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WebOTX Manual V10.1 (第7版) 目次を表示 |
名称
create-jvm-options - Java構成またはプロファイラ設定によるJVM
オプションの作成
形式
create-jvm-options [ --user admin_user ] [ --password admin_
password ] [ --host host_name ] [ --port port_number ] [ --
protocol=rmi|jmxmp ] [ --passwordfile filename ] [ --
encrypted=true|false ] [ --terse=true|false ] [ --echo=true|
false ] [ --interactive=true|false ] [ --secure=true|false ]
[ --help ] [ --target target ] [ --system =false ] [ --
profiler=false ] ( jvm_option_name= jvm_option_value ) [ :
jvm_option_name = jvm_option_name * ]
説明
Java構成またはdomain.xmlファイルのプロファイラ設定でJVMオプ
ションを作成します。コロン(:)で区切ることで複数のJVMオプショ
ンを入力できます。また、-Xmn512mのような値をとらない(右辺が
ない)オプションを単独で作成する場合、オプションの最後にコロ
ン(:)を指定する必要があります。JVMオプションがダッシュ(-)で
始まる場合、JVMオプションがオペランドでありオプションでない
ということと区別するためにオペランドの前に2つのダッシュ(―)
を使用してください。JVMオプションは特定のプロファイラが動作
するために必要な設定を記録するために使用されます。
新しく作成されたJVMオプションを有効にするためにサーバを再起
動してください。サーバドメインを再起動するためには start-
domainコマンドを使用してください。
オプション
-u --user
ドメインの運用管理エージェントの管理ユーザ名。
既にotxadmin loginコマンドでログインしている場合は、--userオ
プションの指定は不要です。
-w --password
ドメインの運用管理エージェントの管理ユーザのパスワード。
-H --host
ドメインの運用管理エージェントが起動しているマシン名。
-p --port
ドメインの運用管理エージェントのポート番号。既定値は6212です
。
--protocol
ドメインの運用管理エージェントとの接続プロトコルを選択します
。指定できるプロトコルは、rmi、jmxmpです。既定値はrmiです。
-W --passwordfile
ドメインの運用管理エージェントのパスワードを含むファイル。
--encrypted
ドメインの運用管理エージェントのパスワードに暗号化されたパス
ワードを利用する場合に指定します。既定値はfalseです。暗号化
されたパスワードの生成にはencryptコマンドを使用してください
。このオプションはpasswordfileオプションが指定されている場合
のみ有効です。
-t --terse
trueを指定すると、出力データがスクリプトによる処理のための簡
潔なデータとなります。既定値はfalseです。
-e --echo
trueを指定すると、標準出力でコマンドライン文が表示されます。
既定値はfalseです。
-I --interactive
true(既定値)を指定すると、パスワードオプション入力用のプロン
プトを表示します。
-s --secure
trueを指定すると、ドメインの運用管理エージェントとの通信に
SSL/TLSを利用します。既定値はfalseです。
--help
コマンドのヘルプを表示します。
--system
trueの場合system-jvm-optionsに追加します。既定値はfalseです
。
--profiler
JVMオプションがプロファイラ用かどうかを示します。このオプシ
ョンがtrueの場合、プロファイラが存在しなければいけません。既
定値はfalseです。
オペランド
jvm_option_name=jvm_option_value
左辺はJVMオプション名です。右辺はJVMオプションの値です。複数
のJVMオプションのための区切り文字として":"を使用できます。
JVMオプションが":"を含む場合、区切り文字":"の代わりにエスケ
ープ文字"\\"を使用してください。
使用例
例1: create-jvm-optionsコマンドの使用法
otxadmin> create-jvm-options --user admin --password adminadmin
--host localhost --port 6212 --profiler=false -- -DDebug=true:"-Xmn256m":"
-Dcom.nec.webotx.imqBin"="\/export\;/webotx\;/imq\;/bin"
Command create-jvm-options executed successfully
JVMオプションが作成されます。2つのダッシュ(―)は-profilerオ
プションとオペランドの間で使用されます。これは -はオプション
の終わりを示し、続く文字がオペランドである事を示すからです。
オペランドに1つのダッシュ(すなわち―DDebug)があるので、2つの
ダッシュ(―)は必要です。オプションとオペランドを区別するため
に2つのダッシュ(―)が使用されます。
例2: -Xで始まるオプションを単独で作成する
otxadmin> create-jvm-options -Xmn512m:
Command create-jvm-options executed successfully
終了ステータス
0 コマンド実行成功
1 コマンド実行失敗
関連事項
delete-jvm-options(1)