WebOTX Manual V10.2 (第4版) 目次を表示 |
Webアプリケーションの表示で文字化けが発生する場合、次のステップで原因の調査と 対処をしてください。
Servletで、Content-Typeによるcharsetを正しく指定(出力)しているか確認します。
Webブラウザが表示する文字コードを判断するのにContent-Typeを使用します。Servletが
出力する文字のコードを Content-Typeによるcharsetで正しく指定する必要があります。
機種依存文字などを出力する際には、charsetに”Windows-31J”を指定します。
JSPで、pageディレクティブで、contentTypeを正しく指定しているか確認します。
Servletと同様に、出力する文字コードをcontentTypeで指定します。
Servletと同様、機種依存文字などを出力する際には、charsetに”Windows-31J”を指定します。
JSPで、pageディレクティブでpageEncodingを正しく指定しているかを確認します。
pageEncodingは、JSP自体がどのコードで記述されているかを示します。
<web-app .... <jsp-config> <jsp-property-group> .... <page-encoding>Windows-31J</page-encoding> </jsp-property-group> </jsp-config> .... <servlet> .... </servlet> </web-app>
otxadminコマンドによる文字コード指定例を次に示します。
全Webアプリケーション対象のレスポンス文字コード指定
otxadmin> set server.web-container.property.priority-response-encoding=EUC_JP
全Webアプリケーション対象のJSPファイル読み込み文字コード指定
otxadmin> set server.web-container.property.priority-jsp-in-encoding=EUC_JP
全Webアプリケーション対象のJSPファイル出力文字コード指定
otxadmin> set server.web-container.property.priority-jsp-out-encoding=EUC_JP
Internet Explorer でコンテンツの表示中に表示エンコードの自動選択を有効にすると文字化けが発生する
Internet Explorer で、誤った文字セットを使用して HTML ページがレンダリングされる