WebOTX Manual V10.2 (第4版) 目次を表示 |
JSPファイルにアクセスすると次のエラーが発生する事があります。
The code of method _jspService(HttpServletRequest, HttpServletResponse) is exceeding the 65535 bytes limit Stacktrace:
JSPファイルにアクセスすると、JSPファイルからclassファイルを得るためにWebOTXはJavaファイルを生成します。Javaの仕様として1メソッドのサイズの上限は64KBまでという制限がありますが、上記エラーはこの制限に抵触した事を示します。
この場合、可能であればJSPファイルを分割する、includeディレクティブを利用して実行時に読み込むという対応がありますが、JSPファイルを変更できない場合は生成するJavaファイルのコード量を削減するために次の対策をお試しください。
paramater-name | paramater-value |
---|---|
genStringAsCharArray | true (false) |
mappedfile | false (true) |
trimSpaces | true (false) |
それぞれのパラメータの効果は次の通りです。
設定は次のファイルでinit-paramとして指定します。
{WebOTXインストールディレクトリ}/config/default-web.xml
<servlet> <servlet-name>jsp</servlet-name> <servlet-class>org.apache.jasper.servlet.JspServlet</servlet-class> <init-param> <param-name>{paramater-name}</param-name> <param-value>{paramater-value}</param-value> </init-param>
ファイルを保存したら設定を反映するためドメインを再起動してください。
なお、この設定で必ず回避できるわけではありません。この設定を行っても同様のエラーが発生する場合は、JSPファイルを分割する、includeディレクティブを利用して実行時に読み込むという対応をご検討ください。