vSphere環境にRed Hat Openshift Container Platform(OpenShift)をインストールし、SigmaSystemCenter上でOpenShiftの管理を有効にするまでの手順概要について説明します。
OpenShiftへの接続設定の考え方について、「9.3.3. Workload Managerを利用しない場合のSigmaSystemCenterのOpenShift Container Platformへの接続について」を参照してください。
VMware vSphere 環境に、Openshiftをインストール
Openshiftのocコマンドを、Openshiftにインストール
ocコマンドを使用して、SigmaSystemCenterから接続するための設定を追加
設定例について、「SigmaSystemCenterコンフィグレーションガイド」の「3.18.1. Openshift Container Platform環境を利用するには」を参照してください。
ocコマンドのconfigファイルを、SigmaSystemCenterのconfフォルダにコピー
手順3.で編集したocコマンドのconfigファイルを<SystemProvisioningインストールフォルダ>\conf(既定値(c:\ProgramFiles(x86)¥NEC¥PVM¥conf)下にコピーします。
※configファイルの名前は、"kubeconfig"に変更してください。
ocコマンドのconfigファイルは、Openshift上のユーザのhomeディレクトリ/.kube下に配置されています。
vCenter Serverのサブシステム追加
SigmaSystemCenterのサブシステムとして、 Openshift環境を構築したVMware環境を登録します。Webコンソールの[管理]ビューの「サブシステム追加」画面にて、サブシステム[VMware vCenter Server]を追加します。
OpenShiftのサブシステム追加
「サブシステム追加」画面にてサブシステム[kubernates]を追加します。
追加時、conifgファイル内に記述されているコンテキスト名を指定します。
SigmaSystemCenterは指定のコンテキストで定義されている接続情報(接続先のクラスタ、名前空間、接続に使用するユーザ)を使用して、OpenShiftに接続します。
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