|
|
WebOTX Manual V10.1 (第7版) 目次を表示 |
名称
create-threadpool - スレッドプールの追加
形式
create-threadpool [ --user admin_user ] [ --password
admin_password ] [ --host host_name ] [ --port port_number
] [ --protocol=rmi|jmxmp ] [ --passwordfile filename ] [
--encrypted=true|false ] [ --terse=true|false ] [ --
echo=true|false ] [ --interactive=true|false ] [ --
secure=true|false ] [ --legacy=true|false ] [ --help ] [
--target target_name ] [ --maxthreadpoolsize
max_thread_pool_size ] [ --minthreadpoolsize
min_thread_pool_size ] [ --idletimeout
idle_thread_timeout_in_seconds ] [ --workqueues
number_work_queues ] threadpool_id
説明
指定された名前でthread-poolを作成します。プールの中のス レッ
ドの最大値と最小値、作業キューの数、及びスレッドの未使用タイ
ムアウトを指定できます。作成されたスレッドプールはIIOPリクエ
ストを調整したり、作業管理リクエストを調整するためのリソース
アダプタのために使用されます。作成されたスレッドプールは複数
のリソースアダプタで使用されることに注意してください。このコ
マンドはリモートモードでのみ使用できます。
オプション
-u --user
ドメインの運用管理エージェントの管理ユーザ名。
既にotxadmin loginコマンドでログインしている場 合 は、
--userオプションの指定は不要です。
-w --password
ドメインの運用管理エージェントの管理ユーザのパ ス ワー
ド。
-H --host
ドメインの運用管理エージェントが起動しているマシン名。
-p --port
ドメインの運用管理エージェントのポート番号。既定 値 は
6212です。
--protocol
ドメインの運用管理エージェントとの接続プロトコルを選択
します。指定できるプロトコルは、rmi、jmxmpです。既定値
はrmiです。
-W --passwordfile
ドメインの運用管理エージェントのパスワードを含むファイ
ル。
--encrypted
ドメインの運用管理エージェントのパスワードに暗号化され
た パスワードを利用する場合に指定します。既定値はfalse
です。暗号化されたパスワードの生成にはencryptコマン ド
を 使 用してください。このオプションはpasswordfileオプ
ションが指定されている場合のみ有効です。
-t --terse
trueを指定すると、出力データがスクリプトによる処理のた
めの簡潔なデータとなります。既定値はfalseです。
-e --echo
trueを指定すると、標準出力でコマンドライン文が表示され
ます。既定値はfalseです。
-I --interactive
true(既定値)を指定すると、パスワードオプション入力用の
プロンプトを表示します。
-s --secure
trueを指定すると、ドメインの運用管理エージェントとの通
信にSSL/TLSを利用します。既定値はfalseです。
--legacy
trueを指定すると、コマンドの接続先のサーバがV8か、V9か
確認します。確認後V8であれば旧互換動作を行い、V9であれ
ばV9の動作を行います。falseの場合は接続先のサーバを 確
認せずにV9の動作を行います。既定値はfalseです。
--help
コマンドのヘルプを表示します。
--maxthreadpoolsize
このキューのスレッドプールサービスリクエストのスレッド
最大数。これはスレッドプールに存在するスレッド数の上限
です。
--minthreadpoolsize
このキューのスレッドプールサービスリクエストのスレッド
最小数。これらはスレッドプールが例示される時より前に作
成されます。
--idletimeout
この時間経過後、使用されていないスレッドがプールから削
除されます。
--workqueues
このスレッドプールに使われる仕事キューの全体数
オペランド
threadpool_id
作業キューに対するID。例えば、 thread-pool-1, thread-
pool-2等。
使用例
例1: create-threadpoolコマンドの使用法
otxadmin> create-threadpool --user admin --password adminadmin
--maxthreadpoolsize 100 --minthreadpoolsize 20 --idletimeout 2 --workqueues 100 threadpool-1
Command create-threadpool executed successfully
終了ステータス
0 コマンド実行成功
1 コマンド実行失敗
関連事項
delete-threadpool(1), list-threadpools(1)