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WebOTX Manual V10.2 (第4版) 目次を表示 |
名称
delete-jvm-options - Java構成またはプロファイラ設定からのJVM
オプションの削除
形式
delete-jvm-options [ --user admin_user ] [ --password admin_
password ] [ --host host_name ] [ --port port_number ] [ --
protocol=rmi|jmxmp ] [ --passwordfile filename ] [ --
encrypted=true|false ] [ --terse=true|false ] [ --echo=true|
false ] [ --interactive=true|false ] [ --secure=true|false ]
[ --help ] [ --system =false ] [ --profiler =false ] ( jvm_
option_name [= jvm_option_value ]) [:jvm_option_name[= jvm_
option_name ]]*
説明
Java構成またはdomain.xmlファイルのプロファイラ設定でJVMオプ
ションを削除します。コロン(:)で区切ることで複数のJVMオプショ
ンを入力できます。また、-Xmx512mのような値をとらない(右辺が
ない)オプションを単独で削除する場合、オプションの最後にコロ
ン(:)を指定する必要があります。JVMオプションがダッシュ(-)で
始まる場合、JVMオプションがオペランドでありオプションでない
ということと区別するためにオペランドの前に2つのダッシュ(―)
を使用してください。JVMオプションは特定のプロファイラが動作
するために必要な設定を記録するために使用されます。
オプション
-u --user
ドメインの運用管理エージェントの管理ユーザ名。
既にotxadmin loginコマンドでログインしている場合は、--userオ
プションの指定は不要です。
-w --password
ドメインの運用管理エージェントの管理ユーザのパスワード。
-H --host
ドメインの運用管理エージェントが起動しているマシン名。
-p --port
ドメインの運用管理エージェントのポート番号。既定値は6212です
。
--protocol
ドメインの運用管理エージェントとの接続プロトコルを選択します
。指定できるプロトコルは、rmi、jmxmpです。既定値はrmiです。
-W --passwordfile
ドメインの運用管理エージェントのパスワードを含むファイル。
--encrypted
ドメインの運用管理エージェントのパスワードに暗号化されたパス
ワードを利用する場合に指定します。既定値はfalseです。暗号化
されたパスワードの生成にはencryptコマンドを使用してください
。このオプションはpasswordfileオプションが指定されている場合
のみ有効です。
-t --terse
trueを指定すると、出力データがスクリプトによる処理のための簡
潔なデータとなります。既定値はfalseです。
-e --echo
trueを指定すると、標準出力でコマンドライン文が表示されます。
既定値はfalseです。
-I --interactive
true(既定値)を指定すると、パスワードオプション入力用のプロン
プトを表示します。
-s --secure
trueを指定すると、ドメインの運用管理エージェントとの通信に
SSL/TLSを利用します。既定値はfalseです。
--help
コマンドのヘルプを表示します。
--system
trueの場合system-jvm-optionsに対して実行します。既定値は
falseです。
--profiler
JVMオプションがプロファイラに対して存在するかどうか示します
。このオプションがtrueの場合、プロファイラが存在しなければい
けません。既定値はfalseです。
オペランド
jvm_option_name=jvm_option_value
左辺はJVMオプション名です。右辺はJVMオプションの値です。複数
のJVMオプションのための区切り文字として":"を使用できます。
JVMオプションが":"を含む場合、区切り文字":"の代わりにエスケ
ープ文字"\\"を使用してください。
使用例
例1: delete-jvm-optionsの使用法
otxadmin> delete-jvm-options --user admin --password adminadmin
--host bluestar --port 6212 --profiler=true -- "-DDebug=true":"-Xmx256m":"
-Dcom.nec.webotx.imqBin"="\/export\/webotx\/imq\/bin"
JVM options deleted
JVMオプションが削除されます。2つのダッシュ(―)は-profilerオ
プションとオペランドの間で使用されます。これは -はオプション
の終わりを示し、続く文字がオペランドである事を示すからです。
オペランドに1つのダッシュ(すなわち―DDebug)があるので、2つの
ダッシュ(―)は必要です。オプションとオペランドを区別するため
に2つのダッシュ(―)が使用されます。
例2: -Xで始まるオプションを単独で削除する
otxadmin> delete-jvm-options -Xmx512m:
JVM options deleted
終了ステータス
0 コマンド実行成功
1 コマンド実行失敗
関連事項
create-jvm-options(1)