最もシンプルな構成の環境です。SigmaSystemCenterから、管理対象マシンの監視、ソフトウェア配布、電源制御などを行うことができます。N+1リカバリは、イメージ復元の機能で行います。
管理サーバにはSigmaSystemCenterをインストールします。
管理サーバと管理対象マシンは、管理LANを経由して接続できるようにする必要があります。管理LANでは、主に監視、バックアップ・リストア、アプリケーション・パッチ配布、電源制御などで使用します。また、BMC(OOB管理)を利用して電源管理や障害監視を行うために管理サーバから管理対象マシンに搭載されるBMCに接続できるようにする必要があります。
SigmaSystemCenterから、VLANやロードバランサの制御を行う場合は、NetvisorPro Vが必要です。ネットワークの構成の詳細については、「5.3.1. 物理スイッチと物理ロードバランサの制御を行うためのシステム構成」を参照してください。
管理対象マシンには、DPMクライアントとESMPRO/ServerAgentをインストールします。