Webサービス
この章は、Webサービスで送出する例外のメッセージと対処方法について説明します。
- 太字の文字列のメッセージがログに出力されます。
- <>で囲まれた部分は可変部分となります。
7. WebOTX Webサービス(JAX-WS)
7.1. Webサービス本体
7.1.1. 例外メッセージ
JAX-WSが出力するエラーメッセージと、その対処方法について説明します。
- WSSERVLET11: failed to parse runtime descriptor: <detail>
- [可変情報]
- <detail> : エラーの詳細
- [説明]
- JAX-WSの配備記述子(nec-jaxws.xml)を読み込んだ時にエラーが発生した場合に出力されます。
- [対処]
- <defail>のエラーメッセージの内容を確認の上、ネームスペース記述や、要素の整合性など、配備記述子の内容を確認してください。
- WSSERVLET16: missing context information
- [説明]
- Webサービスランタイムのサーブレット初期化時に、そのサーブレットからWebサービスのエンドポイント情報が見つからない場合に出力されます。
- [対処]
- JAX-WSの配備記述子(nec-jaxws.xml)の<endpoints>要素に<endpoint>要素が含まれるか確認してください。
- WSSERVLET17: duplicate endpoint name
- [説明]
- JAX-WSの配備記述子(nec-jaxws.xml)に同じname属性をもつ複数のエンドポイント情報がある場合に出力されます。
- [対処]
- 配備記述子の<endpoint>要素のname属性に重複がないか確認してください。
- WSSERVLET26: duplicate URL pattern in endpoint:<endpoint_name>
- [可変情報]
- <endpoint_name> : エンドポイント名
- [説明]
- 同じ名前のエンドポイントURLが登録された場合に出力されます。
- [対処]
- <endpoint_name>に出力されているエンドポイント名を確認の上、JAX-WSの配備記述子(nec-jaxws.xml)の<endpoint>要素のurl-pattern属性が重複していないか確認してください。
- WSSERVLET27: unsupported implicit URL pattern in endpoint: <endpoint_name>
- [可変情報]
- <endpoint_name> : エンドポイント名
- [説明]
- エンドポイントURLが暗黙URL(URLに"*."を利用している)の場合に出力されます。暗黙URLはサポートしていません。
- [対処]
- <endpoint_name>に出力されているエンドポイント名を確認の上、JAX-WSの配備記述子(nec-jaxws.xml)の<endpoint>要素のurl-pattern属性の内容を確認してください。
- WSSERVLET43: failed to instantiate service implementor for port <web_services_endpoint_class>
- [可変情報]
- <web_services_endpoint_class> : Webサービスエンドポイントクラス名
- [説明]
- <web_services_endpoint_class>で定義されているWebサービスエンドポイントクラスを生成するときに、コンストラクタにアクセスできなかった場合や、抽象クラス、インタフェースを指定していた場合などに出力されます。
- [対処]
- Webサービスエンドポイントクラスの実装を確認してください。
- WSSERVLET50: caught throwable during servlet initialization: <detail>
- [可変情報]
- <detail> : エラーの詳細
- [説明]
- Webサービスランタイムのサーブレットの初期化時にエラーが発生した場合に出力されます。
- [対処]
- <defail>のエラーの内容を確認の上、配備記述子(nec-web.xml,nec-jaxws.xml,web.xml)が配備したwarファイルに含まれているか、またその配備記述子の記述が正しいか確認してください。
8. WebOTX Webサービス(JAX-RPC)
JAX-RPCが出力するエラーメッセージと、その対処方法について説明します。
8.1. Webサービス(サーバ)
8.1.1. 例外メッセージ
JAX-RPCがサーバとして動作した時に出力する主なエラーメッセージと、その対処方法について説明します。
- JAXRPCSERVLET.01: class not found: <class_name>
- JAXRPCSERVLET.01: クラスが見つかりません: <class_name>
- [可変情報]
- <class_name> : クラス名
- [説明]
- Webサービスの実装クラスが見つからない場合に出力されます。
- [対処]
- 配備記述子に設定されているクラスが配備先のドメインに存在するかどうかを確認してください。
- JAXRPCSERVLET.02: error parsing runtime descriptor: <exception_message>
- JAXRPCSERVLET.02: 実行時記述子のパース時のエラー: <exception_message>
- [可変情報]
- <exception_message> : 例外メッセージ
- [説明]
- 配備記述子を読み込んだ時にエラーが発生した場合に出力されます。
- [対処]
- 配備記述子が正しく記述されているか確認してください。
- JAXRPCSERVLET.04: unexpected content in runtime descriptor (line <line_number>)
- JAXRPCSERVLET.04: 実行時記述子内の予期せぬコンテンツ (行 <line_number>)
- [可変情報]
- <line_number> : 行数
- [説明]
- 配備記述子の「値」の記述が誤っている可能性があります。
- [対処]
- エラーに表示された行数の周辺について、正しく記述されているか確認してください。
- JAXRPCSERVLET.05: invalid element <element_name> in runtime descriptor (line <line_number>)
- JAXRPCSERVLET.05: 実行時記述子内の無効な要素「<element_name>」 (行 <line_number>)
- [可変情報]
- <element_name> : 要素名
<line_number> : 行数
- [説明]
- 配備記述子に誤った「要素」が記述されている可能性があります。
- [対処]
- エラーに表示された行数の周辺について、正しく記述されているか確認してください。
- JAXRPCSERVLET.06: invalid value for attribute <attribute_name> of element <element_name> in runtime descriptor (line <line_number>)
- JAXRPCSERVLET.06: 実行時記述子内の要素「<element_name>」、属性「<attribute_name>」 (行 <line_number>) の値が無効です
- [可変情報]
- <element_name> : 要素名
<attribute_name> : 属性名
<line_number> : 行数
- [説明]
- 配備記述子の「属性」の記述が誤っている可能性があります。
- [対処]
- エラーに表示された行数の周辺について、正しく記述されているか確認してください。
- JAXRPCSERVLET.07: unsupported runtime descriptor version: <xxx>
- JAXRPCSERVLET.07: サポートされない実行時記述子のバージョン: element_name>
- [可変情報]
- <element_name> : 要素名
- [説明]
- 配備記述子のバージョンがサポートされていないものの場合に出力されます。
- [対処]
- サポート対象となるバージョンの記述にするか、WebOTX開発環境でアプリケーションを開発してください。
- JAXRPCSERVLET.08: missing attribute <attribute_name> in element <element_name> of runtime descriptor (line <line_number>)
- JAXRPCSERVLET.08: 実行時記述子の要素「<element_name>」の属性「<attribute_name>」 (行 <line_number>) が不足しています
- [可変情報]
- <element_name> : 要素名
<attribute_name> : 属性名
<line_number> : 行数
- [説明]
- 配備記述子の属性が不足しています。
- [対処]
- 正しい記述にするか、WebOTX開発環境でアプリケーションを開発してください。
- JAXRPCSERVLET.09: invalid attribute value <attribute_name> in runtime descriptor (line <line_number>)
- JAXRPCSERVLET.09: 実行時記述子内の無効な属性値「<attribute_name>」 (行 <line_number>)
- [可変情報]
- <attribute_name> : 属性名
<line_number> : 行数
- [説明]
- 配備記述子の属性が無効な値です。
- [対処]
- 正しい記述にするか、WebOTX開発環境でアプリケーションを開発してください。
- JAXRPCSERVLET.10: missing attribute <attribute_name> in element <element_name> of runtime descriptor
- JAXRPCSERVLET.10: 実行時記述子の要素「<element_name>」の属性「<attribute_name>」が不足しています
- [可変情報]
- <element_name> : 要素名
<attribute_name> : 属性名
- [説明]
- 設定ファイルの要素と属性が不足している場合に出力されます。
- [対処]
- 正しい記述にするか、WebOTX開発環境でアプリケーションを開発してください。
- JAXRPCSERVLET.12: JAX-RPC context listener initializing
- JAXRPCSERVLET.12: JAX-RPC コンテキストリスナーを初期化しています
- [説明]
- これは確認メッセージなのでエラーではありません。JAX-RPCエンジンのコンテキストリスナが初期化された時に出力されます。
- JAXRPCSERVLET.13: JAX-RPC context listener destroyed
- JAXRPCSERVLET.13: JAX-RPC コンテキストリスナーは破棄されました
- [説明]
- これは確認メッセージなのでエラーではありません。JAX-RPCエンジンのコンテキストリスナが破棄された時に出力されます。
- JAXRPCSERVLET.14: JAX-RPC servlet initializing
- JAXRPCSERVLET.14: JAX-RPC サーブレットを初期化しています
- [説明]
- これは確認メッセージなのでエラーではありません。サーブレットが初期化された時に出力されます。
- JAXRPCSERVLET.15: JAX-RPC servlet destroyed
- JAXRPCSERVLET.15: JAX-RPC サーブレットは破棄されました
- [説明]
- これは確認メッセージなのでエラーではありません。サーブレットが破棄された時に出力されます。
- JAXRPCSERVLET.16: missing context information
- JAXRPCSERVLET.16: 不足しているコンテキスト情報
- [説明]
- Webサービスランタイムのサーブレット初期化時に、そのサーブレットからWebサービスのエンドポイント情報が見つからない場合に発生します。
- [対処]
- サーブレットの配備記述子の内容を確認してください。
- JAXRPCSERVLET.17: duplicate endpoint name
- JAXRPCSERVLET.17: 重複するエンドポイント名
- [説明]
- エンドポイント名が重複しているとき出力されます。
- [対処]
- 他の名前を利用してください。
- JAXRPCSERVLET.18: got empty request message
- JAXRPCSERVLET.18: 空の要求メッセージが取得されました
- [説明]
- リクエストメッセージが空の場合に出力されます。
- [対処]
- クライアントから正しくメッセージが送信されているかを確認してください。
- JAXRPCSERVLET.20: no implementor for endpoint: <endpoint_name>
- JAXRPCSERVLET.20: エンドポイントの implementor がありません <endpoint_name>
- [可変情報]
- <endpoint_name> : エンドポイント名
- [説明]
- クライアントからSOAPメッセージがHTTP POSTされた際、Webサービスランタイムのサーブレットが初期化された時にWebサービスのエンドポイント情報が見つからない場合に発生します。このエラーが発生した場合、クライアントにはJAXRPC.JAXRPCSERVLET.29が返却されます。
- [対処]
- サーブレットの配備記述子の内容を確認してください。
- JAXRPCSERVLET.22: no endpoint specified
- JAXRPCSERVLET.22: エンドポイントが指定されていません
- [説明]
- エンドポイントが指定されていない場合に出力されます。
- [対処]
- 配備したアーカイブファイルの中に設定ファイルが全て含まれているか確認してください。開発環境を利用せずアプリケーションを開発した場合は、設定ファイルを確認してエンドポイント設定がされているかを確認してください。
- JAXRPCSERVLET.23: no response message
- JAXRPCSERVLET.23: 応答メッセージがありません
- [説明]
- レスポンスメッセージがない場合に出力されます。
- [対処]
- ハンドラなどでメッセージ処理に失敗している可能性があります。配備したアプリケーションを確認してください。
- JAXRPCSERVLET.24: writing fault response
- JAXRPCSERVLET.24: fault 応答を書き込んでいます
- [説明]
- これは確認メッセージなのでWebサービスエンジンのエラーではありません。SOAP Faultメッセージを書き込むときに出力されます。
- [対処]
- 生成されたSOAP Faultを確認してWebサービス化したアプリケーションで想定されるエラーか、設定エラー等の問題であるかを確認してください。
- JAXRPCSERVLET.25: writing success response
- JAXRPCSERVLET.25: 成功応答を書き込んでいます
- [説明]
- これは確認メッセージなのでエラーではありません。レスポンスメッセージを書き込むときに出力されます。
- JAXRPCSERVLET.26: duplicate URL pattern in endpoint: <endpoint_name>
- JAXRPCSERVLET.26: エンドポイントに重複する URL パターンがあります: <endpoint_name>
- [可変情報]
- <endpoint_name> : エンドポイント名
- [説明]
- エンドポイントに利用されるURLパターンに重複がある場合出力されます。
- [対処]
- 他のエンドポイントと重複していないか確認してください。
- JAXRPCSERVLET.27: unsupported implicit URL pattern in endpoint: <endpoint_name>
- JAXRPCSERVLET.27: エンドポイントにサポートされない暗黙の URL パターンがあります: <endpoint_name>
- [可変情報]
- <endpoint_name> : エンドポイント名
- [説明]
- リクエストURLに不正な文字が使用された場合発生します。例えば、URLに*.xxxが利用された場合に発生します。
- [対処]
- リクエストURLに不正な文字が使用されていないか確認してください。
- JAXRPCSERVLET.28: Missing port information
- JAXRPCSERVLET.28: ポート情報が不足しています
- [説明]
- サービスエンドポイントの実装に何らかの問題がある場合や、配備記述子に記述されている内容と実際のクラスが異なっている場合、配備記述子の内容に誤りがある場合に発生します。
- [対処]
- 配備したアーカイブファイルの中に設定ファイルが全て含まれているか確認してください。開発環境を利用せずアプリケーションを開発した場合は、設定ファイルを確認してエンドポイント設定がされているかを確認してください。
配備記述子に記述されている内容と実際のクラスが異なっているか、配備記述子の内容に誤りがないかを確認してください。
- JAXRPCSERVLET.29: Port not found (<endpoint_name>)
- JAXRPCSERVLET.29: ポートが見つかりません (<endpoint_name>)
- [可変情報]
- <endpoint_name> : エンドポイント名
- [説明]
- クライアントからSOAPメッセージがHTTP POSTされた際、リクエストに対するエンドポイントの情報が見つからない場合に発生します。このとき、サーバのエラーログとしてJAXRPC.JAXRPCSERVLET.20が出力されます。
- [対処]
- 配備記述子の内容を確認してください。
- JAXRPCSERVLET.30: Internal server error (<exception_message>)
- JAXRPCSERVLET.30: 内部サーバーエラー (<exception_message>)
- [可変情報]
- <exception_message> : 例外メッセージ
- [説明]
- 内部エラーが発生しています。
- [対処]
- エラー内容から問題を解決してください。解決できない場合は弊社問合せ窓口へ連絡してください。
- JAXRPCSERVLET.32: generating WSDL for endpoint: <transformer_message>
- JAXRPCSERVLET.32: エンドポイント用の WSDL を生成しています: <transformer_message>
- [可変情報]
- <transformer_message> : トランスフォーマのメッセージ
- [説明]
- これは確認メッセージなのでエラーではありません。配備されたWebサービスでWSDLを生成しているときに出力されます。
- JAXRPCSERVLET.33: cannot create transformer
- JAXRPCSERVLET.33: トランスフォーマを作成できません
- [説明]
- クライアントがHTTP GETを行った際、WSDLファイルからServletコンテキストへの変換時に設定エラーが発生した場合に出力されます。配備しているWebサービスと一致しないWSDLを含めてしまった場合などに出力されることがあります。
- [対処]
- 誤ったWSDLを含めていないかアーカイブファイル、または展開済みのサーバのファイル構成を確認してください。
- JAXRPCSERVLET.34: transformation failed : <transformer_message>
- JAXRPCSERVLET.34: 変換に失敗しました: <transformer_message>
- [可変情報]
- <transformer_message> : トランスフォーマのメッセージ
- [説明]
- クライアントがHTTP GETを行った際、上記のJAXRPC.JAXRPCSERVLET.33以外のパターンでのエラーが発生した場合に出力されます。
- [対処]
- 弊社問合せ窓口へ連絡してください。
- JAXRPCSERVLET.40: class not found: <class_name>
- JAXRPCSERVLET.40: クラスが見つかりません: <class_name>
- [可変情報]
- <class_name> : クラス名
- [説明]
- エラーメッセージに書かれたクラスが見つかりません。
- [対処]
- 配備したアプリケーションの構成が正しいか確認してください。
- JAXRPCSERVLET.42: duplicate port name: <port_name>
- JAXRPCSERVLET.42: 重複するポート名: <port_name>
- [可変情報]
- <port_name> : ポート名
- [説明]
- ポートの名前が重複しています。
- [対処]
- 設定ファイルの内容を確認してポートの名前が重複していないか確認してください。
- JAXRPCSERVLET.45: file not found: <file_name>
- JAXRPCSERVLET.45: ファイルが見つかりません: <file_name>
- [可変情報]
- <file_name> : ファイル名
- [説明]
- エラーメッセージに書かれたファイルが見つかりません。
- [対処]
- ファイルがあるかを確認してください。
- JAXRPCSERVLET.46: cannot read configuration
- JAXRPCSERVLET.46: 設定を読み込めません
- [説明]
- 設定ファイルの読み込みに失敗しています。
- [対処]
- webservices.xmlなどの設定ファイルが配備するファイルに含まれているかを確認してください。また、ファイルを加工している場合は記述が正しいかも確認してください。
- JAXRPCSERVLET.47: cannot find configuration parameter: <parameter_name>
- JAXRPCSERVLET.47: 設定パラメータが見つかりません: 「<parameter_name> 」
- [可変情報]
- <parameter_name> : パラーメタ名
- [説明]
- エラーメッセージに記述されているパラメータの読み込みに失敗しています。
- [対処]
- webservices.xmlなどの設定ファイルにパラメータが書かれているか確認してください。また、ファイルを加工している場合は記述が正しいかも確認してください。
- JAXRPCSERVLET.48: config file: <file_name> not found
- JAXRPCSERVLET.48: 設定ファイル「<file_name>」が見つかりません
- [可変情報]
- <file_name> : 設定ファイル名
- [説明]
- 該当するファイルが見つかりません。
- [対処]
- ファイル名が間違っているか、対象となるファイルが存在しない可能性があります。
- JAXRPCSERVLET.49: caught throwable: <exception_message>
- JAXRPCSERVLET.49: throwable が検出されました: <exception_message>
- [可変情報]
- <exception_message> : 例外メッセージ
- [説明]
- Webサービスランタイムのサーブレット初期化時、またはdoPost時にJAXRPCException以外のエラーや例外が発生した場合に出力されます。
- [対処]
- 例外スタックトレースが出力されている場合はメッセージを確認してください。
- JAXRPCSERVLET.50: caught throwable during servlet initialization: <exception_message>
- JAXRPCSERVLET.50: サーブレットの初期化時に throwable が検出されました: <exception_message>
- [可変情報]
- <exception_message> : 例外メッセージ
- [説明]
- Webサービスランタイムのサーブレット初期化時にServletException、またはJAXRPCException以外のエラーや例外が発生した場合に出力されます。
- [対処]
- サーバのログに詳細な内容が出力されますので確認してください。
- JAXRPCSERVLET.51: caught throwable while recovering from a previous exception: <exception_message>
- JAXRPCSERVLET.51: 前回の例外からの復元時に throwable が検出されました: <exception_message>
- [可変情報]
- <exception_message> : 例外メッセージ
- [説明]
- Webサービスのビジネスロジック内で例外発生時、その例外の処理中にエラーが発生した場合に出力されます。
- [対処]
- 弊社問合せ窓口へ連絡してください。
- JAXRPCSERVLET.52: no implementor registered for port: <path_info>
- JAXRPCSERVLET.52: ポート用の implementor が登録されていません: <path_info>
- [可変情報]
- <path_info> : Servletのパスの後ろからクエリ文字列の前までの文字列
- [説明]
- クライアントのリクエストURIに対応するエンドポイントが見つからない場合に発生します。
- [対処]
- クライアントが送信するURIや配備記述子のコンテキストルートなどのエンドポイントURIに関する設定が正しいか確認してください。
- JAXRPCSERVLET.53: no port specified in HTTP POST request URL
- JAXRPCSERVLET.53: HTTP POST 要求 URL にポートが指定されていません
- [説明]
- クライアントからのリクエストしたURIが誤っている可能性があります。
- [対処]
- クライアントが送信するURIが正しいか確認してください。
- JAXRPCSERVLET.54: no response was produced (internal error)
- JAXRPCSERVLET.54: 応答は生成されませんでした (内部エラー)
- [説明]
- レスポンスメッセージ作成時に何らかの原因で失敗しています。
- [対処]
- 配備したWebサービスの構成が正しいか、Handlerで意図しない処理をしていないか確認してください。
- JAXRPCSERVLET.55: got empty request message
- JAXRPCSERVLET.55: 空の要求メッセージが取得されました
- [説明]
- リクエストメッセージがない場合に出力されます。
- [対処]
- クライアントからリクエストが正しく送信されているかを確認してください。
- JAXRPCSERVLET.56: JAX-RPC servlet: init
- JAXRPCSERVLET.56: JAX-RPC サーブレット: 初期化
- [説明]
- これは確認メッセージなのでエラーではありません。サーブレットが初期化された時に出力されます。
- JAXRPCSERVLET.57: JAX-RPC servlet: destroy
- JAXRPCSERVLET.57: JAX-RPC サーブレット: 破棄
- [説明]
- これは確認メッセージなのでエラーではありません。サーブレットが破棄された時に出力されます。
- JAXRPCSERVLET.64: Invalid Content-Type, text/xml required
- JAXRPCSERVLET.64: コンテンツタイプが無効です。text/xml が必要です
- [説明]
- Content-Typeがtext/xmlでない場合に出力されます。
- [対処]
- クライアントから送信されているHTTPヘッダのContent-Typeを確認してください。
- JAXRPCSERVLET.65: Invalid Header SOAPAction required
- JAXRPCSERVLET.65: ヘッダーが無効です。SOAPAction が必要です
- [説明]
- 無効なヘッダ情報が含まれています。SOAPActionの設定が必要です。
- [対処]
- 通信しているSOAPメッセージを確認してください。
- JAXRPCSERVLET.66: Thrown other error or exception. Please check server log.
- JAXRPCSERVLET.66: その他のエラーが発生しました。サーバのログを確認してください。
- [説明]
- Webサービスのビジネスロジック動作時にエラーや例外が発生した時(例: データベース接続に失敗したなど)に、そのエラーや例外があらかじめサービスエンドポイントインタフェースに定義したユーザ定義の例外やJAXRPCExceptionとしてcatchして処理できなかった場合に発生します。
- [対処]
- サーバのログに詳細な内容が出力されますので確認してください。
8.2. Webサービス(クライアント)
8.2.1. 例外メッセージ
JAX-RPCがクライアントとして動作した時に出力する主なエラーメッセージと、その対処方法について説明します。
- HTTP transport error: <exception_message>
- HTTP トランスポートエラー: <exception_message>
- [可変情報]
- <exception_message> : 例外メッセージ
- [説明]
- HTTP通信に失敗しています。
- [対処]
- エラーメッセージの情報から問題を解決してください。
- local transport error: <exception_message>
- ローカルトランスポートエラー: <exception_message>
- [可変情報]
- <exception_message> : 例外メッセージ
- [説明]
- ローカル通信に失敗しています。
- [対処]
- エラーメッセージの情報から問題を解決してください。
- request requires HTTP authentication: <http_response>
- 要求は HTTP 認証を必要とします: <http_response>
- [可変情報]
- <http_response> : Webサーバから返却された httpのレスポンスメッセージ
- [説明]
- サーバへの接続にHTTP認証が必要です。
- [対処]
- 認証情報を設定するか、サーバ管理者へ確認してください。
- HTTP Status-Code 404: Not Found - <http_response>
- HTTP 状態コード 404: <http_response> が見つかりません
- [可変情報]
- <http_response> : Webサーバから返却された httpのレスポンスメッセージ
- [説明]
- 送信先サーバからHTTPレスポンスコード404が返却されています。
- [対処]
- URLが正しいか、サーバが正しく動作しているか確認してください。
8.3. Webサービスコンパイラ
8.3.1. 例外メッセージ
JAX-RPCのWSDLコンパイルコマンドwscompileが出力するエラーメッセージと、その対処方法について説明します。
- <option> is an invalid option or argument
- <option> は、無効なオプションまたは引数です
- [可変情報]
- <option> : オプションまたは引数
- [説明]
- 無効なオプションや引数を利用しています。
- [対処]
- コンパイラを実行するコマンドラインを確認してください。
- error: file not found: <file_name>
- エラー: ファイルが見つかりません: <file_name>
- [可変情報]
- <file_name> : ファイル名
- [説明]
- 表示されたファイルが見つかりません。
- [対処]
- ファイルがコンパイラから参照できるか確認してください。意図しないファイルの場合はコンパイルのオプションを確認してください。
- missing configuration file
- 設定ファイルがありません
- [説明]
- コンパイルに必要な設定ファイルがありません。
- [対処]
- 設定ファイルを用意してください。
- duplicate option: <option_name>
- 重複したオプション: <option_name>
- [可変情報]
- <option_name> : オプション名
- [説明]
- オプションが重複しています。
- [対処]
- どちらか一方を削除して再実行してください。
- directory not found: <directory_name>
- ディレクトリが見つかりません: <directory_name>
- [可変情報]
- <directory_name> : ディレクトリ名
- [説明]
- 表示されたディレクトリが見つかりません。
- [対処]
- ディレクトリがコンパイラから参照できるか確認してください。意図しないディレクトリの場合はコンパイルのオプションを確認してください。
- option <option_name> requires an argument
- オプション <option_name> には引数が必要です
- [可変情報]
- <option_name> : オプション名
- [説明]
- 表示されたオプションに必要な引数が不足しています。
- [対処]
- オプションパラメータの直後に必要な引数を加えてください。
- cannot create file: <file_name>
- ファイルを作成できません: <file_name>.
- [可変情報]
- <file_name> : ファイル名
- [説明]
- 表示されたファイルが作成できません。
- [対処]
- 作成先のパーミッションなどの権限や、ディスク容量を確認してください。
- unknown feature: <option_name>
- 不明の機能: <option_name>
- [可変情報]
- <option_name> : オプション名
- [説明]
- オプション-featureに不明なパラメータが使われています。
- [対処]
- サポートされてない文字が含まれていないか確認してください。
- unknown option: <option_name>
- 不明なオプション: <option_name>
- [可変情報]
- <option_name> : オプション名
- [説明]
- 不明なオプションが指定されています。
- [対処]
- wscompileコマンドでサポートされているオプションか確認してください。
- invalid feature syntax: <option_name>
- 無効な機能シンタックス: <option_name>
- [可変情報]
- <option_name> : オプション名
- [説明]
- 無効な記述がされています。
- [対処]
- コンパイルに記述されている内容が正しいか確認してください。
- no mode was specified, please use one of -import/-define/-gen
- モードは指定されていません。-import/-define/-gen の 1 つを使用してください
- [説明]
- 出力モードが選択されていません。
- [対処]
- -import/-define/-genのうちどれか1つを指定する必要があります。
- too many modes were specified, please use only one of -import/-define/-gen
- 指定するモードが多すぎます。使用できるのは、one of -import/-define/-gen のみです
- [説明]
- 出力モードが複数選択されています。
- [対処]
- -import/-define/-genは1つしか利用できません。複数をオプション指定していないか確認してください。
- -import requires a WSDL-based configuration file
- -import には WSDL ベースの設定ファイルが必要です
- [説明]
- オプション-import には WSDL ベースの設定ファイルが必要です。
- [対処]
- 設定ファイルを用意して再実行してください。
- -define requires a service-based configuration file
- -define にはサービスベースの設定ファイルが必要です
- [説明]
- オプション-define にはサービスベースの設定ファイルが必要です。
- [対処]
- 設定ファイルを用意して再実行してください。
9. WebOTX Webサービス(JAX-RS)
9.1. Webサービス本体
9.1.1. 例外メッセージ
JAX-RSが出力するエラーメッセージと、その対処方法について説明します。
- A (sub-)resource method,<method_info>, should have only one HTTP method designator. It currently has the following designators defined:<method_id>
- [ログレベル]
- INFO
- [可変情報]
- <method_info> : リソースメソッドのアクセス修飾子、戻り値の型、メソッド名
<method_id> : 使用しているメソッド識別子。例えば、@GETとPOSTを指定した場合の内容は[@javax.ws.rs.GET(), javax.ws.rs.POST()]になる。
- [説明]
- 1つのリソースメソッドに、2つ以上のHTTPメソッド識別子が使用されています。
- [対処]
- リソースメソッドにはHTTPメソッド識別子を1つだけ使用してください。
- Mapped exception to response: 405
javax.ws.rs.WebApplicationException
- [ログレベル]
- INFO
- [説明]
- 以下のいずれかになります。
(1)HTTPリクエストに対し、ディスパッチするリソースメソッドが一つも存在しない
(2)リソースメソッドに定義する@HttpMethodアノテーションに指定するメソッド名がGET、POST、PUT、DELETE、HEAD、OPTIONS以外である
(3)HTTPリクエストに対し、リクエストメソッドはリソースメソッドで定義されていない、または一致していない
- [対処]
- (1)リソースメソッドを追加してください。
(2)@HttpMethodアノテーションに指定するメソッド名をGET、POST、PUT、DELETE、HEAD、OPTIONSのいずれかに修正してください。
(3)HTTPリクエストに対し、リクエストメソッドはリソースメソッドで定義されているか、または一致しているか確認ください。
- A resource method,<method_info>, MUST be public scoped otherwise the method is ignored
- [ログレベル]
- INFO
- [可変情報]
- <method_info> : リソースメソッドのアクセス修飾子、戻り値の型、メソッド名
- [説明]
- リソースメソッドはpublic以外のメソッドです。
- [対処]
- リソースメソッドをpublicメソッドに変更してください。
- Producing media type conflict. The resource methods<method_info> can not produce the same media type
- [ログレベル]
- INFO
- [可変情報]
- <method_info> : リソースメソッドのアクセス修飾子、戻り値の型、メソッド名
- [説明]
- 2つ以上のリソースメソッドまたはサブリソースメソッドのリクエストメソッドの識別子、パス、MIMEメディアタイプなどが同じです。
- [対処]
- リソースメソッドまたはサブリソースメソッドのリクエストメソッドの識別子、パス、MIMEメディアタイプのいずれかを他のリソースメソッド(サブリソースメソッド)と違うものに変更してください。
- The RuntimeException could not be mapped to a response, re-throwing to the HTTP container
com.nec.webotx.jersey.spi.inject.Errors$ErrorMessagesException
- [ログレベル]
- INFO
- [説明]
- 2つ以上のリソースメソッドまたはサブリソースメソッドのリクエストメソッドの識別子、パス、MIMEメディアタイプなどが同じです。
- [対処]
- リソースメソッドまたはサブリソースメソッドのリクエストメソッドの識別子、パス、MIMEメディアタイプのいずれかを他のリソースメソッド(サブリソースメソッド)と違うものに変更してください。
- Mapped exception to response: 415 (Unsupported Media Type)
javax.ws.rs.WebApplicationException
- [ログレベル]
- INFO
- [説明]
- HTTPリクエストのContent-Typeヘッダが、どのConsumesアノテーションにも一致していません。
- [対処]
- HTTPリクエストのContent-Typeヘッダに一致するConsumesアノテーションがあるか確認ください。
- javax.ws.rs.WebApplicationException:java.lang.IllegalArgumentException: Error parsing media type<media_type>
- [ログレベル]
- INFO
- [可変情報]
- <media_type> : 受信メッセージのメディアタイプ
- [説明]
- 受信メッセージのメディアタイプのフォーマットは正しくありません。
- [対処]
- 受信メッセージのメディアタイプのフォーマットか正しいか確認ください。
- No provider classes found.
- [ログレベル]
- INFO
- [説明]
- 以下のいずれかになります。
(1)@Consumesあるいは@Producesアノテーションに設定した値において、フォーマットが正しくないMIMEメディアタイプを設定している。
(2)リソースロケータのパラメータのうち、@DefaultValueアノテーションで指定しているデフォルト値の型は、該当パラメータの型と一致していない。
- [対処]
- (1)@Consumesあるいは@Producesアノテーションに設定した値において、フォーマットが正しいMIMEメディアタイプに変更ください。
(2)@DefaultValueアノテーションで指定しているデフォルト値の型は、該当パラメータの型と一致させてください。
- Mapped exception to response: 406 (Not Acceptable)
javax.ws.rs.WebApplicationException
- [ログレベル]
- INFO
- [説明]
- リソースが設定した@ProducesアノテーションのメディアタイプはHTTPリクエストのAcceptヘッダの値と一致していません。
- [対処]
- リソースが設定した@ProducesアノテーションのメディアタイプはHTTPリクエストのAcceptヘッダの値と一致させてください。
- The media type format is error:<media_type>
- [ログレベル]
- INFO
- [可変情報]
- <media_type> : 受信メッセージのメディアタイプ
- [説明]
- @Producesアノテーションに設定する値に正しくないMIMEメディアタイプを設定しています。
- [対処]
- @Producesアノテーションに設定する値のフォーマットが正しいか確認ください。
- A (sub-)resource method,<method_info>, should have only one HTTP method designator. It currently has the following designators defined: ,<method_designator>
- [ログレベル]
- INFO
- [可変情報]
- <method_info> : リソースメソッドのアクセス修飾子、戻り値の型、メソッド名
<method_designator> : HTTPメソッドの識別子
- [説明]
- 1つのリソースメソッドに対し、2つ以上のリクエストメソッド識別子を使用しています。
- [対処]
- リクエストメソッド識別子は1つだけにしてください。
- jersey.api.NotFoundException: null for uri:<uri>
- [ログレベル]
- INFO
- [可変情報]
- <uri> : HTTPリクエストのURI
- [説明]
- HTTPリクエストに対し、リクエストメソッドはリソース?メソッドで定義されていない、または一致していません。
- [対処]
- HTTPリクエストに対し、リクエストメソッドはリソース?メソッドで定義されているか、または一致しているか確認ください。
- A sub-resource locator, <locator_info>, can not have an entity parameter. Try to move the parameter to the corresponding resource method
- [ログレベル]
- INFO
- [可変情報]
- <locator_info> : サブリソースロケータのアクセス修飾子、戻り値の型、メソッド名
- [説明]
- サブリソースロケータのパラメータとしてエンティティパラメータを使用しています。
- [対処]
- サブリソースロケータのパラメータとしてエンティティパラメータは使用できません。パラメータの削除あるいはアノテーションパラメータを変更してください。
- A sub-resource locator,<locator_info>, MUST be public scoped otherwise the method is ignored
- [ログレベル]
- INFO
- [可変情報]
- <locator_info> : サブリソースロケータのアクセス修飾子、戻り値の型、メソッド名
- [説明]
- サブリソースロケータはpublic以外のメソッドです。
- [対処]
- サブリソースロケータをpublicメソッドに変更してください。
- A sub-resource locator, <locator_info>, MUST return a non-void type.
- [ログレベル]
- INFO
- [可変情報]
- <locator_info> : サブリソースロケータのアクセス修飾子、戻り値の型、メソッド名
- [説明]
- サブリソースロケータの戻り値の型がvoidです。
- [対処]
- サブリソースロケータの戻り値の型をvoid以外に変更してください。
- com.nec.webotx.jersey.api.NotFoundException: null for uri:<uri>
- [ログレベル]
- INFO
- [可変情報]
- <uri> : HTTPリクエストのURI
- [説明]
- サブリソースロケータの戻り値はnullです。
- [対処]
- サブリソースロケータの戻り値はnullにできません。null以外を返却するようにしてください。
- A HTTP GET method,<method_info>MUST return a non-void type.
- [ログレベル]
- INFO
- [可変情報]
- <method_info> : リソースメソッドのアクセス修飾子、戻り値の型、メソッド名
- [説明]
- httpメソッドがGETの場合、戻り値の型は「void」以外でなければなりません。
- [対処]
- 戻り値の型を「void」以外に変更してください。
10. WS-ReliableMessaging
10.1. Webサービス本体
10.1.1. 例外メッセージ
WS-ReliableMessagingが出力するエラーメッセージと、その対処方法について説明します。
- WSRM9001: Unable to setup required JDBC connection parameters
- WSRM9001: JDBCコネクションに対する自動コミットモードの設定に失敗しました。
- [ログレベル]
- INFO
- [説明]
- JDBCデータソースの接続に失敗しています。
- [対処]
- JDBCデータソースの設定が正しいか確認してください。
- WSRM1112: Waiting for message acknowledgements on a sequence [ <sequence_id> ] timed out after <timeout_value> milliseconds.
- WSRM1112: シーケンス[ <sequence_id> ]のメッセージ確認応答が<timeout_value>ミリ秒後にタイムアウトになりました。
- [ログレベル]
- INFO
- [可変情報]
- <sequence_id> : シーケンスID
<timeout_value> : タイムアウト期間
- [説明]
- メッセージの確認応答でタイムアウトしました。
- [対処]
- クライアントを再度実行してください。
- WSRM1122: Unable to unmarshall RM header [ <rm_hrader> ]
- WSRM1122: RMヘッダ[ <rm_header> ]をアンマーシャリングできません
- [ログレベル]
- INFO
- [可変情報]
- <rm_header> : RMヘッダ名
- [説明]
- 受信したメッセージにはアンマーシャリングできないRMヘッダがあります。
- [対処]
- WS-RM機能が正しく配置されているか確認してください。
- WSRM1123: Unable to unmarshall a message
- WSRM1123: メッセージをアンマーシャリングできません
- [ログレベル]
- INFO
- [説明]
- 受信したメッセージをアンマーシャリングできません。
- [対処]
- WS-RM機能が正しく配置されているか確認してください。
- WSRM1146: Unexpected exception while registering message
- WSRM1146: メッセージの登録中に予期しない例外が発生しました
- [ログレベル]
- INFO
- [説明]
- メッセージの登録処理で、例外が発生しました。
- [対処]
- メッセージ番号が重複可能です。クライアントを再度実行してください。
- WSRM1132: Cannot handle the Reference from the SecurityToken reference; class name <class_name>
- WSRM1132: SecurityToken参照からの参照を処理できません。クラス名<class_name>
- [ログレベル]
- INFO
- [可変情報]
- <class_name> : クラス名
- [説明]
- CreateSequenceメッセージに含まれているSecurityTokenReferenceが不正です。
- [対処]
- WS-Securityの設定が正しいか確認して下さい。
- WSRM1134: Internal error - The RM protocol message processing for WS-Addressing action [ <action_name> ] is not implemented
- WSRM1134: 内部エラー - WS-Addressingアクション[ <action_name> ]のためのWS-RMプロトコルメッセージ処理が実装されていません
- [ログレベル]
- INFO
- [可変情報]
- <action_name> : アクション名
- [説明]
- メッセージに無効なアクションが含まれています。
- [対処]
- WS-RM機能が正しく配置されているか確認してください。
- WSRM1141: Unexpected message class [ <actual_class_name> ], expected class [ <expected_class_name> ]
- WSRM1141: 予期しないメッセージクラス[ <actual_class_name> ]、予期していたクラス[ <expected_class_name> ]
- [ログレベル]
- INFO
- [可変情報]
- <actual_class_name> : 受信したメッセージのクラス名
<expected_class_name> : 予期していたクラス名
- [説明]
- メッセージのクラスタイプが不正です。
- [対処]
- WS-RM機能が正しく配置されているか確認してください。
- WSRM1155: Unable to lookup JDBC connection pool
- WSRM1155: JDBCコネクションプールをルックアップできません
- [ログレベル]
- INFO
- [説明]
- 指定したWS-RMのJDBCデータソースのJNDIサーバへの登録名が誤っている可能性があります。
- [対処]
- 指定したWS-RMのJDBCデータソースのJNDIサーバへの登録名が正しいか確認してください。
- WSRM9003: Inserting sequence data for <sequence_type> sequence with id = [ <sequence_id> ] failed: Expected inserted rows: 1, Actual: <rows>
- WSRM9003: id = [ <sequence_id> ]の<sequence_type> シーケンス でデータ挿入に失敗しました。(期待する行数 :1, 挿入対象の行数:<rows>)
- [ログレベル]
- INFO
- [可変情報]
- <sequence_type> : シーケンスの種別、Inbound、Outboundのいずれか。
<sequence_id> : シーケンスID
<rows> : 挿入対象の行数
- [説明]
- シーケンスデータをDBに登録する処理で、挿入対象の行数が1ではありません。
- [対処]
- データベーステーブルが正しく構築されているか確認してください。
- WSRM9004: Inserting sequence data for <sequence_type> sequence with id = [ <sequence_id> ] failed: An unexpected JDBC exception occurred
- WSRM9004: id = [ <sequence_id> ]の<sequence_type> シーケンス でデータ挿入に失敗しました。(JDBCの例外が発生しました)
- [ログレベル]
- INFO
- [可変情報]
- <sequence_type> : シーケンスの種別、Inbound、Outboundのいずれか。
<sequence_id> : シーケンスID
- [説明]
- シーケンスデータをDBに登録する際に、SQLExceptionが発生しました。
- [対処]
- SQLExceptionの内容を確認してください。
- WSRM9005: Duplicate sequence records detected for a sequence with id [ <sequence_id> ]
- WSRM9005: id = [ <sequence_id> ]のシーケンスのレコードが複数存在しています。
- [ログレベル]
- INFO
- [可変情報]
- <sequence_id> : シーケンスID
- [説明]
- DBにシーケンスIDが同じのシーケンスデータが複数存在しています。
- [対処]
- データベーステーブルが正しく構築されているか確認してください。
- WSRM9006: Loading sequence data for a sequence with id = [ <sequence_id> ] failed: An unexpected JDBC exception occurred
- WSRM9006: id = [ <sequence_id> ] シーケンスのロードに失敗しました。(JDBCの例外が発生しました)
- [ログレベル]
- INFO
- [可変情報]
- <sequence_id> : シーケンスID
- [説明]
- DBからシーケンスデータを取得する際に、SQLExceptionが発生しました。
- [対処]
- SQLExceptionの内容を確認してください。
- WSRM9007: Removing sequence with id = [ <sequence_id> ] failed: An unexpected JDBC exception occurred
- WSRM9007: id = [ <sequence_id> ] のシーケンスの削除に失敗しました。(JDBCの例外が発生しました)
- [ログレベル]
- INFO
- [可変情報]
- <sequence_id> : シーケンスID
- [説明]
- DBからシーケンスを削除する際に、SQLExceptionが発生しました。
- [対処]
- SQLExceptionの内容を確認してください。
- WSRM9009: Removing sequence with endpoint URI = [ <endpoint_uri> ] failed: An unexpected JDBC exception occurred
- WSRM9009: エンドポイントのURI=[ <endpoint_uri> ]のシーケンス削除に失敗しました。(JDBCの例外が発生しました)
- [ログレベル]
- INFO
- [可変情報]
- <endpoint_uri> : エンドポイントのURI
- [説明]
- デッドキューのデータを削除する際に、SQLExceptionが発生しました。
- [対処]
- SQLExceptionの内容を確認してください。
- WSRM9010: Binding a sequence with id = [ <sequence_id1> ] to a sequence with id [ <sequence_id2> ] failed: An unexpected JDBC exception occurred
- WSRM9010: id = [ <sequence_id1> ]のシーケンスをid = [ <sequence_id2> ]のシーケンスにバインドできませんでした。(JDBCの例外が発生しました)
- [ログレベル]
- INFO
- [可変情報]
- <sequence_id1> : バインド元シーケンスID
<sequence_id2> : バインド先シーケンスID
- [説明]
- InboundシーケンスをOutboundシーケンスにバインドする、またはOutboundシーケンスをInboundシーケンスにバインドする際に、SQLExceptionが発生しました。
- [対処]
- SQLExceptionの内容を確認してください。
- WSRM9011: Sequence record not found for a sequence with id [ <sequence_id> ]
- WSRM9011: idが[ <sequence_id> ]の シーケンスのレコードは見つかりませんでした。
- [ログレベル]
- INFO
- [可変情報]
- <sequence_id> : シーケンスID
- [説明]
- シーケンスのデータがDBに存在していません。
- [対処]
- クライアントを再度実行してください。
- WSRM9012: Loading <column_name> column data on a sequence with id = [ <sequence_id> ] failed: An unexpected JDBC exception occurred
- WSRM9012: id = [ <sequence_id> ]のシーケンスでカラム<column_name>のデータのロードに失敗しました。(JDBCの例外が発生しました)
- [ログレベル]
- INFO
- [可変情報]
- <column_name> : 列名
<sequence_id> : シーケンスID
- [説明]
- DBからシーケンスデータを取得する際に、SQLExceptionが発生しました。
- [対処]
- SQLExceptionの内容を確認してください。
- WSRM9013: Updating <column_name> column data on a sequence with id = [ <sequence_id> ] failed: An unexpected JDBC exception occurred
- WSRM9013: id = [ <sequence_id> ]の シーケンスでカラム<column_name>のデータの更新に失敗しました。(JDBCの例外が発生しました)
- [ログレベル]
- INFO
- [可変情報]
- <column_name> : 列名
<sequence_id> : シーケンスID
- [説明]
- シーケンスデータを更新する際に、SQLExceptionが発生しました。
- [対処]
- SQLExceptionの内容を確認してください。
- WSRM9014: Incrementing last message number on a sequence with id = [ <sequence_id> ] failed: An unexpected JDBC exception occurred
- WSRM9014: id = [ <sequence_id> ]の シーケンスでメッセージ番号のインクリメントに失敗しました。(JDBCの例外が発生しました)
- [ログレベル]
- INFO
- [可変情報]
- <sequence_id> : シーケンスID
- [説明]
- シーケンスデータを更新する際に、SQLExceptionが発生しました。
- [対処]
- SQLExceptionの内容を確認してください。
- WSRM9015: Retrieving an unacked message number record for a message number [ <message_number> ] on a sequence with id = [ <sequence_id> ] failed: An unexpected JDBC exception occurred
- WSRM9015: id=[ <sequence_id> ]のシーケンスでメッセージ番号が [ <message_number> ] のACK未送信メッセージの検索に失敗しました。(JDBCの例外が発生しました)
- [ログレベル]
- INFO
- [可変情報]
- <sequence_id> : シーケンスID
<message_number> : メッセージ番号
- [説明]
- DBから、ACK未送信のメッセージを検索する際に、SQLExceptionが発生しました。
- [対処]
- SQLExceptionの内容を確認してください。
- WSRM9016: Inserting new unacked message number record for a message number [ <message_number> ] on a sequence with id = [ <sequence_id> ] failed: Expected updated rows: 1, Actual: <rows>
- WSRM9016: シーケンス id [ <sequence_id> ]でメッセージ番号が[ <message_number> ] のACK未送信メッセージの挿入に失敗しました。(期待する行数 :1, 更新対象の行数:<rows>)
- [ログレベル]
- INFO
- [可変情報]
- <message_number> : メッセージ番号
<sequence_id> : シーケンスID
<rows> : 更新対象の行数
- [説明]
- メッセージデータをDBに登録の際に、挿入対象の行数は1ではありません。
- [対処]
- データベーステーブルが正しく構築されているか確認してください。
- WSRM9017: Registering an unacked message number record for a message number [ <message_number> ] on a sequence with id = [ <sequence_id> ] failed: Expected affected rows: 1, Actual: <rows>
- WSRM9017: id = [ <sequence_id> ]の シーケンスでメッセージ番号が[ <message_number> ] のACK未送信メッセージの登録に失敗しました。(期待する行数 :1, 更新対象の行数:<rows>)
- [ログレベル]
- INFO
- [可変情報]
- <message_number> : メッセージ番号
<sequence_id> : シーケンスID
<rows> : 更新対象の行数
- [説明]
- メッセージデータを更新の際に、更新対象の行数は1ではありません。
- [対処]
- データベーステーブルが正しく構築されているか確認してください。
- WSRM9018: Registering an unacked message number record for a message number [ <message_number> ] on a sequence with id = [ <sequence_id> ] failed: An unexpected JDBC exception occurred
- WSRM9018: id = [ <sequence_id> ]のシーケンスでメッセージ番号が[ <message_number> ] のACK未送信メッセージの登録に失敗しました。(JDBCの例外が発生しました)
- [ログレベル]
- INFO
- [可変情報]
- <message_number> : メッセージ番号
<sequence_id> : シーケンスID
- [説明]
- メッセージデータをDBに登録の際に、SQLExceptionが発生しました。
- [対処]
- SQLExceptionの内容を確認してください。
- WSRM9019: Message acknowledgement failed for <sequence_type> sequence with id = [ <sequence_id> ] and message number [ <message_number> ]: Expected deleted rows: 1, Actual: <rows>
- WSRM9019: id = [ <sequence_id> ]の<sequence_type> シーケンスでメッセージ番号が[ <message_number> ]のメッセージに対してACK状態の変更に失敗しました。(期待する行数 :1, 削除対象の行数:<rows>)
- [ログレベル]
- INFO
- [可変情報]
- <sequence_type> : シーケンスの種別、Inbound、Outboundのいずれか。
<sequence_id> : シーケンスID
<message_number> : メッセージ番号
<rows> : 更新対象の行数
- [説明]
- メッセージデータを更新の際に、更新対象の行数は1ではありません。
- [対処]
- データベーステーブルが正しく構築されているか確認してください。
- WSRM9021: Message acknowledgement failed for <sequence_type> sequence with id = [ <sequence_id> ] and message number [ <message_number> ]: An unexpected JDBC exception occurred
- WSRM9021: id = [ <sequence_id> ]の<sequence_type> シーケンスでメッセージ番号が[ <message_number> ]のメッセージに対してACK状態の変更に失敗しました。(JDBCの例外が発生しました)
- [ログレベル]
- INFO
- [可変情報]
- <sequence_type> : シーケンスの種別、Inbound、Outboundのいずれか。
<sequence_id> : シーケンスID
<message_number> : メッセージ番号
- [説明]
- DBからメッセージデータを削除の際に、SQLExceptionが発生しました。
- [対処]
- SQLExceptionの内容を確認してください。
- WSRM9022: Unable to load list of unacked message registration for <sequence_type> sequence with id = [ <sequence_id> ]: "An unexpected JDBC exception occurred
- WSRM9022: id = [ <sequence_id> ]の <sequence_type>シーケンスでACK未送信メッセージのリストをロードできません。(JDBCの例外が発生しました)
- [ログレベル]
- INFO
- [可変情報]
- <sequence_type> : シーケンスの種別、Inbound、Outboundのいずれか。
<sequence_id> : シーケンスID
- [説明]
- DBから、メッセージデータを取得の際に、SQLExceptionが発生しました。
- [対処]
- SQLExceptionの内容を確認してください。
- WSRM9024: Storing message data in an unacked message registration for <sequence_type> sequence with id = [ <sequence_id> ] and message number [ <message_number> ] has failed: Expected updated rows: 1, Actual: <rows>
- WSRM9024: id =[ <sequence_id> ]の <sequence_type>シーケンスでメッセージ番号が[ <message_number> ] のACK未送信メッセージの保存に失敗しました。(期待する行数 :1, 更新対象の行数:<rows>)
- [ログレベル]
- INFO
- [可変情報]
- <sequence_type> : シーケンスの種別、Inbound、Outboundのいずれか。
<sequence_id> : シーケンスID
<message_number> : メッセージ番号
<rows> : 更新対象の行数
- [説明]
- DBのメッセージデータ更新で、更新対象の行数は1ではありません。
- [対処]
- データベーステーブルが正しく構築されているか確認してください。
- WSRM9025: Unable to store message data in an unacked message registration for <sequence_type> sequence with id = [ <sequence_id> ] and message number [ <message_number> ]: An unexpected JDBC exception occurred
- WSRM9025: id =[ <sequence_id> ]の <sequence_type>シーケンスでメッセージ番号が[ <message_number> ] のACK未送信メッセージの保存に失敗しました。(JDBCの例外が発生しました)
- [ログレベル]
- INFO
- [可変情報]
- <sequence_type> : シーケンスの種別、Inbound、Outboundのいずれか。
<sequence_id> : シーケンスID
<message_number> : メッセージ番号
- [説明]
- DBのメッセージデータを更新の際に、SQLExceptionが発生しました。
- [対処]
- SQLExceptionの内容を確認してください。
- WSRM9027: Duplicate records detected for unacked message registration on <sequence_type> sequence with id = [ <sequence_id> ] and correlation id [ <correlation_id> ]
- WSRM9027: id = [ <sequence_id> ]の <sequence_type> シーケンスで相関ID = [ <correlation_id> ] のACK未送信メッセージが重複しています。
- [ログレベル]
- INFO
- [可変情報]
- <sequence_type> : シーケンスの種別、Inbound、Outboundのいずれか。
<sequence_id> : シーケンスID
<correlation_id> : 相関ID
- [説明]
- DBにシーケンスID、相関IDが全部同じのACK未送信メッセージが複数存在しています。
- [対処]
- データベーステーブルが正しく構築されていますか確認して下さい。
- WSRM9028: Unable to load message data from an unacked message registration for <sequence_type> sequence with id = [ <sequence_id> ] and correlation id [ <correlation_id> ]: An unexpected JDBC exception occurred
- WSRM9028: id = [ <sequence_id> ]の <sequence_type> シーケンスで相関ID = [ <correlation_id> ] のACK未送信メッセージのロードに失敗しました。(JDBCの例外が発生しました)
- [ログレベル]
- INFO
- [可変情報]
- <sequence_type> : シーケンスの種別、Inbound、Outboundのいずれか。
<sequence_id> : シーケンスID
<correlation_id> : 相関ID
- [説明]
- DBのメッセージデータを更新する際に、SQLExceptionが発生しました。
- [対処]
- SQLExceptionの内容を確認してください。
- WSRM9002: Unexpected exception occured while performing transaction commit
- WSRM9002: トランザクションをコミットする時に予期しない例外が発生しました
- [ログレベル]
- INFO
- [説明]
- トランザクションをコミットする時に、SQLExceptionが発生しました。
- [対処]
- データベースに接続できるか確認して下さい。
- WSRM1147: Operation of adding a message to an internal message queue was interrupted
- WSRM1147: 内部メッセージキューへのメッセージの追加操作が中断されました
- [ログレベル]
- INFO
- [説明]
- 内部メッセージキューの上限に達する場合、利用可能なスペースがあるまでに、メッセージの追加操作が待機必要です。待機中の追加操作が中断される場合、このログが出力されます。
- [対処]
- クライアントを再度実行してください。
- WSRM1120: Unable to process response packet - the packet was not identified as an RM protocol message
- WSRM1120: レスポンスパケットを処理できません - パケットはWS-RMのプロトコルメッセージとして識別されませんでした
- [ログレベル]
- INFO
- [説明]
- 受信メッセージはWS-RMのプロトコルメッセージではありません。
- [対処]
- WS-RMが有効か確認してください。
- WSRM1005: Inconsistent RM policy - multiple security binding types specified.
- WSRM1005: 矛盾したWS-RMポリシー - 複数のセキュリティ バインディング タイプが指定されました。
- [ログレベル]
- INFO
- [説明]
- WS-RM Policy設定には、SequenceSTRとSequenceTransportSecurityが同時存在しています。
- [対処]
- WSDLに追加したWS-RM Policy設定には、SequenceSTRまたはSequenceTransportSecurityの一つのみを設定してください。
- WSRM1003: Inconsistent RM policy - multiple delivery assurance types specified.
- WSRM1003: 矛盾したWS-RMポリシー - 複数の配信保証タイプが指定されました。
- [ログレベル]
- INFO
- [説明]
- WS-RM Policy設定には、ExactlyOnce 、AtLeastOnce 、AtMostOnce の複数が同時存在しています。
- [対処]
- WSDLに追加したWS-RM Policy設定には、ExactlyOnce 、AtLeastOnce 、AtMostOnce の一つのみを設定してください。
- WSRM1008: <assertion_number> duplicate [ <assertion_name> ] policy assertions in a single policy alternative detected
- WSRM1008: <assertion_number>個の重複[ <assertion_name> ]ポリシーアサーションが検出されました
- [ログレベル]
- INFO
- [可変情報]
- <assertion_number> : アサーション個数
<assertion_name> : アサーション名
- [説明]
- ポリシーアサーションが重複しています。
- [対処]
- 重複しているポリシーアサーションを削除してください。
- WSRM1006: Inconsistent RM policy - multiple flow control buffer sizes specified.
- WSRM1006: 矛盾したWS-RMポリシー - 複数のフロー制御バッファサイズが指定されました。
- [ログレベル]
- INFO
- [説明]
- MaxReceiveBufferSizeアサーションが重複しています。
- [対処]
- 重複しているMaxReceiveBufferSizeアサーションを削除してください。
- WSRM1007: Multiple occurences of assertion parameter [ <parameter_name> ] detected in the policy assertion [ <assertion_name> ]
- WSRM1007: 複数のアサーションパラメータ[ <parameter_name> ]がポリシーアサーション[ <assertion_name> ]で検出されました
- [ログレベル]
- INFO
- [可変情報]
- <parameter_name> : パラメータ名
<assertion_name> : アサーション名
- [説明]
- ポリシーアサーションのパラメータが重複しています。
- [対処]
- 重複しているパラメータを削除してください。
- WSRM1114: Response to <message_name> request message was 'null'
- WSRM1114: <message_name>リクエストメッセージに対するレスポンスが''null''です
- [ログレベル]
- INFO
- [可変情報]
- <message_name> : メッセージ名
- [説明]
- サーバからレスポンスがNULL。
- [対処]
- クライアントを再度実行してください。
- WSRM1115: <message_name> was refused by the RMDestination
- WSRM1115: <message_name>がRMDestinationで拒否されました
- [ログレベル]
- INFO
- [可変情報]
- <message_name> : メッセージ名
- [説明]
- サーバは受信メッセージを拒否しました。
- [対処]
- クライアントを再度実行してください。
- WSRM9032: The received message was discarded because it exceeds the max size of the message.(The upper limit is <message_size_limit> bytes, but the received messages <received_message_size> bytes)
- WSRM9032: 受信したメッセージは、メッセージサイズを超過しているため破棄されました。(上限 <message_size_limit>バイトに対し、<received_message_size>バイトのメッセージを受信)
- [ログレベル]
- INFO
- [可変情報]
- <message_size_limit> : メッセージサイズ上限
<received_message_size> : 受信したメッセージのサイズ
- [説明]
- 受信したメッセージは、DBに格納する最大メッセージサイズを超過しています。
- [対処]
- WS-RMのDBに格納する最大メッセージサイズを調整してください。
- WSRM9034: Removing sequence with id = [ <sequence_id> ] failed: Expected deleted rows: 1, Actual: <rows>
- WSRM9034: id = [ <sequence_id> ] シーケンスの削除に失敗しました。(期待する行数 :1, 削除対象の行数:<rows>)
- [ログレベル]
- INFO
- [可変情報]
- <sequence_id> : シーケンスID
<rows> : 削除対象の行数
- [説明]
- 永続化先のDBから シーケンスを削除するとき、削除対象の行数は1ではありません。
- [対処]
- データベーステーブルが正しく構築されているか確認してください。
- WSRM9035: Moving sequence with id = [ <sequence_id> ] failed: Expected moved rows: 1, Actual: <rows>
- WSRM9035: id = [ <sequence_id> ] のシーケンスの移動に失敗しました。(期待する行数 :1, 移動対象の行数:<rows>)
- [ログレベル]
- INFO
- [可変情報]
- <sequence_id> : シーケンスID
<rows> : 移動対象の行数
- [説明]
- シーケンスのデータをデッドキューに移動するとき、移動対象の行数は1ではありません。
- [対処]
- データベーステーブルが正しく構築されているか確認してください。
- WSRM9036: Binding a sequence with id = [ <sequence_id1> ] to a sequence with id [ <sequence_id2> ] failed: Expected updated rows: 1, Actual: <rows>
- WSRM9036: id = [ <sequence_id1> ]のシーケンスをid = [ <sequence_id2> ]のシーケンスのバインドに失敗しました。(期待する行数 :1, 更新対象の行数:<rows>)
- [ログレベル]
- INFO
- [可変情報]
- <sequence_id1> : バインド元シーケンスID
<sequence_id2> : バインド先シーケンスID
<rows> : 更新対象の行数
- [説明]
- InboundシーケンスをOutboundシーケンスにバインドする、またはOutboundシーケンスをInboundシーケンスにバインドする際に、更新対象の行数は1ではありません。
- [対処]
- データベーステーブルが正しく構築されているか確認してください。
- WSRM9038: Updating <column_name> column data on a sequence with id = [ <sequence_id> ] failed: Expected updated rows: 1, Actual: <rows>
- WSRM9038: id = [ <sequence_id> ]の シーケンスのカラム<column_name>のデータの更新に失敗しました。(期待する行数 :1, 更新対象の行数:<rows>)
- [ログレベル]
- INFO
- [可変情報]
- <column_name> : 列名
<sequence_id> : シーケンスID
<rows> : 更新対象の行数
- [説明]
- シーケンスデータを更新する際に、更新対象の行数は1ではありません。
- [対処]
- データベーステーブルが正しく構築されているか確認してください。
- WSRM9039: Incrementing last message number on a sequence with id = [ <sequence_id> ] failed: Expected updated rows: 1, Actual: <rows>
- WSRM9039: id = [ <sequence_id> ]の シーケンスの最終メッセージ番号のインクリメントに失敗しました。(期待する行数 :1, 更新対象の行数:<rows>)
- [ログレベル]
- INFO
- [可変情報]
- <sequence_id> : シーケンスID
<rows> : 更新対象の行数
- [説明]
- シーケンスデータを更新する際に、更新対象の行数は1ではありません。
- [対処]
- データベーステーブルが正しく構築されているか確認してください。
- WSRM9023: Unsupported database type
- WSRM9023: サポートしないデータベースタイプが設定されています。
- [ログレベル]
- INFO
- [説明]
- 永続化先のデータベースがサポートされていません。
- [対処]
- 永続化先のデータベースをOracle またはDerby を指定してください。
- WSRM9040: Unexpected exception occured while performing transaction rollback
- WSRM9040: トランザクションをロールバックする時に予期しない例外が発生しました
- [ログレベル]
- INFO
- [説明]
- トランザクションをロールバックする時に、SQLExceptionが発生しました
- [対処]
- SQLExceptionの内容を確認してください。
- WSRM1124: No sequence registered with id [ <sequence_id> ]
- WSRM1124: ID [ <sequence_id> ]で登録されているシーケンスはありません
- [ログレベル]
- INFO
- [可変情報]
- <sequence_id> : シーケンスID
- [説明]
- シーケンスIDはシーケンスマネージャに登録されていません。
- [対処]
- クライアントを再度実行してください。
- WSRM1103: Unable to terminate RM sequence normally due to an unexpected exception
- WSRM1103: 予期しない例外が発生したため、WS-RMのシーケンスを正常に終了できません
- [ログレベル]
- INFO
- [説明]
- 例外が発生して、シーケンスを正常に終了できません。
- [対処]
- クライアントを再度実行してください。
- WSRM1108: Response for the acknowledgement request is 'null'
- WSRM1108: 確認応答リクエストに対するレスポンスが'null'です
- [ログレベル]
- INFO
- [説明]
- ACKリクエストに対するレスポンスがNULL。
- [対処]
- クライアントを再度実行してください。
- WSRM1109: Acknowledgement request ended in a SOAP fault
- WSRM1109: 確認応答リクエストがSOAPフォルトで終了しました
- [ログレベル]
- INFO
- [説明]
- ACKリクエストに対するレスポンスがSOAPフォルト
- [対処]
- クライアントを再度実行してください。
- WSRM1009: Inconsistency detected in a WS-Policy expression:
[ <assertion_name> ] assertion is not compatible with WS-ReliableMessaging version [ <ws-rm_version> ].
Please, update your WS-Policy expression by replacing current assertion with the assertions compatible with the used WS-ReliableMessaging version.
- WSRM1009: WS-Policyの定義に矛盾があります:
[ <assertion_name> ]アサーションはWS-ReliableMessagingバージョン[ <ws-rm_version> ]と互換性がありません。
現在のアサーションを、使用しているWS-ReliableMessagingバージョンと互換性のあるアサーションに置換して、WS-Policyを更新してください。
- [ログレベル]
- INFO
- [可変情報]
- <assertion_name> : アサーション名
<ws-rm_version> : WS-ReliableMessagingバージョン
- [説明]
- WS-Policyアサーションは利用しているWS-ReliableMessagingバージョンと互換性がありません。
- [対処]
- 使用しているWS-ReliableMessagingバージョンと互換性のあるアサーションに置換してください。
- WSRM1001: Assertion [ <assertion_name> ] is not compatible with [ <ws-rm_version> ] WS-RM version
- WSRM1001: アサーション[ <assertion_name> ]は[ <ws-rm_version> ] WS-RMバージョンと互換性がありません
- [ログレベル]
- INFO
- [可変情報]
- <assertion_name> : アサーション名
<ws-rm_version> : WS-ReliableMessagingバージョン
- [説明]
- WS-Policyアサーションは利用しているWS-ReliableMessagingバージョンと互換性がありません。
- [対処]
- 使用しているWS-ReliableMessagingバージョンと互換性のあるアサーションに置換してください。