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WebOTX Manual V10.1 (第7版) 目次を表示 |
名称
show-tpsystem-client-status - クライアントの接続状況の表示
形式
show-tpsystem-client-status [ --user admin_user ] [ --
password admin_password ] [ --host host_name ] [ --port port
_number ] [ --protocol=rmi|jmxmp ] [ --passwordfile filename
] [ --encrypted=true|false ] [ --terse=true|false ] [ --echo
=true|false ] [ --interactive=true|false ] [ --secure=true|
false ] [ --legacy=true|false ] [ --help ] [ --exitstatus=
true|false ] [ --detail=true|false ] ipaddr
説明
IPアドレスで指定したクライアントがTPシステムに対して、どのよ
うな接続状態にあるかを表示します。
表示する情報は、IPアドレス、接続状況、接続時間(秒)の3つです
。detailオプションにtrueを指定した場合は、さらにクライアント
のホスト名と接続先のアプリケーショングループ名が表示されます
。
TPシステムの属性「クライアント情報表示時にホスト名の逆引き処
理を行う」を行わない設定にしていると、クライアントのホスト名
のフィールドには破線("-----")が表示されます。
接続状況フィールドに表示される文字とその意味は次のとおりです
。
未接続
Not connected
着呼処理中
Now accepting...
センタ発呼中
Now connecting...
接続中
Connecting
切断処理中
Now disconnecting...
トラブル発生
trouble
オプション
-u --user
ドメインの運用管理エージェントの管理ユーザ名。
既にotxadmin loginコマンドでログインしている場合は、--userオ
プションの指定は不要です。
-w --password
ドメインの運用管理エージェントの管理ユーザのパスワード。
-H --host
ドメインの運用管理エージェントが起動しているマシン名。
-p --port
ドメインの運用管理エージェントのポート番号。既定値は6212です
。
--protocol
ドメインの運用管理エージェントとの接続プロトコルを選択します
。指定できるプロトコルは、rmi、jmxmpです。既定値はrmiです。
-W --passwordfile
ドメインの運用管理エージェントのパスワードを含むファイル。
--encrypted
ドメインの運用管理エージェントのパスワードに暗号化されたパス
ワードを利用する場合に指定します。既定値はfalseです。暗号化
されたパスワードの生成にはencryptコマンドを使用してください
。このオプションはpasswordfileオプションが指定されている場合
のみ有効です。
-t --terse
trueを指定すると、出力データがスクリプトによる処理のための簡
潔なデータとなります。既定値はfalseです。
-e --echo
trueを指定すると、標準出力でコマンドライン文が表示されます。
既定値はfalseです。
-I --interactive
true(既定値)を指定すると、パスワードオプション入力用のプロン
プトを表示します。
-s --secure
trueを指定すると、ドメインの運用管理エージェントとの通信に
SSL/TLSを利用します。既定値はfalseです。
--legacy
trueを指定すると、コマンドの接続先のサーバがV8か、V9か確認し
ます。確認後V8であれば旧互換動作を行い、V9であればV9の動作を
行います。falseの場合は接続先のサーバを確認せずにV9の動作を
行います。既定値はfalseです。
--help
コマンドのヘルプを表示します。
--detail
詳細設定表示用オプション。既定値はfalseです。
--exitstatus
trueを指定すると、単一クライアント接続の場合にクライアントの
接続状況の結果が、コマンドの終了ステータスに反映されます。指
定したクライアントのIPアドレスが存在しない、または複数クライ
アント接続の場合は固定で0を返します。既定値はfalseです。設定
値ごとの終了ステータスの意味は次のとおりです。
○ (--exitstatus=false、既定値)
0 コマンド実行成功
1 コマンド実行失敗○ (--exitstatus=true)
1 他のユーザがオペレーション実行中
2 接続中
3 未接続
4 接続処理中
5 切断処理中
6 トラブル発生
その他(0)
状態取得処理失敗
オペランド
ipaddr
クライアントのIPアドレス
使用例
例1: show-tpsystem-client-statusの使用法
○ コマンド実行例
otxadmin> show-tpsystem-client-status --user admin --password adminadmin --host localhost 192.168.1.2
○ 出力結果内容
192.168.1.2 Connecting 350
指定したクライアントのIPアドレス「192.168.1.2」で、現在、 接
続中の状況にあり、350秒間接続していることを示します。
○ コマンド実行例 (--detailオプションを指定した場合)
otxadmin> show-tpsystem-client-status --user admin --password adminadmin --host localhost --detail=true 192.168.1.2
○ 出力結果内容
192.168.1.2 localhost apg1 Connecting 350
指定したクライアントのIPアドレス「192.168.1.2」のホスト名 は
「localhost」 で あ り、アプリケーショングループ「apg1」に現
在、接続中の状況にあり、350秒間接続していることを示します。
関連事項
list-tpsystem-clients-status(1)