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WebOTX Manual V10.2 (第4版) 目次を表示 |
名称
send-jms-message - zzJMSメッセージの送信
形式
send-jms-message [ --user admin_user ] [ --password admin_
password ] [ --host host_name ] [ --port port_number ] [ --
protocol=rmi|jmxmp ] [ --passwordfile filename ] [ --
encrypted=true|false ] [ --terse=true|false ] [ --echo=true|
false ] [ --interactive=true|false ] [ --secure=true|false ]
[ --help ] [ --msgtype message_type ] [ --msgbodytype body_
type ] [ --msgbody message_body ] [ --msgpersistent delivery
_mode ] [ --msgexpiration time_to_live ] [ --msgpriority
priority ] [ --msgcorrelationid correlation_id ] [ --
msgreplyto reply_to ] [ --msgreplytotype reply_to_type ] [ -
-msgjmstype num_producers ] [ --msgdelaytime delaytime ] [ -
-property name=value[:name=value] * ] dest_name
説明
JMSメッセージを送信します。このコマンドはリモートモードでの
み使用できます。
オプション
-u --user
ドメインの運用管理エージェントの管理ユーザ名。
既にotxadmin loginコマンドでログインしている場合は、--userオ
プションの指定は不要です。
-w --password
ドメインの運用管理エージェントの管理ユーザのパスワード。
-H --host
ドメインの運用管理エージェントが起動しているマシン名。
-p --port
ドメインの運用管理エージェントのポート番号。既定値は6212です
。
--protocol
ドメインの運用管理エージェントとの接続プロトコルを選択します
。指定できるプロトコルは、rmi、jmxmpです。既定値はrmiです。
-W --passwordfile
ドメインの運用管理エージェントのパスワードを含むファイル。
--encrypted
ドメインの運用管理エージェントのパスワードに暗号化されたパス
ワードを利用する場合に指定します。既定値はfalseです。暗号化
されたパスワードの生成にはencryptコマンドを使用してください
。このオプションはpasswordfileオプションが指定されている場合
のみ有効です。
-t --terse
trueを指定すると、出力データがスクリプトによる処理のための簡
潔なデータとなります。既定値はfalseです。
-e --echo
trueを指定すると、標準出力でコマンドライン文が表示されます。
既定値はfalseです。
-I --interactive
true(既定値)を指定すると、パスワードオプション入力用のプロン
プトを表示します。
-s --secure
trueを指定すると、ドメインの運用管理エージェントとの通信に
SSL/TLSを利用します。既定値はfalseです。
--help
コマンドのヘルプを表示します。
--msgtype
送信メッセージのタイプ。有効な値はTextMessage、Message、
BytesMessageです。TextMessageは、メッセージボディにStringを
含むものです。Messageは、メッセージボディのない軽量なメッセ
ージです。BytesMessageは、メッセージボディにバイト配列を含む
ものです。既定値はTextMessageです。
--msgbodytype
メッセージボディの指定方法。有効な値はtext、fileです。textの
場合は、-msgbodyに指定された文字列をボディそのものとして設定
し、fileの場合は、-msgbodyに指定された文字列をファイル名とし
て、指定されたファイルの内容をメッセージボディに設定します。
既定値はtextです。
--msgbody
メッセージボディ。TextMessageの場合、-msgbodytypeがtextのと
きは、指定された文字列をボディそのものとして設定し、fileのと
きは指定された文字列をファイル名として、指定されたファイルの
内容をメッセージボディに設定します。Messageの場合、メッセー
ジボディはありません。指定されていても無視します。
BytesMessageの場合、メッセージボディタイプはfileのみ有効です
。指定されたファイルの内容をバイト配列に変換して設定します。
--msgpersistent
JMSDeliveryModeヘッダの値。メッセージを永続化するかどうかを
指定します。有効な値は、PERSISTENT(永続)、NON_PERSISTENT(非
永続)です。既定値は、PERSISTENTです。
--msgexpiration
JMSExpirationヘッダの値。メッセージの有効期限(ミリ秒)を指定
します。0は有効期限がなく、破棄されません。既定値は0です。
--msgpriority
JMSPriorityヘッダの値。メッセージの優先順位(0-9)を指定します
。最も低い優先度が0で、最も高い優先度が9です。既定値は4です
。
--msgcorrelationid
JMSCorrelationIDヘッダの値。メッセージを別のメッセージとリン
クする場合のIDを指定します。指定できるのは、文字列のみです。
--msgreplyto
JMSReplyToヘッダの値。応答用送信先(メッセージを受信したコン
シューマが返信する送信先)を指定します。
--msgreplytotype
JMSReplyToヘッダで指定した応答用送信先のタイプ。有効な値は
topic、queueです。
--msgjmstype
JMSTypeヘッダの値。セレクタなどで利用するための任意の文字列
を指定します。
--msgdelaytime
配信遅延時間を指定します。WebOTX JMS固有の拡張機能で、相対時
間(秒)での指定のみ可能です。既定値は0(遅延時間なし)です。
--property
メッセージプロパティです。<プロパティ名>=<値>の形式で指定し
ます。設定可能なプロパティ値は、Stringのみです。
オペランド
dest_name
JMS送信先の名称。
使用例
例1: send-jms-messageの使用法
otxadmin> send-jms-message --user admin --password adminadmin --host localhost --port 6212 --msgtype TextMessage --msgbody "sample message" MyPhysicalQueue
コマンド send-jms-message は正常に実行されました。
終了ステータス
0 コマンド実行成功
1 コマンド実行失敗
関連事項
create-jmsdest(1),
list-jmsdest-messages(1)