WebOTX Manual V10.2 (第4版) 目次を表示 |
プロセスグループの状態が「起動処理中」のまま長く続き、プロセスの再起動が繰り返され、いくら待ってもプロセス起動が完了しないという場合、本障害に該当している可能性があります(再起動回数が2以上に設定されている場合)。アプリケーションプロセスの起動を試みても、すぐに停止してしまう(プロセスグループのアイコンが赤になる)場合も、起動処理中に例外が発生している可能性があります。
WebOTXのログagent.logに、以下のメッセージが出力されることがあります。
OTX07140002 TPAへのコマンド要求がエラーになりました:Sat Mar 12 17:37:42 2005 TPS12-01101 識別名が存在しません: <アプリケーショングループ名>.ped アプリケーショングループ名>
以下のメッセージがイベントログ・syslogにでます。Javaアプリケーションの場合、スタックダンプがAPログおよびシステムトレースにでます。
OTXM: <システム名>:<プロセスグループ名>:<プロセスID>: I:1:TPS10-00402 ACCEPTED ABNORMAL TERMINATION REQUEST FROM TPP. TX-GROUP <プロセスグループ名> <プロセスID>
以下のメッセージがイベントログ・syslogにでます。Javaアプリケーションの場合、スタックトレースがAPログおよびシステムトレースにでます。
OTXM: <システム名>:<プロセスグループ名>:<プロセスID>: E:1:TPS10-11001 THREAD INFOMATION INIT ERROR. CODE:x TX-GROUP <プロセスグループ名> <プロセスID>
以下のメッセージがイベントログ・syslogにでます。詳細は、 [ プロセス起動・停止時間超過への対応 ] を参照して下さい。
TPS10-11101, TPS15-01312
イベントログ・syslogを確認してください。
APログに出力されたスタックトレースを確認してください。(Javaアプリケーションの場合)
イベントログ・syslogにTPS10-00402が出力されている場合は、以下の処理で例外している可能性がありますので確認してください。
イベントログ・syslogにTPS10-11001が出力されている場合は、以下の処理で例外している可能性がありますので確認してください。
また、APトレースに以下のエラーログが出力されていないか確認して下さい。
この場合APトレースに出力されたエラーログより障害を解析してください。各ログについては、 [ 構築・運用 > ログ ] を参照してください。
イベントログ・syslog、APログから例外の原因を特定してください。
例外がタイミングによるものであれば、プロセス再起動回数を2以上に設定することにより自動的に復旧される可能性があります。
イベントログ・syslog、APログから例外の原因を特定し、APの処理を修正してください。
TPS10-00402、TPS10-11001、TPS15-01107