2.7. Webサービスのデプロイ
作成したWebサービスアプリケーションの配備について説明します。
2.7.1. Webサービスアプリケーションのアーカイブ
完成したWebサービスアプリケーションをアーカイブし、統合運用管理ツールや運用管理コマンド(otxadmin)を使用してサーバへの配備、クライアントへの配布ができるようにします。
2.7.1.1. WARファイル
メニュー ファイル >
エクスポートを選択し、エクスポートダイアログを起動します。 WAR
file を選択し、次へ をクリックします。アーカイブを行いたいWebサービスプロジェクトを選択し、WARファイルの出力先を指定し、
OKをクリックします。
2.7.1.2. EJB-JARファイル
メニュー ファイル >
エクスポートを選択し、エクスポートダイアログを起動します。 EJB JAR
file を選択し、次へ] をクリックします。アーカイブを行いたいWebサービスプロジェクトを選択し、EJB-JARファイルの出力先を指定し、
OK をクリックします。
2.7.1.3. JARファイル(クライアント配布用)
クライアントにWebサービスクライアントのアプリケーションを配布する場合、JARファイルにアーカイブするのが一般的です。メニュー
ファイル > エクスポートを選択し、エクスポートダイアログを起動します。
JARファイル を選択し、次へ をクリックします。アーカイブに含めたいWebサービスクライアントを含むプロジェクトの
srcフォルダのみにチェックを入れ、JARファイルの出力先を指定し、
OK をクリックします。
なお、Webサービスクライアント実行のためには、ここで作成したJARファイル以外に次のものが必要ですので、一緒に配布してください。
2.7.2. 統合運用管理ツールを利用したデプロイ
Webサービスアプリケーションの配備には「統合運用管理ツール」を使用することができます。WebOTX
Developerのパースペクティブとして組み込まれます。統合運用管理ツールの使用方法についての詳細は、
「運用管理コンソール」を参照してください。
2.7.3. 「サーバで実行」機能を利用したデプロイ
アーカイブ、デプロイは「サーバで実行」により自動的に行われるため、特別な操作は不要です。
Webサービスを作成してアーカイブすることなくデプロイすることが出来ます。
WebOTX Developer’s Studioで ウィンドウ >
ビューの表示 > サーバー を選択すると、サーバー タブが起動します。

サーバー タブの右クリックメニュー 新規 >
サーバーから、新規サーバー ダイアログを表示します。

新規サーバ ダイアログで NEC > WebOTX
Application Server(Local) を選択し、次へ
をクリックすると、WebOTXサーバーの新規作成 が表示されます。

WebOTXサーバーの新規作成 で、サーバーのバージョン は
WebOTX Application Server Express が選択されて、サーバーユーザ名
と サーバーパスワード と ユーザードメイン名 と ユーザドメインポート と
ユーザドメインのHTTPポート番号を入力し、 次へ
をクリックすると、プロジェクトの追加および除去 が表示されます。

プロジェクトの追加および除去 で、使用可能なプロジェクト
欄でデプロイするプロジェクトを選択し、追加 をクリックすると、選択したプロジェクトは 構成プロジェクト
欄に表示されます。
完了 をクリックすると、サーバー タブで、追加したサーバ
WebOTX Application Server v9(Local Default)と選択したプロジェクトが表示されます。

サーバータブで、追加したサーバWebOTX Application Server v9(Local Default) の右クリックメニュー 開始
を選択して、サーバーを開始させます。
その後、右クリックメニュー 公開 を選択し、サービスをデプロイさせます。

コンソール タブにメッセージが出力されたらデプロイ終了です。

Memo
「サーバで実行」に失敗する場合、
[ 開発環境の構築(WebOTX Developer)
> サーバツール
> 注意制限事項
> 制限事項
> 「サーバで実行」に失敗する (For input string: "m")
]
をご覧ください。
2.7.4. 運用管理コマンド(otxadmin)を利用したデプロイ
Webサービスアプリケーションの配備には「運用管理コマンド(otxadmin)」を使用することができます。運用管理コマンド(otxadmin)の使用方法についての詳細は、「リファレンス集 運用管理・設定編」-
「運用管理コマンド(otxadmin)」を参照してください。
2.7.5. web.xmlデプロイメント記述子エディタ
web.xmlデプロイメント記述子エディタについては、web.xmlデプロイメント記述子 を参照してください。