名称
     delete-jvm-options - Java構成またはプロファイラ設定からのJVM
     オプションの削除

形式
     delete-jvm-options [ --user admin_user ] [ --password admin_
     password ] [ --host host_name ] [ --port port_number ] [ --
     protocol=rmi|jmxmp ] [ --passwordfile filename ] [ --
     encrypted=true|false ] [ --terse=true|false ] [ --echo=true|
     false ] [ --interactive=true|false ] [ --secure=true|false ]
      [ --help ] [ --system =false ] [ --profiler =false ] ( jvm_
     option_name [= jvm_option_value ]) [:jvm_option_name[= jvm_
     option_name ]]*

説明
     Java構成またはdomain.xmlファイルのプロファイラ設定でJVMオプ
     ションを削除します。コロン(:)で区切ることで複数のJVMオプショ
     ンを入力できます。また、-Xmx512mのような値をとらない(右辺が
     ない)オプションを単独で削除する場合、オプションの最後にコロ
     ン(:)を指定する必要があります。JVMオプションがダッシュ(-)で
     始まる場合、JVMオプションがオペランドでありオプションでない
     ということと区別するためにオペランドの前に2つのダッシュ(―)
     を使用してください。JVMオプションは特定のプロファイラが動作
     するために必要な設定を記録するために使用されます。

オプション
     -u	--user
	   ドメインの運用管理エージェントの管理ユーザ名。

	   既にotxadmin loginコマンドでログインしている場合は、--userオ
	   プションの指定は不要です。

     -w	--password
	   ドメインの運用管理エージェントの管理ユーザのパスワード。

     -H	--host
	   ドメインの運用管理エージェントが起動しているマシン名。

     -p	--port
	   ドメインの運用管理エージェントのポート番号。既定値は6212です
	   。

     --protocol
	   ドメインの運用管理エージェントとの接続プロトコルを選択します
	   。指定できるプロトコルは、rmi、jmxmpです。既定値はrmiです。

     -W	--passwordfile
	   ドメインの運用管理エージェントのパスワードを含むファイル。

     --encrypted
	   ドメインの運用管理エージェントのパスワードに暗号化されたパス
	   ワードを利用する場合に指定します。既定値はfalseです。暗号化
	   されたパスワードの生成にはencryptコマンドを使用してください
	   。このオプションはpasswordfileオプションが指定されている場合
	   のみ有効です。

     -t	--terse
	   trueを指定すると、出力データがスクリプトによる処理のための簡
	   潔なデータとなります。既定値はfalseです。

     -e	--echo
	   trueを指定すると、標準出力でコマンドライン文が表示されます。
	   既定値はfalseです。

     -I	--interactive
	   true(既定値)を指定すると、パスワードオプション入力用のプロン
	   プトを表示します。

     -s	--secure
	   trueを指定すると、ドメインの運用管理エージェントとの通信に
	   SSL/TLSを利用します。既定値はfalseです。

     --help
	   コマンドのヘルプを表示します。

     --system
	   trueの場合system-jvm-optionsに対して実行します。既定値は
	   falseです。

     --profiler
	   JVMオプションがプロファイラに対して存在するかどうか示します
	   。このオプションがtrueの場合、プロファイラが存在しなければい
	   けません。既定値はfalseです。

オペランド
     jvm_option_name=jvm_option_value
	   左辺はJVMオプション名です。右辺はJVMオプションの値です。複数
	   のJVMオプションのための区切り文字として":"を使用できます。
	   JVMオプションが":"を含む場合、区切り文字":"の代わりにエスケ
	   ープ文字"\\"を使用してください。

使用例
     例1:	delete-jvm-optionsの使用法

     otxadmin> delete-jvm-options --user admin --password adminadmin 
     --host bluestar --port 6212 --profiler=true -- "-DDebug=true":"-Xmx256m":"
     -Dcom.nec.webotx.imqBin"="\/export\/webotx\/imq\/bin"
     JVM options deleted

     JVMオプションが削除されます。2つのダッシュ(―)は-profilerオ
     プションとオペランドの間で使用されます。これは -はオプション
     の終わりを示し、続く文字がオペランドである事を示すからです。
     オペランドに1つのダッシュ(すなわち―DDebug)があるので、2つの
     ダッシュ(―)は必要です。オプションとオペランドを区別するため
     に2つのダッシュ(―)が使用されます。

     例2:	-Xで始まるオプションを単独で削除する

     otxadmin> delete-jvm-options -Xmx512m:
     JVM options deleted

終了ステータス
     0	   コマンド実行成功

     1	   コマンド実行失敗

関連事項
     create-jvm-options(1)