました。

75

13.20

システム監視、プロセスリソース監視及びシステムリソース情報の動作環境を Microsoft .NET Framework 4.6.2 以上に変更しました。

76

13.20

WebOTX 監視リソースが WebOTX V11.1 に対応しました。

77

13.20

JVM 監視リソースが WebOTX V11.1 に対応しました。

78

13.20

Tuxedo 監視リソースが Oracle Tuxedo 22c (22.1.0) に対応しました。

79

13.20

clpstat コマンドの「する/しない」の表示を「オン/オフ」に変更しました。

80

13.20

clpmdstat/clphdstat コマンドの戻り値でミラーディスクリソース/ハイブリットディスクリソースの状態が確認できるようになりました。

81

13.20

clprexec コマンドの --script で指定するスクリプト格納フォルダをコマンド名に合わせて work\trnreq から work\rexec に変更しました。

82

13.20

クラウド関連機能のエラーメッセージを拡充しました。

83

13.20

RESTful API の操作ログをサーバ側に出力できるようになりました。

84

13.20

RESTful API で以下のメトリクス情報を取得する API を追加しました。
- グループの連続稼働時間
- クラスタ構成情報の最終反映日時

85

13.20

クラスタ構成情報チェック機能のチェック項目を拡充しました。

86

13.20

クラスタ構成情報チェック機能の処理時間を短縮化しました。

87

13.20

Cluster WebUI の [設定のエクスポート] で保存するクラスタ構成情報ファイル名 (zip 形式) に時刻情報を追加しました。

88

13.20

Cluster WebUI のステータスタブでサーバの状態を色付けして表示するようにしました。

89

13.20

Cluster WebUI のポップアップアラート通知の表示位置を右上から右下に変更しました。

90

13.20

Cluster WebUI の操作モードでライセンスの期限切れや残日数を表示するようにしました。

91

13.21

以下の機能が OpenSSL 3.2 および OpenSSL 3.3 に対応しました。
- Cluster WebUI
- RESTful API
- Witness ハートビートリソース
- HTTP ネットワークパーティション解決リソース
- FTP 監視リソース
- POP3 監視リソース

92

13.21

PostgreSQL 監視リソースが PostgreSQL 16.3 に対応しました。

5.3. 修正情報

各バージョンにおいて以下の修正を実施しています。

項番

修正バージョン
/ 発生バージョン

修正項目

重要度

発生条件
発生頻度

1

13.00
/ 12.10 ~ 12.32

Cluster WebUI の設定モードでグループリソースの「コメント」を修正したときに、修正内容が更新されない場合がある。

グループリソースの「コメント」を修正して[適用]ボタン押下後、修正前の状態に戻して[OK]ボタンを押下した場合に発生する。

2

13.00
/ 12.10 ~ 12.32

Cluster WebUI の設定モードでモニタリソースの「コメント」を修正したときに、修正内容が更新されない場合がある。

モニタリソースの「コメント」を修正して[適用]ボタン押下後、修正前の状態に戻して[OK]ボタンを押下した場合に発生する。

3

13.00
/ 12.10 ~ 12.32

Cluster WebUI の設定モードで、WebLogic監視の監視(固有)画面にある項目「インストールパス」が入力必須項目となっていない。

常に発生する。

4

13.00
/ 12.00 ~ 12.32

Cluster WebUI のステータス画面でクラスタの操作を実行した際に、通信タイムアウトが発生すると同一のリクエストを再度発行してしまう。

Cluster WebUI とクラスタサーバ間で通信タイムアウトが発生すると必ず発生する。

5

13.00
/ 12.30 ~ 12.32

Cluster WebUI の設定モードで[サーバ情報の更新]を実行した際に、更新失敗のエラーが発生する場合がある。

[サーバ情報の更新]の内の[デバイス情報]を取得すると発生する。

6

13.00
/ 11.10 ~ 12.32

モニタリソースの遅延警告のアラートログで、response time に 0 が出力されることがある。

モニタリソースの遅延警告のアラートログが出力された際に発生することがある。

7

13.00
/ 12.00 ~ 12.32

モニタリソースが監視タイムアウトを誤検出することがある。

モニタリソースの監視処理実行時にごく稀に発生することがある。

8

13.00
/ 12.20 ~ 12.32

クラスタ構成チェックでOS起動時間がチェック対象になっている。

クラスタ構成チェック実行時に常に発生する。

9

13.00
/ 12.00 ~ 12.32

プロセスリソース監視リソースの[メモリ使用量の監視]の[継続時間 (分)]の表記を[最大更新回数 (回)]に修正しました。

Cluster WebUIやclpstatコマンドでプロパティを表示した際に発生する。

10

13.00
/ 12.00 ~ 12.32

HTTP監視リソースで、HEAD リクエストの発行に対する応答のステータスコードが400または500 番台であった場合、かつ、監視URI に既定値以外のURI を指定した場合に、異常ではなく警告となる。

HEAD リクエストの発行に対する応答のステータスコードが400または500 番台であった場合、かつ、監視URI に既定値以外のURI を指定した場合に発生する。

11

13.00
/ 12.10 ~ 12.32

カスタム監視リソースで監視対象のスクリプトのプロセスが消滅した場合のアラートメッセージで対象のモニタリソース名が出力されない。

カスタム監視リソースで監視対象のスクリプトのプロセスが消滅した場合に発生する。

12

13.00
/ 12.20 ~ 12.32

CLUSTERPRO Information Base サービスが異常終了することがある。

以下のいずれかの操作を行った際にごく稀に発生することがある。

- クラスタ起動
- クラスタ停止
- クラスタサスペンド
- クラスタリジューム

13

13.01
/ 9.00~12.32、13.00
CVE-2021-20700~20707 の脆弱性により以下の可能性がある。
・任意のコードを実行される
・任意のファイルをアップロードされる
・任意のファイルを読み取られる

悪意のある第三者によって細工された CLUSTERPRO の内部プロトコルに反するパケットを、CLUSTERPRO の特定のプロセスが受信した場合に発生する。

14

13.01
/ 13.00

clprexecコマンドの--scriptオプションが動作しない

--scriptオプションを指定してclprexecコマンドを実行した場合に発生する。

15

13.02
/ 13.00 ~ 13.01

CLUSTERPRO Node Manager サービスがサービス起動遅延時間を待たずに開始する。

[サービス起動遅延時間] に 0 秒より大きい値を設定すると発生する。

16

13.02
/ 13.01

アップデートインストール時に CLUSTERPRO Old API Support サービスが登録される。

内部バージョン 13.00 から 13.01 にアップデートした場合に発生する。

17

13.02
/ 13.00 ~ 13.01

ミラーディスクリソースまたはハイブリッドディスクリソースを含むクラスタ構成情報の設定反映時に STOP エラーが発生することがある。

ミラーディスクリソースまたはハイブリッドディスクリソースのリソース名を 8 文字以上に設定すると発生する。

18

13.02
/ 13.00 ~ 13.01

モニタリソースが監視タイムアウトを誤検出することがある。

モニタリソースの監視処理実行時にごく稀に発生することがある。

19

13.02
/ 13.00 ~ 13.01

モニタリソース等の [回復動作] に「意図的なストップエラーの発生」を設定している場合、回復動作が実行されないことがある。

回復動作実行時に稀に発生する。

20

13.02
/ 13.00 ~ 13.01

クラスタサービス起動時にカーネルモード LAN ハートビートリソースで初期化エラーが発生することがある。

ネットワークデバイスが利用可能になる前に、カーネルモードLANハートビートリソースが起動した場合に発生する。

21

13.02
/ 12.00 ~ 13.01

NP発生時動作によるクラスタサービスの停止が完了しない。

[NP 発生時動作] に「クラスタサービス停止」を指定した場合に発生する。

22

13.02
/ 9.00 ~ 13.01

clpstat コマンドでアプリケーションエラーが発生することがある。

グループリソースが1つも登録されていないフェイルオーバグループが設定されている環境で発生する。

23

13.02
/ 13.00 ~ 13.01

クラスタサスペンド状態で Cluster WebUI や clpstat コマンドのサーバステータスが停止と表示される場合がある。

クラスタサスペンド状態で以下のサービスを再起動すると発生する。
- CLUSTERPRO Node Manager
- CLUSTERPRO Information Base

24

13.02
/ 13.00 ~ 13.01

グループリソースやモニタリソースのステータス表示が不正になる場合がある。

OS起動時のクラスタサービスの内部処理で問題が発生した場合に発生する。

25

13.02
/ 9.00 ~ 13.01

OS 起動時 または OS シャットダウン時に STOP エラー が発生することがある。

OS 起動時 または OSシャットダウン時にごく稀に発生する場合がある。

26

13.02
/ 9.00 ~ 13.01
CVE-2022-34822~34823 の脆弱性により以下の可能性がある。
- 任意のファイルを読み取られる
- 任意のコードを実行される

悪意のある第三者によって細工された CLUSTERPRO の内部プロトコルに反するパケットを、CLUSTERPRO の特定のプロセスが受信した場合に発生する。

27

13.10
/ 13.00 ~ 13.02

clpnm.exe プロセスが異常終了し、OSが再起動する場合がある。

ごく稀に発生することがある。

28

13.10
/ 13.00 ~ 13.02

クラスタサービス起動後、ハートビート異常のアラートが出力される場合がある。

クラスタサービス起動後、稀に発生することがある。

29

13.10
/ 12.00 ~ 13.02

ライセンスファイルが破損しクラスタが起動できないことがある。

クラスタ起動中にサーバが電源断した場合に稀に発生することがある。

30

13.10
/ 12.00 ~ 13.02

期限付きライセンスの期限終了後、製品版ライセンスではなく期限付きライセンスが優先されて Active になることがある。

期限付きライセンスの期限が終了する際に、未使用の期限付きライセンスと製品版ライセンスが登録されている場合に発生する。

31

13.10
/ 9.00 ~ 13.02

クラスタリジュームに失敗しクラスタが異常終了することがある。

名前が 1 文字の監視リソースがあり、それと同じタイプの監視リソースを複数登録した環境で、クラスタサスペンド・リジュームを繰り返し実行すると発生する。

32

13.10
/ 12.10 ~ 13.02

モニタリソースの回復スクリプトが実行されない場合がある。

Cluster WebUI で、[回復動作前にスクリプトを実行する] を ON にした後、スクリプトの編集を行わない場合またはスクリプトの変更と他の変更を同時におこなう場合に発生する。

33

13.10
/ 9.00 ~ 13.02

常時監視に設定した監視リソースが動作しないことがある。

「監視タイミング」を活性時に設定した監視リソースを、常時に設定変更した場合に発生する。

34

13.10
/ 9.00 ~ 13.02

サービスリソースまたはサービス監視リソースの[サービス名]に対象サービスのサービス表示名を設定すると監視処理に失敗することがある。

サービス表示名からサービス名を取得する処理に失敗した場合に発生する。

35

13.10
/ 12.10 ~ 13.02

JVM監視リソースの調整プロパティで[Metaspace]の使用量のしきい値の設定ができない。

常に発生する。

36

13.10
/ 9.00 ~ 13.02

HTTP監視リソースの接続可能なホスト名の名前解決に失敗することがある。

接続先にIPアドレスではなくホスト名を指定した場合に発生することがある。

37

13.10
/ 12.30 ~ 13.02

clpcfset コマンドで作成したクラスタ構成情報のXML属性値が正しくないことがある。

clpcfset コマンドで id 属性ノードを追加した場合に発生する。

38

13.10
/ 13.00 ~ 13.02

clpcfset コマンドで作成したクラスタ構成情報のオブジェクト数が正しくないことがある。

強制停止リソースを含むクラスタ構成情報に対してclpcfset コマンドで追加・削除した場合に発生する。

39

13.10
/ 13.00 ~ 13.02

clpcfadm.py コマンドが正しく実行出来ないことがある。

Cluster WebUI でフェイルオーバグループをすべて削除したクラスタ構成情報に対してclpcfadm.pyコマンドを実行した場合に発生する。

40

13.10
/ 13.00 ~ 13.02

clpcfadm.py コマンドで不正な監視リソースが設定できることがある。

clpcfadm.py コマンドで監視リソースを追加する時、監視リソースタイプに jra と指定すると発生する。

41

13.10
/ 13.00 ~ 13.02

clpcfadm.py コマンドで作成したクラスタ構成情報のリソースの活性・非活性タイムアウト値が正しくないことがある。

clpcfadm.py コマンドでリソースの活性・非活性タイムアウト値の計算を要するパラメータを変更した場合に発生する。

42

13.10
/ 12.20 ~ 13.02

RESTful API を使用したクラスタの状態取得が失敗することがある。

CLUSTERPRO Information Base サービスを再起動した場合に発生することがある。

43

13.10
/ 12.20 ~ 13.02

RESTful API で情報取得ができない場合がある。

操作系の API を実行した直後に情報取得系の API を実行すると稀に発生する。

44

13.10
/ 12.22 ~ 13.02

RESTful API のグループ情報取得にて異常発生時のレスポンスが不正な場合がある。

クラスタサーバで内部エラーが発生した場合に発生することがある。

45

13.10
/ 12.30 ~ 13.02

Cluster WebUI によるクラウド環境情報の取得が失敗することがある。

Proxy サーバを経由して Cluster WebUI に接続した場合に発生する。

46

13.10
/ 12.00 ~ 13.02

Cluster WebUI の設定モードで Azure DNS リソースの [TTL] を変更してもレコードに反映されない。

常に発生する。

47

13.10
/ 12.10 ~ 13.02

Cluster WebUI でリソース名などの文字列の設定において、2 バイト以上連続したスペースが 1 バイトに短縮される。

2 バイト以上連続したスペースを設定した状態で、クラスタ構成情報の設定変更をおこなうと発生する。

48

13.11
/ 12.20 ~ 13.10

構成情報の反映に失敗することがある。

Cluster WebUI を使用して構成情報の反映を繰り返すと発生することがある。

49

13.11
/ 11.10 ~ 13.10

SQL Server 監視リソースが異常を検出しないことがある。

[監視レベル] を 0 に設定すると発生する。

50

13.11
/ 13.10

メール通報機能が動作しないことがある。

13.02 以前のバージョンでメール通報機能を設定している状態で 13.10 にバージョンアップした場合に発生する。

51

13.11
/ 13.00 ~ 13.10

ESMPRO/ARC との連携時に共有ディスクの電源オンを待ち合わせる処理が動作しない。

クラスタ起動時に発生する。

52

13.11
/ 9.00 ~ 13.10

クラスタ構成情報の反映に失敗し、CLUSTERPRO 関連サービスが起動しない場合がある。

構成情報反映時にごく稀に発生することがある。

53

13.11
/ 13.00

Cluster WebUI の設定モードで、サービス監視リソースを登録できない場合がある。

グループリソースを登録していない状態でサービス監視リソースを登録した場合に発生する。

54

13.12
/ 13.11

クラスタサーバのステータスが不正になり、クラスタを起動できないことがある。

クラスタサービス停止後に発生することがある。

55

13.12
/ 13.00 ~ 13.11

モニタリソースの回復動作実行時に再起動回数リセットのアラートが出力されることがある。

モニタリソースが以下のいずれかの回復動作を実行すると発生する。
- クラスタサービス停止と OS シャットダウン
- クラスタサービス停止と OS 再起動
- 意図的なストップエラーの発生

56

13.12
/ 13.10 ~ 13.11

HTTPS で Cluster WebUI に接続すると、画面が表示されないことがある。

OpenSSL 3.0 以降の場合に稀に発生することがある。

57

13.12
/ 9.00 ~ 13.11

Cluster WebUI から構成情報の反映をおこなうと時間がかかる。

必ず発生する

58

13.12
/ 9.00 ~ 13.11
CVE-2023-39544~39548 の脆弱性により以下の可能性がある。
- 任意のコードを実行される
- 任意のファイルをアップロードされる
- CLUSTERPRO のクラスタ構成情報ファイルを読み取られる

悪意のある第三者によって細工された CLUSTERPRO の内部プロトコルに反するパケットを、CLUSTERPRO の特定のプロセスが受信した場合に発生する。

59

13.20
/ 11.00 ~ 13.12

CLUSTERPRO Transaction サービスが異常終了し、OS が再起動することがある。

CLUSTERPRO Transaction サービス起動時に初期化処理で失敗した場合に発生する。

60

13.20
/ 12.20 ~ 13.12

OS 起動時に CLUSTERPRO API サービスのエラーログが出力されることがある。

クラスタを未構築の状態で OS 再起動すると発生する。

61

13.20
/ 9.00 ~ 13.12

CLUSTERPRO が正常に動作しない。

CLUSTERPRO をインストールした状態でシステムロケールを日本語から日本語以外に変更し、CLUSTERPRO を再インストールすると発生する。

62

13.20
/ 13.00 ~ 13.12

クラスタサービスの起動に失敗することがある。

クラスタサービスが停止した直後にクラスタサービスを起動すると発生することがある。

63

13.20
/ 9.00 ~ 13.12

クラスタサービス停止時に緊急シャットダウンが発生することがある。

クラスタサービス停止に 1 時間以上かかると発生する。

64

13.20
/ 9.00 ~ 13.12

クラスタサービスのプロセス (clprc.exe) が異常終了することがある。

活性時監視のモニタリソースの停止処理が遅延した際に、稀に発生する。

65

13.20
/ 9.00 ~ 13.12

監視異常によりリソース再起動、またはフェイルオーバが実行された時、停止していたリソースも起動される。

リソースの活性異常時の最終動作が「何もしない (次のリソースを活性しない)」に設定されているリソースが起動失敗した状態で、監視異常による回復動作がおこなわれた場合に発生する。

66

13.20
/ 12.10 ~ 13.12

監視タイミングを活性時に設定しているモニタリソースが、対象リソースが非活性状態であるにもかかわらず監視をおこなうことがある。

リソースの再起動を繰り返すと発生することがある。

67

13.20
/ 12.20 ~ 13.12

モニタリソース停止時に不正なアラートログ (監視 <モニタリソース名> の停止に失敗しました) が出力されることがある。

モニタリソース停止時に稀に発生することがある。

68

13.20
/ 11.35 ~ 13.12

ハートビートリソースがタイムアウトを誤検知することがある。

ハートビートの [タイムアウト値] が 400 秒以上の場合に発生することがある。

69

13.20
/ 13.10 ~ 13.12

Amazon CloudWatch 連携機能の実行に失敗することがある。

2 つ以上のモニタリソースで [監視処理時間メトリクスを送信する] を"オン"にした場合に発生する。

70

13.20
/ 13.10 ~ 13.12

ログ収集で Cluster WebUI の操作ログが収集できないことがある。

以下の場合に発生する。
- [ログ出力先] のパスにシンボリックリンクが含まれる
- [ログ出力先] のパスの末尾に \ が付与されている

71

13.20
/ 9.00 ~ 13.12

Cluster WebUI から設定の反映をおこなった際、認証エラーとなり必要なサービスの再起動が実行されないことがある。

クラスタパスワード方式のパスワードを新規設定 (または、変更) とサービス再起動を伴う変更を同時におこなうと発生する。

72

13.20
/ 9.00 ~ 13.12

WebManager サーバの HTTP レスポンスヘッダで適切な文字エンコーディングが指定されていない。

Cluster WebUI を使用する際に必ず発生する。

73

13.20
/ 13.00 ~ 13.12

RESTful API の実行が失敗することがある。

OS 起動直後に RESTful API を実行すると発生することがある。

74

13.20
/ 12.00 ~ 13.12

Cluster WebUI のアラートログで表示内容が不正になることがある。

破損したアラートログを Cluster WebUI で表示した場合に発生する。

75

13.20
/ 13.00 ~ 13.12

Cluster WebUI の設定モードで依存関係図が表示できない場合がある。

リソース数が極端に多い場合に発生する。

76

13.20
/ 12.10 ~ 13.12

Cluster WebUI の設定モードで、FTP 監視リソースの監視 (固有) タブにある項目 [ユーザ名] が入力必須項目となっていない。

常に発生する。

77

13.21
/ 13.20

CLUSTERPRO サービス停止時に、CLUSTERPRO の特定のプロセス (clprc.exe または clpibsv.exe) でアプリケーションエラーが発生することがある。

CLUSTERPRO サービス停止時にごく稀に発生することがある。

78

13.21
/ 12.20 ~ 13.20

CLUSTERPRO Information Baseサービスの停止に時間がかかることがある。

クラスタを長期間運用した状態で、CLUSTERPRO Information Baseサービスを再起動すると発生することがある。

79

13.21
/ 9.00 ~ 13.12

CLUSTERPRO Web Alert サービスにおいて、不要なローカル通信がおこなわれることがある。

インタコネクトタブのハートビート I/F で、一部のサーバに空欄が設定されている場合に発生することがある。

80

13.21
/ 12.20 ~ 13.20

Cluster WebUI にてクラスタ構成情報反映時にサービス再起動の画面が閉じないことがある。

反映方法として WebManager サービス再起動, Information Base サービス再起動, API サービス再起動が同時に要求される場合に発生する。

81

13.21
/ 13.20

WebManager サーバの内部ログが一部失われることがある。

WebManager サーバを再起動すると発生することがある。

82

13.21
/ -

Cluster WebUI にて、オプション製品ライセンスが必要なグループリソースやモニタリソースの設定ができないことがある。

試用版ライセンスで動作している環境において、試用期間内のライセンスと試用期間外のライセンスが混在して登録されていると発生することがある。

83

13.21
/ 13.20

Cluster WebUI にて操作権のないユーザでログインすると認証エラーのメッセージが表示される。

以下のいずれかの設定を行っている場合に発生する。
- パスワードによって接続を制御する
- クライアント IP アドレスによって接続を制御する

84

13.21
/ 13.20
以下のアラートログが出力され、調査ログがダウンロードできない。
モジュール : trnsv
イベントID : 2301

「クライアント IP アドレスによって接続を制御する」の設定を有効にした環境で発生する。

6. 補足事項

本章では、CLUSTERPRO X SingleServerSafeのインストール作業において、参考となる情報について説明します。

本章で説明する項目は以下の通りです。

6.1. CLUSTERPRO X SingleServerSafeのサービス一覧

CLUSTERPRO X SingleServerSafeは以下のシステムサービスで構成されます。

システム サービス名

説明

CLUSTERPRO

CLUSTERPRO本体

CLUSTERPRO Disk Agent

CLUSTERPRO X SingleServerSafe では使用していません

CLUSTERPRO API

CLUSTERPRO Restful API 制御

CLUSTERPRO Event

イベントログ出力

CLUSTERPRO Information Base

クラスタ情報管理

CLUSTERPRO Java Resource Agent

Java Resource Agent

CLUSTERPRO Manager

WebManagerサーバ

CLUSTERPRO Node Manager

ハートビート、ネットワークパーティション解決制御

CLUSTERPRO Server

CLUSTERPROサーバ

CLUSTERPRO SingleServerSafe

SingleServerSafe処理

CLUSTERPRO System Resource Agent

System Resource Agent

CLUSTERPRO Transaction

通信処理

CLUSTERPRO Web Alert

アラート同期

6.2. ライセンスマネージャの使い方

スタートメニューに、CLUSTERPRO SingleServerSafeのメニューがあります。ここから、ライセンスマネージャを起動することができます。

6.2.1. ライセンス ファイルを指定してライセンスを登録するには

試用版ライセンスの場合、ライセンスシートの代わりに、ライセンスファイルを入手します。以下に、ライセンス ファイルを指定してライセンスを登録する手順を示します。

注釈

Administrator権限を持つアカウントで登録作業を行ってください。

  1. [スタート] メニューから、[CLUSTERPRO SingleServerSafe] の [ライセンス マネージャ] をクリックします。

  2. [ライセンスマネージャ] ダイアログ ボックスが表示されます。[登録] をクリックします。

  3. ライセンス登録方法の選択画面が表示されます。[ライセンスファイルから登録] をクリックします。

  4. [ライセンスファイル指定] ダイアログ ボックスが表示されます。登録するライセンスファイルを指定して、[開く] をクリックします。

  5. ライセンス登録の確認メッセージが表示されます。[OK] をクリックします。

  6. [終了] をクリックして、ライセンスマネージャを閉じます。

6.2.2. 登録されているライセンスを参照/削除するには

登録されているライセンスを参照および削除する手順を示します。

  1. [スタート] メニューから、[CLUSTERPRO SingleServerSafe] の [ライセンス マネージャ] をクリックします。

  2. [ライセンスマネージャ] ダイアログ ボックスが表示されます。[参照/削除] をクリックします。

  3. 登録されているライセンスが一覧表示されます。

  4. 削除する場合、削除するライセンスを選択して [削除] をクリックします。

  5. 削除を確認するメッセージが表示されます。[OK] をクリックします。

6.2.3. 試用版ライセンスから正式ライセンスへの移行

試用版ライセンスで動作しているサーバに正式ライセンスを登録する際は、試用版ライセンスを削除せず、そのまま、正式ライセンスを追加します。ライセンス一覧表示を行うと、正式ライセンスと試用版ライセンスの両方が表示されますが、問題ありません。

7. 注意制限事項

本章では、注意事項や既知の問題とその回避策について説明します。
本章で説明する項目は以下の通りです。

7.1. CLUSTERPRO X SingleServerSafe インストール前

OSのインストールが完了した後、OSやディスクの設定を行うときに留意して頂きたいことです。

7.1.1. ファイルシステムについて

OSをインストールするパーティションのファイルシステムはNTFS を使用してください。

7.2. CLUSTERPRO X SingleServerSafe バージョンアップ時

クラスタとして運用を開始した後にCLUSTERPRO X SingleServerSafeをバージョンアップ(アップグレードまたはアップデート)する際に留意して頂きたい事項です。

7.2.1. 機能変更一覧

各バージョンで変更された機能について、以下に示します。

内部バージョン 12.00

  • 管理ツールについて
    既定の管理ツールを Cluster WebUI に変更しました。従来の WebManager をご利用の場合は、
    http://管理用グループの管理IPアドレスまたは CLUSTERPRO Server をインストールしたサーバの実IPアドレス:ポート番号 (既定値29003)/main.htm
    を Web ブラウザに指定してください。

内部バージョン 12.10

  • 設定ツールについて
    既定の設定ツールを Cluster WebUI に変更しました。Cluster WebUI によるクラスタの管理および設定を可能にしました。
  • クラスタ統計情報採取機能について
    クラスタ統計情報採取機能により、既定値の動作では統計情報ファイルがインストールパス配下に保存されます。ディスク容量の都合等で統計情報ファイルを保存したくない場合は、クラスタ統計情報採取機能をオフにしてください。本機能の設定値については『設定ガイド』の「その他の設定の詳細」を参照してください。
  • システム監視リソースについて
    システム監視リソース内で設定していた「System Resource Agent プロセス設定」 部分を新規モニタリソースとして分離しました。「System Resource Agent プロセス設定」で監視設定を行っている場合、本監視の設定は無効となります。アップデート後も本監視を継続する場合は、アップデート後に新規にプロセスリソース監視リソースを登録し、監視設定を行ってください。プロセスリソース監視リソースの監視設定の詳細は『設定ガイド』の「モニタリソースの詳細」、「プロセスリソース監視リソースの設定」を参照してください。

内部バージョン 12.30

  • WebLogic 監視リソースについて
    新しい監視方式として REST API を追加しました。本バージョンからは REST API が監視方式の既定値となります。バージョンアップ時には監視方式の再設定を行ってください。

7.2.2. 機能削除一覧

各バージョンで削除された機能について、以下に示します。

重要

旧バージョンからアップグレードする場合、対処列に記載がある項目は手動で構成情報を更新する必要があります。
アップグレード手順は「4.1.1. 旧バージョンのCLUSTERPRO X SingleServerSafeからバージョンアップするには」を参照し、対処列の実施は手順にあるタイミングで実施してください。

内部バージョン 12.00

機能

対処

WebManager Mobile

VB Corp CL 監視リソース

VB Corp SV 監視リソース

OracleAS 監視リソース

内部バージョン 13.00

機能

対処

WebManager/Builder

BMC連携機能

  1. 関連する外部連携監視リソースを削除してください。

互換コマンド

    • スクリプトリソース

    • カスタム監視リソース

    • 最終動作前スクリプト

    • 活性/非活性前後スクリプト

    • 回復スクリプト

    • 回復動作前スクリプト

    • 強制停止スクリプト

    • その他 CLUSTERPRO から設定したスクリプト

    これらのスクリプトで互換コマンドを使用している場合、スクリプトの内容を互換コマンドを使わない形式で修正してください。

    armload でサービスを制御している場合、サービスの起動停止処理を sc コマンドで代替してください。
    サービスの監視処理については、サービス監視リソースで代替してください。

7.2.3. パラメータ削除一覧

Cluster WebUI で設定可能なパラメータのうち、各バージョンで削除されたものについて、以下の表に示します。

内部バージョン 12.00

クラスタ

パラメータ

既定値

クラスタのプロパティ

WebManager タブ

  • WebManager Mobile の接続を許可する

オフ

WebManager Mobile 用パスワード

  • 操作用パスワード

-

  • 参照用パスワード

-

JVM 監視リソース

パラメータ

既定値

JVM監視リソースのプロパティ

メモリタブ([JVM種別]に[Oracle Java]を選択した場合)

  • 仮想メモリ使用量を監視する

2048 [MB]

メモリタブ([JVM種別]に[Oracle Java(usage monitoring)]を選択した場合)

  • 仮想メモリ使用量を監視する

2048 [MB]

ユーザ空間監視リソース

パラメータ

既定値

ユーザ空間監視リソースのプロパティ

監視 (固有) タブ

  • ハートビートのインターバル/タイムアウトを使用する

オン

内部バージョン 12.10

クラスタ

パラメータ

既定値

クラスタのプロパティ

WebManager タブ

WebManager 調整プロパティ

動作タブ

  • アラートビューア最大レコード数

300

  • クライアントデータ更新方法

Real Time

内部バージョン 13.00

クラスタ

パラメータ

既定値

サーバのプロパティ

情報タブ

  • 仮想マシン

オフ

  • 種類

vSphere

内部バージョン 13.20

グループ

パラメータ

既定値

グループのプロパティ

論理サービスタブ

論理サービス名

-

アプリケーションリソース

パラメータ

既定値

アプリケーションリソースのプロパティ

詳細タブ

アプリケーションリソース調整プロパティ

パラメータタブ

  • デスクトップとの対話を許可する

オフ

スクリプトリソース

パラメータ

既定値

スクリプトリソースのプロパティ

詳細タブ

スクリプトリソース調整プロパティ

  • デスクトップとの対話を許可する

オフ

7.2.4. 既定値変更一覧

Cluster WebUI で設定可能なパラメータのうち、各バージョンで既定値が変更されたものについて、以下の表に示します。

  • バージョンアップ後も [変更前の既定値] の設定を継続したい場合は、バージョンアップ後に改めてその値に再設定してください。

  • [変更前の既定値] 以外の値を設定していた場合、バージョンアップ後もそれ以前の設定値が継承されます。再設定の必要はありません。

内部バージョン 12.00

クラスタ

パラメータ

変更前の既定値

変更後の既定値

備考

クラスタのプロパティ

JVM監視タブ

  • 最大Javaヒープサイズ

7 [MB]

16 [MB]

アプリケーション監視リソース

パラメータ

変更前の既定値

変更後の既定値

備考

アプリケーション監視リソースのプロパティ

監視 (共通) タブ

  • 監視開始待ち時間

0 [秒]

3 [秒]

  • タイムアウト発生時にリトライしない

オフ

オン

  • タイムアウト発生時に回復動作を実行しない

オフ

オン

NIC Link Up/Down監視リソース

パラメータ

変更前の既定値

変更後の既定値

備考

NIC Link Up/Down 監視リソースのプロパティ

監視 (共通) タブ

  • タイムアウト

60 [秒]

180 [秒]

  • タイムアウト発生時にリトライしない

オフ

オン

  • タイムアウト発生時に回復動作を実行しない

オフ

オン

サービス監視リソース

パラメータ

変更前の既定値

変更後の既定値

備考

サービス監視リソースのプロパティ

監視 (共通) タブ

  • 監視開始待ち時間

0 [秒]

3 [秒]

  • タイムアウト発生時にリトライしない

オフ

オン

  • タイムアウト発生時に回復動作を実行しない

オフ

オン

カスタム監視リソース

パラメータ

変更前の既定値

変更後の既定値

備考

カスタム監視リソースのプロパティ

監視 (共通) タブ

  • 監視開始待ち時間

0 [秒]

3 [秒]

プロセス名監視リソース

パラメータ

変更前の既定値

変更後の既定値

備考

プロセス名監視リソースのプロパティ

監視 (共通) タブ

  • 監視開始待ち時間

0 [秒]

3 [秒]

  • タイムアウト発生時にリトライしない

オフ

オン

  • タイムアウト発生時に回復動作を実行しない

オフ

オン

SQL Server 監視リソース

パラメータ

変更前の既定値

変更後の既定値

備考

SQL Server 監視リソースのプロパティ

監視 (固有) タブ

  • ODBC ドライバ名

SQL Native Client

ODBC Driver 13 for SQL Server

WebLogic 監視リソース

パラメータ

変更前の既定値

変更後の既定値

備考

WebLogic 監視リソースのプロパティ

監視 (固有) タブ

  • インストールパス

C:\bea\weblogic92
C:\Oracle\Middleware
\Oracle_Home\wlserver

JVM 監視リソース

パラメータ

変更前の既定値

変更後の既定値

備考

JVM監視リソースのプロパティ

監視(共通)タブ

  • タイムアウト

120 [秒]

180 [秒]

内部バージョン 12.10

スクリプトリソース

パラメータ

変更前の既定値

変更後の既定値

備考

スクリプトリソースのプロパティ

詳細タブ

スクリプトリソース調整プロパティ

パラメータタブ

  • リカバリ処理を実行する

オン

オフ

内部バージョン12.00 以前では設定変更不可。12.10 より設定変更可能。

内部バージョン 12.20

サービスリソース

パラメータ

変更前の既定値

変更後の既定値

備考

サービスリソースのプロパティ

復旧動作タブ

  • 活性リトライしきい値

0 [回]

1 [回]

内部バージョン 12.30

クラスタ

パラメータ

変更前の既定値

変更後の既定値

備考

クラスタのプロパティ

API タブ

  • 通信方式

HTTP

HTTPS

内部バージョン 13.10

クラスタ

パラメータ

変更前の既定値

変更後の既定値

備考

クラスタのプロパティ

WebManager タブ

  • Cluster WebUI の操作ログを出力する

オフ

オン

内部バージョン 13.20

クラスタ

パラメータ

変更前の既定値

変更後の既定値

備考

クラスタのプロパティ

統計情報タブ

システムリソース統計情報

  • 統計情報を採取する

オフ

オン

7.2.5. パラメータ移動一覧

Cluster WebUI で設定可能なパラメータのうち、各バージョンで設定箇所が変更されたものについて、以下の表に示します。

内部バージョン 12.00

変更前の設定箇所

変更後の設定箇所

[クラスタのプロパティ]-[リカバリタブ]-[最大再起動回数]

[クラスタのプロパティ]-[拡張タブ]-[最大再起動回数]

[クラスタのプロパティ]-[リカバリタブ]-[最大再起動回数をリセットする時間]

[クラスタのプロパティ]-[拡張タブ]-[最大再起動回数をリセットする時間]

[クラスタのプロパティ]-[リカバリタブ]-[強制停止機能を使用する]

[クラスタのプロパティ]-[拡張タブ]-[強制停止機能を使用する]

[クラスタのプロパティ]-[リカバリタブ]-[強制停止アクション]

[クラスタのプロパティ]-[拡張タブ]-[強制停止アクション]

[クラスタのプロパティ]-[リカバリタブ]-[強制停止タイムアウト]

[クラスタのプロパティ]-[拡張タブ]-[強制停止タイムアウト]

[クラスタのプロパティ]-[リカバリタブ]-[仮想マシン強制停止設定]

[クラスタのプロパティ]-[拡張タブ]-[仮想マシン強制停止設定]

[クラスタのプロパティ]-[リカバリタブ]-[強制停止スクリプトを実行する]

[クラスタのプロパティ]-[拡張タブ]-[強制停止スクリプトを実行する]

[クラスタのプロパティ]-[自動復帰タブ]-[自動復帰]

[クラスタのプロパティ]-[拡張タブ]-[自動復帰]

[クラスタのプロパティ]-[リカバリタブ]-[モニタリソース異常時の回復動作を抑制する]

[クラスタのプロパティ]-[拡張タブ]-[クラスタ動作の無効化]-[モニタリソースの異常時の回復動作]

内部バージョン 13.10

変更前の設定箇所

変更後の設定箇所

[クラスタのプロパティ]-[監視タブ]

[クラスタのプロパティ]-[統計情報タブ]

[クラスタのプロパティ]-[拡張タブ]-[クラスタ統計情報]

[クラスタのプロパティ]-[統計情報タブ]-[クラスタ統計情報]

8. トラブルシューティング

CLUSTERPRO X SingleServerSafe のインストール時

動作及びメッセージ

原因

対処

セットアップに失敗しました。

エラーコード : %x
%x:エラーコード

該当のエラーコードを参照ください。

エラーコードに対する対処を参照ください。

9.0未満がインストールされています。
アンインストール後に、再度インストールを行ってください。

旧バージョンのCLUSTERPROがインストールされています。

旧バージョンのCLUSTERPROをアンインストールして現バージョンのCLUSTERPROをインストールしてください。

セットアップに失敗しました(%d)。
エラーコード : %x

再起動後インストールしてください。
%d:内部コード
%x:エラーコード

該当のエラーコードの説明を参照ください。

該当のエラーコードに対する対処を参照ください。

ライセンス関連

動作及びメッセージ

原因

対処

Cluster WebUI で作成した構成情報をサーバに配信後、クラスタ シャットダウン リブートを行うと、アラートログに以下のメッセージが表示され、クラスタが停止した。
「ライセンスが登録されていません。(製品名:%1)」
%1:製品名

ライセンスを登録せずにクラスタ シャットダウン リブートを実行したためです。

サーバからライセンス登録を実行してください。

Cluster WebUI で作成した構成情報をサーバに配信後、クラスタ シャットダウン リブートを行うと、アラートログに以下のメッセージが表示されていたが、クラスタは、正常に動作している。
「ライセンスが不足しています。不足ライセンス数は%1です。(製品名:%2)」
%1:ライセンス不足数
%2:製品名

ライセンスが不足しています。

販売元からライセンスを入手し、ライセンスを登録してください。

試用版ライセンスでクラスタ運用中に以下のメッセージが出力され、クラスタが停止した。
「試用期間が%1に切れました。(製品名:%2)」
%1:試用終了日
%2:製品名

ライセンスの有効期間を超えています。

販売元へ試用版ライセンスの延長を申請するか、製品版ライセンスを入手し、ライセンスを登録してください。

期限付きライセンスでクラスタ運用中に以下のメッセージが出力された。
「期限付きライセンスの有効期間は%1で切れました。(製品名:%2)」
%1:有効期間終了日
%2:製品名

ライセンスの有効期間を超えています。

販売元から新たに製品版ライセンスを入手し、ライセンスを登録してください。