WebOTXとTPBASEをWindows OSの同一マシンで起動する
同一Windows マシンにおいて、WebOTX とTPBASE を同時起動する場合について記載します。
1. 注意事項
WebOTX とTPBASE 両方に存在するコマンド(contps 等)を実行する場合、以下の制限がありますのでご注意ください。
[WebOTX 運用環境に対してコマンドを実行する場合]
contps コマンドなど、TPBASE 運用環境にも存在するコマンドをMS-DOS プロンプトから実行する場合、以下のいずれかの条件にあった形で実行してください。
- "${AS_INSTALL}\Trnsv\command"ディレクトリ直下でコマンドを実行する
- コマンドを実行する時には必ずコマンドのフルパス名(${AS_INSTALL}\Trnsv\command\contpsなど)を指定して実行する
[TPBASE 運用環境に対してコマンドを実行する場合]
MS-DOS プロンプトからTPBASEのコマンド類(contps 等)を利用する場合、以下の点に注意してください。
- MS-DOS プロンプトに設定するPATH 変数は、WebOTX へのパスよりもTPBASE へのパス設定を先に定義しておく必要があります。
- "${AS_INSTALL}\Trnsv\bin"または"${AS_INSTALL}\Trnsv\command"ディレクトリ直下で、TPBASE 関連コマンドを実行しないように注意してください。
上記ディレクトリ と <TPBASEインストールディレクトリ>\bin 配下には、contps.exe コマンド等の同名実行モジュール、ならびにライブラリが存在しています。PATH 変数にTPBASE インストールディレクトリへのパスをWebOTX へのパスより先に設定していても、コマンド実行時のカレントディレクトリに同名ファイルが存在する場合、カレントに存在するファイルが優先的にロードされます。
このため、${AS_INSTALL}\Trnsv\bin 配下でcontps コマンドなどを実行した場合、TPBASE ではなくWebOTX のコマンドが実行されますのでご注意ください。
関連情報
なし