WebOTX Manual V10.2 (第4版) 目次を表示 |
プロセス名 (上段:Windows) (下段:UNIX/Linux) |
Windowsサービス名 | 説明 |
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WOAgentSvc.exe | WebOTX AS <バージョン番号> Agent Service | Windowsのみに存在する、WebOTX Application Serverを管理するエージェントサービスのためのプロセス。 |
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httpd.exe | WebOTX WebServer<xx> <domain名> | インストール時に「WebOTX Webサーバ」を選択した場合に存在する、WebOTX Webサーバ用のサービスプロセス。 |
httpd |
プロセス名 (上段:Windows) (下段:UNIX/Linux) |
説明 |
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javaw.exe | 運用管理エージェントのJava VMです。 異常終了した場合、管理ドメインへのアクセスができなくなりますが、ユーザドメインは利用できます。 復旧はWebOTXサービス再起動を行う必要があります。 再起動方法については[サービスの起動停止 > サービスの起動・停止方法 ]を参照ください。 引数に「-Dwebotx.funcid=agent -Ddomain.name=admin」という文字列が指定されているのでそれが目印になります。 UNIXにおけるカレントディレクトリは${INSTANCE_ROOT}/configです。 |
java | |
rotatelogs.exe | エージェントプロセスの標準出力・標準エラー出力先ファイルをローテーションさせるためのプロセスです。 詳細は[ ログ > WebOTXのログ > 運用管理 > server.log、server_err.log ] を参照してください。 |
rotatelogs |
ドメインを起動すると以下のプロセスが起動します。複数ドメインを起動した場合は、同一名のプロセスが複数起動します。
プロセス名 | 説明 | ||||||||||||
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javaw.exe(Windows) java(UNIX) |
エージェントプロセスのJava VMです。 異常終了した場合、該当ドメインへのアクセスができなくなります。速やかにドメイン再起動を行う必要があります。 再起動方法については[ドメインの起動・停止]を参照ください。 引数に「-Dwebotx.funcid=agent -Ddomain.name=${DOMAIN_NAME}」という文字列が指定されますのでそれが目印になります。 UNIXにおけるカレントディレクトリは${INSTANCE_ROOT}/configです。 |
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rotatelogs.exe(Windows) rotatelogs(UNIX) |
エージェントプロセスの標準出力・標準エラー出力先ファイルをローテーションさせるためのプロセスです。 詳細は[ ログ > WebOTXのログ > 運用管理 > server.log、server_err.log ] を参照してください。 |
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httpd.exe(Windows) httpd(UNIX) |
HTTPサーバのデーモンプロセス。 インストール時に「WebOTX Webサーバ」を選択した場合に有効です。Webサーバを起動すると動作します。常時親プロセス(監視プロセス)と子プロセス(HTTPサービスデーモン)で構成されており、子プロセスが異常終了した場合、親プロセスは子プロセスを再起動します。異常終了時はHTTPサーバの再起動が必要です。 再起動方法については[ドメイン上で動作するサービスの起動・停止 > 各サービスの起動・停止方法]を参照ください。 UNIXにおけるカレントディレクトリは${INSTANCE_ROOT}/です。 |
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wojmsbrokersvc.exe(Windows) wojmsbrokerd (UNIX) |
JMS管理プロセス。 JMSを起動すると動作します。異常終了時はJMSの再起動が必要です。再起動方法については[ドメイン上で動作するサービスの起動・停止 > 各サービスの起動・停止方法]を参照ください。 |
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java.exe (Windows) java (UNIX) |
JMSデーモンプロセス。 JMSを起動すると動作します。異常終了時はJMSの再起動が必要です。 再起動方法については[ドメイン上で動作するサービスの起動・停止 > 各サービスの起動・停止方法]を参照ください。 引数に「-Dwebotx.funcid=jms -Ddomain.name=${DOMAIN_NAME}」という文字列が指定されますのでそれが目印になります。 UNIXにおけるカレントディレクトリは${INSTANCE_ROOT}/configです。 |
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oad.exe (Windows) oad (UNIX) |
CORBAオブジェクト活性化デーモンプロセス。 Object Brokerを起動すると動作します。異常終了時は新たなIIOP通信(RMI/IIOP)が行えなくなります。異常終了時はObject Brokerの再起動が必要です。 再起動方法については[ドメイン上で動作するサービスの起動・停止 > 各サービスの起動・停止方法]を参照ください。 UNIXにおけるカレントディレクトリは${INSTANCE_ROOT}/configです。 |
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namesv.exe (Windows) namesv (UNIX) |
CORBA名前サーバデーモンプロセス。 Object Brokerを起動すると動作します。 異常終了時はオブジェクトの取得が行えなくなりIIOP通信ができなくなります。 異常終了時はObject Brokerの再起動が必要です。 再起動方法については[ドメイン上で動作するサービスの起動・停止 > 各サービスの起動・停止方法]を参照ください。 UNIXにおけるカレントディレクトリは${INSTANCE_ROOT}/configです。 |
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java.exe (Windows) java (UNIX) |
CORBA Java自動起動デーモンプロセス。 Object Brokerを起動すると動作します。異常終了時はJavaアプリケーションの自動起動ができなくなります。また、ライセンスの取得もできなくなるため、IIOP通信のコネクション数に制限が発生します。 異常終了時はObject Brokerの再起動が必要です。再起動方法については[ドメイン上で動作するサービスの起動・停止 > 各サービスの起動・停止方法]を参照ください。 引数に「-Dfuncid=oadj -Ddomain.name=${DOMAIN_NAME}」という文字列が指定されますのでそれが目印になります。 UNIXにおけるカレントディレクトリは${INSTANCE_ROOT}/configです。 |
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rcssv.exe(Windows) rcssv(UNIX |
Transactionサービスで提供するC++アプリケーション用のリカバリプロセス(RCS)
(Expressでは使用しません) Transactionサービスを起動すると動作します。異常終了時はトランザクションの開始が行えなくなります。 異常終了時はTransactionサービスの再起動が必要です。再起動方法については[ドメイン上で動作するサービスの起動・停止 > 各サービスの起動・停止方法]を参照ください。 引数に「rcsid=XXX」という文字列が指定されますのでそれが目印になります。 UNIXにおけるカレントディレクトリは${INSTANCE_ROOT}/logs/TSです。 |
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tpmMain.exe(Windows) tpmMain(UNIX) |
TPモニタ子プロセスです。 Standard で動作します。 異常終了した場合TPモニタの機能が利用できなくなります。 UNIXにおけるカレントディレクトリは${INSTANCE_ROOT}/logs/tpsystemです。 |
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oltpad.exe(Windows) oltpad(UNIX) |
TPモニタ運用管理プロセスです。 Standard で動作します。 異常終了した場合、一時的にStandard の一部運用操作がエラーとなりますが、自動的にプロセスが再起動され復旧します。 UNIXにおけるカレントディレクトリは${INSTANCE_ROOT}/logs/tpsystemです。 |
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systpp.exe(Windows) systpp(UNIX) |
TPモニタsystppプロセスです。 Standard で動作します。 異常終了した場合、一部運用操作(起動、停止など)が不可となります。異常終了時はTPシステムの再起動が必要です。 |
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jnlwrt.exe(Windows) jnlwrt(UNIX) |
TPモニタジャーナルライタプロセスです。 Standard で動作します。 異常終了した場合、ジャーナルの採取が不可となります。異常終了時はTPシステムの再起動が必要です。 |
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iioplsn.exe(Windows) iioplsn(UNIX) |
TPモニタIIOPリスナプロセスです。 Standardで動作します。
異常終了時はIIOPリスナとの通信が不可となります。全てのクライアントからのアクセスができなくなります。異常終了時はTPシステムの再起動が必要です。 UNIXにおけるカレントディレクトリは${INSTANCE_ROOT}/logs/tpsystemです。 |
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ajplsn.exe(Windows) ajplsn(UNIX) |
TPモニタAJPリスナプロセスです。 Standardで動作します。
異常終了時はAJPリスナとの通信が不可となります。全てのクライアントからのアクセスができなくなります。異常終了時はTPシステムの再起動が必要です。 UNIXにおけるカレントディレクトリは${INSTANCE_ROOT}/logs/tpsystemです。 |
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wosystpp.exe(Windows) wosystpp(UNIX) |
TPモニタWebOTXシステムTPPです。 Standard で動作します。 異常終了時はクライアント情報の取得が不可となります。異常終了時はTPシステムの再起動が必要です。 |
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THTPPCTL_2010.exe (Windows) THTPPJAVA2 (UNIX) |
サーバAPのTPPです。 Standard で動作します。言語や利用機能によりモジュール名が変わります。
UNIXにおけるカレントディレクトリは${INSTANCE_ROOT}/logs/tpsystemです。 |
ツールなど単独で動作可能なプロセスです。複数起動した場合は、同一名のプロセスが複数起動します。
プロセス名 | 説明 |
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java.exe(Windows) java(UNIX) |
運用管理コマンド(otxadmin)のプロセスです。 引数に「-Dwebotx.funcid=otxadmin」という文字列が指定されますのでそれが目印になります。 |
javaw.exe(Windows) java(UNIX) |
統合運用管理ツール(otxadmingui)のプロセスです。 引数に「com.nec.webotx.admingui.AdminGUIStandAlone」という文字列が指定されますのでそれが目印になります。 |
WebOTX Application Server のサービス(またはスクリプト)と各プロセスの関係図を以下に記します。
Windows版 Express プロセス構成図
Windows版 Standard プロセス構成図
UNIX版 Express プロセス構成図
UNIX版 Standard プロセス構成図