クライアントのWebブラウザに応答が返らなくなった場合の対処

応答が返らなくなった場合、次のステップで原因の調査をしてください。

  1. Webコンテナ(WebOTXのドメイン)が動作するJava VMのプロセスが動作しているかを 確認します。
    Java VMのプロセスが動作していない場合には、なんらかの原因により Java VMのプロセスが 異常終了していることが考えられます。coreファイルなどのプロセスのダンプファイル、 hs_err_pidxxx.logファイルが出力されていれば、これらを調査します。
    原因としては、メモリ不足やJava VMのHotSpotコンパイルのエラーが考えられます。ログに ”OutOfMemory”が出力されている場合には、メモリ不足ですのでJava VMへのメモリの割り当てを 増やすことを検討してください。詳細は、[OutOfMemoryError への対応]、[異常終了への対応]を参照してください。

  2. Webコンテナ(WebOTX のドメイン)が動作するJava VMのプロセスが動作している場合は、 Webコンテナの動作状況をスレッドダンプにより確認します。
    UNIXであれば、WebOTXのドメインのプロセスに対して、「kill -3 <pid>」を実行することにより、 スレッドダンプがログに出力できます。スレッドダンプの取得の詳細は、 [Java VMのスレッドダンプ取得]を参照してください。
    スレッドダンプを複数回取得し、その結果から、資源に対するデッドロックが起こっていないか、 同じ処理がループしていないかを確認します。[無応答障害 (デッドロック)への対応]を参考にしてください。


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