3. デバッグ

3.1. Servletのデバッグ

Webアプリケーション中のServletのデバッグについては、通常のJavaクラスのデバッグと同様ですので、 [テスト用サーバを使用したデバッグ方法] を参照してください。
サーバ側の設定については、「デバッグする際のサーバ側の設定」を参照してください。

3.2. JSPのデバッグ

JSPのデバッグはJSPの事前コンパイル機能を利用することで行うことができます。
JSPの事前コンパイルは、パッケージ・エクスプローラーでJSPファイルを選択して、右クリックで表示されるコンテキストメニューのWebプロジェクトJSPコンパイルを選択することで行うことができます。
また、Webプロジェクトを右クリックして、Webプロジェクト一括JSPコンパイルを行うことでWebプロジェクト中のすべてのJSPファイルをコンパイルすることができます。


図2.3.2-1

JSPの事前コンパイルを行うと、コンパイルされたJSPファイルに対応するServletソースがソースフォルダのorg.apache.jspパッケージ配下に自動的に作成されます。さらに、このServletソースの定義を web.xml ファイルに自動的に追加します。
JSPコンパイルにより作成されるServletソースにブレークポイントを設定してデバッグをすることでJSPのデバッグを行います。

3.3. JavaScriptのデバッグ

3.3.1. JavaScriptのデバッグ(IE)

F12 キーを押すと、デバッグ用コンソールが開きます。


図2.3.3.1-1

スクリプト をクリック、デバッグするJavaScriptファイルを選択します。


図2.3.3.1-2

ブレークポイントを設定します。


図2.3.3.1-3

デバッグの開始 をクリックします。


図2.3.3.1-4

3.3.2. JavaScriptのデバッグ(FireFox)

F12 キーを押すと、デバッグ用コンソールが開きます。


図2.3.3.2-1

Debugger をクリック、デバッグするJavaScriptファイルを選択します。


図2.3.3.2-2

ブレークポイントを設定、 デバッグを開始します。


図2.3.3.2-3

3.3.3. JavaScriptのデバッグ(Chrome)

F12 キーを押すと、デバッグ用コンソールが開きます。


図2.3.3.3-1

Source をクリックします。


図2.3.3.3-2

Ctrl + O をクリック、デバッグするJavaScriptファイルを選択します。


図2.3.3.3-3

ブレークポイントを設定、 デバッグを開始します。


図2.3.3.3-4